2019年10月31日木曜日

「私の奈良旅写真」大募集!

大阪国際大学・林研究室「観光写真リサーチプロジェクト」より
「私の奈良旅写真」募集の協力依頼をいただきましたので
奈良を旅するブログ読者の方にご案内させていただきます。

この研究は、奈良を訪れた旅行者が撮影した写真から、 奈良の魅力を再発見しようという研究プロジェクトで、まずは調査に協力してくださる旅行者を募っておられます。
「観光写真リサーチプロジェクト」のサイトをご覧いただいて、ご協力できるようでしたら、是非どうぞよろしくお願い申し上げます。

募集期間は2019年10月から2020年3月まで。この期間内に観光目的で奈良を訪れた奈良県外にお住まいの方が対象です。

※サイトには、対象者を「奈良県外の方」と明記されていますが、奈良県内在住の方でも県内を観光目的で旅される方もいらっしゃいますので、県内在住の方でご協力できる方はお願いしますということでした。

2019年10月30日水曜日

「天平の祈り はじまりの道」

「天平の祈り はじまりの道」と題した、仏教定着の道を辿るマップが発行されました。
モデルのはなさんが、平城宮跡を拠点に東大寺まで一条通りを歩くコースと佐保川沿い、西の京エリアをサイクリングで巡るコースをご案内した、コンパクトで可愛いデザインのマップです。
写真↑の地図は、こちらで大きく見ることができます。
Aコースは平城宮跡から東大寺まで一条通りを歩くコース。
Bコースは平城宮跡から東大寺まで佐保古墳群や佐保川沿いを走るサイクリングコース。
Cコースは平城宮跡から唐招提寺・薬師寺の西ノ京へ向かうサイクリングコース。
こちらの写真↑も、ここから大きく見ることができます。
マップは、奈良国立博物館や平城宮跡、県内の観光案内所、東京・日本橋の「奈良まほろば館」で無料配布中です。
また、海龍王寺HPのこちらから詳しく見ることができます。
マップ片手に「天平の祈り はじまりの道」をぜひ巡って下さいね。

2019年10月29日火曜日

11月のお出かけ情報②~寺社伝統行事

11月に行なわれる奈良の寺社伝統行事のご案内です。
奈良への旅の参考にどうぞ++

◇11/1~11/22 9:00~16:00 如意輪寺菊まつり
※11/1には通常非公開の本堂にて法要が営まれ、参拝者は特別に堂内で拝観できる。
問合せ:0746-32-3008

◇11/2・11/3 櫛玉比女命神社「戸閉祭」
奈良の秋祭りのしんがりで11/2の宵宮のだんじりの宮入が豪快。
11/2 12:00 だんじりが各集落を出発 / 19:00 神社に到着
11/3 10:00~神事 / 13:00 だんじりが神社を出発
問合せ:0745-56-2594

