2026年2月25日水曜日

二月堂修二会2026「25日の社参」

2月25日 雨
総別火に入る前の日にニ度目の「社参」

別火坊出発(13:05)→八幡殿参拝→大仏殿→天皇殿参拝→本坊にて暇乞い(13:15)→二月堂表参道を通って(13:35)開山堂参拝→開山堂門前で解散して各自自坊に戻る。
(時間は私のカメラの記録より、あくまでも目安です)
25日の社参では「試みの湯」はなく、その後の二月堂からの聖武天皇陵遥拝もなく、各所での法螺貝も吹かれません。

2度目の社参見学は前回と違う場所から撮ってみようと、別火坊ではなく大仏殿の方に向かいました。
途中の講堂跡の景色も何となく春めいているように感じます。
大仏殿西側からスマホカメラをズームにして撮影
戒壇院の土塀を曲がり
柳の枝越しに練行衆。
勧進所の塀沿いに進みます。
私のいる位置からは八幡殿参拝の様子が見えないので、ここで場所を南大門の方へ移動しました。
南大門から大仏殿参拝は拝見せずに天皇殿参拝を拝見します。
天皇殿参拝
天皇殿からお隣の本坊へ
本坊へ入っていかれる練行衆。


本坊では「暇乞い」がおこなわれます。
総別火に入ると寺内に出ることができないので、留守居役の寺僧に後事を託し暇乞いをされます。
「暇乞い」の間に、二月堂表参道へ移動して練行衆が出て来られるのを待っていると、鏡池側の本坊玄関から出てこられました。
写真はズームで撮ってトリミングしています↑↓


暖かな春の雨の中、二月堂表参道を粛々と進んで行かれます。

私は別用があってここで失礼しましたが、この後は勧進所参拝の後、各自自坊に戻ってしばしご家族と過ごされ、夕食後19時までに別火坊へ帰参されるということです。

帰り道、猫段上り口の馬酔木の花が満開でした。

2026年2月24日火曜日

3月のお出かけ情報②~寺社伝統行事

3月に行われる奈良の行事のご案内です。


◇3/1~3/14 東大寺二月堂「修二会(お水取り)」
修二会拝観・お松明見学についてと、行法のニコ生配信については
東大寺公式HPをご参照ください。
問合せ:0742-22-5511

◇3/2 10:00〜 喜光寺行基会大祭」 
中風除・ガン封じの祈祷・住職の法話や、おぜんざいの接待
14:30~柴燈大護摩会 ・火渡り
問合せ:0742-45-4630

◇3/2  13:00~14:00  浄見原神社国栖奏

◇3/5 10:00 興福寺本坊北客殿「三蔵会
※法要の聴聞可
※法要後の三蔵画像の拝観は16:00まで。

問合せ:0742-22-7755

◇3/9 慈眼寺二の午厄除祈願法要
問合せ:0742-26-2936

◇3/9 14:00~ 大安寺馬頭観音厄除法要
馬が牧草を食むように諸々の悪を食いつくし災厄を除く厄除の仏様として信仰されている馬頭観音像。法要では護摩が焚かれ災厄除けの「秘文神符」が授与される。
問合せ:0742-61-6312

◇3/9 14:00~15:30頃 正暦寺人形供養
問合せ:0742-62-9569 
※3/9の日以外でも人形供養を受付されています。詳しくはこちら

◇3/13 9:00~ 春日大社「春日祭(申祭)」 
王朝絵巻さながらの春日大社の例祭。
※拝観不可です。
問合せ:0742-22-7788

◇3/15 10:00~ 春日大社「御田植神事」
※拝観不可です。
問合せ:0742-22-7788

◇3/20 10:00~15:00 菅原天満宮「筆まつり」 
     13:30~「筆供養」
問合せ:0742-45-3576

◇3/22~3/24 法隆寺お会式
◆通夜法要: 3/21 18:00
◆法要:   3/22 13:00
問合せ:0745-75-2555
ブログ内過去記事

◇3/23 13:00~ 薬師寺金堂「お身ぬぐい」
問合せ:0742-33-6001

◇3/25・3/26 安部文殊院文殊お会式
15:30~本堂にて大般若転読法要 / 16:30~智恵のお餅まき
9:00~16:00本堂前にて智恵のお加持が受けられる
問合せ:0744-43-0002

