2022年1月31日月曜日

「奈良博&県美⇒奈良きたまち」連携企画

「きたまちコンセント」のインスタグラムに たくさんのフォローをいただきありがとうございました。
早速ですが、2/5から始まる【奈良博&県美⇒奈良きたまちへ!おトクにまちめぐり】をご案内します。

2月5日(土)~3月27日(日)に開催される
・奈良国立博物館「国宝 聖林寺十一面観音-三輪山信仰のみほとけ
・奈良国立博物館「特別陳列 お水取り
・奈良県立美術館「奈良県立美術館所蔵名品展
 3展示のいずれかの半券を見せ、奈良きたまちのお店で飲食や物販購入やご宿泊をしていただいたお客様には、ちょっとオトクなサービスが受けられる「連携企画」を行います。 
展示はいずれも3/27までですが、連携企画は3/31まで有効です。
どうぞご利用くださいませ!

各店舗の企画内容は・・・
ゆりゆりBooks:先着10名様に中古絵本を50円引き。
喫茶バルドー:ご飲食料金5%オフ。 
ワインの王子様:お買い上げ金額から5パーセント割引き。 
cafe CROCO:500円以上のご利用につき50円引き。
PHOTO GARDEN:店内商品5%OFF ※書籍・中古カメラ除く。
アンヌマリーカフェ:次回に使えるコーヒーチケット1枚プレゼント。
さくらバーガー:ハンバーガーとドリンクのセットをご注文の方にオリジナルお煎餅3枚入りをプレゼント。
活版工房 丹:正倉院文様デザインポストカードを1枚プレゼント。
器人器人:2500円(税抜き)以上お買上げで100円値引き。
小さなホテル奈良倶楽部:ご宿泊時ウェルカムコーヒーサービス。
御菓子司 萬林堂:500円以上購入でレインボーラムネ1袋サービス。
マールイ・ミール:ソ連時代のバッヂ1個をプレゼント(3/4迄)
ミジンコブンコ:カレー単品で50円引き、セットで100円引き。
工場跡事務室:工場跡オリジナルデザイン封筒を1枚プレゼント。 
万喜彫金工房:奈良モチーフシリーズの体験レッスン200円引き
寧楽のタイ古式マッサージ 慕古:施術時間を10分延長。
and smiles hostel:平日ご宿泊の軽朝食を無料サービス。
鹿せんべいコースター、シカツノリング、シカさん箸置き、のいずれかを、半券一枚につき200円引きで制作出来ます。(奈良モチーフ体験レッスンの料金は一制作につきどれでも3,700円です) 
ことのまあかり:飲食50円引き。
Koharu cafe:ランチご注文のお客様は、50円引き。
きたまち豆腐田楽OU812:豆腐田楽定食通常1200円を1000円に! 

※「きたまちコンセント」HPには、連携企画参加店舗のリンク先の他に地図も載せています。
お店情報の詳細はこちらをご参照ください。

2022年1月30日日曜日

「きたまちコンセント」のインスタグラム*

 「きたまちコンセント」 @kitamachiconsent のInstagramを開設しました。こちら
当面「中の人」として、参加店舗のイベントやお店のお知らせ情報をリポストなどで共有したり、奈良きたまちの情報発信に努めようと思っていますので、ぜひ皆様フォローをよろしくお願いします! 

よくある質問ですが、 「きたまちコンセント」と「きたまちといろ」はどう違うのですか?・・・ はい、「きたまちといろ」は奈良きたまちで開催されたイベント名で、「きたまちコンセント」は奈良きたまちで活動を行う団体名。きたまちエリアのお店や飲食店、宿泊施設、団体などの有志で構成されて緩やかに繋がっています。 

2013年に「きたまちweek実行委員会」の名前でスタートし、2019年に「きたまちコンセント」へ名称変更しました。
発足以来、奈良きたまちに点在する約100を超える店舗のネットワークができています。
モットーは「もっと奈良きたまちを楽しくステキにしたい」という熱い想いを忘れないこと。来るもの拒まず、無理はせずというスタンスで、実行委員と加盟店それぞれのアイデア、経験、専門分野・得意分野を活かしながら運営しています。どうぞよろしくお願いします!

