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2026年8月23日日曜日

御所市で「文楽と落語の会」

8月23日
「映画『道行き』からの文楽と落語の会」のために初めてJRで御所市まで行ってきました。
せっかく御所ごせまで行くから、どこか1箇所でも立ち寄りたいと寄り道した「モリソン万年筆カフェ」がとても素敵なお店で、いただいたカレーに、以前は奈良市内にお店があった鴨重さんの倭鴨が入っていて、やっぱり美味しい!と懐かしく思い出していました。 





「文楽と落語の会」はとても良くて、遠くまで行った甲斐がありました。今回の会の発起人の落語家・笑福亭竹林さんと、御所が舞台の映画「道行き」の中尾広道監督と、映画に出演された桐竹勘十郎さんの3人の鼎談では、映画出演を通して見た勘十郎さんのお人柄をたくさん知ることができ幸せでした。 

勘十郎さんによる文楽の解説と実演も素晴らしくて、とても贅沢な時間でした。
文楽はまだまだ初心者で、舞台を観賞する機会があればできるだけ行ってみよう、観てみようを実践しているところですが、実は落語を生で聴いたのも初めてで、舞台を観賞する楽しさに目覚めつつあるのです。
ちなみに夫はこの日に橿原市で桂南光さんと南天さんの落語を聞きに行って、一足早く「生の舞台はいいよ」と私の前を走っております。

まだ見ていない映画「道行き」は10/3、10/4に御所市アザレアホールにて上映されるので機会があれば参加したいです。(御所市・油長酒造「風の森」weekendのイベントの一環として上映されます) 

2026年7月26日日曜日

「飛鳥・藤原の宮都」世界遺産登録決定!

7月26日
第48回ユネスコ世界遺産委員会において、「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産に正式登録が決まりました!
パブリックビューイングをパソコンで見ながらでしたが、その瞬間に立ち会えてとても嬉しく誇らしく思いました。



橿原市、桜井市、明日香村の皆様、おめでとうございます!!
ここまで来るのに長い道のりだったことや、世界遺産登録が決まってからの今後のことなど、色々な想いがよぎることと思いますが、まずはおめでとうございます!

2026年7月20日月曜日

藤原宮跡*蓮の花と資料室(追記あり)

※ブログ記事の下段に追記があります※

藤原宮跡の蓮の花がちょうど見頃だとSNS情報で知り、久しぶりに見に行ってきました。

ところで以前は色々な品種の蓮の花がスペースを分けて植えられていて、それぞれに名前(大賀蓮や法華寺蓮など)が記されていましたが、今はそのような様子ではなく、百花繚乱という感じで色々な種類の蓮の花が咲き乱れています。





家を出たのが遅かったので、到着時間にはギラギラの太陽。
ゆっくり蓮の花を愛でていると熱中症になりそうです。
身の危険を感じて撮影もそこそこに「奈良文化財研究所・藤原宮跡資料室」に立ち寄ってきました。

蓮池から車ですぐのところ。意外な近さに、今までどうして来なかったのだろうと自分でもびっくりです。

資料室では「藤原京」について、パネルや発掘されたものの展示や動画上映などを通して大変わかりやすい解説がありました。
すでに周知のことでもありますが簡単に書いておきます。

・「藤原京」は律令をもとにした国づくりを目指す本格的な都。
・宮殿の建物に初めて瓦が使用される。(総数200万枚の瓦)
・初めて「日本」という国号が使われた。(それまでは「倭」)
・701年に「大宝」という元号が初めて使われた。
・藤原京の造営を主導した天武天皇の時代に初めて「天皇」の称号。
・694~710年のたった16年の都だった(持統・文武・元明天皇の3代)
・平城京遷都の後は徐々に農地になり場所もわからなくなっていた。
・1934年から10年間にわたる発掘調査で所在地がわかる。
・1966年からは奈文研が主体で発掘調査を行っている。

藤原京が造られていく過程が説明されているコーナー↑
屋外展示も外に出てみることができます。
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「飛鳥・藤原の宮都」世界遺産構成マップが張ってありました。

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「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録について、7/19より第48回ユネスコ世界遺産委員会で審議が行われていますが、これにあわせ「飛鳥・藤原の宮都」の審議・決定の瞬間を共に見守るパブリックビューイングが開催されます。

