2026年9月4日金曜日

東京ステイ④高輪ゲートウエイでのんびり*

奈良に帰る日に高輪ゲートウェイを友人に案内してもらいました。
山手線の田町駅と品川駅の間に高輪ゲートウェイ駅という新駅ができたことは漠然と知っていたように思うのですが、あまり興味がなかったので、友人の勧めがなければずっとそのままになっていたかもしれません。(・・奈良に住む前は品川駅から乗り換えの私鉄沿線に住んでいたのに・・・) 

駅から北の方へ進んで最初の高層ビルの入口に「MIMURE」の看板。

この「MIMURE」2階フロアは小川珈琲がプロデュースされた食の空間。12のラボラトリーが広い空間に集い、クロスしてオーダーもできること。驚いたのは、メニューが置かれていないテーブルではオーダーをせずに過ごすこともできるのです。
ただただ広くてびっくりでした。
この「MIMURE」のビルを抜けると、高層ビル群の中で異彩を放つ建物↓が見えます。ここは、隈研吾氏がデザインを手掛けた複合型ミュージアム「MoN Takanawa(モン タカナワ)」で、スパイラル状の外観と緑が目を引きます。
建物の外周を螺旋状に上がっていくこともできるので、少し外に出たりしました。最上階の6階から外へ出ると、ゆったり寛げる「足湯テラス」があり、その奥に「月見テラス」があります。
月見テラスの水面に浮かぶ舟形で写真を撮るのが人気らしく、休日には順番待ちの行列ができるという映えスポット。
この「MoN Takanawa」には、だれでも自由に寛げる100畳の空間「Tatami」や、至る所にベンチもあって、無料休憩スポットの充実ぶりに驚くばかり。そして同じく至る所に季節の植物が植えられてその植栽のセンスも素敵でした。(関西万博の大屋根リングを思い出したり・・・)

こちらは自動走行モビリティ。空いていれば、無料で3名まで利用できて自由に乗り降りが可能です。
ちょっとした歴史ロマンもありました。
明治の世に初めて敷かれた鉄道の遺跡が工事中に発見されて、その築石がそこかしこに使われているのです。


ゆっくりランチもして、メトロで一本で行ける日本橋高島屋へ。

::
旅の最後に、見たかった「琉球の民藝」展へ。
ここでも琉球紅型や芭蕉布などの染織品に触れ、民藝運動の作家の作品も拝見できて、美術館、博物館を巡る小さな旅の最後を大満足で終えました。 

::
余談ですが・・・
近鉄奈良駅に着いて、そのまま啓林堂書店さんへ。
この本を手に入れて、まだ見ぬ中央アジアへの憧憬は深まるばかり。
夏の終わりの小さな旅で出会った好きなものたちから、何か大きな旅に繋がっていければいいなと夢を見ながら「東京ステイ」シリーズを終えます。長文にお付き合いありがとうございました。

2026年9月3日木曜日

東京ステイ③布ものに惹かれて*

今回の東京ステイでは、布もの関係の展覧会を見ることも目的の一つでした。
東博の弘法大師生誕1250年記念 特別展「空海と真言の名宝」 を見た後に、アジアの布が充実していると教えてもらった、同じ東博の中にある「東洋館」へ。

東洋館の館内は写真撮影可でたくさん撮影しましたが、ここでは布もののみをご紹介・・・。

中国10世紀頃、遼代の染織↑と西アジア遊牧民の染織↓


「東洋館」は、奈良の天理参考館を大きくした感じで、「東洋美術をめぐる旅」をコンセプトに、中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどの美術と工藝品が美しく展示されています。
何もかも好きなものばかりで、上野公園には毎年来ていたことがあったのに、何故今まで行かなかったのかと思ってしまいました。私が好きそうなものばかりとですよと、お薦めくださったお客様に感謝です。

館内にはアジアの占いコーナーがあって、一息ついて楽しみました。
そして、中国書画の「橋本コレクション」があってびっくり。こちらは学生時代の友人のお祖父様のコレクションなのです。

::

同じ東博の中の「法隆寺宝物館」にも古代の褥(敷物)の展示がありました。
8世紀・奈良時代↑と7世紀・飛鳥時代↓の褥(敷物)
「法隆寺宝物館」は建築も展示品も何もかも大好き!
久しぶりに訪れて眼福でした。



::

