2026年1月22日木曜日

長くお休みをいただきました*

一週間のお休みをいただいて、東京都内と神奈川県に住む子ども達のところでゆっくりしてきました。
今日からまた仕事始めで、初日の朝はお花を生けるところから。
松の内までのお正月花から春らしいお花へと生け替えながら、昨日からの大寒波で冷え込んだ気持ちも少し華やいでくるものがあります。

色とりどりのスイートピーとラナンキュラス
スプレーバラと蠟梅・青文字は、花と同系色の松田大児さんの作品と
東京と神奈川滞在中のお出かけの楽しかったことなどは、また追々にブログに書いていこうと思っていますが(このブログよりも前の日付で↓)、取り急ぎは湘南の海辺を走りながら見た、美しい夕日と江ノ島と富士山の景色をご覧ください。




2026年1月15日木曜日

「伝統行事と入江泰吉~東大寺修二会編~」

毎年この時期、「お水取り」前に、修二会に関する講座があちらこちらで開かれて、上手くタイミングが合えば参加させていただいています。

昨日は入江泰吉旧居で「伝統行事と入江泰吉~東大寺修二会編~」
奈良町で旅宿「古白」を営む境さんのお話でした。
境さんは2021年から、練行衆の四職に仕える「仲間ちゅうげん」というお役で参籠されていて、貴重なお話を伺うことができました。

お話の中で記憶に残っているものを幾つかメモ的に記してみます。
・仲間になって、試別火ころべっかが始まってから(2/20~)、四職のどなたにつくかわかる。
・指南役は加供奉行と先輩仲間。
・別火での仕事は掃除と料理、そして炭を絶やさないこと。(菊炭が使用される)エアコンは使わないので練行衆の暖も火鉢で取るため、炭を熾すのは大切な仕事。三役童子も炭を熾す。
・僧侶と話して「小さい頃に父の参籠見舞いに行ってお菓子をもらった思い出」を聞き、僧侶にとって参籠は生活なのだと感じたこと。
・昔の参籠衆は専業農家の農閑期の仕事であったが、今は兼業農家で他に仕事もあり、仲間に籠れるのは自営業やアーティストなどが多いが、ただ努力して自分の環境を整えないと籠れない。
・茶粥は、参籠宿所の庭に炉垣があって、その中に菊炭を10個ほど並べ朝からほぼ一日ほうじ茶を炊いている。その中に米を入れてつくるので、えぐみや苦みがなく本当に美味しい。
・花拵えも手伝う。出来上がった糊こぼしも美しいが、切っていく前の染めたての紙の美しさに感じ入る。中のタラの木も希少になって、いつまで供給できるかわからない状況。当たり前に続いていくと思っていたら、毎年苦労していることも。
・本行に入ると、完全分業制で自分の仕事に向き合う日々なので、中の人でありながら全体の流れはあまりわからないということもある。
・二月堂練行衆盤(日の丸盆)の根来について、文化財・美術品として見るのではなく、使われている道具がどれだけ使ったら根来になるのか、何年も使った結果としてこの景色が見られると思う。

・・・・などなど。

最後に、「行」だということを見に来る人も忘れてはいけないとおっしゃって、重く心に受け止めたのでした。

境さんの物事に対する謙虚な姿勢や粛々と向き合うお姿にひっそりと感動していました。貴重なお話をたくさんお聞かせいただきありがとうございました。
今年の修二会もご無事に満行されまうようお祈り申し上げます。

2026年1月14日水曜日

「柿の葉寿司フェア2026」1/17・1/18開催

奈良のソウルフードが大集結!
今度の土日に平城宮跡に、柿の葉寿司県内ブランド13社が勢揃いする「柿の葉寿司フェア2026」が開催されます!


