今年も、3/1 0時より~3/15の間、インターネットの「ニコニコ動画」にて、修二会本行中の二月堂遠景を定点撮影した映像がライブ配信されます→こちら★ リアルタイムで視聴が難しい場合は、一般会員登録(無料)をすればタイムシフト予約ができます。
深夜の行法でのお声明も風向きによって耳をすませば聴こえますので、是非ご視聴してみてください。
また、お松明の拝観についてや、その他の制限については東大寺HP★を参照ください。
※12日は16:30以降二月堂周辺に立ち入ることができません(第二拝観所での見学もできません)のでご注意下さい。
※また13日14日はお松明の後、二月堂に参拝できません。
※14日17時から15日未明まで二月堂へのすべての階段が閉鎖され、二月堂へ近づくことができませんのでご注意ください。
2022年2月28日月曜日
2022年2月27日日曜日
3/5・3/5聖林寺応援「チャリティーアート展」
聖林寺収蔵庫改修をアートで応援!
チャリティーアート展「聖林寺十一面観音さまへ愛をこめて」開催
令和の大修理プロジェクトに取り組む聖林寺をアートの力で応援したいと、全国から参加してくださったアーティストたちの作品を展示・即売する「チャリティーアート展 聖林寺十一面観音さまへ愛をこめて」のご案内です。
開催日時:3/5(土)13:00~18:00・3/6(日)10:00~15:00
会場:ギャラリー天平ならまち(ホテル天平ならまち内)
入場:無料
※聖林寺倉本明佳ご住職法話:両日とも13時半から14時(無料)
※参加アーティスト:absolute_spirit、大森綾観、Oka Yuka、小林優太、SAI、太画子、TAKAKO、 Tadayoshi Numasawa、にじのまりあ、古市亜里、星野麗、山本貴之、Lily
会場:ギャラリー天平ならまち(ホテル天平ならまち内)
入場:無料
※聖林寺倉本明佳ご住職法話:両日とも13時半から14時(無料)
※参加アーティスト:absolute_spirit、大森綾観、Oka Yuka、小林優太、SAI、太画子、TAKAKO、 Tadayoshi Numasawa、にじのまりあ、古市亜里、星野麗、山本貴之、Lily
令和の大修理プロジェクトを広く知っていただくとともに、売上はすべて聖林寺観音堂修復のために大切に使わせていただきます。
作品購入は先着順とし、ご芳名を寄進芳名帳に記載いたします。
会場では、聖林寺倉本明佳ご住職の法話が両日とも行われ、観音堂完成図や工事の様子を紹介するコーナーも設けます。
聖林寺オリジナルグッズも販売します。
奈良国立博物館で開催中の「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」展と併せて、ぜひお立ち寄りください。
作品購入は先着順とし、ご芳名を寄進芳名帳に記載いたします。
会場では、聖林寺倉本明佳ご住職の法話が両日とも行われ、観音堂完成図や工事の様子を紹介するコーナーも設けます。
聖林寺オリジナルグッズも販売します。
奈良国立博物館で開催中の「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」展と併せて、ぜひお立ち寄りください。
2022年2月26日土曜日
渡會奈央作品展「小さなアトリエ」
ご近所の「まほろし」さんで今日から始まった渡會奈央さんの作品展「小さなアトリエ」を見てきました。
きたまちの風景もあって、此処はどこだろうと思い巡らす楽しみも。
この写真は、先日 愛犬ココの散歩中に偶然出会った時の私達を描いて下さったもの。(まだ途中で、完成が楽しみです💕)
会期は2/27までですが、来週末3/4、3/5にも開催されます。
今週のみ、和紙と染めの山の果研究所さんの作品も並んでいます。
そして日替わりで美味しいものもご用意されていて
アジアンマーブルさんの金柑の豆花をいただきました。
「小さなアトリエ」
2/26・2/27・2/28 11:00~17:00
3/4・3/5 12:00~17:00
2022年2月25日金曜日
3月のお出かけ情報②~社寺伝統行事
春の訪れが待ち遠しい季節になりましたが、一向に状況が落ち着かないコロナ禍。社寺の伝統行事でも、密を避けるために神職や僧侶のみで執り行い、一般参列をご遠慮いただいたり、オンライン配信されたりと、コロナ禍の状況に対応されて行われています。
奈良に春を呼ぶといわれる東大寺二月堂の「お水取り」も然り。他の行事についても2/25時点で発表の情報を記載しています。
