2022年9月28日水曜日

10月のお出かけ情報②〜寺社伝統行事:前半

10月は「秋祭り」の季節。今年は、コロナ禍で中止されていた行事が再開されるところも増えてます。
ブログでは、9/26現在でわかる範囲を記載しています。
当日ご参拝予定の方はHPなどで確認の上、コロナ対策をしっかりしてお出かけください。よろしくお願いします。

◇10/1 氷室神社「御例祭」 
10:00 朝座の儀 /12:00 渡御 /13:00 御旅所祭(興福寺南大門址)
15:00 還御 / 16:00 夕座の儀 / 17:00 舞楽奉納 氷献灯
問合せ:0742-23-7297

◇10/1 9:00  石上神宮「榜示浚」
問合せ:0743-62-0900

◇10/1 興福寺東金堂前庭「塔影能」
問合せ:0742-22-7755

◇10/1~10/10 10時11時13時14時「春日若宮お砂持ち
 ・各回所要時間30分(神職・職員が案内)
・予約制ではありません
・初穂料 2000円(特別記念品付き)

◇10/3~10/5 西大寺光明真言土砂加持大法会
西大寺一門最大の法要。宗内僧侶の総出仕の下、本堂で光明真言の功徳で土砂を加持して、三昼夜続けて総回向の法要が営まれます。
問合せ:0742-45-4700
※併せて光明真言仏教講座も開催されます。詳細
(上司永照師が講師の回も!)

◇10/5 手向山八幡宮「転害会」  
・10/4 閉門後 宵宮祭 奉納舞
・10/5 10:00 御本社祭典 11:00 五節舞奉納
  転害門祭典 舞楽奉納
 10/3午後より10/5まで拝殿にて御鳳輦ごほうれんをご覧いただけます。
問合せ:0742-23-4404

◇10/8 10:00  法隆寺西円堂
「奉納鏡奉納大般若経転読法要」
問合せ:0745-75-2555
奉納鏡受付は前日までに済ませて下さい。

◇10/8 奈良豆比古神社「翁舞」 
※今年は一般参拝者の受け入れをされます。
※YouTube配信もあり→(20:00~)
今年は「万燈会」も開催されます。(18:00~)
問合せ:0742-33-6001

◇10/9 10:00~ 春日大社重陽節供祭・献香之儀
※献香之儀は参拝所より拝観可
問合せ:0742-22-7788

◇10/9 大峯山龍泉寺八大龍王堂大祭
問合せ: 0747-64-0001

◇10/12 19:00~ 八柱神社「題目立」
17歳の若者が中心になって行われる音楽や動作を伴わない
独特の節回しで語られる素朴な民俗芸能。室町時代から続く。
国指定重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化財に登録。
問合せ:0742-34-5369(奈良市文化財課)
※今年も関係者のみで執り行い非公開になります。

◇10/8・10/9 鴨都波神社秋の例祭
問合せ:0745-62-2176

◇10/8・10/9 往馬大社「火祭り」
問合せ:0743-77-8001

◇10/9  丹生川上神社中社「太鼓台奉舁安全祈願祭
※別名「小川祭」2022年も中止になっています。→
問合せ:0746-42-0032

◇10/9 10:00~  談山神社 嘉吉祭」 
問合せ:0744-49-0001

◇10/14 三輪恵比須神社「例大祭」
問合せ:0744-42-6432

◇10/15  石上神宮「ふるまつり」
900年前から続く石上神宮で最も重要な祭典。
問合せ:0743-62-0900

◇10/15  10:00~11:00 東大寺大仏さま秋の祭り
問合せ:0742-22-5511

2022年9月26日月曜日

10月のお出かけ情報①~秘宝秘仏公開

10月の奈良は秋の観光シーズン真っ盛りで、特別公開も目白押しですが、感染対策には十分に気をつけてお参りされますよう、よろしくお願いします。(9/25時点で発表されている情報です。)

<<公開中の特別公開は・・・>>

◆~10/16 9:00~17:00 興福寺「五重塔」特別公開
※10/1は「塔影能」開催のため16:00まで(受付15:45)
問合せ:0742-22-7755

◆~11/30 薬師寺 特別公開
国宝水煙 奉納作品・散華展 特別公
平山郁夫画伯奉納「大唐西域壁画」(玄奘三蔵院伽藍)
食堂特別公開」「西塔初層特別開扉
問合せ:0742-33-6001

