2024年12月10日火曜日

「おん祭」12/15~12/18の諸神事と関連情報

大和一国を挙げての一大祭礼「春日若宮おん祭」。

月日が流れるように過ぎて行き「おん祭」まで一週間となってしまいました。毎年ブログに書いていますが、今年も「おん祭」諸神事のタイムスケジュールを記しておきます。(印が過去記事です)

◇12/15 10:00少し前頃「一の鳥居に御神木かけ」

「おん祭」が終わると、一の鳥居の御神木は北側のみになります。
その顛末についてはブログの過去記事を参照下さい。

◇12/15 10:30 「椎木の薦上げ式しぎのこもあげしき 大宿所出発」

餅飯殿センター街にある「大宿所」を、薦をつくった大和郡山市椎木町の方たちが10:30に出発して、神様がお遷りになられる「お旅所」まで担いで奉納されることを「椎木の薦上げ式」と呼んでいます。
(参考までにお旅所御假殿についてはこちらもご覧下さい。)

◇12/15(餅飯殿センター街 大宿所)
13:00  大宿所詣 渡り神子行列  (12:45~JR奈良駅出発)

14:30  御湯立 
16:30  〃
18:00  〃

17:00  大宿所祭


◇12/16(春日大社若宮神社)
14:00頃 大和士宵宮詣(手向山八幡宮にもお詣り
15:00頃 田楽座宵宮詣
16:00  宵宮祭

◇12/17(お旅所・参道)
0:00  遷幸の儀        
1:00  暁祭(お旅所) 
     暁祭での神饌のこと

9:00  本殿祭(春日大社)
10:00前  田楽奉納(初宮神社)
12:00  お渡り式出発    

12:50~13:50 南大門交名の儀 

13:00~14:30 松の下式 

13:00~ 競馬 

埒明け 

14:30~ 稚児流鏑馬
大名行列 
14:30~お旅所祭
15:30~22:30 
神楽・東遊・田楽・細男・猿楽・舞楽・和舞など神遊   
 
22:30~ 還幸の儀 

◇12/18 
13:00 奉納相撲(お旅所前)

14:00 後宴能(お旅所)


※時間はあくまでも目安です。
早くなったりすることもありますのでご注意下さい。
また、奈良の冬は底冷えが厳しいです。
防寒対策、特に足元などをあたたかくしてお出かけ下さい。

2024年12月9日月曜日

NHK「えぇトコ」光る君へSP

先日、関西エリアで放映されたNHK「えぇトコ」
「光る君へ」SP 道長も訪ねた 祈りと癒やしの地~奈良 吉野町~ が全国放送されます!12月15日午前1時21分〜1時56分(12/14の深夜です)
その後には宇治編も再放送。
そしてその後には、映像作家・保山耕一さんの映像詩「春日大社」と「祈りの桜 奈良県吉野山」が続きますので、併せて録画よろしくお願いします。

(金峯山寺・五條良知管長のFacebookよりお写真拝借)

2024年12月8日日曜日

「奈良マラソン2024」

今年も「奈良マラソン」の応援に、朝の仕事が一段落してから大仏殿の裏へ出かけました。こちらは10kmコースのランナーさん達。

お客様の応援が目当てで毎年この辺りで声かけています。今日は先に見つけてもらって「谷さーん」って声かけてもらったりも。

みんな、頑張ってー!


「頑張ってー!」「ファイトー!」と声かけると、時々「ありがとうー」と返してくださるランナーさんもいて、益々応援のし甲斐があり張り切って声出してました。
盲ろう者の方と伴走の方もお見かけしました。↑
また、「あと2ヶ月で90になるのよー」と元気に駆け抜けて行かれる方には、応援しながら元気をもらいました。↓



大仏池ほとりに停まるバスにタイムオーバーのランナーさん達を乗せて出発するまで、遠くからお見送り。 皆様、お疲れ様でした。
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今日も連泊されるお客様が帰って来られて、「奈良マラソン」の運営が素晴らしくてスタッフや応援の人たちがとてもあたたかいとベタ褒めしてくださり、奈良の地元民として誇らしい気持ちになってました。ありがとうございました。

2024年12月7日土曜日

いつもの散歩道*名残の紅葉

12月6日 浄瑠璃寺から帰って
午後はいつもの二月堂から東大寺境内を紅葉散策しました。

何度か書いていますが、大仏殿裏の講堂跡の北側の三面僧坊跡のまだ北側の資材置き場の紅葉が色とりどりで美しくて、密かに好きな場所なのです。



正倉院の東側の道から大仏殿の方へ歩いて行くと、左側に見えるのが、その資材置き場のスペース。足元は悪いですが、グラデーションに色づいた楓の様子がそそられます。
そこから龍松院、持寶院の前を通って大湯屋の方へ。
上の写真↑は、龍松院前から撮った一枚。

大湯屋前の大銀杏も見事でした。

この日は、名残の紅葉をカメラに収めるのも目的でしたが、3週間前に実施した「ちとせなら」さんの「朝歩きツアー」で、ご案内させてもらったあちらこちらにお礼参りも兼ねてと、手向山八幡宮と二月堂にお餅代や万灯明料などを納めにお参りするのも大事なご用でした。
二月堂へ、一番南の手すりのある石段を登り切ったところに美しい紅葉を見つけました。四月堂や三月堂を見下ろす意外なところにも立派な紅葉があって驚きました。
遠敷社への階段から山茶花越しに大仏殿↓。
14日の仏名会で数取りのために使われる山茶花の花。
まだ数は少ないのですが、綺麗に咲いていました。
観音院の前から法華堂経庫を見て↓
手向山さんの銀杏はすっかり黄色の絨毯に。
ツアーでご案内した、手向山八幡宮の総門(江戸時代、火災で焼失)跡の礎石や、手前の「ただの石」の辺りも紅葉が見事でした。↓

ここから、白蛇川沿いに春日野園地へと抜けますが、その道中の紅葉の見事なこと!



白蛇側沿いの紅葉↑そこから北側は東塔跡エリアでこちらも見事↓

ツアーではここから「三社池」をご案内しました。
3週間前にはまだ黄色くなかった睡神社の銀杏も綺麗に色づいてます。

睡神社南側の吉城川沿いの紅葉が綺麗に残っていたのも嬉しい↑↓


三社池畔の紅葉は、場所によってはまだ青々していたり↓

この後は、南大門・大仏殿と抜けて

最後は大仏池のほとりへ。
大銀杏はすっかり落葉して黄色の絨毯が敷き詰められていました。






水面に映る紅色やヤドリギや、池の周りの何もかもが美しくて
秋の女神さまに「今年も素晴らしい景色を見せて下さってありがとう!」と叫びたい気持ちでした。

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ちょうど2時から夕方の4時までよく歩きました。
前日は実家の庭の草引きで身体中がビシバシになっていたにも関わらず、美しいものを見ていると見も心も軽くなりますね)
最後は、カフェ工場跡事務室さんにてほうじ茶ラテでほっこり。