状況に応じて変更になる場合もありますのでご了解ください。
◇3/1~3/14 東大寺二月堂「修二会(お水取り)」
修二会拝観・お松明見学についてと、行法のニコ生配信については
東大寺公式HPのトップページのこちらをご参照ください→★
問合せ:0742-22-5511
◇3/2 10:00〜 喜光寺「行基会大祭」
中風除・ガン封じの祈祷・住職の法話や、おぜんざいの接待
14:30~柴燈大護摩会 ・火渡り
問合せ:0742-45-4630
◇3/5 興福寺本坊北客殿「三蔵会」
※法要は僧侶のみにて厳修、一般参列不可。
※法要後の三蔵画像の拝観もできません。
問合せ:0742-22-7755
◇3/6 慈眼寺「二の午厄除祈願法要」
問合せ:0742-26-2936
◇3/6 13:00~ 大安寺「馬頭観音厄除法要」
馬が牧草を食むように諸々の悪を食いつくし災厄を除く厄除の仏様として信仰されている馬頭観音像。法要では護摩が焚かれ災厄除けの「秘文神符」が授与される。
問合せ:0742-61-6312
◇3/9 14:00~15:30頃 正暦寺「人形供養」
問合せ:0742-62-9569
※3/9の日以外でも人形供養を受付されています。詳しくはこちら
◇3/13 9:00~ 春日大社「春日祭(申祭)」
王朝絵巻さながらの春日大社の例祭。
※拝観不可です。
問合せ:0742-22-7788
◇3/21 菅原天満宮「筆まつり」
※今年も神事のみ関係者で催行されます。
問合せ:0742-45-3576
◇3/22~3/24 法隆寺「お会式」
※堂内での参拝はできません。
※露店商店の出店もありません。
問合せ:0745-75-2555
ブログ内過去記事★
◇3/23 13:00~ 薬師寺金堂「お身ぬぐい」
問合せ:0742-33-6001
◇3/25・3/26 安部文殊院「文殊お会式」
問合せ:0744-43-0002
◇3/25~3/31 薬師寺金堂「修二会 花会式」
奉納行事・稚児行列・聞香席・拝服席・野点席・参籠を中止
金堂入堂に際し、検温、マスク着用、連絡先記入の協力
結願法要は僧侶のみで厳修(参拝は金堂堂外正面より)
◇3/21 菅原天満宮「筆まつり」
※今年も神事のみ関係者で催行されます。
問合せ:0742-45-3576
◇3/22~3/24 法隆寺「お会式」
※堂内での参拝はできません。
※露店商店の出店もありません。
問合せ:0745-75-2555
ブログ内過去記事★
◇3/23 13:00~ 薬師寺金堂「お身ぬぐい」
問合せ:0742-33-6001
◇3/25・3/26 安部文殊院「文殊お会式」
問合せ:0744-43-0002
◇3/25~3/31 薬師寺金堂「修二会 花会式」
奉納行事・稚児行列・聞香席・拝服席・野点席・参籠を中止
金堂入堂に際し、検温、マスク着用、連絡先記入の協力
結願法要は僧侶のみで厳修(参拝は金堂堂外正面より)
詳細についてはこちら★を参照してください。
◇3/31 20:30頃〜花会式結願を飾る「鬼追い式」
2022年2月24日木曜日
3月のお出かけ情報①〜秘宝秘仏公開
春まだ浅き奈良大和路の寺社特別拝観のご案内です。
奈良への旅のご参考にどうぞ++
安産祈願の古寺で、本尊の地蔵菩薩(重文)はじめ、三面六臂大黒天蔵や虚空蔵菩薩坐像などの秘仏、春日赤童子画像などの仏画が特別公開されます。
問合せ:0742-61-3861
◇3/1~3/14 法華寺「古代ひな人形展」
問合せ:0742-33-2261
◇3/1~3/31 大安寺「馬頭観音立像特別公開」
天平時代の秘仏 日本最古の馬頭観音立像を特別開扉。
問合せ:0742-61-6312
◇3/1~4/18 壺阪寺「大雛曼荼羅公開」
問合せ:0744-52-2016
◇3/1~5/31 不退寺「春季特別公開」
在原業平画像や伊勢物語、古今和歌集などが公開される。
問合せ:0742-22-5278
◇3/1~5/31 安倍文殊院 「春の寺宝展」
問合せ:0744-43-0002
◇3/1〜6/30 薬師寺「特別公開」
平山郁夫画伯奉納「大唐西域壁画」(玄奘三蔵院伽藍)
食堂特別公開
西塔初層特別開扉
食堂特別公開
西塔初層特別開扉
問合せ:0742-33-6001
◇3/1~7/10 長谷寺「本尊大観音尊像」◇3/1~6/5 長谷寺「本坊大講堂特別拝観」
問合せ:0744-47-7001
◇3/6 慈眼寺「聖観世音菩薩特別公開」(但し祈祷者のみ)
