2026年9月25日金曜日

10月のお出かけ情報①~秘宝秘仏公開

10月の奈良は秋の観光シーズン真っ盛りで、特別公開も目白押し!
お出かけの参考にしていただければ幸いです。

<<公開中の特別公開は・・・>>

◆~11/30 安倍文殊院「秋の寺宝展」
一般公開されていない金閣浮御堂の内陣を参拝できる。
問合せ:0744-43-0002

問合せ:0743-53-5023 

<<10月より始まる特別公開>>

◆10/1~11/30 不退寺「寺宝特別展」
在原業平画像開扉、伊勢物語公開、古今和歌集、六歌仙の公開
問合わせ:0742-22-5278

◆10/1~11/30 9:00~16:00 大安寺「十一面観音像特別開扉」
癌封じの本尊として名高いです。
問合せ:0742-61-6312

◆10/1~11/30 9:00~16:30 浄瑠璃寺「秘仏吉祥天女像特別公開」
問合せ: 0774-76-2390

◆10/1~11/30  8:30~16:45  岩船寺「秘宝特別公開」
※岩船寺三重塔初層特別開扉は10・11月の毎土日祝
(雨天・荒天時は塔開扉中止の場合あり)
問合せ:0774-76-3390


◆10/5 10:00頃(法要終了後)~16:00  東大寺 秘仏公開 
勧進所八幡殿「僧形八幡神坐像」
勧進所阿弥陀堂「五劫思惟阿弥陀如来坐像」
勧進所公慶堂「公慶上人坐像」
問合せ:0742-22-5511

◆10/8 浄瑠璃寺「三重塔・薬師如来坐像特別公開」
※雨天、荒天時は中止
※10/31~11/7にも特別公開あり。
問合せ:0774-76-2390

◆10/10~10/18 法起院「長谷庚申 秘仏青面金剛像」
問合せ0744-47-8032

◆10/10~11/29 9:00~16:00 岡寺「本堂内々陣お扉特別開扉」
問合せ:0744-54-2007

◆10/10~12/6 9:30~16:00 長谷寺「本尊大観音尊像特別拝観」
問合せ:0744-47-7001

◆10/10~12/6  壷阪寺「壷阪観音お身拭い特別参拝」
◆10/10~12/6  壷阪寺「二大塔(三重塔・多宝塔)初層同時開扉」
◆10/10~12/6  壷阪寺「大めがねくぐり」
参拝時間は8:30~16:30(受付終了)
問合せ:0744-52-2016

 問合せ:0745-48-2001

◆10/17 9:00~17:00(法要13:00~) 興福寺「南円堂特別開扉」
問合せ:0742-22-7755

◆10/17  不空院「不空羂索観音坐像」 
※10/25~11/10にも特別公開あり。
問合せ:0742-26-2910

◆10/17~10/23 福智院「宝冠の十一面観音立像」
問合せ: 0742-22-1358

◆10/17~11/3  橘寺「聖倉殿特別公開」
問合せ:0744-54-2026
問合せ:0744-54-2007

◆10/19~11/30 おふさ観音「秘宝生き人形 特別公開」
問合せ:0744-22-2212

◆10/21~10/23 唐招提寺礼堂「金亀舎利塔」特別公開 ★
解脱上人貞慶が始めた800年来の伝統行事「釈迦念仏会」の
特に21・22日の昼の法要(14:00~)後に
国宝の金亀舎利塔が間近に拝観できる。
期間中9:00~16:00に礼堂の中に入れて釈迦如来立像も拝観できます。
問合せ: 0742-33-7900

◆10/22~11/22  法隆寺「夢殿救世観音特別開扉」
問合せ:0745-75-2555

◆10/23~11/8 霊山寺「薬師三尊像、秋薔薇と秘仏宝物展」
バラ庭園 8:00~17:00 本堂(秘仏宝物展)10:00~16:00
問合せ:0742-45-0081

◆10/23~11/30 9:00~17:00 長岳寺「大地獄絵開帳」
住職による現代風絵解き説法も随時行なわれます。
問合せ:0743-66-1051

◆10/24~11/8 薬師寺「秋の特別拝観」
「よみがえる白鳳ー金堂復興50周年記念展ー」
盛沢山な内容です。詳細はリンク先を参照ください。
問合せ:0742-33-6001

