2025年2月4日火曜日

旧細田家住宅「きな粉雑煮を食べる会」

先週の土曜日に、奈良俱楽部斜め向かいの「旧細田家住宅」で「 きな粉雑煮を食べる会」が催されました。

ここ2~3年はSNSなどの影響で、奈良のお雑煮と言えば、『白味噌仕立てのお雑煮の中からお餅を取り出して、きな粉の盛った別皿にそのお餅を入れて、きな粉をまぶしていただく』という、いわゆる「きな粉雑煮」がよく知られるようになってきました。

奈良のお雑煮として有名になりつつあるきな粉雑煮ですが、奈良県人皆さんがたべているというようではありません。
参加者の方も奈良市民でありながら食べたことがない人もいて、今回初めて食することにワクワクしながら参加されていました。

きな粉雑煮が脚光を浴びるまで、私自身(京都府の南の端の木津川市出身)も実はその存在を知らなかったし、それから数えるほどしか食べたことがないので(でもとっても美味しかった記憶があります)、今回の旧細田家住宅の企画に参加できて、参加者の皆さん(ご実家が九州や関東の方が多かった印象)と自分のお家のお雑煮を語り合いながら、和気藹々ときな粉雑煮をいただけて心もお腹も大満足でした。

何より講師の「旅籠長谷川」さんご主人の作るきな粉雑煮が、格別の美味しさだったことも!

「旅籠長谷川」さんでは、きな粉雑煮や朴葉めし、おかずがセットになったランチを3月末まで提供中です。(ランチのみの利用も可)

では、きな粉雑煮にはどのような食材が入っているのでしょうか。
奈良俱楽部のお雑煮と同じで、白の丸餅を焼いていれます。祝い大根(お正月にしか出回らないので、この日は普通の大根でした)、金時人参、里芋までは一緒でしたが、その他に、四角く大きめに切った豆腐が入ってました。
四角で白い豆腐は蔵に見立てて、お金が溜まりますようにの願いが込められているそうです。昆布出汁に白みそのお雑煮の中で白味噌が絡まり少し甘くなったお餅をきな粉につけて味の変化を楽しみながらいただくのがポイントです。

ちなみに、奈良倶楽部では「井上本店イゲタ醤油」の白味噌(大鉄砲)を使っています。長谷川さんも井上本店の白味噌だとおっしゃってました。

2025年2月3日月曜日

二月堂*豆まき

今年は2月2日が節分になります。
午後2時から行われる二月堂の豆まきに、お世話になっている先生が年女で福豆をまかれるということで、勝手に取材班と称して行ってまいりました。

二月堂から下を見ると、すでにいっぱいの人!
昨年から2回転でまかれることになったそうで、二巡目の人達の列も長く続いています。

ちょうど準備が整い出てこられたところで、ご一緒に記念撮影。


登廊脇の蝋梅が見事に咲き誇ってます。
特設会場からの豆まきの前に、二月堂でまずは僧侶の方々と般若心経と十一面観音さまのご真言。
そして年女年男の皆さんが舞台から「鬼は外〜福は内〜」と豆まきをして、三月堂前の広場に設置された特設会場へ。
早くから並んだ方がエリア内に入れます。コロナ前より入場人数を少なくして2回転にされたようです。 
年女年男の皆さんが楽しそうに福を撒いてくださってます。
1回目が終わって、たくさんの豆やお饅頭や鈴をgetした人達から、御福分けの鈴をいただきました。どうもありがとうございました。

2025年2月2日日曜日

2月の「路地ぶら ならまち・きたまち」

2月になりました。
1月2月の土日に開催される「路地ぶら ならまち・きたまち」。
まずは、2月にお参りできるきたまちの「念聲寺」に行って来ました。 

25年前のことですが、こちらの「船御光地蔵尊」↓をスケッチさせてもらったことがあり、懐かしく思い出していました。 鎌倉時代末期に渡来系の石工(おそらく伊氏?)が建立されたようです。 

本堂を拝観するのは初めてです。
浄土宗のお寺で阿弥陀如来坐像、脇侍の観音菩薩、勢至菩薩の阿弥陀三尊像にお参りさせていただきました。(撮影可)
また、期間中は中庭の文学碑(由縁斎歌塚)が公開されています。
この歌塚についてや、お寺のご由緒などが手書きで本堂に掲示されていました。
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この他に、きたまちエリアでは五劫院、空海寺が拝観できます。
五劫院は本堂の拝観ができ、空海寺は境内のみの拝観です。
期間中、五劫院では「涅槃図」が公開されます。
空海寺では瞑想体験や法話なども企画されているのですが、すでに満席となっているようです。

ならまちエリアのお寺も、この機会に拝観したいところばかりですので、できるだけ廻ってみたいと思っています。
「路地ぶら ならまち・きたまち」の詳細はHPを参照ください。

2025年2月1日土曜日

大神神社の巳さん

 1月の終わりに大神神社へ。

今回は、お鏡料を納めるといただける福餅引換券でお餅をいただきに。のし餅みたいですが大変美味しいお餅で、お正月のお参りの楽しみになってます。

「日本書紀」にへびの姿で現れたという記述がある神様、大物主大神をお祀りしている大神神社で、蛇は「巳さん」と親しみを込めて呼ばれており、福徳をもたらす霊威として崇められています。
巳年の今年は、1月の終わりの平日でも参拝者で大変な賑わいでした。

さて、少し古い写真ですが、巳年繋がりで以前に大神神社で見かけた白蛇様の写真を再掲します。

2016年7月1日に大神神社の参道脇で撮った白蛇さま。
当時のブログにも書きましたが、凄い人だかりで何事かと覗いたらいらっしゃった白蛇さま。みんな順番に譲り合って記念撮影したのを覚えています。あれ以来、巳さんにはお目にかかってませんが、何となく縁起がいいような気がする遭遇でした。 

帰りはいつものように
大美和の杜↓からと、久延彦神社から↑大和三山を見渡して深呼吸。
心を静めて、気持ちをすっきりさせて帰りました。