2021年10月31日日曜日

「いまなら。」クーポン受付始まってます

県内のお宿を利用した宿泊プランが割引きになる
奈良県民限定「いまなら。キャンペーン2021」。
ご利用開始期間はまだ未定ですが、「はがきクーポン」の申込受付が始まっています!応募期限は11/8まで。
(ハガキ応募は11/8必着、専用サイトからの応募は11/8  23:59まで)

詳細は「いまなら。キャンペーン2021」のサイトをご覧下さい。
小さなホテル奈良倶楽部もキャンペーンに参画しています。
宿泊料金が6000円以上(10000円未満)なので割引額は3000円です。
(※宿泊者全員のワクチン2回接種証明書提示で3000円割引・通常は2000円割引となります。)
どうぞよろしくお願い申し上げます。

2021年10月30日土曜日

11月のお出かけ情報②~秘宝秘仏公開

秋の奈良は特別公開のシーズンです。
お出かけの参考にしていただければと思います。

<<公開中の秘宝秘仏は・・・>>

◇~11/3 吉田寺 「多宝塔本尊秘仏大日如来」特別開扉 
多宝塔(室町時代)内部の秘仏「大日如来坐像」が公開

問合せ:0745-74-265 

◇~11/7 浄瑠璃寺「三重塔・薬師如来坐像特別公開」
※雨天、荒天時は中止
問合せ:0774-76-2390

◇~11/7  海住山寺「国宝五重塔特別開扉」※雨天、荒天時は中止

◇~11/14 霊山寺薬師三尊像、秋薔薇と秘仏宝物展
バラ庭園 8:00~17:00 本堂(秘仏宝物展)10:00~16:00
問合せ:0742-45-0081

◇~11/14 信貴山朝護孫子寺
国宝信貴山縁起絵巻~延喜加持の巻~特別公開
問合せ:0745-72-2277

◇~11/15 頭塔「史跡頭塔公開」
問合せ:0742-27-9866

◇~11/15 不空院不空羂索観音坐像」 
問合せ:0742-26-2910

◇~11/15  法華寺「十一面観音像特別開扉」
◇~11/15  法華寺「慈光殿特別公開」
問合せ:0742-33-2261

◇~11/15 海龍王寺「十一面観音像特別開扉」
弘法大師筆「隅寺心経」なども特別公開
問合せ:0742-33-2261

◇~11/15  西大寺「愛染明王像特別開扉」
問合せ:0742-45-4700

◇~11/22  法隆寺夢殿救世観音特別開扉
問合せ:0745-75-2555

◇~11/23 興福寺「五重塔初層特別公開」
問合せ:0742-22-7755

◇~11/28  海住山寺「本堂内文化財公開」
問合せ:0774-76-2256

◇~11/28  榮山寺「本尊 薬師如来特別開扉」
◇~11/28  榮山寺「八角円堂内内陣装飾画特別拝観」
問合せ:0747-24-0065

◇~11/30 9:00~17:00 長岳寺大地獄絵開帳
住職による現代風絵解き説法も随時行なわれます。
問合せ:0743-66-1051

◇~11/30 金峯山寺「秘仏本尊 金剛蔵王大権現」特別開帳
問合せ:0746-32-8371

◇~11/30 當麻寺中之坊
「新造顕・弥勒菩薩像と弥勒菩薩画像特別公開」
問合せ:0745-48-2001

◇~11/30 おふさ観音「秘宝生き人形 特別公開」
問合せ:0744-22-2212

◇~11/30 安倍文殊院秋の寺宝展
一般公開されていない金閣浮御堂の内陣を参拝することができる。
問合せ:0744-43-0002

◇~11/30 不退寺「秋期秘宝特別展」
在原業平画像開扉、伊勢物語公開、古今和歌集、六歌仙の公開
問合わせ:0742-22-5278

◇~11/30 9:00~16:00 大安寺十一面観音像特別開扉
癌封じの本尊として名高いです。
問合せ:0742-61-6312

◇~11/30 9:00~16:30 浄瑠璃寺「秘仏吉祥天女像特別公開」
問合せ: 0774-76-2390

◇~11/30 8:30~16:45  岩船寺「秘宝特別公開」
岩船寺三重塔初層特別開扉は10・11月の毎土日祝日
(雨天・荒天時は塔開扉中止の場合あり)
問合せ:0774-76-3390