◆~11/30 安倍文殊院秋の寺宝展
一般公開されていない金閣浮御堂の内陣を参拝することができる。
問合せ:0744-43-0002

◆~12/25 松尾寺「日本唯一の舎人親王像公開
問合せ:0743-53-5023

<<10月より始まる特別公開>>
◆10/1~11/30 不退寺「秋期秘宝特別展」
在原業平画像開扉、伊勢物語公開、古今和歌集、六歌仙の公開
問合わせ:0742-22-5278

◆10/1~11/30 9:00~16:00 大安寺十一面観音像特別開扉
癌封じの本尊として名高いです。
問合せ:0742-61-6312

◆10/1~11/30 9:00~16:30 浄瑠璃寺「秘仏吉祥天女像特別公開」
問合せ: 0774-76-2390

◆10/1~11/30 8:30~16:45  岩船寺「秘宝特別公開」
岩船寺三重塔初層特別開扉は10・11月の毎土日祝
(雨天・荒天時は塔開扉中止の場合あり)
問合せ:0774-76-3390

◆10/5 10:00頃(法要終了後)~16:00  東大寺 秘仏公開 
勧進所八幡殿「僧形八幡神坐像」
勧進所阿弥陀堂「五劫思惟阿弥陀如来坐像」
勧進所公慶堂「公慶上人坐像」

◆10/5 9:00~15:00 五劫院「五劫思惟阿弥陀仏像」特別公開
問合せ:0742-22-7694

◆10/8と10/29~11/6 浄瑠璃寺「三重塔・薬師如来坐像特別公開」
※雨天、荒天時は中止
問合せ:0774-76-2390

◆10/8~10/10 寶山寺獅子閣特別公開
問合せ:0743-73-2006

◆10/8~10/23 信貴山朝護孫子寺
「国宝信貴山縁起絵巻~尼公の巻~特別公開」
問合せ:0745-72-2277

◆10/8~12/4  壷阪寺「壷阪観音お身拭い特別参拝」
◆10/8~12/4  壷阪寺「二大塔(三重塔・多宝塔)初層同時開扉」
◆10/8~12/4  壷阪寺「大めがねくぐり」
問合せ:0744-52-2016

◆10/8~12/11 岡寺本堂内々陣お扉特別開扉
問合せ:0744-54-2007

◆10/8~12/11 9:30~16:00 長谷寺本尊大観音尊像特別拝観
期間中、大正時代建立の和洋折衷の本坊大講堂公開。
問合せ:0744-47-7001

◆10/10~11/30  當麻寺中之坊「秋の寺宝展」
◆10/16 13:30~15:00 當麻寺中之坊「導き観音ご開帳」
 問合せ:0745-48-2001

◆10/16 岡寺三重宝塔壁画特別公開
問合せ:0744-54-2007

◆10/17  興福寺「南円堂特別開扉
問合せ:0742-22-7755

◆10/17と10/29~11/14  不空院不空羂索観音坐像」 
問合せ:0742-26-2910

◆10/17~10/23 福智院「宝冠の十一面観音立像」
問合せ: 0742-22-1358

◆10/19~11/30 おふさ観音「秘宝生き人形 特別公開」
問合せ:0744-22-2212

◆10/21~10/23 唐招提寺礼堂「金亀舎利塔」特別公開 
解脱上人貞慶が始めた800年来の伝統行事「釈迦念仏会」の
特に21・22日の昼の法要(14:00~)後に
国宝の金亀舎利塔が間近に拝観できる。
問合せ: 0742-33-7900

◆10/22~11/6  9:00~17:00  興福寺「北円堂特別開扉」
問合せ:0742-22-7755

◆10/22~11/13 元興寺「袋中上人と山の寺 念仏寺」
今年は念仏寺が袋中上人によって開創され400年の節目。
智光曼荼羅や當麻曼陀羅の研究など元興寺や奈良に根付いた浄土信仰の伝統を踏まえ、独創的な教義を打ち立てた上人ゆかりの名宝を特別公開。板絵智光曼荼羅も特別開扉されます。
※同日程で念仏寺(奈良市漢国町7)でも宝物の開帳を実施。
問合せ:0742-23-1376

◆10/22~11/22  法隆寺夢殿救世観音特別開扉
問合せ:0745-75-2555

◆10/23~11/13 霊山寺薬師三尊像、秋薔薇と秘仏宝物展
バラ庭園 8:00~17:00 本堂(秘仏宝物展)10:00~16:00
問合せ:0742-45-0081