◆10/24~11/9 不空院「不空羂索観音坐像」 
問合せ:0742-26-2910

◆10/24~11/10 海龍王寺「十一面観音像特別開扉」
弘法大師筆「隅寺心経」なども特別公開
問合せ:0742-33-2261

◆10/24~11/10  法華寺「十一面観音像特別開扉」
◆10/24~11/10  法華寺「慈光殿特別公開」
問合せ:0742-33-2261

◆10/24~11/15 元興寺「板絵智光曼荼羅特別公開」
問合せ:0742-23-1376 

◆10/24~11/30 金峯山寺「日本最大秘仏本尊特別開帳」
問合せ:0746-32-8371

◆10/25~11/15  西大寺「愛染明王像特別開扉」
問合せ:0742-45-4700

◆10/31~11/7 浄瑠璃寺「三重塔・薬師如来坐像特別公開」
※雨天、荒天時は中止
問合せ:0774-76-2390

◆10/31~11/8 海住山寺「国宝五重塔特別開扉」※雨天、荒天時は中止
◆10/31~11/29 海住山寺「寺宝特別公開」
問合せ:0774-76-2256

◆10/31~11/15  信貴山朝護孫子寺
「信貴山縁起絵巻特別公開・飛倉の巻」
問合せ:0745-72-2277

2026年9月23日水曜日

澄み渡る夜空に美しいお月さま

春日大社貴賓殿より
澄み渡る夜空に十三夜のお月さま。 

今宵は「十日会」の、少し早いけれど観月会の夕べでした。 




::

この連休は大変忙しくさせていただきありがとうございました。
いつもはリピーターさんが殆どの奈良倶楽部ですが、こういった大型連休は初めてのお客様が多く、お迎えするこちらも少し緊張しておりました。
でも毎日とても素敵なお客様ばかりで、宿屋冥利に尽きることも多く、仕事を続けてきてよかったとしみじみ思ったいい夜でした。

2026年9月18日金曜日

奈良の地域マガジン「さとびごころ」

奈良俱楽部の図書室に新たに加わった地域マガジン 「さとびごころ」

先日、墨の「錦光園」見学の際にご一緒したのが、「さとびごころ」編集長の阿南セイコさん。
何でも、錦光園の「大和松煙プロジェクト」における最重要人物なのだそうで(詳細はこちら★)、お話を伺って、すぐに阿南さんが創る「さとびごころ」の年間購読の申し込みをしました。
「国産松煙」については2冊にわたって特集されていました↑↓
こちらは、以前にブログでご紹介した倉本酒造さんの特集記事↓
100年住み続けたい奈良のための地域マガジンSatobi「さとびごころ」
ディープな奈良の情報が満載で、とても魅力的な雑誌です。
奈良俱楽部の図書室に置いていますので、是非ご覧になって下さい。

2026年9月17日木曜日

二月堂十七夜

 9月17日 毎年楽しみにしている二月堂十七夜盆踊り。
今年は仕事が立て込んで出かけられず

友人やリピーターのお客様に、奉納した灯籠の写真撮影をお願いして、送られてきた写真を見て、南出仕口あたりに飾ってもらえているような・・・それだけで嬉しい夜でした。

友人は、盆踊り初参戦で「楽しかったー」という感想も聞けて、何より良かったと思うのでした。

というわけで、今年は十七夜のエネルギー溢れる混とんとした二月堂の様子をお届けできませんが、SNSで発信されているたくさんの写真を見て、あらためてきらきら輝く二月堂の美しさに胸躍らせています。

2026年9月15日火曜日

錦光園「大和松煙プロジェクト」

※ブログタイトルの「大和松煙プロジェクト」については、このブログ記事の下段にご紹介しています。

つい先日、奈良墨の「錦光園」さんへ伺って「奈良墨」のお話を伺い、工房の見学もさせていただきました。
お店の中に入るとかすかに墨の匂いがただよってきます。


墨の販売もされているこちらのスペースで、錦光園七代目・長野睦さんから奈良の墨のお話をたっぷりとお聞きしました。
まずは墨の歴史から
墨は約2200年前に中国で生まれ、約1400年前の飛鳥時代に日本に伝わりました。その頃の墨は赤松の煤からできる松煙墨しょうえんぼく。
その後、室町時代に興福寺で、菜種油や胡麻油などの植物油から作る油煙墨が生まれます。
これが、色が濃く黒味のある「奈良墨」の始まりです。
※墨の歴史については錦光園HPのこちら★に詳しいです

墨は江戸時代に全盛期を迎え、当時奈良だけで約40軒あった墨屋は、現在全国でも10軒未満となり、日本の9割の墨はこの奈良で作られているのだそうです。

さて、その墨の材料はたった3種類!
①煤(煙)②膠 ③香料になる樟脳

①の煤の元が松か油かで「松煙墨」か「油煙墨」になるわけです。
錦光園では昔ながらの製法と伝統を守って、良質な「奈良墨」を一つ一つ手づくりされています。
その作り方の実際を見せていただきました。
一本の墨になる分量を重さで測ります。
美しく均等にこねて

木型に入れます。
この木型をぐっと締めて20分後に取り出し
それから約2年程自然乾燥させると出来上がり。

その後は工房の中も見せていただきました。
制作されるのは11月から4月までだそうです。

自然乾燥の前に、このクヌギの木屑の粉の中で2週間から一か月ほど寝かせて水分を取り、その後は
ここ↑で2年程自然乾燥させて
イゲタに組んで風を通して出来上がり。
彫刻が施された木型。
この木型に彫刻をする彫師も今はたった一人になりました。
(その一人となった佐藤さんの物語は毎日新聞に取材されています★。そして佐藤さんが彫師という職業に出会ったきっかけが、錦光園さんが業界内関係者を紹介したWEB記事からというご縁!)