<<7/25追記>>
HPより最新情報です
パブリックビューイングは 7月26日(日)9:25より開会
「飛鳥・藤原の宮都」の審議に合わせて2時間程度の開催を予定。
この様子は「奈良県世界遺産室YouTubeチャンネル」でもライブ配信されますので、よろしければご覧ください。 

2026年6月7日日曜日

祝!!「飛鳥・藤原の宮都」世界遺産へ

昨日から嬉しいニュースが飛び込んできてます。

「飛鳥・藤原の宮都」世界遺産へ!!
正式決定は7月になりますが、ユネスコの諮問機関イコモスが登録が適当と勧告したと、文化庁より6月6日に発表がありました。

奈良県内の世界遺産はこれで4件!
・法隆寺地域の仏教建造物(1993年登録)
・古都奈良の文化財(1998年登録)東大寺/興福寺/春日大社/春日山原始林/元興寺/薬師寺/唐招提寺/平城宮跡
・紀伊山地の霊場と参詣道(2004年登録)
・飛鳥・藤原の宮都(2026年登録)6~8世紀の計19の資産で構成される遺跡群。

「飛鳥・藤原の宮都」の19構成資産とは・・・
以下、橿原市のHPより転載させていただきます。

飛鳥宮跡(明日香村)
飛鳥京跡苑池(明日香村) 
飛鳥水落遺跡(明日香村)
酒船石遺跡(明日香村)
飛鳥寺跡(明日香村)
橘寺跡(明日香村) 
山田寺跡(桜井市)
川原寺跡(明日香村)
檜隈寺跡(明日香村) 
石舞台古墳(明日香村)
菖蒲池古墳(橿原市)
牽牛子塚古墳(明日香村)
藤原宮跡(橿原市)
大官大寺跡(橿原市・明日香村)
本薬師寺跡(橿原市)
天武・持統天皇陵古墳(明日香村)
中尾山古墳(明日香村)
キトラ古墳(明日香村)
高松塚古墳(明日香村)

これらは、今からおよそ1400年前の6世紀の終わりから8世紀の初めの約100年という短い期間に、日本が、中国や朝鮮半島の国々と交流を行ない、政治制度や最先端の建築や土木技術を取り入れるとともに、それまでの文化と技術とを融合し「宮殿・官衙跡」・「仏教寺院跡」・「墳墓」の形やそれぞれの位置関係を急激に変化させ、”律令制度”に基づいた日本独自の天皇を頂点とした中央集権国家が誕生した過程を証明できる唯一の遺産です。

※「飛鳥・藤原の宮都」はイコモスの勧告で、全19構成資産について特別な留保はなかったが、構成資産ではない大和三山(畝傍山、耳成山、香具山)の景観の保全を求められるなど、追加的勧告として注文が付いたそうです。

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ブログ内過去記事やスマホ内から関連の写真を出してみました。
石舞台の霧のアートや桜、藤原宮跡の蓮やコスモスなど





季節ごとに地元の方による花々が咲き誇る藤原宮跡。
ここから望む大和三山の美しい風景に、いにしえの人も同じ景色を見たのだと想像するだけで胸が高鳴ります。
畝傍山と本薬師寺跡のホテイアオイ(2009年撮影)
※今はもう植え付けされていませんのでご注意ください。
2023年10月に明日香へ行った時に立ち寄った酒船石遺跡など。

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昨年は一度も明日香方面に出かけていないので、これを機会にお出かけしなければとおもっています。
まずは、生駒あさみさんのXでもご紹介されています「橿原市藤原京跡資料室」と奈文研の「藤原宮跡資料室」には是非行こうと思います。

最後になりましたが、「飛鳥・藤原の宮都」世界遺産登録、誠におめでとうございます!
奈良県人の一人として、とても誇らしく嬉しいニュースでした。

2026年5月6日水曜日

山笑う*新緑の三輪山

大型連休の一週間。奈良にはめずらしく大きな地震があったり(被害がなく何よりでした)、雨風の強い日があったり、朝晩にとても寒い日があったり、でも日中は風薫る季節に相応しい気持ちのいい日が続いたゴールデンウイークでした。

たくさんの方が奈良を訪れ、それぞれに思い出に残る旅を楽しまれたことと思います。ゴールデンウイーク期間中、奈良倶楽部にもたくさんの方がご宿泊くださいまして、どうもありがとうございました。

ちょうど一週間前にInstagramに投稿した写真。
登大路から見える春日山が、まさに「山笑う」ようで、山の木々の新芽若芽が色とりどりに芽吹くと、新緑の季節にしか見ることのできない表情になります。