そして午後遅くからは「世田谷美術館」へも足を延ばしました。
『MEMORIES OF WEST AFRICA ふたりのアフリカ、手仕事の宇宙
 ――人類学者・川田順造と陶芸作家・小川待子のコレクション』


西アフリカの布は腰巻きや掛け布用で私が持っている柄もあり。 

人類学者・川田順造と陶芸作家・小川待子夫妻が1970年代に3年半暮らした、サバンナの国・ブルキナファソでのコレクション。
藍や泥で染められた布ものだけでなく、瓢箪を活かした碗や草編みの籠などの手仕事でつくられた生活雑貨など、見応えがありました。

ビーズはここでつくられたものではなく、奴隷貿易の代償としてこの地に入ってきたもの。

急に予定が空いたからと午後から合流してくれた友人と、美術館の近くに住んでる友人を呼び出して、束の間、学生時代に戻っておしゃべりを楽しみながら、美術館のレストランにてアフタヌーンティーをいただきました。

::
世田谷美術館の収蔵品の展示では、こちらにも学生時代の先輩のお父様が寄贈されたコレクションがあり、私のフェイスブックの投稿を見た先輩から連絡がありました。(コメント欄に写真有り

そんなこんなの夏の終わりの東京ステイ。最終日にも、時間を惜しんでお出かけしましたので続きをご覧ください。


2026年9月2日水曜日

帰寧しました*

9月になって、12月の空室情報を更新しています。
夏休みの終わりに東京で博物館美術館巡りを楽しんでまいりましたが、休館中にもかかわらず、たくさんのご予約メールやお問合せをいただきありがとうございました。

東京ステイのことをブログにも記しておこうと思いつつ、SNSと違ってこちらはゆっくりの更新になると思います。
趣味の一つでもある、博物館美術館巡りでしっかり充電してきましたので、またよろしくお願いいたします。

2026年9月1日火曜日

東京ステイ②東博「空海と真言の名宝」

東京国立博物館で開催中の、弘法大師生誕1250年記念 特別展「空海と真言の名宝」 へ。



以前 NHKで放映された「秘仏開帳」という番組で、この展覧会でたくさんの秘仏がご開帳されることを知り、それも楽しみに伺いました。

大阪・大門寺の如意輪観音坐像の艶めかしい様子。
三重県・観菩提寺(正月堂)の33年に一度のご開帳の周りを圧倒するような佇まいの十一面観音立像。
後七日御修法観音供のご本尊・ニ間観音はかつて宮中安置の観音様。
テレビ画面越しでなく実際に、そしてとても間近で拝観叶いました。

個人的には、和宮様の御念持仏と一緒に展示されていた僅か数ミリの蘭奢待の存在にびっくり!
明治天皇が、療養中の和宮様にお見舞いとして贈られたものだそうで、歴史の表舞台には出ていない、このような物語に惹かれるものがあります。 ※「美術展ナビ」さんのxに写真が載っています→

その他に、真言宗各派総本山からお出ましの名宝の数々の素晴らしさにもただただ眼福で、たくさん美しいものを見せていただきました。 

::
弘法大師生誕1250年記念 特別展「空海と真言の名宝」
会場:東京国立博物館・平成館
会期:9/6まで
開館時間:9:30〜17:00   /   金・土曜日は20:00まで。

::
会場で印象に残った出陳品の番号だけ控えていました。
10 金銅錫伺頭(国宝)/12 板彫両界曼荼羅(重文)/25 快慶作・執金剛神立像(重文)/36 西大寺・十二天像の内の  羅刹天、水天、風天(国宝)/50 長谷寺・十一面観音菩薩立像(重文)/66 西大寺・釈迦如来坐像(重文)/82 仁和寺・薬師如来坐像(国宝)

::

<<展覧会にお出ましの秘仏や名宝の特別公開について>>
◆西大寺・金銅透彫舎利塔(国宝)は、西大寺の聚宝館が特別公開されている期間中(1/15~2/4)に拝観できます。

◆2026年10/9~10/13 観菩提寺で十一面観音立像が特別公開!

◆2026年11/2~11/19 大門寺で如意輪観音坐像が特別公開!詳細
博物館で拝観し、お寺でも拝観できる有難い機会ですね。

2026年8月31日月曜日

東京ステイ①豊洲「チームラボプラネッツ」

夏の終わりにお休みを取って東京へ、博物館や美術館巡りを楽しんでまいりました。すでにInstagramで東京ステイの様子をpostしていますが、ブログにも旅の記録として残しておきます。文章が重複しますがご容赦ください。

夏休み最終日でもある8月31日は孫たちと一緒に、真夏でも小さな子どもと楽しめるところとして、豊洲にある「チームラボプラネッツ」へ行ってきました。
「チームラボ」についての詳しい内容はサイトをご覧いただくとして、とにかく我が家の小5男子と小1女子にバカ受け!