◇~12/5 岡寺本堂内々陣お扉特別開扉
問合せ:0744-54-2007

◇~12/5 9:30~16:00 長谷寺本尊大観音尊像特別拝観
期間中、大正時代建立の和洋折衷の本坊大講堂公開。

◇~12/5  8:30~16:30 談山神社秋の社宝特別展
問い合せ:0744-49-0001

◇~12/25 松尾寺
日本唯一の舎人親王像公開」「千手観音像トルソー
問合せ:0743-53-5023

◇〜2022年1/16 薬師寺「特別公開」
平山郁夫画伯奉納「大唐西域壁画」(玄奘三蔵院伽藍)
食堂特別公開」「西塔初層特別開扉」
問合せ:0742-33-6001

<<今月から特別公開されるものは・・・>

◇11/1~11/3  8:00~17:00 法隆寺上御堂特別開扉
普段非公開の上御堂(鎌倉時代)を開扉。
中には平安時代の釈迦三尊像(国宝)が安置されています。
問合せ: 0745-75-2555

◇11/1~11/7 福智院「宝冠の十一面観音立像」
9:00~16:30(入堂は16:00まで) 
問合せ: 0742-22-1358 

◇11/1~11/7  法輪寺「聖徳太子絵伝と寺宝展」 
問合せ:0745-75-2686

◇11/1~11/10 當麻寺奥院「綴織 當麻曼陀羅 平成本特別開帳」
問合せ:0745-48-2008 

◇11/1~11/30 9:00~16:30 聖林寺「秘宝・マンダラ展」
秘宝のマンダラ約15点を展示
問合せ:0744-43-0005 

◇11/1~11/30 13:00~16:00  弘仁寺秘仏本尊虚空蔵菩薩像
◇11/1~11/30 13:00~16:00  弘仁寺「唐草文三足双耳香炉
問合せ:0742-62-9303

◇11/2~11/18 如意輪寺「後醍醐天皇御霊殿御自作像特別開帳
問合せ:0746-32-3008 

◇11/3 9:00~16:00 松尾寺「秘仏厄除観音特別開扉」
年に一度秘仏の本尊「厄除千手千眼観世音菩薩」を公開 
問合せ:0743-53-5023

◇11/3 10:00~16:00 霊山寺「三重塔特別開扉」
普段非公開の三重塔の初層の扉を特別に開扉。 
内部壁画を拝観することが出来る一年に一回の機会。
問合せ:0742-45-0081 

◇11/3と11/6・11/7 現光寺「本尊・十一面観音坐像」
問合せ:0774-76-2256

◇11/3~12/5 正暦寺「薬師如来倚像」
問合せ:0742-62-9569

◇11/6~11/14 法起院「長谷庚申・秘仏青面金剛像御開帳」
問合せ:0744-47-8032 

◇11/12~11/18 帯解寺「秘仏秘宝特別開帳」
問合せ:0742-61-3861

◇11/13~11/21 櫻本坊「天武天皇御神像特別開帳」
問合せ:0746-32-5011 

◇11/13~11/28  當麻寺奥院「大方丈襖絵特別公開」
問合せ:0745-48-2008

◇11/16 13:30~15:00 當麻寺中之坊「導き観音ご開帳」
問合せ:0745-48-2001

◇11/16~11/18 如意輪寺「如意連観音菩薩御開帳」
10:00~/10:30~/11:00~/11:30~/13:00~/13:30~/14:00~/14:30~
各時間帯10名までの拝観とします。予約制ではなく当日受付のみ。
問合せ:0746-32-3008

◇11/20~11/22 興福院特別拝観
問合せ:0742-22-2890

◇11/21~11/23  宝山寺「獅子閣」
問合せ:0743-73-2006

◇11/23~11/30  當麻寺西南院「本堂特別開帳」
問合せ:0745-48-2202  

2021年10月29日金曜日

11月のお出かけ情報①~寺社伝統行事

  11月に行われる奈良の寺社伝統行事のご案内です。

◇11/1~11/22 9:00~16:00 如意輪寺菊まつり
11/2の後醍醐天皇御生誕日に法要
11/2~11/18 後醍醐天皇御霊殿ご自作の木造特別公開
問合せ:0746-32-3008

