2023年9月30日土曜日

東大寺 戒壇堂と法華堂

明日10月1日から拝観再開になる戒壇堂と、同じく10/1から10/16まで特別公開される法華堂「執金剛神立像」の内覧会が、東大寺友の会会員限定でありましたので、行ってきました。

戒壇堂そばの桜の木(ナラノヤエザクラ)が紅葉し始めていました。
堂内に入ると少し明るくなったような印象です。
これは、お堂内の漆喰壁を塗り替えられたので、白さが際立って明るくなったように感じたようでした。(建物外側の漆喰壁も塗り替えられています)
そして、堂内の白壁にはとても目の細かいネットが張られていて、地震などで万が一 漆喰が剥落した時にはその粉が四天王像に飛ばないようにされているそうですが、言われてみて目を凝らしてみてもネットの存在はわかりませんでした。
ところで、天井の杉板に付いている手形や足形は綺麗にされたのかな?と上を見上げてみると、まだ残っています。
お聞きすると、綺麗にしようとしても取れなかったそうです。
四天王像もご自坊にお戻りになって本来の体制でこの世を守る!というご様子でしたが、東大寺ミュージアムで光背を外して横一列に整列されていた様子を思い出すと、とても貴重な空間を体験させていただけたのだなぁと、思い出しては感動しています。

「良弁僧正1250年御遠忌法要」前夜に蜂起の儀が行われる辛国神社にもお参り。御神籤が大吉で、気を引き締め謙虚に・・・と告げていただいたようです。

法華堂では通常12/16の開山忌の日にしか公開されない「執金剛神立像」が明日から10/16まで御開帳されます。一年に一度の御開帳日はいつも長蛇の列なので、この10月は何度もゆっくり拝観に訪れたいと思っています。
執金剛神立像拝観後は堂内の四天王像をゆっくりと拝観。
戒壇堂、法華堂と奈良時代に作られた素晴らしい御像をたっぷりと拝観できて「眼福」の一言では言い表せないくらいに心が満たされました。

二月堂へもお参りしました。


夕方4時半頃の空の色。
二月堂でもちょっと肝試し的にお神籤を引いてみました。
大凶や凶ばかりを引いてしまう二月堂、それに比べて辛国神社では大吉や吉、末吉、小吉を引くことが多く、滅多なことでは二月堂でお神籤は引きませんが、今日はちょっと興が乗ってしまいました。無心に引いたので大吉!(示唆される内容に頷いてしまいました)

ところで、指図堂北側は今こんな風になっています。

大仏池を過ぎて二月堂に向かう道中、久しぶりにこの道を通ると、その変貌ぶりに驚く人多いと思います。
二月堂お供田は稲穂が実ってまもなく稲刈りですね。

手向山八幡宮でいただいたポスター
御鳳輦ごほうれん渡御の道順はこちら↓
10時半頃に御本社を出発されるようです。楽しみですね。

2023年9月29日金曜日

唐招提寺観月讃仏会

唐招提寺観月讃仏会へ行ってきました。
奈良倶楽部を始めて35年の間、中秋の名月の日は仕事があったりで、今まで行事にタイミングよく参加できず、実は初めて伺いました。
南大門をくぐると正面に扉が開け放たれた金堂が見え、天平時代の大きな仏様たちが夕闇の中で黄金色に輝いています。
その荘厳さに感動しながら金堂の前へ
18時、金堂前では山内僧侶による法要が行われています。
萩の花も満開。
遠くから近くからうっとりしながら金堂内の仏様たちに手を合わせ、月が昇ってくるまでのひとときを御影堂の方へ向かいました。
御影堂では献茶式が行われていて、鑑真和上様へ、そして前庭に設えたお供えの台にも置かれてお月様へも献茶されたのでしょうね。
蝋燭の明かりだけの薄暗い中に仄かに浮かびあがる襖絵は、昼日中に拝見するのとはまた違った趣きで素晴らしかったです。

金堂前に戻るとちょうどお月様が見え始めて
月の光をたっぷり浴びて
立ち去り難い思いで帰りました。

2023年9月26日火曜日

久しぶりの読書タイム*

お彼岸が過ぎて一気に秋が来ましたね。
朝晩はめっきり涼しくなって、ようやくエアコンなしでもいけそうな、油断すると風邪を引きそうな気温になりましたが、日中はまだまだ夏の名残を引きずっていて暑い暑い。こちらも気をつけないと体調を崩してしまいそうです。