問合せ:0742-26-2936
◇3/8 浄瑠璃寺「国宝三重塔初層開扉日」
※好天の日に限ります。
問合せ:0774-76-2390
◇3/12 伝香寺
「本尊釈迦如来・南無仏二歳像と地蔵菩薩像納入品特別公開」
奈良の三大名椿のひとつ散り椿で著名なお寺。
「はだか地蔵尊」と愛称される地蔵菩薩像(重文)は月曜日以外拝観できます。
問合せ:0742-22-1120
◇3/16 13:30~15:00 當麻寺中之坊「導き観音ご開帳」
問合せ:0745-48-2001
◇3/17〜3/23 福智院「宝冠の十一面観音像」
問合せ:0742-22-1358
◇3/18~3/24 興善寺「観経曼陀羅拝観」
問合せ:0742-23-7007(要予約)
◇3/18~3/27 安養寺「阿弥陀如来立像」
◇3/20~4/7 法華寺「国宝十一面観音立像特別開扉」
光明皇后の姿を彫り上げた伝わる平安初期の仏像です。
問合せ:0742-33-2261
◇3/21~5/20 浄瑠璃寺「秘仏吉祥天女像特別公開」
吉祥天女像厨子の扉絵も一見の価値ありです。
問合せ:0774-76-2390
◇3/23~4/7 海龍王寺「十一面観音特別開帳」
錐金文様の美しい仏様です。
問合せ:0742-33-5765
◇3/26〜5/8 金峯山寺「金剛蔵王大権現特別開帳」
問合せ:0746-32-8371
問合せ:0745-48-2001
◇3/17〜3/23 福智院「宝冠の十一面観音像」
問合せ:0742-22-1358
◇3/18~3/24 興善寺「観経曼陀羅拝観」
問合せ:0742-23-7007(要予約)
◇3/18~3/27 安養寺「阿弥陀如来立像」
◇3/20~4/7 法華寺「国宝十一面観音立像特別開扉」
光明皇后の姿を彫り上げた伝わる平安初期の仏像です。
問合せ:0742-33-2261
◇3/21~5/20 浄瑠璃寺「秘仏吉祥天女像特別公開」
吉祥天女像厨子の扉絵も一見の価値ありです。
問合せ:0774-76-2390
◇3/23~4/7 海龍王寺「十一面観音特別開帳」
錐金文様の美しい仏様です。
問合せ:0742-33-5765
◇3/26〜5/8 金峯山寺「金剛蔵王大権現特別開帳」
問合せ:0746-32-8371
※令和3年2月23日~令和10年頃まで 奈良国立博物館にて
金峯山寺仁王門金剛力士立像が特別公開されています。詳細★
金峯山寺仁王門金剛力士立像が特別公開されています。詳細★
2022年2月23日水曜日
二月堂修二会2022*「社参」
2月21日 13:00より 練行衆が行中の無事を祈願して境内諸堂を参拝して回る「社参」があり、途中までですが拝見に出かけました。
2015年の過去記事★に、最初から最後までカメラを持って追いかけた様子を載せています。また昨年2021年の過去記事★にはコロナ禍の注連撒きの様子を載せていますので参照ください。「二月堂修二會別火坊」の文字を見ただけで「今年もよろしくお願いします」という気持ちに・・・。
修復工事のために足場が組まれた戒壇堂を背景に写真を撮りたかったので、今年の出待ちはこの場所で。
勧進所までの途中、東大寺幼稚園年長組さんのお見送りを受けて、園長先生でもある上野周真師が振り返りながら応えてらっしゃる微笑ましい一場面も。
八幡殿参拝。
大仏殿参拝。
この後は参道を南大門の方に進んで天皇殿を参拝されて、また元に戻って猫段を上るルートになりますが、この時にすでに息が上がっている私は先回りして猫段下で待つことに。
猫段を上がってこられたところ。猫段の途中で平衆が法螺貝を吹かれます。(こちら★に動画を上げています)
法螺貝はその他に、鐘楼の南側、四月堂側の階段のところ、閼伽井屋のところ、それから「試みの湯」の後に二月堂登廊の下でも吹かれます。
美しく整然とした参列に手を合わせながらも足早に追いかけます。
開山堂参拝を終えて
湯屋に向かい「試みの湯」に入られます。
練行衆の方はここで参籠の意思を確認するのですが、硯と文巻を持参した小綱が、湯屋の外で再び入室の合図を待っています。
コロナ以前は「試みの湯」の間、湯屋の外では童子さんたちも色々なことをされていましたが、昨年より密を避けるためにだと思いますが、外で待つのは仲間ちゅうげんの方のみになっているようです。
仕事に戻る時間が迫ってきましたのでここまでの追っかけになりますが、この後は。湯屋から出られた練行衆は登廊から二月堂舞台へ上がって聖武天皇陵を遥拝されます。