2022年1月29日土曜日

2月のお出かけ情報③〜寺社行事や年中行事

1/28までに確認している2月の奈良県内伝統行事のご案内です。
コロナ感染症拡大次第では今後変更や中止・参拝不可もあり得ます。
特に2月下旬の行事については今の時点で不確かなものもありますので、参拝される場合は、各自でご確認の上、マスク着用・三密回避・体調管理をしっかりしてお参り下さい。



◇2/1 7:00~ 登彌神社粥占い(筒粥祭)
早朝の5:00から細い竹筒を入れた大釜で小豆粥を炊き
37本の竹筒それぞれの中に米や小豆の粒がいくら入ったかで
収穫する37種類の作物の豊凶を占う神事。
奈良市指定の無形民俗文化財です。
問合せ:登彌神社(tel:0742-45-3965)

◇2/1 矢田寺修二会
問合せ:矢田寺(tel:0743-53-1445)

◇2/1~2/3 法隆寺西円堂修二会
西円堂本尊薬師如来に祈願する薬師悔過の法要
※2/3の「追儺会」は中止。
※「結願法要」は2/3 13:00~に時間変更になりました。
問合せ:法隆寺(tel:0745-75-2555)

◇2/1~2/3 17:00~ 霊山寺修二会
1300年の歴史を持つ霊山寺に受け継がれた薬師悔過の法要
問合せ:霊山寺(tel:0742-45-0081)

◇2/2 17:30~ 石上神宮「玉の緒祭」
問合せ:石上神宮(tel:0743-62-0900)

◇2/3 「節分行事」県内各寺社の行事の案内はこちらに。

◇2/5 10:00〜 法隆寺三経院「三蔵会」
玄奘三蔵(三蔵法師)の遺徳をしのび命日に行う法要。
問合せ:法隆寺(tel:0745-75-2555)

◇2/5 川上村「朝拝式」
※今年も関係者のみで斎行されます。

◇2/5 14:00~ 大神神社卜定祭
地元特産「三輪素麺」の新しい年の販売価格を占う。
祝詞奏上の後、古式に則って卜定が行われ、ご神意のまにまに素麺の卸値として「高値」「中値」「安値」の中から今年の価格が決まります。
また祭典後拝殿前斎庭で三輪素麺掛唄保存会の皆さんによる踊り「三輪素麺掛け唄」も奉納されます。
※今年も「三輪素麺掛け唄」奉納はされません。

◇2/6 10:30~ 大神神社おんだ祭
拝殿向拝を田に見立てて行われるお田植え神事
問合せ:大神神社(tel:0744-42-6633)

◇2/6  飛鳥坐神社おんだ祭
※神職のみで斎行。お田植神事等の一般公開はされません。

◇2/8~2/13 14:00~ 長谷寺修二会
問合せ:長谷寺(tel:0744-47-7001)

◇2/8~2/14  東大寺・興福寺・春日大社
なら瑠璃絵「三社寺夜間特別法要・祈願祭」

◇2/10 「初午法要」
奈良市内では慈眼寺(tel:0742-26-2936)
県下では松尾寺(tel:0743-53-5023)

◇2/10 14:00~ 大和神社お田植え祭
問合せ:大和神社(tel:0743-66-0044)
※今年も地元小・中学生による御田植所作は取りやめとし、宮総代による田植所作を簡略化して行います。
※例年は、農耕儀礼終了後、観客が植えた苗(松葉)を争って拾い取ります。この苗には、抽選券が付けられ景品と交換していましたが、今年もコロナウイルス対策のため、祭典終了後に松苗をお配りします。