錦光園さんではこのように墨を「つくる」だけでなく「伝える」という活動もされています。・・・「つくる」だけでは墨づくりはもはや成立しない、だからこそ「伝える」・・・
その①は奈良墨職人という表に出る花形を支える職人さんにスポットを当てたWEB記事を発信→詳細★
その②は全国行脚で墨の話を伝える→詳細★
その③は全国の学校への出前授業→詳細★
その④は工房での「にぎり墨体験」→詳細★

そしてこの度あらたに挑戦されるのが「大和松煙プロジェクト」!!
飛鳥時代、奈良時代と日本の歴史を紡いできた松煙墨。

奈良にて、はじまりの墨の原材料である国産松煙の生産を継承していくと、いま動かなければ歴史が途絶えてしまうという熱い想いで一念発起で始められたプロジェクト。

そのためには生産を成功させ「生産をし続けていく」必要があります。
錦光園さんでは、大和松煙という新たな歴史を刻む「大和松煙サポーター」を募集されています。どうぞよろしくお願い申し上げます。

大和松煙サポーターはこちらから★
大和松煙プロジェクトの詳細はこちら★
(活動日誌や繋いでいったご縁など読んでいて胸アツ!)

2026年9月12日土曜日

9/19の「ブラタモリ」は東大寺SP!

来週土曜日(9/19)放送の「ブラタモリ」は
「東大寺SP 78分拡大版!東大寺はじまりの秘密とは」!!

番組HP★より・・・

今回は、奈良・東大寺が舞台の78分SP!
1300年守り継がれる東大寺の“はじまりの秘密”に迫る。
大仏造立に託した聖武天皇の思い、奈良時代から一度も途切れることなく続く修二会、そして日本の仏教に大きな足跡を残した鑑真和上の功績。唐招提寺も訪ね、東大寺との深い関係を探る。
さらに貴重な国宝の数々も!
見るものすべてが1300年の歴史を感じさせる!?
旅の最後、夜の東大寺で出会った大仏の姿にタモリが息をのむ...

初回放送日 :2026年9月19日(土)19:30-20:48 NHK総合  

2026年9月11日金曜日

奈良俱楽部の図書室に仲間入りの本たち

6~8月の読書記録・・・
順不同、読了したものもあれば読み切れていないものもあります。
図書室に置いてますので、旅の一夜のおともにご覧ください。

奈良県立図書情報館で6月に開催されていた、「中川学 絵本作品展」で感銘を受けて、即購入した「だいぶつさま」シリーズの絵本。
大人も充分楽しめてお気に入りです。

前回のとほんさんの配本で知った、宮崎智之編集の「精選日本随筆選集」の「歓喜」がよかった(ブログ記事★)ので、同じ編者の「孤独」も読んでみました。
著者のほとんどが鬼籍に入った大御所でもあるので、その時代の空気感を感じながらも、それが今の時代にはちょっと違うと思うところもあって、小説も随筆もきっと賞味期限があると思うのでした。

本好きのお客様よりいただいた本。
不思議な感覚に陥り、無性に知らない国へ旅したくなるのですが、果たして自分はもう世界中を旅することができるのだろうかと思ったり。

デンマーク在住のニールセン北村朋子さんの新刊本。
朋子さんの講演も聞いて深く感銘を受けており、何度か読み返しております。(近いうちに別記事でこの本の内容を取り上げようと思います)

大和郡山の本屋「とほん」さんがお薦めする「とほん、本の定期便」の今年の配本第1回目が「水車小屋のネネ」でした。
人間の言葉を話すヨウムのネネと、ネネのお世話をすることになった姉妹を取り巻く周りの人たちとの40年間。ネネの頭の良さに魅了されて一気に読み終えました。

つい最近の東京への道中で読み終えた短編集。
どの作品も夢中になって読み、特に梨木香歩さん、宮部みゆきさんがいいなと思いました。旅の一夜にお奨めの一冊です。

未読の本もあり。
東京からの帰りの新幹線で読んでねと友人からいただきました。
心あたたまる珠玉の恋愛小説だそうで、実は恋愛小説なるジャンルに馴染みがなく読むのを楽しみにしているところです。

このブログを書いている最中に届いた、高田郁さんのシリーズ第二巻「志記」。こちらもこれから読むのが楽しみです。

春日大社・花山院宮司さまの「春日若宮を宮司が綴る」。
春日さんより送っていただき図書室に仲間入りしています。

::

猛暑の日々のお家時間でもう少し読めるかなと思っていましたが、年々読書量が落ちています。年のせい(老眼のせい)にしないで、読みやすいほっこり楽しい本の世界をゆっくり味わっていければと思っています・・・。