そして、注連撒きや注連縄張りと続きます。
::
どうもありがとうございました。
2015年の過去記事★に、最初から最後までカメラを持って追いかけた様子を載せています。また昨年2021年の過去記事★にはコロナ禍の注連撒きの様子を載せていますので参照ください。「二月堂修二會別火坊」の文字を見ただけで「今年もよろしくお願いします」という気持ちに・・・。
修復工事のために足場が組まれた戒壇堂を背景に写真を撮りたかったので、今年の出待ちはこの場所で。
勧進所までの途中、東大寺幼稚園年長組さんのお見送りを受けて、園長先生でもある上野周真師が振り返りながら応えてらっしゃる微笑ましい一場面も。
八幡殿参拝。
大仏殿参拝。
この後は参道を南大門の方に進んで天皇殿を参拝されて、また元に戻って猫段を上るルートになりますが、この時にすでに息が上がっている私は先回りして猫段下で待つことに。
猫段を上がってこられたところ。猫段の途中で平衆が法螺貝を吹かれます。(こちら★に動画を上げています)
法螺貝はその他に、鐘楼の南側、四月堂側の階段のところ、閼伽井屋のところ、それから「試みの湯」の後に二月堂登廊の下でも吹かれます。
美しく整然とした参列に手を合わせながらも足早に追いかけます。
開山堂参拝を終えて
湯屋に向かい「試みの湯」に入られます。
練行衆の方はここで参籠の意思を確認するのですが、硯と文巻を持参した小綱が、湯屋の外で再び入室の合図を待っています。
コロナ以前は「試みの湯」の間、湯屋の外では童子さんたちも色々なことをされていましたが、昨年より密を避けるためにだと思いますが、外で待つのは仲間ちゅうげんの方のみになっているようです。
仕事に戻る時間が迫ってきましたのでここまでの追っかけになりますが、この後は。湯屋から出られた練行衆は登廊から二月堂舞台へ上がって聖武天皇陵を遥拝されます。
そして、注連撒きや注連縄張りと続きます。
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注連撒きを見学していると注連輪をいただけることがあるのですが、もらわれたお泊りのお客様が「他のお客様にも見せてあげてください」と、奈良倶楽部に注連輪をくださいました。
早速、修二会コーナーを作っておかせていただきました。どうもありがとうございました。
2022年2月22日火曜日
二月堂修二会2022*「御輿洗いと内陣掃除」
練行衆別火入りの翌朝
2月21日は二月堂堂内にて「御輿洗いと内陣掃除」が行われます。
行事のタイムスケジュールを、小学館刊行の「東大寺お水取り-二月堂修二会の記録と研究」(以下「小学館刊行本」と呼びます)で確認して、8時半に二月堂に着くように出かけました。
風は冷たいけれど、美しい陽光ふりそそぐ二月堂への道。お松明拝観場所の準備も整っています。2月21日は二月堂堂内にて「御輿洗いと内陣掃除」が行われます。
行事のタイムスケジュールを、小学館刊行の「東大寺お水取り-二月堂修二会の記録と研究」(以下「小学館刊行本」と呼びます)で確認して、8時半に二月堂に着くように出かけました。
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「小学館刊行本」に書かれている、堂司と平衆が別火坊を出発して二月堂に入堂するまでの一連の所作を拝見するには、もう半時間早く出かけなければいけなかったことに後で気が付きました。
取り敢えずは、すでに始まっている内陣掃除の様子を西の局から格子越しに拝見します。
「御輿洗い」とは小観音さんの御厨子を祓い清めることで、礼堂の南寄りに安置して、平衆の上座の4人で荘厳します。
格子戸越しですが、とても近いところに安置された御厨子を朝の明るい時間に拝見できて、その美しさにびっくりしました。
内陣の扉も開けられていて、戸帳も須弥壇を荘厳しているものも何もないので、真正面にしっかりと須弥壇を見ることになり、須弥壇の下段の様子もぼんやりと拝見できました。
礼堂の北寄りには道具箱が置かれて必要なものを取り出したり、そうこうするうちに五体投地板が運ばれてきて、間に入れる枕木の位置を決めるために、練行衆の何人かが実際に五体投地をして、その具合を確かめたりされていました。
この日、局には4人ほどの見学者。北に寄ったり南に寄ったり正面に座ったりと、贅沢な見学をさせていただけました。
内陣掃除が終わると、一同は礼堂に着座し堂童子が内陣正面の扉を閉め施錠して退出されます。