◆10/23~11/30 9:00~17:00 長岳寺大地獄絵開帳
住職による現代風絵解き説法も随時行なわれます。
問合せ:0743-66-1051

◆10/25~11/14  法華寺「十一面観音像特別開扉」
◆10/25~11/14  法華寺「慈光殿特別公開」
問合せ:0742-33-2261

◆10/25~11/14 海龍王寺「十一面観音像特別開扉」
弘法大師筆「隅寺心経」なども特別公開
問合せ:0742-33-2261

◆10/25~11/15  西大寺「愛染明王像特別開扉」
問合せ:0742-45-4700

◆10/25~11/27  榮山寺「本尊 薬師如来特別開扉」
◆10/25~11/27  榮山寺「八角円堂内内陣装飾画特別拝観」
問合せ:0747-24-0065

◆10/29~11/6 法起院「長谷庚申 秘仏青面金剛像」
問合せ0744-47-8032

◆10/29~11/6 浄瑠璃寺「三重塔・薬師如来坐像特別公開」
※雨天、荒天時は中止
問合せ:0774-76-2390

◆10/29~11/6  海住山寺「国宝五重塔特別開扉」※雨天、荒天時は中止
◆10/29~11/27  海住山寺「寺宝特別公開」
問合せ:0774-76-2256

◆10/29~11/13 般若寺白鳳秘仏特別公開
問合せ:0742-22-6287

◆10/29~11/14 頭塔「史跡頭塔公開」
問合せ:0742-27-9866

◆10/29~11/14 不空院不空羂索観音坐像」 
問合せ:0742-26-2910

◆10/29~11/27  8:30~16:30 談山神社
多武峰に伝わる摩多羅神面と鼓
問合せ:0744-49-0001

◆10/29~12/4 9:00~14:30 室生寺「金堂特別拝観」
問合せ:0745-93-2003

2022年9月25日日曜日

「正倉院展」事前予約は9/26から!

10/29から始まる「第74回 正倉院展」の観覧には「前売日時指定券」の予約・発券が必要です。
今年も事前予約のみで当日券の販売はありません
前売日時指定券の販売は、明日9/26(月)午前10時からです!
前売日時指定券は
ローソンチケット[Lコード:58885]
ローソン及びミニストップ各店舗
電話受付(TEL:0570-000-028)
公式サイト で販売します。
奈良国立博物館チケット売場での販売はありません。

・・・ということで「正倉院展」にお越しの皆さま、
明日の朝10時に予約スタートですよ!
ご希望日時の予約がスムーズに取れますように!

2022年9月24日土曜日

再訪ありがとうございました*

この秋の連休は、台風の影響などでキャンセルもありましたが、宿をしているからこその出会いや再会の喜びもあり、有難い気持ちで満たされていました。

小学生の時以来12年ぶりに母娘で再訪して下さったのは今年奈良のホテルに就職された方。
また、赤ちゃんだった男の子は可愛い3歳の坊やになって久しぶりにお顔を見せて下さったし、10年ほど毎年ご宿泊のリピーターさんからは来春から奈良移住するというお話を伺い、つい2か月前にお泊り下さった一人旅のバイクの男性は今回奥様とお二人で・・・。
奈良倶楽部と出会っていただいた皆さま、ありがとうございます。

コロナと付き合っていくという非日常が日常になりつつの毎日ですが、ささやかな喜びで機嫌よく日々を送りたいと願っています。

写真は実家の庭で満開の紫苑の花。
年齢と共にこの花が好きになっています。

2022年9月23日金曜日

「祈りの回廊2022秋冬版」特別講座

「祈りの回廊」2022年秋冬版 届きました!

表紙↑は、壬申の乱の時に大海人皇子が先勝祈願した矢田寺本堂内からの写真で、特集記事は「きっかけは壬申の乱」「源義経と大和の国」「奈良から伝える文化財」の3本。
今号も充実した内容で読み応えがあり過ぎでした。


この特集記事を担当した生駒あさみさんが、10/8と10/9に、東京の「奈良まほろば館」で、「祈りの回廊」で取材した内容や紙面に掲載しきれなかったことなどをお話されますのでご案内します。