◇11/2 14:00~ 大安寺開山忌 大般若転読法要
問合せ:0742-61-6312

◇11/2 9:30~13:30 宝山寺「仏名会」
問合せ:0743-73-2006

◇11/2 天河大辨財天社「秋季大祭」
11:00~神事 13:00~能楽奉納
問合せ:0747-63-0558

◇11/2 19:00~20:30 海龍王寺布薩の法要
問合せ:0742-33-5765

◇11/3 安倍文殊院十一面観音法要
10:00~ 弘法大師 / 11:00~12:00 十一面観音大法要
問合せ:0744-43-0002

◇11/3 11:00~12:30頃 談山神社けまり祭
問合せ:0744-49-0001

◇11/3 10:30~ 金剛寺菊薬師会式」大般若経転読法要
問合せ:0747-23-2185

◇11/3 13:00~15:30 春日大社文化の日萬葉雅楽会
問合せ:0742-22-7788

◇11/3 14:00~ 信貴山朝護孫子寺柴灯護摩供野外火渡大祈願会 」
問合せ:0745-72-2277

◇11/3  墨坂神社「秋祭渡御行列」
問合せ:0745-82-0114

◇11/10 13:00~ 櫻本坊天武天皇御神徳奉賽神事
問合せ:0746-32-5011

◇11/13 慈眼寺「十夜柿供養まつり」 
問合せ:0742-26-2936

◇11/13 13:00~ 法隆寺慈恩会
問合せ:0745-75-2555

◇11/13 19:00~21:00 興福寺「慈恩会」 
問合せ:0742-22-7755

◇11/14 10:30~ 大神神社醸造安全祈願祭(酒まつり)
(11/13 9:00から拝殿の大杉玉の掛けかえ)
 問合せ:0744-42-6633

◇11/17 10:30~ 談山神社談山神社例大祭 」
問合せ:0744-49-0001

◇11/19 お昼すぎから夜まで  川上蛭子「秋祭り」
奈良倶楽部から徒歩圏内の川上蛭子社のえべっさん。
過去の日記はこちらこちら
※11/20は御例祭 過去記事

◇11/22 17:00~ 石上神宮「鎮魂祭 」
問合せ:0743-62-0900

◇11/23 13:00~ 吉野 大日寺「火渡りの行 」
問合せ:0746-32-4354

◇11/27 13:00~14:00 金峯山寺愛染堂大祭 
問合せ:0746-32-8371

2019年10月28日月曜日

11月のお出かけ情報①~秘宝秘仏公開

奈良の秋は秘宝秘仏特別公開のシーズンです。
秋深まりゆく奈良へ・・・
お出かけの参考にしていただければと思います。
<<公開中の秘宝秘仏は・・・>>

◆~11/4 中宮寺新殿鳩和殿「聖徳太子絵伝 四季図大屏風
問合せ:0745-75-2106

◆~11/4 9:00~16:30 橘寺「聖倉殿 伝日羅立像公開」
問合せ:0744-54-2026

◆~11/4 浄瑠璃寺「三重塔・薬師如来坐像特別公開」
※雨天、荒天時は中止
問合せ:0774-76-2390

◆~11/10  海住山寺国宝五重塔特別開扉
◆~11/10  海住山寺秘宝特別公開
問合せ:0774-76-2256

◆~11/10 信貴山朝護孫子寺
「国宝信貴山縁起絵巻~尼公の巻~特別公開」
問合せ:0745-72-2277

◆~11/10  興福寺「南円堂・北円堂特別開扉」 
問合せ:0742-22-7755

◆~11/10 霊山寺薬師三尊像、秋薔薇と秘仏宝物展
バラ庭園 8:00~17:00 本堂(秘仏宝物展)10:00~16:00
問合せ:0742-45-0081

◆~11/10 松尾寺「秋の寺宝展」千手観音像トルソー
◆~11/10 松尾寺「海北友松画 放馬図屏風特別公開」
 問合せ:0743-53-5023
◆~11/30 松尾寺日本唯一の舎人親王像」公開
問合せ:0743-53-5023