格子戸越しですが、とても近いところに安置された御厨子を朝の明るい時間に拝見できて、その美しさにびっくりしました。
内陣の扉も開けられていて、戸帳も須弥壇を荘厳しているものも何もないので、真正面にしっかりと須弥壇を見ることになり、須弥壇の下段の様子もぼんやりと拝見できました。
礼堂の北寄りには道具箱が置かれて必要なものを取り出したり、そうこうするうちに五体投地板が運ばれてきて、間に入れる枕木の位置を決めるために、練行衆の何人かが実際に五体投地をして、その具合を確かめたりされていました。
この日、局には4人ほどの見学者。北に寄ったり南に寄ったり正面に座ったりと、贅沢な見学をさせていただけました。
内陣掃除が終わると、一同は礼堂に着座し堂童子が内陣正面の扉を閉め施錠して退出されます。
北出仕口から退出して一同礼をして
登廊を降りて行かれます。
練行衆の後は、三役さんが別火坊で必要なものを持って降りて行かれました。
こちらは、左手に「悔過板けかいた」、右手には「常燈の覆い」を持っています。これは何だろうと、詳しい方にお聞きすると「東大寺辞典」に、この二つを別火坊では床の間に飾って祀ると書いてあるということで、p103「悔過板」の項に、現在のものは寛文年間に作られたものとありました。
登廊を降りて行かれます。
練行衆の後は、三役さんが別火坊で必要なものを持って降りて行かれました。
こちらは、左手に「悔過板けかいた」、右手には「常燈の覆い」を持っています。これは何だろうと、詳しい方にお聞きすると「東大寺辞典」に、この二つを別火坊では床の間に飾って祀ると書いてあるということで、p103「悔過板」の項に、現在のものは寛文年間に作られたものとありました。
また「小学館刊行本」p109には「常燈の覆い」のことが書いてありました。唐草の透し模様、冠型の外枠は金銅製だが、内側に仙花紙が張ってあり、毎年新しく張り替えるとあります。
こちらは昨年の修二会で須弥壇を荘厳していた南天を桶から取り出して、桶だけ別火坊へ運びます。
(南天は一年間、南の局に置いてありました)
古い南天はいただいてもいいということで、2本持って帰りました。
いただいた南天を早速飾ってみました。
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(南天は一年間、南の局に置いてありました)
古い南天はいただいてもいいということで、2本持って帰りました。
いただいた南天を早速飾ってみました。
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コロナ禍で2度目の修二会を迎えました。
今年も感染防止対策としてお松明拝観に規制が設けられています。
(詳細は東大寺HPをご覧ください→★)
また3/1~3/14の期間中は「ニコニコ動画」にて、お松明の様子などご覧いただけるようになっています。
修二会が大好きで、コロナ禍以前は行事の追っかけをしたり、仕事が一段落して夜中に聴聞に伺ってはその感動をブログに綴ったりして、書くことによってまた勉強になったり、お客様にも喜んでいただいたりしていました。「拝観に行けないからブログを楽しみにしています」というお声を今年もいただいて有難いことですが、コロナ禍であまり無理せず、それでもこうして楽しみに待って下さっている皆さまに少しでも修二会の雰囲気をお届けできればと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
今年も感染防止対策としてお松明拝観に規制が設けられています。
(詳細は東大寺HPをご覧ください→★)
また3/1~3/14の期間中は「ニコニコ動画」にて、お松明の様子などご覧いただけるようになっています。
修二会が大好きで、コロナ禍以前は行事の追っかけをしたり、仕事が一段落して夜中に聴聞に伺ってはその感動をブログに綴ったりして、書くことによってまた勉強になったり、お客様にも喜んでいただいたりしていました。「拝観に行けないからブログを楽しみにしています」というお声を今年もいただいて有難いことですが、コロナ禍であまり無理せず、それでもこうして楽しみに待って下さっている皆さまに少しでも修二会の雰囲気をお届けできればと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
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