奈良まほろば館「祈りの回廊2022秋冬版」特別講座

①10/8(土)17:30~19:00
「きっかけは壬申の乱!!」申込はこちら
今年1350年を迎える壬申の乱。この戦いの勝利がきっかけとなり、現代までも続いてきたこと、つながっていることなどを中心に、紙面に収まり切らなかった内容も含めてお話します。
②10/9(日)11:00~12:30
「源義経と大和の国」&「奈良から伝える文化財」申込
源義経と奈良の関わり、ゆかりの地についてお話しします。
また、平城宮跡史跡登録100周年のこと、なら歴史芸術文化村の楽しみ方もご案内します。

参加費:両回とも無料
定員:各日50名 
今回の特集内容や取材時の裏話の他に、秋冬の奈良のみどころ・楽しみ方や、これからの季節の特別公開情報や宿の情報など、秋冬の奈良旅のおすすめ情報などのご紹介も。 

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さて、コロナ禍に入った一昨年から緊急事態宣言などが何度か出ていた昨年は、奈良に行きたくても行けないという方も多く、ご希望の方に「祈りの回廊」の冊子をお送りしてましたが、今年の春夏版からは、旅に出る機会も以前より増えたのでは?と、冊子の送付をしなくなりました。
冊子の送付を通して初めましての方とのメールや手紙のやりとりなど、私自身も交流を楽しませていただきありがとうございました。
冊子は、デジタルブックやPDFでも見ていただけますので、是非ご覧下さい!
(でも、もし送付希望の方がいらっしゃいましたら、ご遠慮なくメール ktnaraclub@gmail.com までご連絡ください)

2022年9月21日水曜日

平城のとよほき「死者の書」上映

前回のブログの最後にちらっとご案内したイベント「 平城のとよほき」。その時はまだイベント内容が発表されていなかったので『公式ツイッターを要チェック』しか書けませんでしたが、イベント内容が上がってきていますので、ブログでもご案内させてください。

「平城ならのとよほき」は奈良時代を祝うイベントで、 春・秋と平城宮いざない館で開催され、今回3回目の開催になります。
古代に纏わる様々なテーマで講座や公演、ワークショップ等が開催され、飛鳥・奈良時代の奈良モチーフの雑貨の販売やマルシェ、ケータリングカーの出店などもあります。

この秋は10/8~10/10に開催され、10/10には、人形アニメーション映画「死者の書」が上映されます。(人形制作・川本喜八郎氏)

              画像は「いざない館」サイトより拝借

人形アニメーション映画『死者の書』上映会

當麻寺に伝わる中将姫の蓮糸曼荼羅伝説と大津皇子の史実をモチーフとした折口信夫の小説が原作で、上映に合わせて、折口信夫が滞在していた當麻寺中之坊院主・松村實昭師をお招きしての特別講話(本編上映前)も企画されています。

上映日時:10/10 ①11:00~12:45 ②14:00~15:45 の2回上映
申込先:こちら から事前申込制(各回50名・先着順)
参加費:500円(上村恭子さんの特製クリアファイル付き)

ブログをすぐに更新できず、ご案内がおそくなってしまいました。
お席がかなり埋まってきているようで、気になる方は早い目に申し込んでくださいませ。(はい、私も申込ました!楽しみです) 

::

「平城のとよほき」その他のイベントは・・・
◆瑞祥マルシェ・・・・・詳細は公式ツイッター参照
◆古代スィーツの販売・・詳細は公式ツイッター参照
◆バーチャル槍鉋体験
大極門復原工事でも使用され、奈良時代から使われてきた工具、槍鉋で木を削る匠の技の感覚をバーチャルで体験することができます。
日時:10/8~10/10  ①10:00~12:00 ②13:00~16:00
場所:平城宮いざない館ロビー
費用:無料
◆木簡WS
日時:10/9 ①10:30~11:30 ②14:00~15:00
場所:平城宮いざない館 多目的室
事前申込制→ 各回10名
費用:300円

2022年9月20日火曜日

「元正天皇展」平城宮跡いざない館

一昨年の「元明天皇展」、昨年の「吉備内親王展」に続いて、元明天皇を母に持ち吉備内親王の姉である元正天皇の生涯を、イラストと文章で紹介するパネル展示「元正天皇展 全編」が始まりました。
平城宮跡いざない館での「元正天皇展」は3期に分けて開催されますが、今期10/10までの展示が「氷高内親王編」(内親王時代)と「元正太上天皇編」(退位後)を含めた「元正天皇展 全編」(在位中も含めたすべて)展示となり、会場も平城宮いざない館 企画展示室で開催されています。
10/15(土)~12/11(日)は、退位後の「元正太上天皇編」のみとなり、会場は平城宮いざない館 休憩コーナーに移ります。
今回も上村恭子さんの美しいイラストを堪能しながら、知っているようで知らなかった出来事を教えていただき、学ぶこと知ることの楽しみで頭の中をホクホクしながら鑑賞しました。
いざない館の開館時間も、9月は10:00~18:30、10月~12月は10:00~18:00と違ってきますのでご注意ください。(いずれも入館は閉館時間の30分前まで)また11/14(月)は休館日です。