開催日:2026年1月17日(土)・18日(日)
会場:県営平城宮跡歴史公園 天平みつき館
開催時間:10:00〜17:00
内容:
◆柿の葉寿司の食べ比べ 1/17・1/18両日開催
お試し価格1個100円~で販売されます。
各メーカーごとに異なる、葉の香り、塩梅、そして自慢のネタを食べ比べて「推し柿の葉寿司」を見つけてみてください!
◆講演会
第1部:1/18  14:00~ 「柿の葉寿司の文化と歴史」 
講師:的場輝佳 先生(奈良女子大学名誉教授) 
第2部:1/18  15:10~ パネルディスカッション
「柿の葉寿司メーカー大集合!これからの柿の葉寿司の可能性」
◆早巻きチャンピオンシップ
「柿の葉寿司手作り体験」1/17  13:30
「早巻きチャンピオンシップ」1/17  14:00
柿の葉寿司を巻く職人たちが、スピードと美しさを競い合います。
伝統の技が織りなす熱い戦いをご覧ください!

参加ブランド:
ゐざさ ・かじか(1/18のみ) ・十起寿司 ・杉本 ・たなか 
徳岡 ・橋戸 ・ひょうたろう ・平宗 ・みつは ・やま十
ヤマト ・よいよい

店名をクリックすると、「平城宮跡歴史公園(朱雀門ひろば) 県営エリア」の公式アカウントの詳しい紹介ページに飛びます。

下市や川上村や吉野など、その場所へ行かないと食べられない柿の葉寿司もあり、今回は大変貴重な機会だと思います。
是非お出かけください!

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そして平城宮いざない館では「柿の葉寿司のトビラ」も開催です!


「奈良のトビラ」1月のマンスリーイベント「柿の葉寿司のトビラ」
開催日時:1月18日 11:00~12:00
講師:「柿の葉ずし平宗」代表取締役 平井宗助氏
参加費: 500円
申込先:こちら

ひとつひとつ葉に包まれた奈良の歴史。
文化庁「100年フード」にも認定されたこの伝統食は、 どのように受け継がれてきたのでしょうか。
今回のゲストは、「柿の葉ずし 平宗」代表・平井宗助氏。
柿の葉寿司のこれまでと、これから柿の葉寿司が担っていく役割までお話頂きます。お話を聞いたあと、目の前の柿の葉寿司は、 今までとは少し違って見えてくるはずです。

こちらも楽しみですね。
18日にご来場の方はこちらも是非ご参加くださいませ。

2026年1月13日火曜日

1/14「茅原のトンド」生中継

お知らせです++
奈良県御所市の吉祥草寺の「茅原のトンド」が生中継されます。

1月14日(水)19:30~21:00

年の初めに五穀豊穣などを願って行われる御所市・吉祥草寺の「茅原のトンド」。 県指定無形民俗文化財に指定されているトンドの模様を 奈良テレビの生中継でご覧いただけます→YouTube

「春日若宮おん祭」のお旅所祭も奈良テレビの生配信でクリアに拝見でき有難かったですね。今回も詳しい説明はなく、簡単なテロップのみで配信されます。

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【吉祥草寺茅原大とんど 歴史・簡単概要】
吉祥草寺茅原大とんど・左義長は701年(大宝元年)に役行者が配流されていた伊豆から無事に戻り、村人が大松明を焚いて祝ったのが起源とも言われています。
ちなみに役行者は「続日本紀」によると699年(文武3年)に伊豆に流罪になりました。弟子・韓国連広足からくにのむらじひろたりが能力を妬み、役行者が鬼神を使役とした妖術を使って、人を惑わしていると朝廷に讒訴したことが流罪の理由とも言われています。
なお2005年(平成17年)の発掘調査により、本堂前から江戸時代初期の焼土層が見つかり、茅原大とんどは江戸時代初期には既に行われていたとも言われています。
茅原大とんどは奈良県内最大とも言われ、奈良県の無形文化財に指定されているそうです。
茅原大とんどは修正会の結願の行事として行われ、五穀豊穣・厄除けなどを祈願します。