◇11/2 14:00~ 大安寺開山忌 大般若転読法要
※コロナ禍のため入堂制限あり(本堂50席程度)
問合せ:0742-61-6312

◇11/2 9:30~13:30 宝山寺「仏名会」
問合せ:0743-73-2006

◇11/2 天河大辨財天社秋季大祭
11:00~神事 13:00~能楽奉納
※参列希望の場合はお電話で要申込(50名限定)
問合せ:0747-63-0558

◇11/3 安倍文殊院十一面観音法要
問合せ:0744-43-0002

◇11/3 10:30~  金剛寺菊薬師会式」大般若経転読法要
問合せ:0747-23-2185

◇11/3 14:00~ 信貴山朝護孫子寺柴灯護摩供野外火渡大祈願会 」
問合せ:0745-72-2277

◇11/3  墨坂神社「秋祭渡御行列」
問合せ:0745-82-0114

◇11/3  談山神社けまり祭
※秋の蹴鞠祭は今年も開催中止になっています。
問合せ:0744-49-0001

◇11/3 春日大社文化の日萬葉雅楽会
※今年は関係者のみで開催されます。
問合せ:0742-22-7788

◇11/6 海龍王寺布薩の行法
※今年も中止になりました。
問合せ:0742-33-5765

◇11/13  慈眼寺「十夜柿供養まつり」 
問合せ:0742-26-2936

◇11/13  法隆寺「慈恩会」
問合せ:0745-75-2555

◇11/13 興福寺「慈恩会」 
※今年は非公開で厳修。一般参列・付近での聴聞もできません。
問合せ:0742-22-7755

◇11/14 13:00~ 櫻本坊天武天皇御神徳奉賽神事
問合せ:0746-32-5011

◇11/14 10:30~ 大神神社醸造安全祈願祭(酒まつり)
(11/13 9:00から拝殿の大杉玉の掛けかえ)
 問合せ:0744-42-6633

◇11/17 10:30~ 談山神社「談山神社例大祭 」
問合せ:0744-49-0001

◇11/22 17:00~ 石上神宮「鎮魂祭 」
問合せ:0743-62-0900

◇11/27 13:00~14:00 金峯山寺愛染堂大祭 
問合せ:0746-32-8371

 ※10/25現在でわかる範囲を記載しています。
当日ご参拝予定の方はHPなどで確認の上、コロナ感染症対策をしっかりしてお出かけください。よろしくお願いします。

2021年10月28日木曜日

奈良国際映画祭×きたまちといろ/映画上映

「きたまちといろ」開催中の11/23、24の二日間、バスターミナルレクチャーホールで、奈良が舞台の映画の上映会を行います。

「大仏様と子供たち」11/23(祝)10:00   11/24(水)14:00
「麦秋」      11/23(祝)17:00   11/24(水)10:00
「好人好日」      11/23(祝)14:00   11/24(水)17:00
今回は全作、貴重なフィルム上映です。

映画は事前予約制です。当日券があれば当日販売もしますが、席数が少ないため事前購入をお奨めします。事前購入はこちらから

「好人好日」
奈良女子大名誉教授で数学者の岡潔がモデルの映画です。
二月堂や墨の古梅園、旧奈良市役所などが登場します。
主演:笠智衆・淡島千景・岩下志麻

「麦秋」
小津安二郎のホームドラマ。
奈良県でロケがあり耳成山が登場します。 
主演:原節子。

「大佛さまと子供たち」
きたまちや東大寺が登場します。
23日の10時からの上映後には、東大寺塔頭龍松院の筒井長老と倉橋みどりさんのミニトークショーも予定しています!
2016年に映画を鑑賞したブログ内過去記事はこちら

11/22、11/23にご宿泊のお客様、是非どうぞご覧下さいませ!

2021年10月27日水曜日

11/7~11/14「奈良町見知ル」

漢字で「奈良町」というと、そのエリアは「ならまち」「きたまち」「高畑」「京終」までとかなり広範囲になります。
その奈良町の個性ある4つのエリアで、歴史的建造物、社寺、生業の場など、まちの魅力となっている「ちょっといいところ」をピックアップして、限定公開や特別企画を行う「奈良町見知ル」というイベントが11/7~11/14の期間に開催されます。

ちょっと見にくいですが、パンフレットを写真に撮ったものです。
写真ではわかりにくいですが、特別公開や特別イベントの情報がまとめられているのでパンフを片手に奈良町のあちこちを巡って下さい。
::
ブログでも簡単に開催日時だけを一覧にまとめてみました。
内容や申込の有無や参加費の有無など詳細はサイトをご覧下さい。