関連行事・連携講座として

◆9/10(土)~10/10(月)
宮跡庭園復原建物内で「吉備内親王イラスト展」開催。
宮跡庭園の発掘調査で「北宮」と記された木簡が出土しており、この「北宮」は吉備内親王の宮といわれています。残る痕跡の少ない皇女の生涯をイラストパネルで紹介します。(展示は昨年の「吉備内親王」展と同じです。

連携講座は・・・・
◆11/12 15:00~16:30「泰澄大師と元正天皇
・講師:藤川明宏氏
◆11/13 10:30~12:00「元正天皇の時代
・講師:杉山洋氏 
◆12/3 14:00~15:30「壬申の乱と元正天皇の不破行幸
・講師:富田真一郎氏
※いずれの講座も事前申込制で参加費は500円です。
※申込フォームはこちらから。

最後にお知らせ
◆10/8~10/10「平城のとよほきVol.3」開催決定!
イベント内容についてはまた改めてお知らせいたしますとのこと
こちらでチェックお願いします。

「元正天皇」展の公式ツイッターも要チェック。
ブログ内過去記事「元明天皇展」  「吉備内親王展」

2022年9月19日月曜日

「春日若宮式年造替」奉祝行事

20年に一度の「春日若宮式年造替」
この秋10/28に執り行われます「若宮正遷宮」を祝ぎ、春日大社では数々の奉祝行事が企画されています。
先日、奉祝パンフレットが送られてきましたのでご案内します。

まずは「正遷宮」前の若宮内院に白砂を納めるお砂持ち行事からご案内。内院にて、ご修繕を終えたばかりの若宮御本殿を間近に拝観できる機会は、次回20年後となります。

◆10/1~10/10 10時11時13時14時「春日若宮お砂持ち
 ・各回所要時間30分(神職・職員が案内)
・予約制ではありません
・初穂料 2000円(特別記念品付き)

そして「正遷宮」後の奉祝行事は・・・

◆10/30~11/6 「八日間初まいり」
・9時~16時 ※10/30~11/1・11/3は神事都合で午後より
・初穂料 無料

◆11/5・12・19・26(11月の毎土曜日)「奉祝万燈籠」
・17時半~20時
・点灯時間に限り大宮特別参拝を無料開放

11月には奉納コンサートや芸能奉納が一か月に渡って行われます。


詳細は特設ページをご覧いただくとして、春日大社とゆかりの深い著名アーティストの方々の「林檎の庭」での奉納コンサートは事前申込になっていますので、ご注意ください。
申込不要の芸能・武術奉納や、他主催団体による奉納コンサート(事前申込・一部有料)もあります。

※事前申込については締切日が異なります。
※応募者多数の場合は締切後に抽選となります。

このブログ内の画像はすべて、春日大社よりお送りいただいたご案内より使用しています。写真の撮り方が不鮮明だったりわかりにくいところはご容赦下さいませ。

2022年9月16日金曜日

「法隆寺金堂焼損壁画限定公開」ご案内

「法隆寺金堂焼損壁画限定公開」 
クラウドファンディングからの申込み→
11/2~11/11・11/17~11/19・11/21~11/30
各日30分ごとに定員が決められていますが、すでに定員に達している日時もありますのでご注意ください。
日時別申込ページはこちら

また電話での申込みは特設電話(080-7680-2773)まで。
電話受付は9月16日(金)〜22日(木)の期間限定(各日10時~17時)で、電話申込みで見学できる日程は、11月14日(月)、16日(水)のみとなりますのでご注意ください。

法隆寺では、1949(昭和24)年に火災に遭い一部が焼損した金堂壁画を、焼けた金堂初重の木部とともに大切に保管してきました。それらの恒久的な保存と文化財としての活用を検討するべく、法隆寺金堂壁画保存活用委員会を2015(平成27)年に立ち上げ、科学的な観点から総合調査を続けてきました。大野玄妙・前管長の遺志でもある、壁画の現地での一般公開を目指し、現在もその実現に向けた各種の学術調査を継続中です。

