2020年10月31日土曜日

木津川市*2020秋の秘宝秘仏特別公開

木津川市「2020秋の秘宝・秘仏特別公開」
岩船寺、浄瑠璃寺は10月1日から始まっていますが
10月31日からは 蟹満寺、神童寺、海住山寺、旧燈明寺、
11月1日からは 西念寺も特別公開が始まります。
また、11月3日のみですが 現光寺も特別公開されます。

公開日時や拝観料などの詳細はこちらで大きくご覧いただけます。
ブログでも日付順に公開日とアクセスを記載しておきます。

◆10/1~11/30:浄瑠璃寺
◆10/1~11/30:岩船寺
◆10/31~11/8:神童寺(JR棚倉駅から徒歩40分)
◆10/31~11/8:蟹満寺(JR棚倉駅から徒歩19分)
◆10/31~11/8:海住山寺(JR加茂駅から平日のみコミュニティバス
◆10/31~11/3:旧燈明寺(JR加茂駅から徒歩11分)
◆11/1~11/3  :西念寺(JR木津駅より徒歩38分)
◆11/3のみ  :現光寺(JR加茂駅から徒歩18分)

※木津川市は木津町・加茂町・山城町が合併してできた自治体でかなり広大です。公共交通機関よりは車で回った方がお薦めですが、平日ならコミュニティバスの利用もお薦めです。
(コミュニティバスは土日祝日運休します)
路線がエリア毎で異なりますので、こちらを参照ください。

※JR・近鉄奈良駅から浄瑠璃寺までは11/1~11/30の期間は急行バスが運行されます。こちらを参照してください。


2020年10月30日金曜日

飛火野*ナンキンハゼの紅葉

10月29日 正午過ぎ 曇り
ベストな天候ではなかったけれど、たまに雲から顔を出すお日さまの光に助けられて、逆光や手前ボケ、露出オーバーなど、先日のカメラ教室で教えていただいたことを思い出しながら撮ってみました。


まずは「引き」の2枚。引いて全景を撮ってみて、あとは近寄っての「寄り」写真で遊んでみました。
前ボケやハイキー(露出オーバー)や逆光と、楽しいことです。







ナンキンハゼは銀杏や楓よりも色づくのが早く、奈良公園の紅葉トップバッターとして秋の始まりを知らせてくれます。
そして何より紅葉のグラデーションが美しくて大好きなのですが、外来種ということで駆除する動きもあり
昨年まで大仏池畔や正倉院前にあったナンキンハゼの大木は、残念ながら伐採されてしまいました。見事なナンキンハゼは飛火野まで足を運ばないといけませんが、それでも来た甲斐がありました。
::
飛火野まで来る道中、講堂跡のナンキンハゼはまだ色づき浅し。
浮雲園地のナンキンハゼは綺麗に紅葉していました。
写真ではわかりにくいですが、若草山もところどころ紅くなっています。きっとナンキンハゼの木があるのでしょうね。