◆特別公開会場と公開日時
「きたまち」
史跡 北山十八間戸 11/13・11/14 9:00~17:00
旧細田家住宅  11/7  10:00~16:00
武蔵野美術大学奈良寮 11/13  11:00~16:00
入江泰吉旧居  11/7・11/9~11/14  9:30~17:00

「ならまち」
松壽堂  11/8~11/11 10:00~16:00    11/12  11:00~16:00
森家住宅  11/7・11/13・11/14   13:00~16:00
佐埜家住宅(ならまち刀剣ショップ杜園)11/12~11/14  14:00~16:00
法徳寺  11/13  14:00~16:00
徳融寺観音堂  11/12~11/14  13:00~16:00
藤岡家住宅  11/13  14:00~16:00

「京終」
璉珹寺  11/11  13:00~16:00

「高畑」
藤間家住宅  11/7~11/14  13:00~16:00(土日のみ11:00~16:00)

◆特別イベントと開催日時
特別イベントは定員制です。予約が必要なイベントは定員に達し次第申込を締め切りますのでご了承ください。予約締切期日以降のキャンセルはキャンセル料が発生する場合があります。予約に関するお問合せは予約先にお問合せください。

「きたまち」
A武田商店  11/10・11/12  10:00~11:30
B工場跡事務室  11/7・11/14  8:00~9:30
C入江泰吉旧居  11/7  11:00~12:00
D古梅園  11/8~11/12  10:30~14:00の間 随時。
E徳融寺  11/7  14:00~16:00

「京終」
F町屋ゲストハウスならまち  11/9・11/10  13:30~14:30
Gハギハラ酒店  11/14  14:30~飛鳥神社の話・15:30~春日講の話
Hいのうえ本店イゲタ醤油 11/12  11:00~12:00
I京終駅  11/11~11/13  13:30~14:00

J不空院  11/7~11/9  13:00~14:00
K鏡神社  11/7~11/9  10:00~11:30

「きたまち」エリアは奈良倶楽部から徒歩圏内のところばかり。
期間中にご宿泊のお客様も是非どうぞお出かけ下さいませ!

2021年10月26日火曜日

奈良博「文化財保存修理所」特別公開

ふだんは一般公開していない奈良国立博物館の「文化財保存修理所」が 12/16に博物館研究員の解説付きで見学できます。(事前申込制)


◆開催日:2016年12月16日(木)
◆時 間:第1回10:00~/第2回13:00~/第3回15:30~
※各回 約90分/いずれの回も同じ内容です。
◆募集人数:各回20名(抽選)
◆申込み:申込画面より必要事項を記入のうえ申込。
◆申込締切:11/21まで。
◆参加費:無料
※修理所の見学は窓越しとなります。工房への入室は不可。
※写真撮影(携帯電話含む)禁止。
◆問合せ:奈良国立博物館 総務課 企画推進係
TEL:0742-22-4450(企画推進係)

2021年10月25日月曜日

豊住書店の思い出*

今月末で閉店となる「豊住書店」さん。 

最近はネットで本を買う習慣がついてしまって、すっかりご無沙汰していますが、20年ほど前の数年間は定期購読している雑誌や語学講座のテキストなどを配達してもらっていました。
近鉄奈良駅に出た帰り道に東向北商店街を通った折には、ちらっと店先を覗いたりしていましたが、それもしょっちゅうという訳でもなく、でも「閉店」と聞くととても寂しく惜しい気持ちでいます。
うちに配達してもらっていた時期は、奈良倶楽部でカフェ&ギャラリーをしていた頃で、お話好きのご主人とよく立ち話をしていたことが懐かしく思い出されます。
奈良倶楽部に置いている韓国の古いものやポジャギから骨董話になって、ご主人は大変な骨董好きで、若いころは中国や韓国の田舎の方へ掘り出し物を買いに行った話など面白おかしく語って下さいます。
店先のショーウインドーの中には、その年の干支にちなんだものをコレクションの中から選んで飾っていて、実はすごい価値のある骨董ものも飾っていたことがあったという話。
それからは通るたびにショーケースの中の置物を覗いて「これはどれくらいの価値のものだろう?」というような尺度で見てしまっている自分にいつも苦笑いしていたことも。
今日は大きな本を買いましたけれど、ブックカバー(書皮というらしいです)をつけてもらいました。
買ったのはこの3冊。
奈良関係の本や歴史、社寺関連の本などが充実していて、じっくりと選ぶ楽しみがありました。
豊住書店さんについては、いずみゆかさんが書かれた「Lmaga」の記事がわかりやすいです→
店主の豊住さんご夫妻のご冥福を心よりお祈りいたします。