「Water」「Garden」「運動の森」の中のそれぞれ数種類ある作品(アトラクション)を数回ずつ繰り返して堪能し、全て終わったと思ったらもう一度全部やりたいということで、6時間ほど滞在しておりました。
もちろん大人も楽しめて、童心に帰って迫力ある映像の中に没入したような気分を味わってきました。

写真は順不同ですが・・・







::

「チームラボ」は京都にもあるようなので()、次回帰省の折にはここに連れてあげようと思うのでした。

それにしても・・・これほど酷暑猛暑が続くと、夏休みにどこかへと思っても、まずは熱中症の心配などでお出かけ先も限られてしまいます。そんな環境で、ここは大人も子どもも楽しめる施設の一つだと思いました。

2026年8月28日金曜日

「春日に心酔した画家の名画たち」

江戸末期から近代の春日大社を描いた名品が春日大社「国宝殿」で特別公開されています。(会期9/25まで)

十日会の例会で、千鳥主任学芸員の解説付きで国宝殿を拝観する機会がありました。今回の展示は「春日に心酔した画家の名画たち」。

奈良博で開催中の南都仏画展で紹介されていた「南都絵所」の存在。
春日大社には、式年造替で社殿や調度品に絵を描く「春日絵所」があり、そこに所属していた絵師の作品や、春日大社の神官が描いた作品や、現代美術作家杉本博司氏が奉納した「春日大宮暁図屏風」など写真作品もあれば、油絵で描かれた洋画もあり。

その他に、春日絵所・松村公嗣画伯の「平成おん祭絵巻」もあって、美しい絵に魅入ってしまいました。(松村画伯は絵本「すみ鬼にげた」の絵を描かれた方でもあります)
14年も前ですが、万葉文化館で松村画伯の作品展があった時に、少しだけ原画を拝見しました。(ブログ過去記事
その時に素晴らしかった印象があり、いつか「平成おん祭絵巻」全6巻を一挙に公開していただければとあらためて思いました。

実はここでも奈良新聞さんの取材を受けておりました。

私が鑑賞しているのは、尾形月耕の「社頭杉春日詣之図」(初公開)。
表参道の着到殿東から南門方面を見た構図で、虚無僧や参拝者らの姿が描かれています。
ネットニュースではカラーで大きく作品を見ることができます→


::
春日に心酔した画家の名画たち
会場:春日大社国宝殿
会期:9/25まで
時間:10時~17時

2026年8月27日木曜日

「旅するタビ®ASUKA TABI」販売スタート*

奈良の靴下メーカー・西垣靴下株式会社の「エコノレッグ社」と奈良県旅館・ホテル組合の女将で構成する「あゆみ会」が共同開発した「旅するタビ」の新商品「旅するタビ®ASUKA TABI」の発表会があり、女将の皆さまと新商品の靴下を紹介させていただきました。

長時間の歩行でも疲れにくい足袋型の靴下「旅するタビ」の新商品「ASUKA TABI」は、世界遺産登録が先月決定した「飛鳥・藤原の宮都」を応援するプロジェクトとして開発されました。

デザインは4種類。


高松塚古墳の壁画に描かれた飛鳥美人が穿いている裳よりイメージしたストライプ柄↑や、キトラ古墳の天文図をデザインしたもの↓。


藤原京より出土した瓦の蓮華紋↑や
石舞台をデザインしたもの↓の4種類。

全ての靴下に、西垣靴下が独自に開発した「疲れ知らず」の高機能な3つの特許技術が施されています。
①踵のテーピングでぴたっと足に寄り添う一体感。
②土踏まずのクッションで衝撃を吸収して疲れを軽減。
③編み込みのすべり止め加工でズレない。

実際にこの後、一日中この靴下を履いていましたが、本当にいい!疲れないし、そして私の履いた靴下の天文図の星がキラキラしていて足元を見るたびに気分が上がるし楽しいし! 

この靴下は奈良倶楽部でも取り扱いいたしますので、「ASUKA TABI」で奈良を歩いてくださいね!(価格は一足2200円)

::
お披露目ファッションショーの動画はInstagramをご覧ください。