2020年10月29日木曜日

11月のお出かけ情報②~寺社伝統行事

 11月に行なわれる奈良の寺社伝統行事のご案内です。

◇11/1~11/22 9:00~16:00 如意輪寺「菊まつり」
問合せ:0746-32-3008

◇11/2 14:00~ 大安寺開山忌 大般若転読法要
※三密回避のため入堂制限あり(本堂40席程度)
問合せ:0742-61-6312

◇11/2 9:30~13:30 宝山寺「仏名会」
問合せ:0743-73-2006

◇11/2 天河大辨財天社「秋季大祭」
11:00~神事 13:00~能楽奉納
※参列希望の場合はお電話で要申込(50名限定)
問合せ:0747-63-0558

◇11/3 安倍文殊院十一面観音法要
問合せ:0744-43-0002

◇11/3 10:30~  金剛寺菊薬師会式」大般若経転読法要
問合せ:0747-23-2185

◇11/3 14:00~ 信貴山朝護孫子寺柴灯護摩供野外火渡大祈願会 
問合せ:0745-72-2277

◇11/3  墨坂神社秋祭渡御行列
問合せ:0745-82-0114

◇11/3  談山神社けまり祭
※秋の蹴鞠祭は中止になっています。
問合せ:0744-49-0001

◇11/3 春日大社「文化の日萬葉雅楽会」
※今年は中止になっています。
問合せ:0742-22-7788

◇11/7 海龍王寺布薩の行法
※今年は中止になりました。
問合せ:0742-33-5765

◇11/8 13:00~ 櫻本坊天武天皇御神徳奉賽神事
問合せ:0746-32-5011

◇11/13  慈眼寺「十夜柿供養まつり」 
問合せ:0742-26-2936

◇11/13  法隆寺「慈恩会」
問合せ:0745-75-2555

◇11/13 薬師寺「慈恩会」 
※今年は寺内関係者のみで厳修。一般参列はできません。
問合せ:0742-22-7755

◇11/14 10:30~ 大神神社醸造安全祈願祭(酒まつり)
(11/13 9:00から拝殿の大杉玉の掛けかえ)
 問合せ:0744-42-6633

◇11/17 10:30~ 談山神社「談山神社例大祭 」
問合せ:0744-49-0001

◇11/22 17:00~ 石上神宮「鎮魂祭 」
問合せ:0743-62-0900

◇11/27 13:00~14:00 金峯山寺愛染堂大祭 」
問合せ:0746-32-8371

2020年10月26日月曜日

11月のお出かけ情報①~秘宝秘仏公開

秋の奈良は特別公開のシーズンです。
お出かけの参考にしていただければと思います。

<<公開中の秘宝秘仏は・・・>>

問合せ:0742-22-7755

◆~11/8 霊山寺薬師三尊像、秋薔薇と秘仏宝物展
バラ庭園 8:00~17:00 本堂(秘仏宝物展)10:00~16:00
問合せ:0742-45-0081

◆~11/8 浄瑠璃寺「三重塔・薬師如来坐像特別公開」
※雨天、荒天時は中止
問合せ:0774-76-2390

◆~11/8  海住山寺「国宝五重塔特別開扉」

◆~11/9 頭塔「史跡頭塔公開」
問合せ:0742-27-9866

◆~11/10 松尾寺「秋の寺宝展」千手観音像トルソー
 問合せ:0743-53-5023

◆~11/10  法華寺「十一面観音像特別開扉」
◆~11/10  法華寺「慈光殿特別公開」
問合せ:0742-33-2261

◆~11/10 海龍王寺「十一面観音像特別開扉」
弘法大師筆「隅寺心経」なども特別公開
問合せ:0742-33-2261

◆~11/11 般若寺白鳳秘仏特別公開
問合せ:0742-22-6287

◆~11/15 不空院「不空羂索観音坐像」 
問合せ:0742-26-2910

◆~11/15  西大寺「愛染明王像特別開扉」
問合せ:0742-45-4700
◆~11/23 興福寺「中金堂特別公開」
通常非公開の厨子入り吉祥天像が特別開帳されます。
問合せ:0742-22-7755

◆~11/29  海住山寺「本堂内文化財公開」
問合せ:0774-76-2256


◆~11/30 9:00~17:00 長岳寺大地獄絵開帳
期間中の土日祝の13:00~住職の絵解き説法が行なわれます。
問合せ:0743-66-1051

◆~11/30 安倍文殊院秋の寺宝展
一般公開されていない金閣浮御堂の内陣を参拝することができる。
問合せ:0744-43-0002


◆~11/30 松尾寺日本唯一の舎人親王像」公開
問合せ:0743-53-5023

◆~11/30 法隆寺「秘宝展 秋」
問合せ:0745-75-2555

◆~11/30 不退寺「秋期秘宝特別展」
在原業平画像開扉、伊勢物語公開、古今和歌集、六歌仙の公開
問合わせ:0742-22-5278

◆~11/30 9:00~16:00 大安寺十一面観音像特別開扉
癌封じの本尊として名高いです。
問合せ:0742-61-6312

◆~11/30 おふさ観音「秘宝生き人形 特別公開」
問合せ:0744-22-2212

◆~11/30 金峯山寺秘仏本尊 金剛蔵王大権現」特別開帳
問合せ:0746-32-8371

◆~11/30 9:00~16:30 浄瑠璃寺「秘仏吉祥天女像特別公開」
問合せ: 0774-76-2390

◆~11/30 8:30~16:45  岩船寺「秘宝特別公開」
※岩船寺三重塔初層特別開扉は10・11月の毎土日祝日
(雨天・荒天時は塔開扉中止の場合あり)
問合せ:0774-76-3390

◆~12/6  8:30~16:30 談山神社秋の社宝特別展
問い合せ:0744-49-0001

◆~12/6 岡寺本堂内々陣お扉特別開扉
問合せ:0744-54-2007

◆~12/6 9:30~16:00 長谷寺本尊大観音尊像特別拝観
期間中、大正時代建立の和洋折衷の本坊大講堂公開。
また長谷寺縁起絵巻全6巻(複製)も公開。
問合せ:0744-47-7001

◆~12/6  壷阪寺「壷阪観音お身拭い特別参拝」
◆~12/18 8:30~16:30  壷阪寺「大眼鏡奉納めがねくぐり」
問合せ:0744-52-2016

◆公開中~東大寺ミュージアムにて知足院「地蔵菩薩像」公開 
◆公開中~東大寺ミュージアムにて戒壇堂「四天王像」公開

<<今月から特別公開されるものは・・・>
◆11/1~11/3  8:00~17:00 法隆寺上御堂特別開扉
普段非公開の上御堂(鎌倉時代)を開扉。
中には平安時代の釈迦三尊像(国宝)が安置されています。
問合せ: 0745-75-2555