さて、秋の気配とともに・・・久しぶりの読書に勤しんでいます。
何と、この数日で3冊の本を 一気読みしてしまいました。
それほど、どの本も面白くて夢中になって読んでしまったのです。

「じんかん」
信長の口から語られる松永弾正久秀の半生。
作者のフィクションで書かれた歴史小説と思えど、この奈良の身近なところが舞台なので感情移入して読み進んでしまいました。

「契り橋」 
高田郁さんの「あきない世傳 金と銀」の特別巻。
ずっと楽しみに読んでいたシリーズが終わった後のご褒美のような、本編登場人物のうちの4人を主人公にした四編の短編集ですが、主人公・幸と五十鈴屋を取り巻く物語をより深く味わうことができました。この後に下巻が出ることも楽しみ、本編がドラマ化されることも楽しみです。

「あふれる日々を、ととのえる」
今年40周年を迎えた「くるみの木」。
奈良に「くるみの木」があってありがとう、「くるみの木」は奈良の誇りといつも思っている私。
少し年上のゆっこさんの、元気に仕事をこなしていらっしゃる姿は大きな励みになっています。
仕事が忙しいと自分の暮らしは二の次になってしまいがちなのですが(私の場合)、日々の暮らしを大切にされている様子、その日々をととのえる知恵と工夫が詰まった素敵な一冊です。

視力の衰えとともに読書から遠ざかってしまいがちでしたが、また少しずつ本を読むことを日々の暮らしに加えていきたいと思います。

2023年9月25日月曜日

10月のお出かけ情報②〜寺社伝統行事:前半

10月は「秋祭り」の季節。
ブログでは、9/24現在でわかる範囲を記載していますが、当日ご参拝予定の方はHPなどで今一度ご確認の上、お出かけください。

◇10/1 氷室神社御例祭」 
10:00 朝座の儀 /12:00 渡御 /13:00 御旅所祭(興福寺南大門址)
14:30 還御 / 16:00 夕座の儀 / 17:00 舞楽奉納 氷献灯
問合せ:0742-23-7297

◇10/1 9:00  石上神宮「榜示浚」
問合せ:0743-62-0900

◇10/3~10/5 西大寺光明真言土砂加持大法会
西大寺一門最大の法要。宗内僧侶の総出仕の下、本堂で光明真言の功徳で土砂を加持して、三昼夜続けて総回向の法要が営まれます。
問合せ:0742-45-4700

◇10/5 手向山八幡宮「転害会」 
・10/4 17:00 宵宮祭 
・10/5 9:00 御本社祭典  神幸祭 御鳳輦ごほうれん渡御
           12:00 転害門祭典 12:30 舞楽奉納
             15:00 還幸祭(於 御本社)
雨天時は渡御、転害門祭典は中止、舞楽奉納は御本社で斎行
2019年の転害会「御鳳輦渡御」の様子はこちら
問合せ:0742-23-4404

◇10/7・10/8 鴨都波神社秋季大祭
問合せ:0745-62-2176

◇10/7・10/8 往馬大社「火祭り」
問合せ:0743-77-8001

◇10/8  丹生川上神社中社「太鼓台奉舁安全祈願祭
※別名「小川祭」今年は5年ぶりに実施されます。→
問合せ:0746-42-0032

◇10/8 10:00~  談山神社 嘉吉祭」 
問合せ:0744-49-0001

◇10/8 10:00  法隆寺西円堂
「奉納鏡奉納大般若経転読法要」
問合せ:0745-75-2555

「万燈会」開催は18:00~
問合せ:0742-33-6001

◇10/8 20:00 奈良豆比古神社「翁舞」 
※今年も一般公開されますが、YouTube配信もあり→


◇10/9 10:00~ 春日大社重陽節供祭・献香之儀
※献香之儀は参拝所より拝観可
問合せ:0742-22-7788

◇10/12 19:00~ 八柱神社「題目立」
17歳の若者が中心になって行われる音楽や動作を伴わない
独特の節回しで語られる素朴な民俗芸能。室町時代から続く。
国指定重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化財に登録。
問合せ:0742-34-5369(奈良市文化財課)