2021年10月24日日曜日

東大寺境内通行止め予告看板*

東大寺境内の史跡整備工事の為「歩行者通行止めのお知らせ」看板
11月から二月堂表参道は令和8年3月末まで通行止め。

大仏殿裏の南北の道は令和4年3月末まで通行止めだそうです。
::
生駒山に陽が沈むころのお散歩タイム。
木々が彩り始めて秋の夕べを歩く静かな時間。
::
この週末はお久しぶりのリピーターさん達がお泊り下さって、皆さんそれぞれ久しぶりの奈良を楽しまれていたご様子でした。
その中でちょっと嬉しいお話を聞きました。
何年か前の奈良旅で一人旅同士、朝食の席でお話が弾んだ方と今でも時々メールのやり取りをしていて、奈良を旅することを控えていたコロナ禍も少し落ち着いてきたので「お先に奈良へ行ってきます」とメールをして「また旅の様子を伝えなきゃ」とおっしゃったお客様。
奈良倶楽部で出会った旅人同士がそうして交流を続けて来られたこと、そんな場を提供できていることが嬉しかったです。
どうもありがとうございました。



2021年10月23日土曜日

大和学舎11月期は唐招提寺「餅談義」

これは是非拝見したいとオンライン講座の方を申し込みました!

奈良の歴史文化を深掘りする講座「大和学舎」の11月期講座は、唐招提寺「餅談義」について。
全国各地48種類のお餅が、楽しい節回しで読み上げられるという実演動画も披露してくださるそうで楽しみです。

「大和学舎」11月期講座
日時:11月21日(日)13:30〜16:30(13時開場)
会場:友愛会館9階会議室 (東京都港区芝2-20-12、地下鉄芝公園駅下車すぐ)
内容:①「餅談義」解説と実演(石田太一師=動画)    
         ②南都諸大寺のお正月取材記(小滝ちひろ氏)    
         ③「餅百話」(岡本彰夫先生)
会費:5千円
申込:メール(yamatogakusha@gmail.com)で申込。
   お名前、メールアドレスをお知らせください。
締め切り:11月15日正午
 *YouTubeの見逃し配信もあります。11月24日から(期間未定)で、会費3千円。こちらも上記メールへ。当日参加者は視聴無料です。 
修正会の法要↑と、それに続く餅談義↓
写真は小滝ちひろ氏より提供。
許可を得てブログ掲載させていただいてます。

2021年10月22日金曜日

「秋夜の奈良旅2021」ご案内*

いつまでも暑かった秋の始まりが一晩で急に寒くなってびっくりな先週末でしたが、ようやく秋の気配を楽しめるようになりました。
秋の深まりと共に秋の夜長を楽しむ「秋夜の奈良旅」が、今年も春日大社・興福寺・元興寺の世界遺産三社寺で開催されます。
また、夜間参拝前の夕方には「若草山夜景鑑賞バス」で若草山山頂へもお出かけいただけます。

「春日大社」では御本殿夜間特別参拝と万燈籠特別開催
日程:10/30・11/6・11/13・11/20
時間:10月は17:45~20:00 11月は17:30~20:00

「興福寺」では国宝・五重塔初層内陣夜間特別拝観
日程:10/29・10/30・11/5・11/6・11/19・11/20
時間:17:30~20:00

「元興寺」では国宝極楽堂夜間特別参拝と境内ライトアップ
国宝・禅室の一部扉が開扉され須田剋太画伯の作品展示

日程:10/29~11/20の期間中の金曜・土曜日
時間:18:00~20:00

※今年の「秋夜の奈良旅」には東大寺の参加はありませんが、昨年は毎週金曜夜に新型コロナ禍終息祈願法要と大仏さまへの奉納演奏が行われました。その昨年の様子をYouTubeでこれから毎週順次公開されていかれますのでどうぞご覧ください。→