◇2/11  春日神社、市杵島神社「江包・大西お綱祭り」
問合せ:桜井市観光協会(tel:0744-42-9111)
※今年も中止になりました。

◇2/11  廣瀬神社砂かけ祭り
問合せ:廣瀬神社(tel:0745-56-2065)
※10時半から祭典のみ斎行。砂かけ行事は行われません。

◇2/11 14:00 村屋神社(田原本町)「御田祭
問合せ:村屋神社(tel:0744-32-3308)
大神神社別宮 縁結びの神社です。
※令和4年より14時開始に時間が変更になっています。

◇2/11 二月堂修二会「竹送り」
※転害門での「竹送りお迎え式」は今年も中止。
※今年も主催の山城松明講社のみで奉納されます。

◇旧正月14日 13:00~ 浄見原神社「国栖奏
※今年も非公開で行われます→

◇2/14 長谷寺「だだおし」
問合せ:長谷寺(tel:0744-47-7001)
※今年も入山時間終了後に無観客で実施し
昨年同様にライブ配信をされます。


◇2/15 五劫院「涅槃会」
問合せ:五劫院(tel:0742-22-7694)
「涅槃図」公開は2/12~2/18  9:00~15:00(拝観は要予約)

◇2/15  興福寺「涅槃会」
涅槃画像を掲げ釈迦の遺徳を偲ぶ行事。
問合せ:興福寺(tel:0742-22-7755)
※今年は法要への一般参列不可、「涅槃図」拝観もされません。

◇2/15 13:00~ 唐招提寺礼堂「涅槃会」
問合せ:唐招提寺(0742-33-7900)
※礼堂内での法要参列はほとんど不可。

◇2/15 13:30〜 法隆寺大講堂「涅槃会」
問合せ:法隆寺(tel:0745-75-2555)

◇2/15 法輪寺「妙見護摩祈祷
問合せ:法輪寺(tel: 0745-75-2686)

◇2/18 10:00~ 二月堂「油量り」
2011年のブログ内記事はこちら

◇2/19 11:00~ 石上神宮「祈年祭」
問合せ:石上神宮(tel:0743-62-0900)

◇2/20  13:00 鏡作神社(田原本町)「御田祭」
鏡作神社の例祭で、古い伝統のある農耕神事。
問合せ:鏡作神社(tel:0744-32-2965)

◇2/20  池神社(田原本町)「御田祭」
問合せ:池神社(tel:0744-32-2391)

◇2/24 當麻寺奥院御忌大法要
法然上人の命日法要。
法然上人像(重要文化財)も特別公開されます。
問合せ:當麻寺奥院(tel:0745-48-2008)

◇2/25 10:00~ 菅原天満宮「おんだ祭」
問合せ:菅原天満宮(tel:0742-45-3576)
※関係者で縮小して斎行。一般参拝ご遠慮ください。

◇2/27 13:30~  八坂神社(田原本町)「華鎮祭けいちんさい
問合せ:村屋神社(tel:0744-32-3308)

2022年1月28日金曜日

「春のいまなら。キャンペーン2022」

奈良県民限定の「春のいまなら。キャンペーン2022」
開始時期は未定ですが、ハガキクーポンの受付が始まっています。
詳細はこちらで、応募期限は2/7までです。

::
ただいま展開中の「いまなら。キャンペーン2021」は、2022年2月28日チェックアウトのご宿泊が、オンライン旅行予約サイト(楽天トラベルやじゃらんネット)での予約期限となっています。
オミクロン株が猛威をふるって旅行どころではない状況ですが、それでもちょっと気分転換にお出かけされる時にどうぞご利用下さい。

2022年1月27日木曜日

2月のお出かけ情報②〜秘宝秘仏公開

 冬の奈良の秘宝秘仏公開は、春や秋に比べると、さすがにそれほど多くはありませんが、静かな冬ならではの奈良もまた良しです。

<<公開中の秘宝秘仏>>
◇~2/3 9:00~17:00 當麻寺中之坊布袋尊百童子屏風ご開帳
「布袋尊百童子屏風」や、南都絵師・琳賢による美しい「弁財天十五童子図」などが特別公開。
また、寅年にちなみ、平成30年の書院襖修復の際に襖の下地から発見された「虎図」も今年は特別公開されます。