◇10/14 三輪恵比須神社「例大祭」
問合せ:0744-42-6432

問合せ:0742-22-5511

◇10/15  石上神宮「ふるまつり」
900年前から続く石上神宮で最も重要な祭典。
問合せ:0743-62-0900

◇10/15  9:00~ 興喜天満神社「秋季大祭(初瀬まいり)」
宵宮祭は10/14  16:00~
問合せ:0744-55-2300

◇10/15 宇太水分神社秋の例祭
問合せ:0745-82-2457(宇陀商工観光課)

◇10/15  13:00~ 大峯山龍泉寺八大龍王堂大祭
問合せ: 0747-64-0001

2023年9月24日日曜日

10月のお出かけ情報①~秘宝秘仏公開

10月の奈良は秋の観光シーズン真っ盛りで、特別公開も目白押し!
9/23時点で発表されている情報を元に特別公開をまとめました。
お出かけの参考にしていただければと思います。

<<公開中の特別公開は・・・>>
◆~11/30 安倍文殊院秋の寺宝展
一般公開されていない金閣浮御堂の内陣を参拝できる。
問合せ:0744-43-0002

問合せ:0743-53-5023

◆~2024年1/15 薬師寺東塔・西塔特別公開
問合せ:0742-33-6001

<<10月より始まる特別公開>>

◆10/1~東大寺「戒壇堂」拝観再開
◆10/1~10/16 東大寺「法華堂執金剛立像」特別開扉
◆10/1~11/16 「実忠和尚坐像」東大寺ミュージアムにて拝観
問合せ:0742-22-5511

◆10/1(毎月第一日曜)東鳴川観音講「不空羂索観音坐像」

◆10/1~11/30 不退寺「秋期秘宝特別展」
在原業平画像開扉、伊勢物語公開、古今和歌集、六歌仙の公開
問合わせ:0742-22-5278

◆10/1~11/30 9:00~16:00 大安寺十一面観音像特別開扉
癌封じの本尊として名高いです。
問合せ:0742-61-6312

◆10/1~11/30 9:00~16:30 浄瑠璃寺「秘仏吉祥天女像特別公開」
問合せ: 0774-76-2390

◆10/1~11/30 8:30~16:45  岩船寺「秘宝特別公開」
岩船寺三重塔初層特別開扉は10・11月の毎土日祝
(雨天・荒天時は塔開扉中止の場合あり)
問合せ:0774-76-3390

◆10/5 10:00頃(法要終了後)~16:00  東大寺 秘仏公開 
勧進所八幡殿「僧形八幡神坐像」
勧進所阿弥陀堂「五劫思惟阿弥陀如来坐像」
勧進所公慶堂「公慶上人坐像」
問合せ:0742-22-5511

◆10/5 9:00~15:00 五劫院「五劫思惟阿弥陀仏像」特別公開
問合せ:0742-22-7694

◆10/6~11/30  當麻寺中之坊「片桐石州没350年展」
片桐石州(1605ー1673)は、大和三名園の一つとして名高い中之坊の庭園を造営しました。 石州公の墨蹟やゆかりの茶道具のほか、田中納言筆の石州肖像画、千利休書状、豊臣秀吉ゆかりの茶釜「松の丸釜」、秀吉朱印状写など、貴重な品々が一堂の公開されます。
問合せ:0745-48-2001

◆10/7~11/5  橘寺「聖倉殿特別公開」
問合せ:0744-54-2026

◆10/7~12/3  壷阪寺「壷阪観音お身拭い特別参拝」
◆10/7~12/3  壷阪寺「二大塔(三重塔・多宝塔)初層同時開扉」
◆10/7~12/3  壷阪寺「大めがねくぐり」
問合せ:0744-52-2016

