2026年9月12日土曜日

9/19の「ブラタモリ」は東大寺SP!

来週土曜日(9/19)放送の「ブラタモリ」は
「東大寺SP 78分拡大版!東大寺はじまりの秘密とは」!!

番組HPより・・・

今回は、奈良・東大寺が舞台の78分SP!
1300年守り継がれる東大寺の“はじまりの秘密”に迫る。
大仏造立に託した聖武天皇の思い、奈良時代から一度も途切れることなく続く修二会、そして日本の仏教に大きな足跡を残した鑑真和上の功績。唐招提寺も訪ね、東大寺との深い関係を探る。
さらに貴重な国宝の数々も!
見るものすべてが1300年の歴史を感じさせる!?
旅の最後、夜の東大寺で出会った大仏の姿にタモリが息をのむ...

初回放送日 :2026年9月19日(土)19:30-20:48 NHK総合  

2026年9月11日金曜日

奈良俱楽部の図書室に仲間入りの本たち

6~8月の読書記録・・・
順不同、読了したものもあれば読み切れていないものもあります。
図書室に置いてますので、旅の一夜のおともにご覧ください。

奈良県立図書情報館で6月に開催されていた、「中川学 絵本作品展」で感銘を受けて、即購入した「だいぶつさま」シリーズの絵本。
大人も充分楽しめてお気に入りです。

前回のとほんさんの配本で知った、宮崎智之編集の「精選日本随筆選集」の「歓喜」がよかった(ブログ記事)ので、同じ編者の「孤独」も読んでみました。
著者のほとんどが鬼籍に入った大御所でもあるので、その時代の空気感を感じながらも、それが今の時代にはちょっと違うと思うところもあって、小説も随筆もきっと賞味期限があると思うのでした。

本好きのお客様よりいただいた本。
不思議な感覚に陥り、無性に知らない国へ旅したくなるのですが、果たして自分はもう世界中を旅することができるのだろうかと思ったり。

デンマーク在住のニールセン北村朋子さんの新刊本。
朋子さんの講演も聞いて深く感銘を受けており、何度か読み返しております。(近いうちに別記事でこの本の内容を取り上げようと思います)

大和郡山の本屋「とほん」さんがお薦めする「とほん、本の定期便」の今年の配本第1回目が「水車小屋のネネ」でした。
人間の言葉を話すヨウムのネネと、ネネのお世話をすることになった姉妹を取り巻く周りの人たちとの40年間。ネネの頭の良さに魅了されて一気に読み終えました。

つい最近の東京への道中で読み終えた短編集。
どの作品も夢中になって読み、特に梨木香歩さん、宮部みゆきさんがいいなと思いました。旅の一夜にお奨めの一冊です。

未読の本もあり。
東京からの帰りの新幹線で読んでねと友人からいただきました。
心あたたまる珠玉の恋愛小説だそうで、実は恋愛小説なるジャンルに馴染みがなく読むのを楽しみにしているところです。

このブログを書いている最中に届いた、高田郁さんのシリーズ第二巻「志記」。こちらもこれから読むのが楽しみです。

春日大社・花山院宮司さまの「春日若宮を宮司が綴る」。
春日さんより送っていただき図書室に仲間入りしています。

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猛暑の日々のお家時間でもう少し読めるかなと思っていましたが、年々読書量が落ちています。年のせい(老眼のせい)にしないで、読みやすいほっこり楽しい本の世界をゆっくり味わっていければと思っています・・・。

2026年9月9日水曜日

大阪高島屋「奈良のものづくり展」9/9~15

 本日より9/15まで大阪高島屋にて開催中です!
「飛鳥・藤原の宮都」世界遺産登録記念~奈良のものづくり~展

「ASUKA TABI」を共同開発した西垣靴下エコノレッグ社さんのポップアップショップに、奈良県旅館・ホテル組合の女将で構成する「あゆみ会」も参加しています。

会場:大阪高島屋7階中央エスカレーター横特設コーナー
会期:9/9(水)~9/15(火) 10:00~19:00(最終日18:00まで)


1400年の歴史が息づく飛鳥の地の世界遺産登録を記念し、奈良が誇る「ものづくり」の逸品を集めたポップアップショップ。

奈良の女将の会〈あゆみ会〉とともに〈エコノレッグ〉〈大和工房〉〈あかり工房吉野〉、日本画家「夛山 祐子」など奈良の魅力をご紹介しています。
また、トークショーやワークショップなどのイベントも開催!!