◇3/25~3/31 薬師寺金堂「修二会 花会式
結願法要は僧侶のみで厳修(参拝は金堂堂外正面より)
詳細についてはこちらを参照してください。
◇3/31 20:30頃〜花会式結願の「鬼追い式」

2026年2月23日月曜日

3月のお出かけ情報①〜秘宝秘仏公開

春まだ浅き奈良大和路の寺社特別拝観のご案内です。
奈良への旅のご参考にどうぞ++


◇2/28~4/18 壺阪寺大雛曼荼羅公開
問合せ:0744-52-2016

◇3/1~3/14 法華寺「古代ひな人形展」
問合せ:0742-33-2261

◇3/1~3/31 大安寺馬頭観音立像特別公開」 
天平時代の秘仏 日本最古の馬頭観音立像を特別開扉。
問合せ:0742-61-6312

◇3/1~5/31 不退寺春季寺宝特別展
在原業平画像など寺宝が公開される。
問合せ:0742-22-5278

◇3/1~5/31 安倍文殊院 「春の寺宝展
問合せ:0744-43-0002

◇3/3~3/12 帯解寺秘仏特別公開
安産祈願の古寺で、本尊の地蔵菩薩(重文)はじめ、三面六臂大黒天蔵や虚空蔵菩薩坐像などの秘仏、春日赤童子画像などの仏画が特別公開されます。
問合せ:0742-61-3861

◇3/8・3/20  浄瑠璃寺国宝三重塔初層開扉日
※好天の日に限ります。
問合せ:0774-76-2390

◇3/9 慈眼寺聖観世音菩薩特別公開」(但し祈祷者のみ)
問合せ:0742-26-2936

◇3/12  伝香寺
 「本尊釈迦如来・南無仏二歳像と地蔵菩薩像納入品特別公開
奈良の三大名椿のひとつ散り椿で著名なお寺。 
「はだか地蔵尊」と愛称される地蔵菩薩像(重文)は月曜日以外拝観できます。 
問合せ:0742-22-1120

◇3/14~3/22  安養寺「阿弥陀如来立像」

◇3/14~7/5 長谷寺本尊大観音尊像 / 寺宝 / 大講堂」特別公開
問合せ:0744-47-7001

◇3/16 13:30~15:00 當麻寺中之坊導き観音ご開帳
問合せ:0745-48-2001

◇3/17〜3/23  福智院「宝冠の十一面観音像
問合せ:0742-22-1358

◇3/17~3/23 元興寺「軸装智光曼荼羅
問合せ:0742-23-1377

◇3/17~3/23 興善寺「観経曼陀羅拝観
問合せ:0742-23-7007(要予約)