<<2月より公開されるもの>>
◇2/1~2/15  興善寺「涅槃図拝観」(要予約0742-23-7007)

◇2/3  19:00~20:00 金剛寺星供曼荼羅、星祭九曜星本尊公開

◇2/3 9:00~16:00 松尾寺
「松尾山七福神特別開扉」「大黒天念持仏公開」

◇2/8 浄瑠璃寺「三重塔特別開扉

◇2/10 8:00~19:00 慈眼寺「聖観世音菩薩特別公開」

◇2/12〜2/18  9:00~15:00 五劫院「五劫思惟阿弥陀仏」特別開扉
※但し、見学希望の時間を電話にて申込むこと(0742-22-7694)
 
◇2/15 法輪寺「秘仏妙見菩薩像」特別開扉

◇2/15    興福寺本坊北客殿「涅槃図拝観」
※法要への参列不可、今年は涅槃図の拝観もできません。

◇2/16 13:30~15:00 當麻寺中之坊「導き観音ご開帳

◇2/23〜2/28 信貴山朝護孫子寺毘沙門天王像特別公開

◇2/24 11:00~16:00 當麻寺奥院法然上人像特別開帳

2022年1月26日水曜日

2月のお出かけ情報①〜2/3の節分行事

今年もコロナ禍の中、多くの寺院が行事を中止にしたり、例年とは違う形で行なわれたりします。ブログでは1/24での情報を元に書いています。直前にまた変更などがあるかもしれませんので、お出かけの際はもう一度各自でご確認ください。


<奈良倶楽部徒歩圏内の節分行事>
◇10:00~ 二月堂「還宮作法」古いお札の焚き上げ
前日までに二月堂受付に古くなったお札を持参しておくと 浄火で焚き上げてもらえます。 2012年の過去記事はこちらに→ 

◇11:00~ 手向山八幡宮「お田植え祭」
巫女を先頭に牛に扮した牛童、翁の面をつけた田主が 拝殿を田に見立て古式ゆかしく農耕儀礼を行う。
※昨年同様、神事に参加する人数を少なくして行われます。
※神事の後の豆まきは行われません。
過去記事→2021年 2020年 2017年 2012年
 
◇13:00~ 元興寺「柴燈護摩会」
山伏姿の修験者による火渡りの行が行われる。
2008年の過去記事はこちらに→

◇14:00~ 二月堂「豆まき」
二月堂の舞台や特設ステージからの豆まきは中止。
福豆・福鈴の配布は行います。

◇14:00~ 興福寺 東金堂で行なわれる法要の参列不可。 
 鬼追い式、豆撒き、福豆の販売 今年も中止です。 

◇15:00~ 元興寺「豆まき」 福豆手渡し今年も中止です。

◇18:00~ 春日大社「節分万燈籠」 非公開になりました。

◇18:00〜 二月堂「星供養」
2010年過去記事はこちらに→  

<奈良市郊外や奈良県下の節分行事>  
◇2/2 19:00〜 天河神社「鬼の宿」鬼迎えの神事  
 2/3 11:00〜 天河神社「節分祭」  
※一般参列は事前申込制で現在は受付停止中。

◇9:00〜16:00 安倍文殊院「節分銭ぶつけ厄除法要」 
堂内の秘仏十二天の内、その年の恵方の守護神お軸が御開帳され、このお軸に対して祈願者自身の年齢の数だけ銭をぶつけて、お金より大切な命をお守り下さいと、今年の厄払いを祈願する古来より伝わる行法です。 