◆~11/11 般若寺「白鳳秘仏特別公開」
問合せ:0742-22-6287
ブログ内過去記事はこちら

◆~11/14 不空院「不空羂索観音坐像」 
問合せ:0742-26-2910

◆~11/14 頭塔「史跡頭塔公開」
問合せ:0742-27-9866

◆~11/14  法華寺「十一面観音像特別開扉」
◆~11/14  法華寺「慈光殿特別公開」
問合せ:0742-33-2261

◆~11/14 海龍王寺「十一面観音像特別開扉」
弘法大師筆「隅寺心経」なども特別公開
問合せ:0742-33-2261

◆~11/15  西大寺「愛染明王像特別開扉」
問合せ:0742-45-4700

◆~11/22  法隆寺夢殿救世観音特別開扉
問合せ:0745-75-2555
◆~11/30 法隆寺「秘宝展 秋」
問合せ:0745-75-2555

◆~11/23  榮山寺「本尊 薬師如来特別開扉」
◆~11/23  榮山寺「八角円堂内内陣装飾画特別拝観」
問合せ:0747-24-0065

◆~11/30 9:00~17:00 長岳寺大地獄絵開帳
住職による現代風絵解き説法も随時行なわれます。
問合せ:0743-66-1051

◆~11/30 おふさ観音「秘宝生き人形 特別公開」
問合せ:0744-22-2212

◆~11/30 金峯山寺秘仏本尊 金剛蔵王大権現」特別開帳
問合せ:0746-32-8371

◆~11/30 安倍文殊院秋の寺宝展
一般公開されていない金閣浮御堂の内陣を参拝することができる。
問合せ:0744-43-0002

◆~11/30 薬師寺
玄奘三蔵院伽藍 大唐西域壁画公開
西塔初層内陣釈迦四相像特別公開」「食堂特別公開
問合せ:0742-33-6001

◆~11/30 不退寺「秋期秘宝特別展」
在原業平画像開扉、伊勢物語公開、古今和歌集、六歌仙の公開
問合わせ:0742-22-5278

◆~11/30 9:00~16:00 大安寺十一面観音像特別開扉
癌封じの本尊として名高いです。
問合せ:0742-61-6312

◆~11/30 當麻寺中之坊「秋の寺宝展」
問合せ:0745-48-2001

◆~11/30 9:00~16:30 浄瑠璃寺「秘仏吉祥天女像特別公開」
問合せ: 0774-76-2390

◆~11/30 8:30~16:45  岩船寺「秘宝特別公開」
岩船寺三重塔初層特別開扉は11月の毎土日祝日
(雨天・荒天時は塔開扉中止の場合あり)
問合せ:0774-76-3390

◆~12/1 岡寺本堂内々陣お扉特別開扉
問合せ:0744-54-2007

◆~12/1 壷阪寺
「西国三十三所草創1300年記念 壺阪観音お身拭い結縁参拝」
問合せ:0744-52-2016
◆~12/18 8:30~16:30  壷阪寺「大眼鏡奉納」
問合せ:0744-52-2016

◆~12/1 9:30~16:00 長谷寺本尊大観音尊像特別拝観
◆~12/1 9:00~15:00 長谷寺秋季特別寺宝展
期間中もみじまつりも開催されています。
問合せ:0744-47-7001

◆~12/8  8:30~16:30 談山神社秋の社宝特別展
問い合せ:0744-49-0001

<<11月から特別公開されるものは・・・><11>>

◆11/1~11/3  8:00~17:00 法隆寺上御堂特別開扉
普段非公開の上御堂(鎌倉時代)を開扉。
中には平安時代の釈迦三尊像(国宝)が安置されています。 問合せ: 0745-75-2555

◆11/1~11/4 吉田寺「多宝塔本尊秘仏大日如来」特別開扉
多宝塔(室町時代)内部の秘仏「大日如来坐像」が公開
問合せ:0745-74-265

◆11/1~11/7 福智院「宝冠の十一面観音立像」
9:00~16:30(入堂は16:00まで) 
問合せ: 0742-22-1358

◆11/1~11/7 9:00~16:00 法輪寺「秋季特別展」
妙見堂特別公開と秘仏妙見菩薩像ご開帳
問合せ:0745-75-2686

◆11/1~11/8 帯解寺「秘仏秘宝特別開帳」
問合せ:0742-61-3861


◆11/1~11/10 當麻寺奥院「綴織 當麻曼陀羅 平成本特別開帳」
問合せ:0745-48-2008

◆11/1~11/309:00~16:30 聖林寺「秘宝・マンダラ展」
秘宝のマンダラ約15点を展示
問合せ:0744-43-0005

◆11/1~11/30 弘仁寺秘仏本尊虚空蔵菩薩像
◆11/1~11/30 弘仁寺「唐草文三足双耳香炉」
問合せ:0742-62-9303

◆11/2~11/4 現光寺「十一面観音坐像特別公開」
問合せ:0774-76-2256

◆11/2~11/18 如意輪寺「後醍醐天皇御霊殿御自作像特別開帳
問合せ:0746-32-3008

◆11/3 9:00~16:00 東鳴川観音講「不空羂索観音坐像」
興福寺南円堂が1180年に焼失する以前の不空羂索観音坐像の姿を模したものと考えられる不空羂索観音坐像の特別開帳(毎月第1日曜日)
問合せ:0742-34-5369