今回のクラウドファンディングは、金堂壁画の保存活用活動資金に広くご支援を募ると共に、ご支援いただいた皆様を壁画収蔵庫見学にご招待するプロジェクトです。調査・研究活動費用を賄うことはもちろん、次代を担う若い方々にも金堂壁画の現状を理解していただき、一人でも多くの方に、文化財保護への興味・関心を持っていただければ幸いです。

「法隆寺金堂焼損壁画限定公開」
実施日:11/2(水)~11/30(水)(12日~16日、20日を除く)
実施時間:各日程10:00から16:00まで(13:00〜14:00を除く)
所要時間:30分間(ガイダンス含む)
参加人数:各回5名様ずつ

2022年9月15日木曜日

「きたまちといろ」終了しました*

きたまちのみんなで作り上げてきたイベント「きたまちといろ」が無事終了しました。
ランタン会場やといろ市に足を運んでくださったり、種々カレー帳巡りや、各店舗の独自イベントに参加してくださった皆さま、奈良まで来れなかったけれどSNSなどを通してみて下さった皆さま、どうもありがとうございました。

私は、イベントが始まるまではランタン制作に、イベント期間中は旧監獄前のランタン設置当番くらいのお手伝いでしたが、このランタンを通してあたたかなものをたくさん受け取りました。
作ってみると意外に楽しくて楽しくてと喜んでくださる方も多く、各WS会場で作ったランタンを奈良きたまちへ託して、会場に灯されたランタンを探してみる楽しみ。会場にいけないけれどSNSに投稿された写真で宵あかりの様子を楽しんでくださったり、点灯消灯に毎日お手伝いに来てくださったりと、ランタンを通して大きなあたたかな輪が広がっているように感じています。皆さま、ありがとうございました。
暮れゆく空とともにランタンの灯かりも輝きを増していました。

2022年9月14日水曜日

9月のお出かけ情報③~後半の寺社伝統行事

9月後半の寺社伝統行事・年中行事のお知らせです。

◇9/15 13:00〜 霊山寺「柴燈護摩法要」
役行者大峰参拝ゆかりの伝燈護摩法要が行われます。
問合せ:0742-45-0081

◇9/15 10:30~ 葛城一言主神社「秋季大祭」
問合せ:0745-66-0178

◇9/17 東大寺二月堂「十七夜
法要18:00~、盆踊り18:30~21:00
問合せ:0742-22-3386
※万灯籠、盆踊りは中止。
堂内万灯明と十七夜万灯明法要は厳修。

◇9/19 休ヶ岡八幡宮大祭「奉納相撲大会
問合せ:0742-33-6001
※大祭は関係者のみで厳修。

◇9/23  生駒聖天お彼岸万燈会
問合せ:0743-73-2006

◇9/23 13:30~大和神社「秋の大祭 紅しで踊り奉納
問合せ:0743-66-0044

◇9/23 法隆寺「彼岸会」
問合せ:0745-75-2555

◇9/27 如意輪寺後醍醐天皇御忌 正辰祭
問合せ: 0746-32-3008

◇9/27 10:30~ 吉野神宮「秋の大祭」
問合せ:0746-32-3088

◇9/30 氷室神社例祭宵宮祭
17:00~宵宮祭 氷献灯
18:00~邦楽奉納
18:30~20:00子ども神振行事(トランポリン)雨天中止
問合せ:0742-23-7297  

2022年9月13日火曜日

奈良倶楽部のイベント無事終了

9/11は「きたまちといろ」で、奈良倶楽部の独自イベントを2件も開催したという大忙しの日でした。
まずは 「宿泊者限定*東大寺境内散策ツアー」。
早朝5時より皆さんと一緒に東大寺境内をご案内しながら2時間半ほど歩きました。