◇10:00~ 往馬大社「節分厄除祭」
※祭礼のみで「豆まき」は中止。
18:00~千燈明 

豆まきに関しては中止(袋を配布)か豆を撒くかまだ未定。

※今年は10時と14時の2回執り行います。
※「豆まき」は撒かずに祭典終了後に手渡し。

◇14:00~ 西大寺愛染堂「星祭法要」(今年は一回のみ)
※「豆まき」 は中止で護摩木祈願の方に福寿豆を授与。

◇14:00〜 大安寺「節分会」一般参拝可、入堂制限あり) 
※豆まき・鬼追儺会・ぜんざい接待は中止。希望者に福豆授与。

◇14:00〜 霊山寺弁天堂「節分星祭法会」  

◇14:00〜宝山寺「節分会厄除星祭」 一般参列はできません。

※神事の中で豆まきは行われますが、一般参列はできません。

◇17:00〜 信貴山朝護孫子寺「節分星祭大法要」
※「鬼追い式(豆まき)」は中止です。  

◇18:00~ 帯解寺「節分星祭」  ※僧侶のみで厳修

◇ 法隆寺西円堂「追儺式 」 
※今年も中止です。
※西円堂修二会結願法要は13時よりに時間変更。

◇19:00〜 大和神社鬼やらい式」 
※「豆まき」は中止。「鬼やらい式」のあと福豆を配ります。

◇9:00~16:00 松尾寺節分立春厄除祭」「松尾寺七福神祭」
※先着1000名に、松尾山七福神豆(年越豆)を授与 
松尾山七福神の開扉と、大黒天念持仏の公開が行なわれます。

◇ 長谷寺「豆まき」は中止。
10:00~11:00「節分会・大黒天祭」法要のみ執り行われます。

2022年1月25日火曜日

冬の朝*空の色と光と

 1月25日の朝散歩
一昨日は美しい朝焼け、昨日は濃霧・・・と幻想的な朝の景色を、東大寺境内まで散策に出かけることができずに奈良倶楽部前から見ていましたので、今日こそはとお参りがてらの朝散歩に行ってきました。

6:45  大仏池から大仏殿方向、ほんのり薄く色づいた空の色。
霜はおりていても池に薄氷なし。
6:56  勧進所前を通って戒壇院方向、西の空が薄っすら染まっている。
足場が組まれた戒壇堂も今だけの風景。
7:00  大仏殿前を通って手向山八幡宮参道から二月堂表参道へ。
7:15 二月堂着。まだ灯籠に明かりが灯っていました。
今朝は見事な朝焼けは見られなかったけれど、こんなに美しい西の空を見ることができて、それだけで満たされた気持ちになります。
この後は、不動堂・手向山八幡宮とお参りして若草山山麓へ。
一昨日の山焼きで見事に焼け切った若草山。真っ黒に焦げています。
いつもの朝散歩なら手向山さんでUターンして帰るところなのですが、ここまで来たので春日大社の水谷神社まで参りましょう。
水谷神社あたりで光芒に出会えればという淡い期待もあったのですが、時間的にまだ早かったみたいで(8:00頃)、ここでUターンしようか迷いながら飛火野方面へ向かいました。
8:20 飛火野到着。朝陽に照らされて霜柱がキラキラ輝いてとても綺麗!そして大勢のカメラマンさん達がいらっしゃってびっくり。
ここまで遠出する予定ではなかったので、お賽銭とスマホしか持って出てなくて、すごいカメラばかりの中でスマホカメラで遠慮がちに撮った写真ですが・・・。

春日の杜で光芒も見ることができました。
帰りは浮雲園地から春日野園地を抜けて、焦草山もカメラに収めて、東塔跡、講堂跡、僧坊跡、正倉院を抜けて奈良倶楽部に戻りました。
帰り道の講堂跡も僧坊跡もまだ霜で真っ白でした。

2022年1月24日月曜日

地域の歴史文化・祭礼から学ぶSDGs

「なら学舎」の 岡本彰夫先生と上司永照師の対談にいたく感動していたら、岡本先生から「こんなん、ありますけど」と教えていただきました。「地域の歴史文化・祭礼から学ぶSDGs」→