◆11/3 9:00~16:00 松尾寺「秘仏厄除観音特別開扉」
年に一度秘仏の本尊「厄除千手千眼観世音菩薩」を公開
問合せ:0743-53-5023

◆11/3 10:00~16:00 霊山寺「三重塔特別開扉」
普段非公開の三重塔の初層の扉を特別に開扉。
内部壁画を拝観することが出来る一年に一回の機会。
問合せ:0742-45-0081

◆11/3~12/2正暦寺「薬師如来倚像」
問合せ:0742-62-9569

◆11/6~11/8  9:00~16:00 興福院「令和記念特別拝観」
問合せ:080-1023-4728
ブログ記事

◆11/8 浄瑠璃寺「三重塔・薬師如来坐像特別公開」
雨天、荒天時は中止
問合せ:0774-76-2390

◆11/9~11/17 櫻本坊「天武天皇御神像特別開帳」
問合せ:0746-32-5011

◆11/13~11/17 金峯山寺「役行者霊蹟札所36ヶ寺出開帳」
問合せ:0746-32-8371

◆11/16 13:30~15:00 當麻寺中之坊「導き観音ご開帳」
問合せ:0745-48-2001

◆11/16~12/1 當麻寺奥院「大方丈襖絵特別公開」
問合せ:0745-48-2008

◆11/18~11/24 法起院「長谷庚申・秘仏青面金剛像御開帳」
問合せ:0744-47-8032

◆11/22~12/1當麻寺西南院「本堂特別開帳」
問合せ:0745-48-2202

◆11/22~11/24  9:00~16:00 興福院「令和記念特別拝観」
問合せ:080-1023-4728
ブログ記事

2019年10月27日日曜日

飛火野のナンキンハゼ*

新しいブログになって初めての『奈良の紅葉便り』をお届けします。
飛火野のナンキンハゼが色づき始めていました。(10/25撮影)
外来種ではありますが、奈良公園の木々の中でも紅葉のトップバッターとして、秋の訪れを教えてくれるナンキンハゼの木。
飛火野の真ん中に立つこの木は、2008年放送のテレビ番組「鹿男あをによし」に登場して以来「鹿男の木」として親しまれています。
これから真っ赤に色づくまでの紅葉グラデーションも楽しみですね。
(2年前のブログに霧の飛火野・紅葉グラデーションの写真が→

2019年10月26日土曜日

「御即位記念 第71回 正倉院展」鑑賞記

御即位記念 第71回 正倉院展
今年の正倉院展は、天皇陛下の御即位を記念した、正倉院宝物の成り立ちを示す宝物や、宝庫を代表する宝物、シルクロードの遺風を感じさせる宝物がたくさん出陳された展覧会となっています。

会期前日の内覧会。
これからお出かけのお客様に、展覧会の内容や見どころについてはもちろんですが、会場の様子についてもご案内できるよう、一足お先に鑑賞させていただきました。

展示室を回る順に主な宝物を紹介していくと・・・
(写真は「奈良国立博物館」公式ツイッターと図録より、文章は図録を参考にしました)

東新館では・・・
『赤漆文欟木御厨子』
聖武天皇と光明皇后の婚礼に際して取り交わした結納の品や装身具や小物類などが納められていた大型の厨子。天武天皇から、持統、文武、元正、聖武、孝謙と歴代の天武系の天皇に継承されたという由緒が記されている。
実際に見るとかなり大きく美しいですが、図録によると明治時代に著しく破損した状態で発見され、二度の修復、新補された部分も記載されていました。