「奈良若草山トワイライトバス」では夕景と夜景を満喫
日程:10/29~11/20の期間中の金曜・土曜日に運行
運行経路:
【期間中の毎週金曜日】 JR奈良駅(東口4番のりば)16:00発→近鉄奈良駅(奈良交通20番のりば)16:05発→若草山山頂 16:30着…1時間山頂に滞在…17:30発→奈良県庁前 17:53着→近鉄奈良駅 17:55着→JR奈良駅 18:00着
【期間中の毎週土曜日】 JR奈良駅(東口4番のりば)16:00発→近鉄奈良駅(奈良交通20番のりば)16:05発→若草山山頂 16:30着…1時間山頂に滞在…17:30発→春日大社本殿17:58着→奈良県庁前18:03着→近鉄奈良駅 18:05着→JR奈良駅 18:10着
※復路「奈良県庁前」「春日大社本殿」は降車扱いのみ。

「夜間特別参拝」も「若草山トワイライトバス」も予約不要です。

2021年10月19日火曜日

「きたまちといろ」宵あかり試験点灯*

昨晩はバスターミナル屋上で、「きたまちといろ」のイベント「きたまち宵あかり」のモザイクランタンの試験点灯でした。 

夕方5時から5時半頃。夕焼け空にはならなかったけれど、だんだんと暮れていく空の色の移り変わりを楽しみました。

東大寺大仏殿や興福寺五重塔を遠景に入れたり。

6時前にはもっと暗くなって、県庁とのコラボも美しい!


夕刻のブルーアワーも楽しみました!
たまたま偶然にバスターミナル屋上に来られた方も楽しんでくださったようで、小さなお子さんも興味津々。
お声かけてモデルになってもらいました。ありがとうございます!
「きたまち宵あかり」
開催日程:11/22・11/23・11/24・11/27の4日間
開催時間:16:30頃から18:00過ぎ
雨天中止・見学無料です。
同日にはバスターミナルで「といろ市」を夕方まで開催します。
また、11/23・11/24には映画上映も行います。
是非ご来場下さい。

2021年10月17日日曜日

松尾神社の絵馬

前のブログからの続きです。
恭仁京跡から山城郷土資料館、そして松尾神社へとやってきました。
木津川市山城町椿井にある松尾神社は実家の産土神社でもあります。
小学生までは初詣にも来たものでしたが、もうかれこれ半世紀以上ご無沙汰して久しぶりのお参りになります。

そもそも奈良県美で開催中の「森川杜園」展で、上狛村・林村・椿井村の氏子たちが杜園に制作を依頼して松尾神社に奉納した絵馬を見てから、我が故郷と杜園の意外な繋がりに興味が湧いてきたのです。
それで、絵馬が寄託されている「府立山城郷土資料館」を訪ね、松尾神社も訪ねようとやってきたわけなのです。
平成最後の年に新しくされた鳥居をくぐって拝殿へ。
たくさんの絵馬が掛けてあると、山城郷土資料館の学芸員さんに聞いていたのですが、まさかこんなにたくさんとは!
実は裏側にも掛けられているのですよ。
かの「椿井文書」で有名な椿井政隆が描いた絵馬もありました。
箪笥の上のものです↑(もう一点はどれかわからず)
とにかくすごい絵馬の数で驚きました。

こちらは後ろ側から見た様子↓
拝殿棟木に墨書銘があり、現在の拝殿は慶長15年(1610年)に再建されたとあります。
御本殿は、向かって左が松尾神社。右が御霊神社になります。
どちらの御本殿も春日大社からの「春日移し」で、本殿は文化5年(1808年)若宮本殿を移築、御霊神社は春日大社三ノ宮を文政6年(1823年)に移築したものを明治13年の神社併合によりここに移築したものです。

故郷の小さな神社だと(勝手に)思っていた松尾神社が、大宝元年(701年)に秦氏によって創建された由緒ある神社で、奈良の春日大社とも深い繋がりがあったことを知り、誇らしい反面、自分自身のあまりの不勉強さを今更ながら恥じるばかりですが、興味を抱いた時が旬なのだと思ってこれから勉強していこうと思っています。

そして、もう一つ気になっていたことがあります。
それは松尾神社の氏子たち(上狛村・林村・椿井村)が慶応3年に奉納した絵馬の制作を何故森川杜園に依頼したのか?ということです。
(長くなりますので、次回に続きます。)