◆ホテル尾花社長・あゆみ会会長 中野 聖子さんのトークショー
「泊まれば別世界!大人の奈良の楽しみ方」泊まるからこそ巡り合える、大人のためのプレミアムな奈良の楽しみ方をお伝えします!
日時:9/13(日) 午前11時~・午後2時~
所要時間:約30分
参加費:無料 (事前予約不要 ※立ち見となる場合もあり)

◆(株)エコノレッグ社長 西垣 和俊氏によるトークショー
「飛鳥を足元から楽しむ歩き旅のすすめ」 宇宙一靴下大好きの社長が、足元からじっくり味わう飛鳥散策の魅力と靴下づくりのこだわりを語ります。 
日時:9/12(土) 午後2時~
所要時間:約30分
参加費:無料 (事前予約不要 ※立ち見となる場合もあり)

期間中、対象商品を税込10,000円以上お買上げのお客様の中から抽選で40名様に、「奈良県旅館・ホテル生活衛生同業組合」より宿泊割引券5,000円分のプレゼントもあり。

そして、「あゆみ会」が企画したトートバッグが初お目見えします!


2026年9月8日火曜日

奈良博「南都仏画」後期展へ

奈良博で開催中の「南都仏画」展も今週末13日で閉幕です。
すでに前期展3回、後期展も1回観覧しているのですが、最後にもう一度、8/25から展示された名品を拝見せねばと行ってきました。
(前期展のブログ記事はこちら

7/22に行われた奈良博会員向けの特別鑑賞会で伺った後期展の見どころでは、東博から出陳の、南都仏画の代表作ともいわれる「普賢菩薩像」(国宝)が素晴らしいと聞き、その「普賢菩薩像」が談山神社ゆかりのものであることから、他に談山神社からの出陳も多いと伺って、それも楽しみでした。

「普賢菩薩像」↑図録の写真からでは伝わらなくて申し訳ないですが、やはり素晴らしかった!

「笠置曼荼羅」(8/25~)↑には、弥勒摩崖仏や笠置寺の堂宇が描かれています。帰宅して図録の解説を読むと、描かれた摩崖仏は大野寺の弥勒摩崖仏と細部まで合致するそうです。
生駒・寶山寺「弥勒菩薩坐像」(9/1~)↑は、東大寺「倶舎曼荼羅」(8/25~)↓に極めて近い描写が認められるのだそう。
奈良博の展示では、関連するものやその関連性も詳しく取り上げられているので、帰宅してから図録をじっくり読むのも楽しみです。

内山永久寺関連の第5章の展示室では、藤田美術館所蔵の「仏像彩画円柱」(~8/23)が展示してあったところに
藤田美術館所蔵 国宝「両部大経感得図」(8/25~)↑が。
あの彩画円柱も素晴らしかったけれど、こちらも迫力ありました。

絵巻物では、信貴山縁起絵巻(~8/23)・華厳五十五所絵巻(通期)・東征伝絵巻(8/18~)など国宝・重文の素晴らしいものが出陳されていて、その中でも前期に見た絵因果経の画面に釘付けになっておりました。
後期展示の「絵因果経」(国宝)上品蓮台寺↑
上段が後期展示(奈良博所蔵・重文)下段が前期展示(醍醐寺・国宝)↑図録で比べて見てみると、前期展示で見た醍醐寺所蔵の絵因果経の絵がとても漫画チックでユニークに思いました。

つい先日、友の会の講座で橋村管長の講演を拝聴しましたが、その時に映し出されていた画像と同じ仏画がありました。「香象大師像」↑
香象大師法蔵は華厳教学を大成した僧で、経几の下に敷かれた花氈に描かれた文様と経包みに描かれた文様が色違いで同じ図柄など、よく見ると細かいところまで美しい。