『紅牙撥鏤尺と緑牙撥鏤尺』
精密で華麗な文様、デザインのセンス、深い色味。特に紺色の撥鏤尺を見ることができて眼福に尽きるのでした。
『七條刺納樹皮色袈裟』
赤・青・黄・緑・茶などの平絹を不規則な形に裁ち、これらを刺縫いの技法で継ぎ合わせて作られている。これは糞掃衣(ふんぞうえ)とも称される、端裂を集めて縫い合わせ仕立てた袈裟に擬えたものと考えられ、袈裟の本義を踏まえたものと理解される。
布好きポジャギ好きとして、見たかったものの一つ。
刺し縫い技法を確かめたかったけれど、継ぎ合わせがわからないくらい一枚の布に同化していました。それにしても、端裂を集めて縫い合わせたものを「糞掃衣」と言う、ネーミングの妙にびっくり。
金銀平文琴
図録の表紙やチケットデザインにも使われて、実物の大きさを想像しにくかったのですが、実際に見て、描かれた文様すべてが素晴らしく、もう一度じっくり拝見したいと思いました。
(図録には文様の拡大写真多数です)
『鳥毛立女屏風』
2014年の正倉院展から5年、六扇すべて揃った『鳥毛立女屏風』が並んだ様子は圧巻でした。第六扇(写真の左側↑)は面相部を残して全て後補。

西新館では・・・

『礼服御冠残欠』
たくさんの残欠の一つ一つに心うばわれます。すごい!
『衲御礼履のうのごらいり
聖武天皇が大仏開眼会で履かれた儀式用の靴。赤く染められた牛革で作られていますが、何と鮮烈で気品のある赤なのでしょう。
『子日目利箒』
蚕を飼う部屋を掃き清める宮中儀式に使った箒で、枝の一部に濃緑色のガラス玉が残っています。
この箒を置くための台も素晴らしかったです。
『紫檀金鈿柄香炉』
高級材の紫檀製の香炉で、僧が儀式で使ったもの。
金や水晶、ガラスで装飾されて、ただただ美しい。
『金銀花盤』
以前に拝見したものも多かった今回の展覧会。
この花盤も見たことがある記憶が・・・でもこんなに大きかったのですね。圧倒されました。
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まだまだ他にも、これがよかった、あれが素晴らしかったと、ご紹介したいものがたくさんありますが・・・個人的に気に入った出陳品を写真とともに紹介した鑑賞記とさせていただきました。
そして毎年のことですが、会場では、天平の至宝に心掴まれるひとときを味わってきました。 奈良倶楽部に戻ってからも、この感情は持続していて、観てきた宝物を思い出しては胸の中にじんわり温かいものが溢れ出て、幸せなことです。
図録や正倉院展についての参考資料などを
ラウンジスペースに置いていますのでご覧ください。
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御即位記念 第71回 正倉院展
開催期間:10/26(土)~11/14(木)※会期中無休
開館時間:月~木:9:00~18:00 / 金土日祝:9:00~20:00
     ※入館は閉館の30分前まで
会場:奈良国立博物館 東新館・西新館

2019年10月25日金曜日

「文化財保存修理所特別公開」10/26~受付

今年度の奈良国立博物館「文化財保存修理所」の見学会は1月9日に。
事前申込制で10/26の10:00から受付開始、各回40名の先着順です。
今年度から往復はがきによる受付はされていず、申込フォームからの受付になります。・・・が、その申込フォームは、10/26の10:00前に、こちらのページに「申込み画面」が現れますので、どうぞよろしくお願いいたします。