ほのかに夜が明け始める時間。

前日の夜に見たまんまるお月様がちょうど西の空に白く輝いていて、名残のお月見を楽しみながら二月堂まで歩きました。

淡い朝焼けの美しい空に煌々と輝くお月さま。
この日も雲海に浮かぶ生駒山を遠望し
刻一刻と変化する空の色を楽しみ、5時半の二月堂の鐘の音に耳を傾けます。

二月堂の舞台から見る空の色の変化をもう少し見届けていたい気持ちもあったのですが、ここからまだ先が長いので、皆さんと一緒に散策ツアーに出発です。

案内人としては、早朝散歩の醍醐味でもある空の美しさの変化を堪能していただけただけで充分でもあったのですが、これまでいろんな資料で集めた浅い知識でも何かお役に立てたり、興味を持っていただければという観点から、写真↓のような順路で東大寺境内をご案内させていただきました。
7時半に奈良俱楽部に戻って8時より朝食。
ツアー終了後、「次回はいつ開催されますか?」というリクエストを早速にいただいたり、ご案内した千手堂やカフェ工場跡事務室に、チェックアウト後に行かれたりと嬉しい反響もあり、ありがとうございました。

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午後からは「 あじあの薬膳おばんざい藍布」店主・里井さんとのコラボイベント「お家で簡単!薬膳茶と養生ごはんプチセミナー」を奈良倶楽部で開催しました。
3種類の薬膳茶を召し上がっていただきながら、ほっこりリラックスして藍布さんのお話に耳を傾けます。
今までわかりにくかった薬膳についても、すごくわかりやすく教えていただきました。2枚のレジュメにびっしり書き込んだお話の内容は割愛しますが、さわりで教えてもらった「漢方薬膳」とはの中で、西洋的には身体にいい食材としてビタミンとかアミノ酸などの成分から考えるが、東洋的には食材そのものに体を温めたり巡りを良くするなどの働きがあるということや、漢方の考えの基本は、身体に足りないものを補う・余分なものがあれば取り除くというシンプルな考えであることなど、非常に勉強になりました。

両イベントにご参加いただいた皆様、講師の里井さん
どうもありがとうございました。


2022年9月10日土曜日

「きたまちといろ」宵あかりのランタン

2日目も雨模様になりそうでしたが、点灯時間には雨の心配もなく、各会場一斉にランタンに明かりが灯されました。
きたまちエリアへの入口、東向北商店街。
旧監獄正門前。
転害門前広場では、ちょうど満月のお月さまと。
奈良公園バスターミナル屋上にもたくさんの明かりが灯りました。
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今日は奈良倶楽部の仕事が忙しくて、ランタンのお手伝いには行けませんでした。でも、各ランタン会場から素敵な写真が実行委員のライングループに届いて、居ながらにして楽しませてもらっているのですが、お写真拝借して皆様にもランタン会場の様子をご紹介。
各会場ともとても賑わって、見に来てくださった方々が皆さん「きれい~」と喜んでくださったようです。
また、バスターミナルでのランタン作りワークショップに、今日は20人もの方が参加してくださったそうで、皆さんに満足していただいてとても嬉しいです。 
ランタンを見に会場までお越しくださった皆様、ランタン作りに参加してくださった皆様、どうもありがとうございました。

2022年9月9日金曜日

「きたまちといろ」初日

今日から始まりました「きたまちといろ」
奈良倶楽部のチェックインが始まる前にバスターミナルへ。

映画「雄呂血」を観てきました。
東大寺境内で撮影された場面では、竜蔵院や宝厳院などの塔頭の土塀の美しさに目が行き、今はお松明の第二拝観所になっている駐車場の空き地が背丈ほどの草で茫々だったり、背景に大仏殿が映っているのも有りなのかと驚いたり。主人公の阪妻さんは田村高廣さんとやっぱり似ているとか、ツッコミどころ満載の人物造形もまた面白くて、無声映画というのも初めてでしたが、違和感なく鑑賞。
同じバスターミナルで開催されている「といろ市」にも寄り道して、美味しいものをあれこれ購入。
「といろ市」会場では、毎日随時「ランタンづくりワークショップ」を開催しています。今日参加された方はあまりの楽しさに明日もまた来てくださるそうで、タイミングが合えば皆様も是非ご参加下さい!
そうそう、「といろ市」に出店されていた近大メロンで買ったドライメロンが癖になる美味しさでした。
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夕方からは、「きたまち宵あかり」のお当番で旧監獄へ。
ちょうど点灯時間から雨が激しくなって、やむなく中止に。
でもせっかくだから、ちょっとだけ点灯してみました。
旧監獄では60個のランタンを灯します。こんな感じのこじんまりした宵あかりですが、明日以降またご覧にお越し下さいませ。
(私は10日14日以外の点灯消灯時間にいます)
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バスターミナルの帰りに「SOUSUKE」さんでカレーパスポートで購入したココナッツマンゴーチキンカレー。こちらも癖になる美味しさ!
「SOUSUKE」さんの種々カレー帳出店日に訂正がありました。
12日と15日以外に出店されます。メニューもココナッツマンゴーチキンカレーのみになります。
美味しいものや楽しいこと盛りだくさんの「きたまちといろ」
公式HPやツイッターで詳細や最新情報をキャッチして下さい。