そして今日は奈良の東の山々を見ながら車を走らせました。
年に一二度ですが、気持ちを整えたい時にお参りする大神神社。
ご神体山の三輪山も表情豊かに笑っていました。
駐車場から↑参道から↓
大美和の杜から↓
三輪山登拝口のある狭井神社にお参りして、三輪山から下りてくる人、これから登拝する人がたくさんいらっしゃるのに驚いていました。

狭井神社から大美和の杜にいたる道中に黄菖蒲の群生もあり
大美和の杜から大和三山が見える景色にもほっとします。
大美和の杜から久延彦神社への途中の竹やぶにも今日は心惹かれる。
久延彦神社からの眺めも良しで

遠く二上山も見えて、山々を眺めているだけで満ち足りてきます。

そして奈良市内に戻って
連休最終日の夕焼けは猿沢池の畔から
明日からまた日常生活に戻りますね。
奈良俱楽部は8日までお休みをいただいて9日より営業いたします。
休館中はメールのお返事が少し遅れますがよろしくお願いいたします。

2025年12月9日火曜日

「天理参考館」と「天理図書館」

施設の方にご案内いただける機会があり「天理参考館」と「天理図書館」に行ってまいりました。

「天理参考館」は今夏に奈良博で、奈良国立博物館開館130年と天理大学創立100周年を記念して、出陳物のほぼすべてが参考館の展示物という特別展「世界探検の旅 ―美と驚異の遺産―」が開催されたばかり。

2回鑑賞しましたが(ブログ内記事 )鑑賞時間2時間では足らないくらいの充実した内容で、奈良博に来ているのは参考館の収集品のほんの一部と伺い、いつか本丸に行かなくてはと思っていました。

こちらもすべて写真撮影OKで、つい撮ってしまいますね。

台湾には天理教の布教で訪れることが多く、昭和初めに収集したものが多く揃っています。


台湾の先住民族の物も多く。
解説を聞いてこそわかる物もあり、興味がそそられます。

右から2つめの大きな壺は唐時代の物。
パプアニューギニアの精霊たちの森
奈良博の展示コーナーを思い出す懐かしい一場面です。
ブラジル移民の方のパスポート↑かつてのパスポートには顔写真がなく、ほくろや身長などの身体特徴が細かく書き込まれているのです。
明治5年、鉄道開業当初の乗車券は日・英・仏・独語で印刷されています。とにかく小さな細かいものまでマニアックな品揃えで、特に鉄道関係のものはほぼすべて揃っているようです。
埴輪や土偶の品揃えも超一級揃いです。

富雄丸山古墳出土の三角縁神獣鏡!

奈良博でもお目にかかりましたね↑↓

中央には正倉院御物にもあるガラス碗↑
何より目を引いたのはこちら↓
これ、何だと思いますか?
頭と四肢を切り取ったヒツジの胴体をふくらませて袋状にし、それを並べて木枠をはめこんだ筏なのです!
黄河上流域に暮らすチベット族が使っていたそうで、動物を浮きとして利用するなんてびっくりでした。

こちら↑は11/26に天理の銀杏並木を見に行った時に撮影したもの。
並木道から建物の向こうに廻ると正面入り口があります。
天理参考館についての詳細は公式サイトをご覧いただくとして
30万点にも及ぶ収集資料の中の3000点の展示、とにかく圧巻でしたので、機会がありましたら是非お訪ね下さい。

参考までに・・・当日ご一緒した、平川理恵さんのVoicyや、友松洋之子さんのチャンネルでも天理参考館について取り上げていらっしゃいます。

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そして「天理図書館」もすごかった!
蔵書約150万冊!このうち国宝6点、重文88点!(詳細
蔵書の内容もすごいのですが、実は建物自体の素晴らしいこと!
図書館内は撮影不可でしたので資料↓掲載の写真からご紹介します。


扉を開けると正面ホール。階段の手すり、出納台、書庫扉の枠などには大理石が使われて重厚な雰囲気を醸し出しています。
天理図書館は開架式ではなく、閲覧したい資料を申請して出してもらいます。資料閲覧についてはこちらをご覧ください。
閲覧室は一般の者も自由に利用できます。何とも素晴らしい閲覧室で、ここには開架書架もあり自由に閲覧できます。
建物を囲む風景もまた素晴らしくて
自然豊かな大学構内を散策するだけでも楽しいでしょうね。
機会があればこちらも是非お訪ね下さい。