以下、奈良博サイトからのコピペですが・・・
開催日
令和2年1月9日(木)
時間
第1回 10:00~ 
第2回 13:00~
第3回 15:30~
(各回約90分)※いずれの回も同じ内容です。
募集人数
各回40名(先着順)
内容
①当館研究員が文化財修理の概要について解説を行います。
②文化財保存修理所を当館研究員の解説付きで見学していただきます。
※修理所の見学は窓越しとなります。工房への入室はできません。
また、写真撮影(携帯電話含む)は固くお断りします。
申込み
当画面、申込フォームよりお申込ください。
10月26日(土)10:00より受付開始
※定員になり次第、募集を終了いたします。
※今年度から往復ハガキによる受付はしておりませんので、ご注意ください。
参加費
無料
お問い合わせ
奈良国立博物館 総務課 企画推進係まで
【電話】0742-22-4450 (企画推進係)
※平日の10時~17時(12月30日~1月3日を除く)
交通案内
駐車場は用意しておりませんので電車・バス等をご利用ください。
●近鉄奈良駅下車東へ徒歩約15分
●JR奈良駅または近鉄奈良駅から市内循環バス(外回り)「氷室神社・国立博物館」下車すぐ
チ ラ シチラシ[PDF,391KB]

2019年10月24日木曜日

久しぶりの朝散歩*

奈良倶楽部→講堂跡→二月堂→手向山八幡宮→東塔跡→大仏殿→大仏池→奈良倶楽部と、久しぶりの朝散歩。
今の季節、7時過ぎ頃の光の射し具合がちょうどいい感じ。
正倉院南側、ナンキンハゼがところどころに色づき始めていました。

朝日に包まれ清々しい佇まいの大仏殿。
講堂跡あたりのボス鹿に遭遇。やっぱり角は切られていないのね。
二月堂裏参道のお供田のところ。蜘蛛の巣が綺麗に撮れました!
二月堂お参りの後は手向山さん参拝。紅いモミジと青いモミジ。

手向山さんから東塔跡へ。
朝陽が低い位置から差し込み、木々の影が長く伸びています。
そんな東塔跡の片隅で繰り広げられていた恋の鞘当て。
フガーっと興奮気味の雄鹿のそばで牝鹿は涼しい顔してました。
朝の大仏殿、まだ参拝客の少ない時間帯だからかもしれませんが、静かで美しい佇まいを感じるのです。

大仏池にて、大仏殿と遠くに御蓋山。
今朝はカメラレッスンも兼ねてのお散歩だったので、このコースで所要時間は1時間半。朝7時出発 8時半に戻ってきました。
東塔跡を廻らなければ約1時間ほどでしょうか。
朝食前の朝のお散歩にお奨めのコースです。

2019年10月23日水曜日

10/26~11/14「もちいどの正倉院フェア」

正倉院展期間中に合わせて「もちいどのセンター街」では
参加店舗が正倉院宝物やそのルートであるシルクロードにちなんだ商品を準備し、トークショーや、豪華景品に応募できるスタンプラリーなど盛り沢山なイベント「もちいどの正倉院フェア」を開催します!
参加店舗はこちら↓
※「天平文様」を研究する藤野千代先生のトークショーは
10/27(日)11/10(日)13:00~14:30予定
会場は「メヘラリカーペットギャラリー」です。
正倉院展にお出かけの道中に是非お立ち寄りくださいませ。

2019年10月22日火曜日

10/23~12/8 橿原神宮 「勅使館」特別公開

橿原神宮では明日10月23日(水)から12月8日(日)まで
天皇陛下の御使いである御勅使が参向し、紀元祭や特別な祭典で参籠・潔斎を行う社殿「勅使館」が特別公開されます。
※拝観不可の除外日がありますのでご注意下さい(下段参照)
その特別さから、これまで一度しか公開されたことのない勅使館ですが、今回の公開では、実際に勅使が参向される際のしつらえが初めて再現されて公開されるということです。
御勅使がお座りになる「上段の間」には天皇陛下からの御供物である「御幣」とそれを入れる「唐櫃」が展示され
寝殿造形式の庭園も拝観することができます。
::
橿原神宮 「勅使館」特別公開
公開日:2019年10月23日(水)~2019年12月8日(日)
※下記は除外日となり、拝観不可
10/25(金)10/31(木)11/2(土)11/10(日)
11/12(火)~11/15(金)11/20(水)11/30(土)
公開時間:9:30~15:30
※下記日程は12:30~15:30のみ公開
11/1(金)11/3(日)11/11(月)11/21(木)12/1(日)
特別拝観料:500円
::
ブログ内の写真は、2015年秋に行われた「橿原神宮 御本殿特別参拝」のブログ記事から転用しています。