その他に、あらためて「法隆寺金堂壁画」の凄さに見入りました。
金堂内部をイメージした第一展示室はやはり圧巻です。

そして内山永久寺の失われた名宝の数々が、この展覧会で邂逅を果たしたことの意義も大きいとあらためて思いました。

今回は後期展示を中心に、個人的に印象深かったものを紹介しましたが、何度足を運んでも「美しいものがたくさんある」という印象が大きい展覧会でした。
(展覧会のキャッチフレーズ通り、美麗で麗しきものが揃っています)
充実した内容で一度に全部を把握できないくらいの濃い展覧会でしたが、何度か足を運んだおかげで、拝見したものを少しずつ咀嚼できたように思います。

私の感じた「美しいものがたくさんある」という印象は、一つ一つのすべてに「神は細部に宿る」と感じるくらい、絵仏師や仏師が祈りを込めて制作されたからではないかと、そしてそれを大切に保存して伝えていくことにも祈りの心が込められていると感じました。

会期は、今週末13日の日曜日までです。
本当に素晴らしい展覧会なのでぜひご覧になって下さい。

2026年9月6日日曜日

東大寺友の会講演会「論議法要」②

9月5日 東大寺金鐘ホールにて、橋村公英管長による講演は
「論議法要」~華厳・法華 教えと学び~②「便成正覚べんじょうしょうがく」 でした。

6/20に行われた「論議法要①」の続きになり、今回もかなり難しい内容でしたが、「論議法要」の実際を私達にもどうにか理解できるようにと、詳しいレジュメと実演で教えてくださいました。(それでも難しくて理解できないところもありですが)

二月堂の寺役(毎月18日)の論議法要から・・・
まず局から見て向かって左側の「問者もんじゃ(問いを出す人・扇子を持つ)」が、「七難即滅」(赤字)と「便成正覚」(青字)の2問を出す。

次に向かって右側の「講師こうじ(答えを出す人・如意を持つ)」が、「便成正覚」(青字)と「七難即滅」(赤字)の順に問いを確認する。

続いて「講師」は「七難即滅」(赤字)「便成正覚」(青字)の順で答えを述べる。

「問者」は「便成正覚」(青字)「七難即滅」(赤字)の順に答えを確認する。

・・・このような色分けをして、わかりやすいレジュメで解説していただけて、法要の流れは何とか理解できましたが、ここからの「便成正覚べんじょうしょうがく」についての解説がまだ理解がおぼつきません。詳しくレジュメに書いてあるのでもう少し読み込んで、実際に何度も寺役を拝聴していかなければと思った次第です。

トップの画像は、華厳宗を大成させた、中国の賢首大師法蔵。
※この画像は、ただいま開催中の、奈良博「南都仏画」展で「香象大師像」として出陳されています。法蔵は香象大師法蔵または賢首大師、康蔵大師とも呼ばれていました。

次回の「論議法要」その③は12/5の予定です。(東京は11/28)

2026年9月4日金曜日

東京ステイ④高輪ゲートウエイでのんびり*

奈良に帰る日に高輪ゲートウェイを友人に案内してもらいました。
山手線の田町駅と品川駅の間に高輪ゲートウェイ駅という新駅ができたことは漠然と知っていたように思うのですが、あまり興味がなかったので、友人の勧めがなければずっとそのままになっていたかもしれません。(・・奈良に住む前は品川駅から乗り換えの私鉄沿線に住んでいたのに・・・) 

駅から北の方へ進んで最初の高層ビルの入口に「MIMURE」の看板。

この「MIMURE」2階フロアは小川珈琲がプロデュースされた食の空間。12のラボラトリーが広い空間に集い、クロスしてオーダーもできること。驚いたのは、メニューが置かれていないテーブルではオーダーをせずに過ごすこともできるのです。
ただただ広くてびっくりでした。
この「MIMURE」のビルを抜けると、高層ビル群の中で異彩を放つ建物↓が見えます。ここは、隈研吾氏がデザインを手掛けた複合型ミュージアム「MoN Takanawa(モン タカナワ)」で、スパイラル状の外観と緑が目を引きます。
建物の外周を螺旋状に上がっていくこともできるので、少し外に出たりしました。最上階の6階から外へ出ると、ゆったり寛げる「足湯テラス」があり、その奥に「月見テラス」があります。
月見テラスの水面に浮かぶ舟形で写真を撮るのが人気らしく、休日には順番待ちの行列ができるという映えスポット。
この「MoN Takanawa」には、だれでも自由に寛げる100畳の空間「Tatami」や、至る所にベンチもあって、無料休憩スポットの充実ぶりに驚くばかり。そして同じく至る所に季節の植物が植えられてその植栽のセンスも素敵でした。(関西万博の大屋根リングを思い出したり・・・)