◆10/7~12/10 岡寺本堂内々陣お扉特別開扉
問合せ:0744-54-2007

◆10/7~12/10 9:30~16:00 長谷寺本尊大観音尊像特別拝観
問合せ:0744-47-7001

◆10/8と10/28~11/5 浄瑠璃寺「三重塔・薬師如来坐像特別公開」
※雨天、荒天時は中止
問合せ:0774-76-2390

◆10/8~10/9 寶山寺獅子閣特別公開
問合せ:0743-73-2006

◆10/8・10/9・10/13 唐招提寺「御影堂」特別公開
問合せ: 0742-33-7900

◆10/15 岡寺三重宝塔壁画特別公開
問合せ:0744-54-2007

◆10/16 13:30~15:00 當麻寺中之坊「導き観音ご開帳」
 問合せ:0745-48-2001

◆10/17  興福寺「南円堂特別開扉
問合せ:0742-22-7755

◆10/17と10/28~11/13  不空院不空羂索観音坐像」 
問合せ:0742-26-2910

◆10/17~10/23 福智院「宝冠の十一面観音立像」
問合せ: 0742-22-1358

◆10/19~11/30 おふさ観音「秘宝生き人形 特別公開」
問合せ:0744-22-2212

◆10/21~10/23 唐招提寺礼堂「金亀舎利塔」特別公開 
解脱上人貞慶が始めた800年来の伝統行事「釈迦念仏会」の
特に21・22日の昼の法要(14:00~)後に
国宝の金亀舎利塔が間近に拝観できる。
問合せ: 0742-33-7900

◆10/21~11/5  9:00~16:45  興福寺「北円堂特別開扉」
問合せ:0742-22-7755

◆10/21~11/12 元興寺菅原遺跡と大僧正行基・長岡院
問合せ:0742-23-1376

◆10/22~11/22  法隆寺夢殿救世観音特別開扉
問合せ:0745-75-2555

◆10/23~11/12 霊山寺薬師三尊像、秋薔薇と秘仏宝物展
バラ庭園 8:00~17:00 本堂(秘仏宝物展)10:00~16:00
問合せ:0742-45-0081

◆10/23~11/30 9:00~17:00 長岳寺大地獄絵開帳
住職による現代風絵解き説法も随時行なわれます。
問合せ:0743-66-1051

◆10/25~11/13  法華寺「十一面観音像特別開扉」
◆10/25~11/13  法華寺「慈光殿特別公開」
問合せ:0742-33-2261

◆10/25~11/13 海龍王寺「十一面観音像特別開扉」
弘法大師筆「隅寺心経」なども特別公開
問合せ:0742-33-2261

◆10/25~11/15  西大寺「愛染明王像特別開扉」
問合せ:0742-45-4700

◆10/25~11/26  榮山寺「本尊 薬師如来特別開扉」
◆10/25~11/26  榮山寺「八角円堂内内陣装飾画特別拝観」
問合せ:0747-24-0065

◆10/27~11/30 金峯山寺「日本最大秘仏本尊特別開帳
問合せ:0746-32-8371

◆10/28~11/5 法起院「長谷庚申 秘仏青面金剛像」
問合せ0744-47-8032

◆10/28~11/5 浄瑠璃寺「三重塔・薬師如来坐像特別公開」
※雨天、荒天時は中止
問合せ:0774-76-2390

◆10/28~11/5 海住山寺「国宝五重塔特別開扉」※雨天、荒天時は中止
◆10/28~11/26 海住山寺「寺宝特別公開」
問合せ:0774-76-2256

◆10/28~11/12  信貴山朝護孫子寺
信貴山縁起絵巻特別公開・飛倉の巻
問合せ:0745-72-2277

◆10/28~11/13 不空院不空羂索観音坐像」 
問合せ:0742-26-2910

◆10/28~11/19東大寺「良弁僧正坐像」法華堂にて特別拝観
問合せ:0742-22-5511

◆10/28~12/3 9:00~14:30 室生寺「金堂特別拝観」
問合せ:0745-93-2003


2023年9月23日土曜日

ドリップコーヒー「南無観」販売*

「カフェ工場跡事務室x香豆舎」オリジナルドリップコーヒー
『南無観』を奈良倶楽部でも販売させていただくことになりました。
2パック入りで税込500円。
お部屋でのコーヒータイムに
また奈良のお土産にもお使いいただけます。
修二会で荘厳される椿とほぼ同じ紅色でシンプルにデザインされたパッケージが素敵ですね。

2023年9月22日金曜日

「温故知新日本の建築~その強さと歴史~」

一昨日のブログにて「法隆寺世界遺産30周年記念イベント」として
法隆寺 国宝 西円堂 追儺会衣装体験つき 特別拝観ツアー」をご案内しましたが、今日のブログでは9/30・10/1に開催される
温故知新日本の建築~その強さと歴史~」についてご案内します。