こちらも、東大寺教学執事・上司永照師と元春日大社権宮司・岡本彰夫先生の対談で、3章に分けて収録されています。
どの章も含蓄のあるお話ばかりで、先生曰く「全く打ち合わせなしのぶっつけ本番」だそうですが、学ぶことがいっぱいで、何度も聞いてはメモを取っています。
よろしければ是非ご覧くださいませ。

2022年1月23日日曜日

ごはんcafe「にこちゃん堂」で作品展

ぬいぐるみ作家・野原レンゲさんのオカンこと MICHINOさんの作品展が、ごはんcafe「にこちゃん堂」で開催されているので、見に行ってきました。

レンゲさんのフェイスブックでMICHINOさんの作品を拝見して、実際の実物をいつか見たいと思っていました。
50代後半から始められた油絵の色使いや抽象画の構成力などに惹かれるものがあり、間近に拝見すると、絵から発せられるエネルギーやパワーもすごいです。






認知症の進行とともに油絵は描かれなくなって、デイサービスで絵手紙を描くことは続けてこられました。その絵手紙もファイルで展示されていて、認知症の進行具合で表現力が変化していく様子が感じられます。
久しぶりに訪れた「にこちゃん堂」。
美味しいランチをいただきながら、レンゲさんの介護日記も読ませていただきました。

作品展については、こちらに詳しい情報が掲載されています。
開催期間:3月20日(日)まで
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜日、不定休
住所:奈良市椿井町45椿井小学校前
電話:0742-26-2614
※2月の営業日についてはツイッターでお確かめください。

2022年1月22日土曜日

若草山焼きのライブ配信

追記>>
奈良倶楽部前から見た花火の動画をツイッターにあげています。
こちらとこちらです。

若草山焼きのライブ配信は16:45から始まります。
こちらからご覧いただけます。

1/22 17:30 野上神社ご神事 18:00過ぎ 花火 18:15若草山点火
今年はドローンを使っての映像もあり、おそらく臨場感たっぷりなのではと密かに期待をしています。社寺の皆様のお話もあるようなので楽しみですね。

また当日は交通規制もありますのでご注意下さい。



2022年1月21日金曜日

令和4年「二月堂修二会」拝観について

令和4年の「二月堂修二会」の拝観方法について
東大寺公式サイトに詳細がアップされました→

お松明については、12日のみが見学不可で1~11日と13・14日は見学可。但し、見学場所の人数制限に従っての見学になります。
また、堂内や局での聴聞は修二会期間中は一切不可となっています。
その他に、2月末日の大中臣祓や、日々のお堂や食堂への出入り、童子らの松明作り、12日のお水取りなど、練行衆や参籠衆と拝観者の距離が近い場面においては、例年と異なる形での見学となるようです。
今年も大変な状況下でのお水取りとなりますが、参籠される皆様のご無事のご成満をお祈りいたします。

2022年1月18日火曜日

なら学舎1月講座「見逃し配信」

奈良の奥深い歴史や文化を講座でご紹介する「なら学舎」
1月の講座は「お水取りについて」でした。
東京での講座には参加できませんので、毎回「見逃し配信」の方で申し込んでいるのですが、今回はゲストに上司永照師を迎えて二月堂修二会の過去帳奉読や、岡本彰夫先生との対談もあり、楽しみに待っていました。

そして今日、送っていただいた見逃し配信の動画を拝見して、修二会好きな方には「是非ご覧になってー」と叫ばずにはいられないような興味深い内容で、そういえば、ブログで1月の講座についてご案内しそびれたことも思い出して、今頃ですが、まだ見逃し配信の申込みは受付けておられるそうなので、よろしければ是非お申込み下さい!