茅原大とんどでは先ず本堂で読経が行われ、その後6メートルを超えるとも言われる雄・雌一対の大松明(雄松明・雌松明)に点火されます。
なお大松明は茅原・玉手の両大字が作ります。
大松明は通常37本の青竹、閏年は38本の青竹を使って作られ、雄松明は上部に突起が作られます。
修正会は新年の年頭に昨年を反省し、新年の国家安泰・天下泰平・万民豊楽・五穀豊穣などを祈願します。
左義長は平安時代に行われていた宮中行事(神事)が起源です。
宮中では小正月に清涼殿の庭に青竹を束ねて立て、毬杖ぎっちょう三本を結び、その上に扇子や短冊などを添え、陰陽師が謡い囃子ながら焚き上げて、吉凶などを占ったと言われています。
左義長は毬杖を三本を結ぶことから三毬杖さぎちょうとも言われたそうです。
また地方により、とんど祭・とんど(歳徳)・とんど焼き・どんど・どんど焼き・さいと焼き・爆竹祭などとも言われるそうです。

【吉祥草寺 歴史・簡単概要】 吉祥草寺きっしょうそうじは修験道の祖である役行者えんのぎょうじゃ・役小角えんのおづのが誕生した出生地とも言われています。
境内には産湯の井戸が残されています。
役行者の誕生の際、「一童子現れ、自ら香精童子と称し、大峯の瀑水を吸みて役ノ小角を潅浴す、その水、地に滴りて井戸となる」という寺伝が吉祥草寺に伝わっているそうです。
吉祥草寺は役行者が創建したとも言われています。
その後平安時代前期に弘法大師・空海の孫弟子である理源大師・聖宝が勅によって再建したと言われています。
吉祥草寺はかつて南北5キロ・東西4キロに及ぶ境内に49寺院があったとも言われ、隆盛を極めたと言われています。
しかし1349年(貞和5年)の兵火によって焼失しました。
その後応永年間(1394年~1427年)に本堂が再建され、外陣の護摩札によると1665年(寛文5年)に改築されたとも言われています。なお吉祥草寺は本堂に不動明王を中心とする五大尊が本尊として安置されています。
サイトより引用)
※吉祥草寺HPはこちら→

2026年1月12日月曜日

東大寺で「大佛さまと子供たち」映画鑑賞

 東大寺金鍾ホールにて、映画「大佛さまと子供たち」鑑賞。

10年前と半年前、そして今回で3度目の鑑賞になります。
毎回全編通して感動しきりなのですが、今回は主人公の豊太の感情表現にぐっとこみ上げるものがありました。

初めて鑑賞した時は観光ガイドをしている子供たちの礼儀正しさや仏様への畏敬の気持ちに感心したり、奈良の社寺や街中の様子が今と違うところなどに目が行き

半年前の鑑賞では、監督が実際に戦災孤児を8人引き取って、その子ども達がこの映画に出演していることや、映画に出演することによって身寄りがわかるかもしれないという状況であることなどをナビゲーターの中野さんの解説で知り

今回も戦災孤児の子どもたちの寂しさや仲間を思いやる優しさや、周りの大人達が子どもたちを見守る様子に心掴まれていましたが

普段は明るく気丈にふるまう豊太の底知れぬ寂しさを、大仏様の前でひとり涙した場面や、戒壇堂の広目天像と対峙して思わず後ずさり帽子を取った場面や、若草山で出会った復員のおじさんの話からまだ帰らぬ父を想って思わず感情あらわに号泣する場面など・・・見ていてぐっとこみあげてくるものがありました。

だからこそ、大仏さまの大きな掌の中で眠るラストシーンに「幸あれ!」と拍手を送るとともに希望を見いだせたと思いました。

一日たって、尾花deキネマの中野さんのフェイスブックに書かれていた次の目標↓に、また観ることができると嬉しく思いました。
・毎年一回は東大寺で恒例上映会
・デジタルレストア版制作
・その前にせめて日本語字幕制作

余談ですが、加齢とともに言葉が聞き取りにくくなっていて(音はわかるのに言葉として理解しずらい状況)、10年前にはセリフが聞き取れないことがなかったのに、今回は耳に入ってこない言葉もあり、日本語字幕制作は是非お願いしたいです。
とにもかくにも、素晴らしい機会をありがとうございました!