わかりにくい写真ですみません。詳しくはこちらをご覧ください。

時系列でまとめてみると・・・

◆9/30(土)10:00~11:30(開場9:30~)
映画上映「鬼に聞けー宮大工 西岡常一の遺言ー」
会場:いかるがホール大ホール
入場無料 / 事前申込不要

◆9/30(土)①10:00~11:30 ②13:00~14:30
LaQで「独楽」を作ってみよう!
会場:いかるがホール研修室
参加費400円 / 事前申込・先着順
定員:各回12組(5歳以上・小学2年生以下は保護者同伴)
申込:☎0745-74-6800(9:00~17:00)

◆9/30(土)13:30~15:30
【第1部講演】
《ご挨拶と講話》「聖徳太子のこころ」法隆寺第130代住職古谷正覚師
《講演》「法隆寺の建物を守った大工棟梁 ~中井正清から西岡常一へ~
 大阪市立大学名誉教授 谷直樹氏
《講演》「鵤工人と私」鵤工舎棟梁 小川三夫氏
【第2部対談】
『温故知新 日本の建築~その強さと歴史』
パネリスト:古谷正覚師 谷直樹氏 小川三夫氏
コーディネーター:斑鳩町教育委員会参事 平田政彦氏

会場:いかるがホール大ホール
入場無料 / 事前申込順(定員720名)
申込:こちらから、または☎0745-74-6800(9:00~17:00)

◆10/1(日)①9:30~10:30 ②11:00~12:00
「宮大工による大工体験」
会場:鵤いかるが工舎
参加費500円 / 事前申込・先着順
定員:各回15人(小学4年以上大学生まで未経験者のみ)
申込:☎0745-74-6800(9:00~17:00)

◆10/1(日)①10:00~11:30 ②13:00~14:30
LaQで「独楽」を作ってみよう!
会場:法隆寺iセンター多目的ホール
参加費400円 / 事前申込・先着順
定員:各回12組(5歳以上・小学2年生以下は保護者同伴)
申込:☎0745-74-6800(9:00~17:00)

※9/22現在、上記↑の申込についてはまだ受付中です!
※10/1開催の「斑鳩町文化財担当者による法隆寺案内」は定員に達していますが、「斑鳩の里観光ボランティアガイドによる法隆寺案内」は予約受付中です(無料)↓↓



法隆寺の建造物47棟に法起寺の世界最古の三重塔を加えた48棟が「法隆寺地域の仏教建造物」として、日本で初めて世界遺産に登録されてから30周年の記念イベント。
豪華メンバーでの講演&対談を通して、日本の伝統的な建築について学べる機会です。よろしければ是非ご参加ください。

2023年9月21日木曜日

二月堂夕景*

 9月19日 夕方
秋分の日を前に、お日さまの沈みゆくところを見たい思いと、広い空を見ながら胸いっぱいに深呼吸したい思いで、久しぶりに二月堂へ向かいました。

すでにSNSに上げた写真ですが、たくさんの「いいね!」をいただき、つい先日お越し下さった方が、すでに懐かしい気持ちでこの風景を見て下さっているのが伝わって、ブログにも上げておこうと思います。

::
そして十七夜盆踊りに行けなかった今年、コロナ禍でできなかった献灯が復活して、お納めした絵を二月堂にいらっしゃる方に撮って送ってもらいました。


右下をよく見るとNo1と書かれていて、びっくり。
実はこの用紙が届いてすぐに勢いで描いて翌日に二月堂に持って行ったので、提出したのが一番だったということなのですが、何事にも一番というのが初めてのことだったので、素直に嬉しい出来事でした。
ありがとうございました。

2023年9月20日水曜日

法隆寺西円堂「追儺会衣装体験付特別拝観」

法隆寺 国宝 西円堂 追儺会衣装体験つき 特別拝観ツアー


「法隆寺・世界文化遺産登録30周年」 を記念し
国宝・西円堂の特別拝観と、未公開の重要文化財・薬師坊での追儺会の解説展示と衣装体験を含む法隆寺拝観ツアーが開催されます。

日程:
10月 5・6・10・11・12・13・16・17・24・25日

時間:
9:30 集合 法隆寺iセンター(ガイドと合流後、法隆寺へ移動)
10:00 法隆寺僧侶によるお話(法隆寺・西円堂見学・薬師坊見学)
10:20 鬼追い衣装体験、鬼能面着用体験 
11:00 法隆寺のご案内 西院伽藍・大宝蔵院・夢殿 
13:00 解散