2021年10月16日土曜日

恭仁京跡から山城郷土資料館へ

10月15日 先日の奈良県美「森川杜園展」で見た「松尾神社の絵馬」のことが気になって、絵馬が寄託されている「京都府立山城郷土資料館」と松尾神社に行ってきました。(森川杜園展のブログ記事→

「山城郷土資料館」訪問前に、すぐ近くの恭仁京跡へまず立ち寄り。
今年の春先に初めて訪れて、この場所の気持ちよさに秋のコスモスの頃にまた再訪したいと思っていたところです。
コスモスはちょうど見頃でグッドタイミングでした。
10月15日は、743年に聖武天皇が大仏造立の詔を出された日。
詔を出されたところは、まだ造営途中の紫香楽宮ででしたが、その時はこの恭仁京に都が置かれていましたので、その日のこの地の様子に想いを馳せながら、悠久の時の流れとはこのようなことなのかと想像しておりました。

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京都府立山城郷土資料館」は、実は初めて訪れるところです。
(私が結婚で故郷を離れた頃に開館した資料館。40年近く経ちましたが、郷土の歴史をもっと知りたいと思ったタイミングで、ここに来れてよかったです。)

早速、森川杜園の絵馬について、学芸員の方にお話を伺いました。
森川杜園制作の絵馬が資料館に寄託されるようになったのは、資料館が開館(1982年)して早々の企画展に出陳したところからの所以だそうで、その他にも松尾神社からは「牛頭天王像」も寄託されていると教えていただきました。
この「牛頭天王像」は、元は松尾神社近くの御霊神社のご神体であったものですが、明治中頃にJR奈良線開設工事でこの神社は松尾神社に合祀されたということで、ご神体は資料館の常設展で拝見できます。
その他に、松尾神社の絵馬については、日本最大級の偽文書と脚光を浴びている「椿井文書」の椿井政隆が奉納した絵馬も2点あるという情報も教えてもらって松尾神社に向かいます。(続く)
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私達が訪れた翌日から「京都府立山城郷土資料館」では秋の特別展が開催され、サイトを見ると期間中の講座やイベントが魅力的です。
また過去の企画展での冊子も取り扱っていて、山城町上狛にかつて住んでいた猿楽能の長命家についての資料がある「南山城の神社と祈り」を購入。
サイトには、毎年発行されている館報の中から、調査報告・館蔵資料がPDFで見られるようになっています→
興味深い資料がいっぱいなので、順次読んでいこうと思います。



2021年10月15日金曜日

10月のお出かけ情報③〜寺社伝統行事:後半

 10月後半の寺社伝統行事のご案内です。

◇10/16 14:00~當麻寺中之坊「導き観音祈願会」
問合せ:0745-48-2001

◇10/16  10:30~ 丹生川上神社中社例大祭
※関係者のみで執り行われ、一般の方の参列はできません。
問合せ:0746-42-0032

◇10/17 漢国神社例大祭
・10/16 18:00~ 「宵宮祭」神楽奉納
・10/17 10:00~ 「例大祭」12:00~「渡御」
問合せ:0742-22-0612     

◇10/17 興福寺「大般若経転読法要
※法要の拝観・聴聞はできません。
※当日の南円堂拝観時間は9:00~12:00 / 14:00~17:00

問合せ:0742-22-7755

◇10/17   興喜天満神社「秋季大祭(初瀬まいり)」
問合せ:0744-55-2300

◇10/17 宇太水分神社秋の例祭
※今年も神事のみ斎行。
1000年余りの歴史を持つ伝統行事。神社へ200人の時代行列が続く。
7:00~惣社水分神社より行列の出発 10:00~祭典
12:00~太鼓台・神輿の宮入り
14:00~惣社水分神社の神輿渡御行列を迎え神事
15:00~還幸の儀
問合せ:0745-82-2457(宇陀商工観光課)

◇10/18  13:30~ 壺阪寺「めがね供養会 / 眼病封じ祈願会」
問合せ:0744-52-2016

◇10/19 13:00〜 吉野脳天大神「秋季大祭」
問合せ:0746-32-4880

◇10/21~10/23 唐招提寺「釈迦念仏会」
・10/21 14:00~、 19:00~
・10/22  4:00~、 14:00~、 19:00~
・10/23  4:00~、 7:00~、
鎌倉期に解脱上人貞慶が始めた800年来の伝統行事である。
早朝・昼・夜と、1日に三度の法要が礼堂で営まれる。
特に21・22日の昼の法要後には、国宝の金亀舎利塔を拝観できる。
2012年のブログ内記事はこちら
問合せ:0742-33-7900