2019年10月21日月曜日

「大極殿院 南門復原整備工事 特別公開 」

第一回目の時はご案内しそびれてましたが、今週末10/26・10/27に
平城宮跡歴史公園の「第一次大極殿院 南門復原整備工事」の
第二回特別公開が行われます。 両日とも9:00~17:00(16:30受付終了)
予約不要・当日自由参加、見学無料です。
宮大工による実際の木材加工の様子や復原プロセスのパネル展示、専用のゴーグルを着用し南門の完成した姿や構造部材などをヴァーチャル体験できるVRシアター体験などもご用意されています。
復元整備工事現場の素屋根内3階部分まで上がりますので
見学の際の注意として・・・
・歩きやすい服装・靴でお越しください。
(ハイヒール、草履などでの見学は不可)
・工事現場内は全面禁煙。 
・工事現場内での三脚を使った写真撮影禁止。 
・素屋根内の見学には、安全上、素屋根内入場者数に制限を設けております。当日先着順 での入場となりますので、希望者多数の場合は素屋根内の入場をお待ちいただく場合 もあります。
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また、平城宮跡資料館では 11/24まで、秋期特別展 「地下の正倉院展 -年号と木簡-」が開催されていますので、こちらも是非どうぞ!

2019年10月19日土曜日

10/17~11/10「興福寺国宝特別公開2019」

「興福寺国宝特別公開2019」
今年は 6年ぶりに北円堂と南円堂が同時開扉されます。
正倉院展前の まだ人出が多くないうちに 早速行ってまいりました。
鎌倉時代の天才仏師運慶の父・康慶の傑作がそろう南円堂。
例年は、毎年10/17のみしか開扉されないので、タイミングが合わないとお参りに伺えなかったりして、私自身も数年ぶりの参拝です。
 久しぶりにここから見る三重塔↑と五重塔↓。
ご本尊の不空羂索観音坐像の圧倒されるような大きさと、それでいて、慈悲深いお顔立ちに心がとろけるように気持ちになって、しばらくぶりに伺ったことを勿体なく思ったり。
南円堂にいらっしゃる四天王像は、長い間、仮金堂(現在の仮講堂)に安置されていた四天王像で、鎌倉時代に南円堂の像として康慶一門によって造られたもの。一昨年12月に南円堂に戻され、昨年 国宝に指定されました。(それまで南円堂に安置されていた木造四天王立像は、昨年10月に落慶した中金堂に移されています。)
そして、国宝館に安置されていた、康慶一門作の木造法相六祖坐像(国宝)も南円堂に移され、南円堂には、これで康慶と弟子たちが造った像十一体(すべて国宝)が揃ったことになります。
それにしても、その四天王像の彩色の美しいこと!
法相六祖坐像は、国宝館で拝見した時の方が印象に残りましたが、それでも康慶一門作の国宝が揃った南円堂の空間は素晴らしくて、何とも言いようのない至福感を味わうことができました。
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北円堂。
ご本尊の弥勒如来坐像、その背後に安置されている無著・世親立像などの運慶一門の名作に、仏様にお参りというよりは、つい鑑賞してしまうのですが、こちらも久しぶりにお参り出来て大変満足でした。
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靴袋とゆかりを記念品にいただきました。ありがとうございます。
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興福寺国宝特別公開2019
公開期間:10/17~11/10
拝観場所:南円堂・北円堂
拝観時間:9:00~17:00(受付は16:45まで)
拝観料:大人1000円 / 中高生700円 / 小学生300円(記念品付)