2026年1月11日日曜日

1月のお出かけ情報④~後半の伝統行事

 1月後半の行事のご案内です。

◇1/16  西大寺 新春大茶盛式
10:00より西大寺鎮守八幡神社で献茶式の後
11時・12時・13時・14時の4席を予定
拝服料:2000円
申込み:1/13までに電話、ファックス、メールにて申込み。     
TEL:0742-45-4700 / FAX:0742-45-4720     
Mail: saidaiji@marble.ocn.ne.jp
申込フォーム
※定員未満の場合は当日受付もあり

◇1/16 5:30~   信貴山朝護孫子寺二の寅大法要

◇1/16 10:00~ 白毫寺 閻魔もうで

◇1/16~1/18 13:00~ 法隆寺  夢殿修正会

◇1/18 松尾寺 初観音 
◇1/18 岡寺 初観音
◇1/18 壺阪寺 初観音

◇1/18 おふさ観音 初えびす大祭

◇1/18 10:00~ 「天神社 篠原踊り
室町時代より継承し狼退治及び豊作祈願奉納。県無形文化財
第3日曜日に開催。

※令和8年の奉納は行われません。

・癌封じ祈祷は8:00~16:00、本堂にて随時実施。

・拝観料800円にて、笹娘による笹酒(または笹水)拝受と諸堂拝観(嘶堂と宝物殿)。

・JR、近鉄奈良駅から大安寺門前までの臨時直通バス運行。

・大安寺駐車場は利用できません。公共交通機関でお越し下さい。

その他の詳細はこちらでご確認ください。

室町時代より継承し狼退治及び豊作祈願奉納。
県指定無形民俗文化財

※令和8年の奉納は行われません。

◇1/24 若草山の山焼き
18:15 花火打ち上げ(15分間600発の花火)
18:30 若草山焼き一斉点火
※山焼き関連催事やイベントについては→
※聖火行列などの当日の祭典については→
当日の開催案内(自動音声)050-3626-2211
(荒天中止/当日9時に開催可否決定)
※当日の交通規制については→
※今年から、若草山麓ゲート内とバスターミナル屋上は有料観覧になってます。詳細→

◇1/24 13:00~16:30 春日大社 大とんど
小正月の伝統行事である「大とんど」を境内の飛火野で開催。
飛火野に火炉(5m×2m、高さ2m)を設置し、
古いお札やお守り注連縄飾りなどを焚き上げます。
当日の会場への直接の持ち込みも可能。
事前に市観光協会にて募集したボランティアにより、
ダイオキシンが発生しないようお守りなどからビニールを除去する
分別作業を行い、環境にも配慮した大とんどにしています。

◇1/26 10:00~ 法隆寺金堂壁画焼損自粛法要
金堂・収蔵庫での法要は関係者のみ。
法要終了後に防火訓練の放水が鏡池であり。

◇1/28 11:00~16:00 十輪院 新春初護摩大祈祷 

2026年1月10日土曜日

春日大社・佐良気神社「十日えびす」

春日大社 佐良気神社の「十日えびす」
今年も十日会メンバーで 笹配りのお手伝いに入りました。

ということで、お手伝いの場所からのアングルで、福娘さんが福を授けてらっしゃるところをパチリ。 
笹の不要な枝や葉は鹿さん達の大好物で、しっかりムシャムシャ食べに来てくれて助かります。
今日はお天気も良くて土曜日だったこともあり、かなりの人出だったように思います。(最長で行列2時間待ちくらいでしょうか)
お手伝いのお昼は春日大社の社食でいただくカレーです。 1/10は毎年カレーだそうで、とても美味しくて頑張った甲斐がありました。
私もたくさんの福を授けていただきました。