◇3/20~4/7 法華寺「国宝十一面観音立像特別開扉
光明皇后の姿を彫り上げた伝わる平安初期の仏像です。
問合せ:0742-33-2261

◇3/20~12/20  松尾寺「日本唯一の舎人親王像」
問合せ:0743-53-5023 

◇3/21~5/20 浄瑠璃寺秘仏吉祥天女像特別公開
吉祥天女像厨子の扉絵も一見の価値ありです。
問合せ:0774-76-2390

◇3/23~4/7 海龍王寺十一面観音特別開帳
錐金文様の美しい仏様です。
問合せ:0742-33-5765

◇3/24〜5/6 金峯山寺金剛蔵王大権現特別開帳
問合せ:0746-32-8371

◇3/28~4/8 櫻本坊釈迦如来坐像特別開帳
問合せ:0746-32-5011

◇3/28~7/5 室生寺金堂特別拝観
問合せ:0745-93-2003

◇3/28~7/5  岡寺「本堂内々陣お扉特別開扉
問合せ:0744-54-2007

2026年2月22日日曜日

二月堂修二会2026「社参」と「注連撒き」

 2月21日午後1時より  練行衆が行中の無事を祈願して境内諸堂を参拝して回る「社参」が行われました。

和上を先頭に練行衆、加供、仲間の参籠衆が別火坊を出発→八幡殿→大仏殿→天皇殿(今年も天皇殿へはついて行けずに猫段で待機)→猫段、鐘楼横、四月堂横の石段の3ヵ所で平衆が法螺貝を吹く→開山堂→閼伽井屋あたりで法螺貝→湯屋で試みの湯→登廊細殿で法螺貝→二月堂で聖武天皇陵遥拝→南階段から興成社を拝して→今年は新入のある年なので別火坊へ帰参されます。

和上を先頭に練行衆、加供、仲間の参籠衆が別火坊を出発
戒壇院の前を通って
勧進所へ向かいます。いつもならこの辺りで東大寺幼稚園の園児さん達がお見送りされるのですが、今年は土曜日でお休みの日でしたね。

勧進所入り口で奥の八幡殿参拝
大仏殿へ向かいます。
大仏殿参拝
大仏殿からは天皇殿へ
練行衆の皆様の歩くペースの早いこと!
今年も私は天皇殿へはついて行けずに猫段のところで待機します。
猫段、鐘楼横、四月堂横の石段の3ヵ所で平衆が法螺貝を吹きます。

最後は開山堂参拝。湯屋に向かうまでの閼伽井屋あたりで法螺貝。
湯屋に入って行く練行衆。(13:30頃)
この時、中灯さんが懐中していた文巻を小綱さんが受け取ります。
中から合図があると(「赤本」別巻によると、トントンと拳で床を打って合図があるらしい)、小綱さんは硯と受け取った交名帳(文巻)を持って入りこれを置いて出ます。
湯屋の中では「中灯さんは当年の参籠衆の名前を記録する・・・」と、小学館の「東大寺お水取り~二月堂修二会の記録と研究」(以降「小学館本」と記載します)に書いてあり、中灯の記録が終わると、再び小綱が入室して硯を持って退出されます。
硯だけ持って出て来られたところ↑
「試みの湯」が終わり和上を先頭に湯屋から出て来られます(14:00)
この後、二月堂へ。登廊細殿で平衆が法螺貝を吹きます。
湯屋を出て再び文巻を懐中されている中灯さん↓
「試みの湯」の間、童子さんたちは松明の竹を並べ替えたり
練行衆が試みの湯を終えた後、三役その後に童子が入浴されます。

練行衆の皆様は二月堂舞台から聖武天皇陵遥拝し南階段から下りて興成社を拝して、今年は新入のある年なので別火坊へ帰参されます。
別火坊へ帰って行かれる様子は2015年のブログに詳しく書いてます。

今年も練行衆について行かずに、二月堂にて注連輪を撒かれる様子を拝見することにしました。(14:15くらい)
まずは遠敷社前で。堂童子さんが童子さんたちに撒かれます。
次に飯道社前で。

童子さんがうまくキャッチできずに落としてしまった注連輪は「塵」と称して絶対に使用されません。
それを見学者が拾ってもよく、私も一ついただきました。

この後、各所に注連縄を張り巡らして結界をされますが、仕事があるので私は最後まで見学できずに奈良倶楽部に戻りました。
帰り道、二月堂裏参道にて注連縄を張っているところに遭遇。
青空に今年の注連輪が映えますね!
::
帰宅して、午前中にいただいた南天と一緒に注連輪を飾ってみました。

::
「社参」では、粛々と歩かれる練行衆の凛としたご様子に、行中のご安全ご無事を私も祈りながら・・・も、そのお姿を拝すると追っかけずにはいられないという思いもあり、今年も ご迷惑を掛けずに拝見していこうと、私の「二月堂修二会2026」が始まりました。