こちらは自動走行モビリティ。空いていれば、無料で3名まで利用できて自由に乗り降りが可能です。
ちょっとした歴史ロマンもありました。
明治の世に初めて敷かれた鉄道の遺跡が工事中に発見されて、その築石がそこかしこに使われているのです。


ゆっくりランチもして、メトロで一本で行ける日本橋高島屋へ。

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旅の最後に、見たかった「琉球の民藝」展へ。
ここでも琉球紅型や芭蕉布などの染織品に触れ、民藝運動の作家の作品も拝見できて、美術館、博物館を巡る小さな旅の最後を大満足で終えました。 

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余談ですが・・・
近鉄奈良駅に着いて、そのまま啓林堂書店さんへ。
この本を手に入れて、まだ見ぬ中央アジアへの憧憬は深まるばかり。
夏の終わりの小さな旅で出会った好きなものたちから、何か大きな旅に繋がっていければいいなと夢を見ながら「東京ステイ」シリーズを終えます。長文にお付き合いありがとうございました。

2026年9月3日木曜日

東京ステイ③布ものに惹かれて*

今回の東京ステイでは、布もの関係の展覧会を見ることも目的の一つでした。
東博の弘法大師生誕1250年記念 特別展「空海と真言の名宝」 を見た後に、アジアの布が充実していると教えてもらった、同じ東博の中にある「東洋館」へ。

東洋館の館内は写真撮影可でたくさん撮影しましたが、ここでは布もののみをご紹介・・・。

中国10世紀頃、遼代の染織↑と西アジア遊牧民の染織↓


「東洋館」は、奈良の天理参考館を大きくした感じで、「東洋美術をめぐる旅」をコンセプトに、中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどの美術と工藝品が美しく展示されています。
何もかも好きなものばかりで、上野公園には毎年来ていたことがあったのに、何故今まで行かなかったのかと思ってしまいました。私が好きそうなものばかりとですよと、お薦めくださったお客様に感謝です。

館内にはアジアの占いコーナーがあって、一息ついて楽しみました。
そして、中国書画の「橋本コレクション」があってびっくり。こちらは学生時代の友人のお祖父様のコレクションなのです。

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同じ東博の中の「法隆寺宝物館」にも古代の褥(敷物)の展示がありました。
8世紀・奈良時代↑と7世紀・飛鳥時代↓の褥(敷物)
「法隆寺宝物館」は建築も展示品も何もかも大好き!
久しぶりに訪れて眼福でした。



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そして午後遅くからは「世田谷美術館」へも足を延ばしました。
『MEMORIES OF WEST AFRICA ふたりのアフリカ、手仕事の宇宙
 ――人類学者・川田順造と陶芸作家・小川待子のコレクション』


西アフリカの布は腰巻きや掛け布用で私が持っている柄もあり。 

人類学者・川田順造と陶芸作家・小川待子夫妻が1970年代に3年半暮らした、サバンナの国・ブルキナファソでのコレクション。
藍や泥で染められた布ものだけでなく、瓢箪を活かした碗や草編みの籠などの手仕事でつくられた生活雑貨など、見応えがありました。

ビーズはここでつくられたものではなく、奴隷貿易の代償としてこの地に入ってきたもの。

急に予定が空いたからと午後から合流してくれた友人と、美術館の近くに住んでる友人を呼び出して、束の間、学生時代に戻っておしゃべりを楽しみながら、美術館のレストランにてアフタヌーンティーをいただきました。

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世田谷美術館の収蔵品の展示では、こちらにも学生時代の先輩のお父様が寄贈されたコレクションがあり、私のフェイスブックの投稿を見た先輩から連絡がありました。(コメント欄に写真有り

そんなこんなの夏の終わりの東京ステイ。最終日にも、時間を惜しんでお出かけしましたので続きをご覧ください。