内容:
法隆寺僧侶のお話の後、通常は外から拝観する国宝・西円堂の堂内で本尊・薬師如来坐像、十二神将、奉納された鏡・錐などを拝観。
未公開の重要文化財・薬師坊では、追儺会(鬼追い)の説明展示と再現された鬼の衣装、鬼の面(能面)の着用体験.
その後は法隆寺の境内をガイドと巡ります。

代金:10,000円
定員:15名
申込締切:出発3日前の17:30まで
申込:こちらから


その他に・・・

「世界遺産登録30周年記念 法隆寺特別ライトアップ IN 斑鳩町」
10/21(土)~11/5(日) 18時~21時に「法隆寺1400年歴史遺産を未来へ」をテーマに法隆寺南大門と参道でデジタルアートを実施。
10/28(土)は1日限定の法隆寺境内の特別ライトアップ(見学無料)

詳細→
(ブログ内の画像はそれぞれのサイトから拝借しています)

2023年9月19日火曜日

鑑真和上来日1270年記念 御影堂特別公開

鑑真和上来日1270年を記念して
唐招提寺御影堂が特別公開されます!


鑑真和上来日1270年記念 御影堂特別公開

①公開予定日時(最終受付時刻は終了時刻の30分前まで)
・10/8(日) 9時~16時
・10/9(月) 9時~16時
・10/13(金)9時~16時
・11/23(木)10時~15時
・11/24(金)10時~15時
・11/25(土)10時~15時 

個人の方は当日配布の整理券、団体の方は事前予約が必要です。
ブログでは個人の方の受付方法のみ記載します。
(団体の受付方法は唐招提寺のサイトを参照してください)

②受付の方法 
1時間当たり150枚の整理券を当日配布します。
(日付、時間帯、番号を記載したもので、予約は出来ません)
南大門付近で特別拝観料を納めた上で、整理券を受け取ります。
希望者多数の場合は、希望時間以外でのご案内になります。
 
③特別拝観料
大人・大学生:1000円 中・高校生:400円 小学生:300円
上記の他に別途、通常の入山料が必要となります。

トップの画像は2015年9/19のブログより
8年前の同じ日、今年も萩の花が咲き誇っている頃でしょうか。

2023年9月15日金曜日

「きたまちといろ」⑨無事終了

一週間続いた「きたまちといろ」も 9/15に無事終了しました。
平日になってからお手伝いに入って、バスターミナル1階でのランタン作りワークショップとランタンの点灯と撤収作業も主に1階部分を担当していたので

屋上での燃えるような夕焼けや
国宝転害門前のランタン風景は見逃しましたが
素敵な写真を実行委員会メンバーから拝借しました。
今年もたくさんの方にご来場いただき、皆さまに楽しんでいただけたようで、どうもありがとうございました。
また来年、どうぞよろしくお願いします。
::
最終日 21:30
すべての片づけを終えたバスターミナルチームの記念写真。
皆さま、お疲れ様でした。

2023年9月13日水曜日

「きたまちといろ」⑧きたまち宵あかり

平日になって奈良倶楽部のお客様も少し落ち着いたので、奈良公園バスターミナルでのランタンの点灯と撤収、ランタン作りワークショップのお手伝いに入っています。
 

ずっと雨続きだったのでランタンは館内で灯していましたが、本日ようやく4日ぶりにバスターミナル屋上でランタンが灯されました。
興福寺五重塔もまだ覆いがなくて、来年には見られない光景。

点灯準備をしていた夕方6時頃の ほんのり夕焼けも綺麗でしたが
何より暗くなってからのランタンの灯かりがより一層綺麗でした。




::
ランタンの明かりが灯る「きたまち宵あかり」は9/15まで、奈良公園バスターミナル屋上と転害門前広場で18:30~20:00の間行っています。
お仕事帰りなどに是非お立ち寄りくださいね。
::
屋上では飲食もできます。
またバスターミナル1階では美味しいものが並ぶ「といろ市」や
ランタン作りのワークショップも開催しています。
ランタン作りは予約不要、参加費1000円でお持ち帰りいただけます。
時間は16:00~最終受付19:00頃、制作所要時間はおよそ45分~1時間。
こちらもよろしければ是非ご参加ください。