2022年9月7日水曜日

きたまちといろ「奈良倶楽部のイベント」

「きたまちといろ」開催まであと2日。
奈良倶楽部は独自イベントとして、11日早朝に「宿泊者限定*東大寺境内散策ツアー」と「お家で簡単!薬膳茶と養生ごはんプチセミナー」を開催します。

「宿泊者限定*東大寺境内散策ツアー」は早々に満室となりありがとうございました。しっかり案内人をつとめられるよう、前回のコースも見直しレジュメも新たに作成しているところです。

「 あじあの薬膳おばんざい藍布」店主・里井さんとのコラボイベント「お家で簡単!薬膳茶と養生ごはんプチセミナー」は残席2名様となっています。
日にちも迫っていますが、興味を持っていただけるようでしたら、どうぞご参加よろしくお願いします!

(写真は当日試飲していただく薬膳茶のイメージです)

・開催日時:2022年9月11日(日曜日)15:30~17:00
・会場:小さなホテル奈良倶楽部
・定員:10名前後(先着順)
・参加費:2800円(税込み)
・内容:「 あじあの薬膳おばんざい藍布」の店主・里井さん監修による、奈良倶楽部で提供中の「夏の薬膳茶」のレシピ公開と、身近な食材の効能や薬膳の知恵を日々の食卓に採り入れるヒントについてのお話。薬膳茶も飲み比べていただきます。(資料・お土産付き)
・申込先:メール ktnaraclub@gmail.com または☎0742-22-3450
お名前・ご住所・携帯電話番号・参加人数を明記して下さい。

2022年9月6日火曜日

きたまちといろのイベント⑤てんかつコンサート

 「きたまちといろ」期間中、転害門横の「転害門観光案内所」では地域の有志によるミニコンサートが毎晩開催されます。

併せて、転害門前広場に灯るランタンの灯りもお楽しみくださいね。
9/9の18:00より、ランタンの点灯セレモニーも行います。

(こちらの写真は先日の試験点灯の様子です)

2022年9月5日月曜日

きたまちといろのイベント④「種々カレー帳」

9/9から始まる「きたまちといろ」で、カレー好きな皆さんから注目を集めているのが「種々カレー帳」というイベント。

最近、きたまちエリアでカレーのお店が増えてきたこともあって
「きたまちをカレーやスパイスでもっと楽しく!」をテーマに盛り上げようと、カレーやスパイス料理、スパイスやハーブを使ったお菓子やドリンクのテイクアウトメニューを食べ歩きするイベントが企画されました!
正倉院宝物の「種々薬帳」に因んでその名も「種々カレー帳」!
こちらは「種々カレー帳」参加店舗マップ↑とタイムテーブル↓
「種々カレー帳」参加店舗のメニューを食べるには、まずは「カレーパスポート」(500円)を購入します。
「カレーパスポート」は、9/9~15の期間中、バスターミナルで開催されている「といろ市」で購入できます。(ミジンコブンコ、サルマメカレーでは 9/2から先行販売されています)

このパスポート提示で、参加店で特別メニューが購入できます。 
毎日の参加のお店もありますが、1日限定のところもあります。
また、toi印食店さんとvanamさんのコラボは fajiiさんでの間借り提供になります。
初宮神社、ミジンコブンコ、カフェトランキーロでは間借り、飲食ブースもありますので、テイクアウトした各店のカレーを食べ比べたりもできます。
※飲食ブースの利用時間は​11:30-16:00
※店舗によって販売時間は異なります。

公式ガイドブック「MOOK種々カレー帳」も100冊限定で奈良公園バスターミナルの種々カレー帳特設ブースにて配布予定です。
MOOKはイベントのガイドブックだけでなく、カレーやお菓子のレシピ​や参加店舗店主の貴重な旅行記なども掲載された楽しい内容になっています。
早速「カレーパスポート」をgetしました!
各店舗のメニューなどは、今後SNSなどでお知らせされると思います。
楽しみですね!