◇10/23  飽波神社「なもで踊り奉納」
平成7年に約100年ぶりに復活させた「なもで踊り」を奉納します。
問合せ:0743-57-1524(安堵町商工会)

※コロナ感染症拡大防止のため中止です。

◇10/24 大神神社秋の大神祭
※祭典への参列はご遠慮ください。
※大美和青年会や地元の子供たちによる太鼓台は中止です。

問合せ:0744-42-6633

◇10/24  玉置神社「例大祭」
※祭儀は関係者のみの参列で行い、神輿渡御、餅撒等は中止。
問合せ:0746-64-0500

◇10/24 14:00〜 帯解寺「地蔵尊護摩祈祷会」
問合せ:0742-61-3861

◇10/24~10/25 葛木坐火雷神社「秋季御例祭」
問合せ:0745-62-5024

◇10/30~10/31 都祁水分神社「例祭」
※神輿渡御ではなく唐櫃渡御という形で内容を縮小して行われます。
・10/30 13:00~14:00 都祁山口神社へ遷幸の儀 御旅所祭
・10/31 10:30~          都祁水分神社へ還幸の儀
問合せ:0743-82-0097

※10/15現在でわかる範囲を記載しています。
当日ご参拝予定の方はHPなどで確認の上、コロナ感染症対策をしっかりしてお出かけください。よろしくお願いします。

2021年10月13日水曜日

県美「森川杜園展」

奈良県立美術館で、森川杜園生誕200周年記念特別展が開催中です。

「これが奈良一刀彫」
白地にシンプルなデザインと秀逸なコピー。

生誕200周年記念展ということで、昨年の春日大社国宝殿で開催された『芸能の美・杜園の心 ―奈良近代彫刻の名匠、森川杜園生誕200年にちなんで―』展に次いで、奈良県立美術館でも杜園芸術の神髄が紹介されています。
県美では、素晴らしい一刀彫(奈良人形)の数々の他に、絵師・狂言師として活躍した一面の紹介や、超絶技巧が発揮された名宝の模造作品も多く出陳されていて、多岐にわたる杜園芸術の全貌を知ることができます。
こちらの作品のみ撮影可でした↓「観音菩薩立像」(模造)
絵師・狂言師として活躍した一面の中に、個人的に「おお!」となったものがあります。それは、慶応3年に松尾神社に奉納された2点の絵馬と、杜園の寿命を縮めたある一件について、すべて私の故郷と関係があったのです。

まず、絵馬が奉納された「松尾神社」は木津川市山城町椿井にあり、私がお宮参りをした神社。結婚するまでは私も氏子だったのです。
2点の絵馬「狂言福の神図絵馬」と「能猩々図絵馬」には、「奉懸御神前」「奉懸御寶前」と大書され、上狛村・林村・椿井村とあります。キャプションには、『世相不安が増す幕末の慶応3年、上狛村・林村・椿井村の三村共同で祈願し奉納したもの』とありました。
これらの絵馬は京都府立山城資料館に寄託されていて、こちらで写真が見れます。

また、杜園の寿命を縮めたある一件とは、明治27年(1894年)木津川の架橋式で、医師が止めるのも聞かず狂言を演じて、それがもとで亡くなったそうなのです。
木津川の橋とは、もちろん今の泉大橋ではなく、もう少し西にありました。子供の頃、木津川で川遊びをしていた時に、コンクリートの橋柱が残っていた記憶があります。

自分の生まれ故郷と森川杜園との繋がりを知り、そもそも誰が絵馬の依頼をしたのだろうとか、架橋式に招待されるくらい上狛と縁が深かったのかと、妄想が駆け巡ります。

「森川杜園展」は11/14まで開催ですが、10/19より後期展示がはじまるので、もう一度拝見したいと思います。
また、「大和学舎」のミニ講座では初回無料で、『奈良人形の名工、森川杜園とその時代について。』岡本彰夫・奈良県立大客員教授が語って下さいます。→
約20分のお話です、こちらもどうぞご覧ください。