申込先はこちら yamatogakusha@gmail.com へ
メールアドレスとお名前をお知らせしてください。
追って、入金方法の連絡があり(見逃し配信は3000円です)
入金確認後に、動画と講義資料が送られてきます。
(4本の動画は3/15正午まで限定公開されています)


なら学舎1月講座「見逃し配信」
第1講 お水取り概説(小滝ちひろ氏)
第2講 朝日新聞・栗田優美さんのお水取り取材記
第3講 上司永照師の過去帳奉読
第4講 上司師と岡本彰夫先生の対談(諷誦文奉読もあり)

過去帳についてのこぼれ話的なことをお話されていて、耳ダンボ状態で聞き入っておりました。そしてこの中で、リクエストに応えて諷誦文奉読もあり。
上司永照師の声明に心地良く爆睡中の愛犬ココ。
それにしてもお二人の対談は必聴です!

2022年1月17日月曜日

二月堂の紅梅*花開く

今日は古札と注連縄を持って二月堂さんへ。
お焚き上げが節分の日なので、小正月過ぎても気持ちに余裕を持って片付けができるので助かります。



二月堂上の飯道社のところの紅梅。今年も早くから咲いていました。
いつも朝早い暗い時間にばかりお参りしているので、紅梅が気になってしようがなかったのですが、久しぶりに一眼レフカメラで綺麗に撮ることができました。
二月堂では東側での10時半からの護摩祈祷と南側での永代供養の過去帳読み上げを拝見して、不動堂も久しぶりに堂内でお参り。
もう一つのお目当ての、節分の福豆は19日から販売でした。
 
ゆっくりしていると遠くから興福寺の鐘の音が聞こえてきます。
「あ!正午の祈りの法要に間に合う!」と、大仏殿に向かって途中から拝聴させていただきました。


帰りは戒壇院の栴檀の実をカメラに収めて
週末22日の若草山の山焼きをここから見るのもいい感じと、奈良公園周辺の春日野園地と浮雲園地の観覧スペースの事前登録をされていないお客様がいらっしゃったら、こちらをご案内しようと下見をしておりました。(事前登録は人数に達したために締め切られています)

2022年1月14日金曜日

『東大寺“細”発見』動画配信開始

大仏奉賛会主催の「東大寺“細”発見」。
日常的に入ることができないお堂や施設を中心に、上司永照教学執事のご案内で境内散策します。
5回目の令和3年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため現地開催を取りやめて、動画配信で行われました。こちら



大仏殿の回廊の北側の土手になっているところや、そこにある門(穴門)のこと。大仏殿の側面の砂利の部分は、かつての大仏殿の大きさを表しているそうで、撮影された季節の紅葉の美しさに目を奪われ、穴門のちょっとしたエピソードに驚いたりしました。
その穴門を出ると、講堂跡。講堂跡を囲むようにあったのが三面僧坊で、東大寺ではただ今この辺りの復元工事を進められています。

東大寺境内散策の最後は知足院。
ここはかつて法相宗の勉強の場だったところだそうです。
また知足院には名庭園があり、滝が名物だったそうです。
水の流れが変わって、今では滝はなくなっていて石だけが残されているそうで、そのあたりの整備もいずれ行われるようです。

このように、今まで知らなかった新しい東大寺を発見できると思いますので、よろしければぜひご覧ください。


2022年1月13日木曜日

1月のお出かけ情報④〜後半の伝統行事

1月後半の行事のご案内です。
1/12現在でわかっている情報ですが、今後のコロナ感染者数の拡大に伴って、急な変更や中止もあり得ますのでご注意ください。

◇1/16 11:00~ 信貴山朝護孫子寺 新年巳の日大法要 
◇1/16~1/18 13:00~ 法隆寺  夢殿修正会
◇1/16 10:00~ 白毫寺 閻魔もうで
◇1/16 おふさ観音 初えびす大祭(式典のみ執行)
※お練り、ふるまいは中止。熊手は寺務所にて販売されます。

