墨の販売もされているこちらのスペースで、錦光園七代目・長野睦さんから奈良の墨のお話をたっぷりとお聞きしました。
まずは墨の歴史から
墨は約2200年前に中国で生まれ、約1400年前の飛鳥時代に日本に伝わりました。その頃の墨は赤松の煤からできる松煙墨しょうえんぼく。
その後、室町時代に興福寺で、菜種油や胡麻油などの植物油から作る油煙墨が生まれます。
これが、色が濃く黒味のある「奈良墨」の始まりです。
※墨の歴史については錦光園HPのこちら★に詳しいです
①煤(煙)②膠 ③香料になる樟脳
錦光園では昔ながらの製法と伝統を守って、良質な「奈良墨」を一つ一つ手づくりされています。
一本の墨になる分量を重さで測ります。
美しく均等にこねて
木型に入れます。
この木型をぐっと締めて20分後に取り出し
それから約2年程自然乾燥させると出来上がり。
自然乾燥の前に、このクヌギの木屑の粉の中で2週間から一か月ほど寝かせて水分を取り、その後は
ここ↑で2年程自然乾燥させて
イゲタに組んで風を通して出来上がり。
彫刻が施された木型。
(その一人となった佐藤さんの物語は毎日新聞に取材されています★。そして佐藤さんが彫師という職業に出会ったきっかけが、錦光園さんが業界内関係者を紹介したWEB記事からというご縁!)
その①は奈良墨職人という表に出る花形を支える職人さんにスポットを当てたWEB記事を発信→詳細★
その②は全国行脚で墨の話を伝える→詳細★
その③は全国の学校への出前授業→詳細★
その④は工房での「にぎり墨体験」→詳細★
飛鳥時代、奈良時代と日本の歴史を紡いできた松煙墨。
奈良にて、はじまりの墨の原材料である国産松煙の生産を継承していくと、いま動かなければ歴史が途絶えてしまうという熱い想いで一念発起で始められたプロジェクト。
錦光園さんでは、大和松煙という新たな歴史を刻む「大和松煙サポーター」を募集されています。どうぞよろしくお願い申し上げます。




















