室町時代より継承し狼退治及び豊作祈願奉納。県無形文化財
第3日曜日に開催。
問合せ:五條市役所大塔支所(0747-36-0311)
※今年は保存会行事として開催されますが神事は中止です。

◇1/18 9:00~ 松尾寺 初観音
◇1/18 岡寺 初観音
◇1/18 壺阪寺 初観音
◇1/18 18:00~ 平尾・水分神社オンダ祭
今年は「おかわり厳禁」のルールを設けて笹酒のふるまい実施。
感染拡大の現状を踏まえて、笹酒のふるまいを今年も中止し、容器入りの笹酒と竹盃を持ち帰っていただくことに変更になりました。
馬頭観音立像を特別開扉(祈祷・拝観申込者のみ拝観可)

その他の詳細はこちらでご確認ください。
◇1/22 18:15点火 若草山の山焼き
奈良公園での山焼き見学は「事前登録制」です→詳細
今年の花火は5分程度に縮小し点火前に打ち上げられます。
野上神社祭典は関係者のみで斎行(17:30~18:00)
聖火行列は時間・通過経路非公表、関係者のみで実施。
山麓イベントは中止。
ドローンによる花火や山焼きなどライブ配信されます。

◇1/22 13:00~18:00 春日大社 大とんど
小正月の伝統行事である「大とんど」を境内の飛火野で開催。
飛火野に火炉(5m×2m、高さ2m)を設置し、
古いお札やお守り注連縄飾りなどを焚き上げます。
当日の会場への直接の持ち込みも可能。
事前に市観光協会にて募集したボランティアにより、
ダイオキシンが発生しないようお守りなどからビニールを除去する
分別作業を行い、環境にも配慮した大とんどにしています。

◇1/25 6:00~ 信貴山朝護孫子寺「三の寅大法要」

◇1/25 13:00~「天神社 惣谷狂言
室町時代より継承し狼退治及び豊作祈願奉納。県無形文化財
「篠原踊り」と同日開催ではなくなりました。
問合せ:五條市役所大塔支所(0747-36-0311)
※今年は狂言は中止で神事のみ行われます。

◇1/26 10:00~ 法隆寺「金堂壁画焼損自粛法要」
今年も法要は関係者のみで厳修。
※合同防火演習は中止、放水訓練は関係者のみで行います。

◇1/28 11:00~16:00 十輪院 新春初護摩大祈祷

2022年1月11日火曜日

春日大社「十日戎」と「舞楽始式」

1月10日
春日大社 佐良気神社の十日戎にお参り。

福娘さんに、吉祥笹に縁起物を付けていただき
鈴の音色でお祓いをして福を授かります。

今年は10日が成人の日となり、この日、春日大社では一年の平安を願い舞楽を奉納する「舞楽始式」 が行われます。
例年は林檎の庭で舞われて見学者も大勢なのですが、コロナ禍の昨年今年は直会殿で関係者のみで斎行となりましたので、十日戎にご奉仕する「十日会」の新年例会の中で「舞楽始式」 に参列できるというご案内をいただいて楽しみに参加いたしました。

私たちの席から舞台での様子は殆ど見えなかったのですが、かわりに舞台裏の様子がよくわかり、奏でられる雅楽の音色と共に優雅なひとときを楽しませていただきました。
舞楽衣装をこんなに至近距離で拝見したのは初めてです。
装束について詳しいことは存じませんが、染色に使われている色や布地の風合い、刺繍の文様など、どれもこれも美しくてうっとり眺めておりました。
ほうの裾を後ろに長く引いて舞うので、舞台に上がる直前まで裾を美しく整えていらっしゃいました。

そして舞台から下りると、その長い裾を畳んで石帯に掛けて動きやすくされます。

Instagramに動画を上げていますが、4人で舞われる「賀殿」では、順番に舞台に上がられる前に後ろの方に会釈をして進んで行かれるという、奥ゆかしい所作を垣間見ることができました。