◆11/1~11/3 吉田寺「多宝塔本尊秘仏大日如来」特別開扉 
多宝塔(室町時代)内部の秘仏「大日如来坐像」が公開
問合せ:0745-74-265 

◆11/1~11/7 福智院「宝冠の十一面観音立像」
9:00~16:30(入堂は16:00まで) 
問合せ: 0742-22-1358 

◆11/1~11/7  法輪寺「秋季特別展」 
※本年度の開催は見送られます。

◆11/1~11/10 當麻寺奥院「綴織 當麻曼陀羅 平成本特別開帳」
問合せ:0745-48-2008 

◆11/1~11/30 9:00~16:30 聖林寺「秘宝・マンダラ展」
秘宝のマンダラ約15点を展示
問合せ:0744-43-0005 

◆11/1~11/30 弘仁寺秘仏本尊虚空蔵菩薩像
◆11/1~11/30 弘仁寺「唐草文三足双耳香炉
問合せ:0742-62-9303

◆11/2~11/18 如意輪寺「後醍醐天皇御霊殿御自作像特別開帳
問合せ:0746-32-3008 

◆11/3 9:00~16:00 松尾寺「秘仏厄除観音特別開扉」
年に一度秘仏の本尊「厄除千手千眼観世音菩薩」を公開 
問合せ:0743-53-5023

◆11/3 10:00~16:00 霊山寺「三重塔特別開扉」
普段非公開の三重塔の初層の扉を特別に開扉。 
内部壁画を拝観することが出来る一年に一回の機会。
問合せ:0742-45-0081 

◆11/3~12/6 正暦寺「薬師如来倚像」
問合せ:0742-62-9569

◆11/5~11/12 帯解寺「秘仏秘宝特別開帳」
問合せ:0742-61-3861

◆11/7~11/15 櫻本坊「天武天皇御神像特別開帳」
問合せ:0746-32-5011 

◆11/12~11/15 法起院「長谷庚申・秘仏青面金剛像御開帳」
問合せ:0744-47-8032 

4年に一度の特別公開。
肉筆模写による復元事業が行われている400年前の襖絵を一部見学できます。
問合せ:0745-48-2001

◆11/14~11/29  當麻寺奥院「大方丈襖絵特別公開」
問合せ:0745-48-2008

◆11/16 13:30~15:00 當麻寺中之坊「導き観音ご開帳」
問合せ:0745-48-2001

◆11/16~11/18 如意輪寺「如意連観音菩薩御開帳」
10:00~/11:00~/13:00~/14:00~各時間帯2組(1組4名まで)の完全予約制
申込先:0746-32-3008

◆11/21~11/23 興福院特別拝観
問合せ:0742-22-2890

◆11/21~11/30  當麻寺西南院「本堂特別開帳」
問合せ:0745-48-2202 

2020年10月25日日曜日

第72回「正倉院展」鑑賞記

コロナ禍の中での「正倉院展」は、全日「前売日時指定券」で観覧し、当日券の販売はないという形で開催されています。
入場者を例年の5分の1に減らしての観覧。1時間に約260人という鑑賞者数は、程よい距離感でゆったり落ち着いて鑑賞できるという利点もありましたが、今年の正倉院展はあきらめましたというお客様の声もあり、少しハードルが高い状況となった感もあるようです。

※正倉院展に来られなかった皆様へ、今年はオンラインでお楽しみくださいと、主な出品宝物を紹介するオンライン鑑賞動画が10/25~11/30まで、読売新聞オンライン正倉院展特設サイトで配信されます。

今年も初日に鑑賞してまいりました。長文になりますが、自分メモも兼ねての鑑賞記を書きましたので、よろしければお付き合い下さい。

毎年、チラシやポスターに取り上げられた宝物がその年のメインだと、そればかりをお目当てに鑑賞してしまうのですが、今年はじっくりとキャプションを読みイヤホンガイドを聞きながら、一点一点丁寧に観ていきました。

会場のキャプションより
まず、正倉院宝物のはじまりについて・・・
ご存知のように、756年6月21日、聖武天皇の四十九日にご遺愛品約650件を光明皇后が東大寺に献納したことが始まりですが、装身具・楽器・武器・武具・鏡・屏風など多岐にわたる献納品の3分の2近くが武器武具で、殺生の道具を仏に献ずることに献納の大きな意味があったということです。(しかし、その後に起きた藤原仲麻呂の乱を平定するために出蔵した武器武具の大半は戻らなかったそうです。)
また、光明皇后はご遺愛品の他に、薬物60種類も併せて同じ日に献納されています。これは、薬物で仏を供養し薬を必要とする病人に分けるためでもありました。

そんなことで、一番最初の出陳品は武具の「御甲残欠(よろいの残欠)
そのあと、第一展示室ではたくさんの薬の出陳が続きます。
この「五色龍歯」↓は、ナルバダゾウの上顎の歯の化石で、鎮静に用いられたそうで、色々なものが薬になるのですね。
その他に、「遠志おんし」↓はイトヒメハギの根を乾燥させた束を紐で閉じたもの。去痰、滋養強壮の効能あり。今も成分が残っているのだそう。すごいですね。
血行改善、下剤の用途があった「大黄だいおう」↓
「芒消ぼうしょう」↓現在でも下剤に使われている硫酸マグネシウムの天然結晶。
「紫鉱」↓植物の枝に寄生するラックカイガラムシの分泌物。枝についた状態のまま保管されていて、止血や内臓の働きをよくする薬として用いられました。
・・・と、コロナという疫病の時代を生きる今年は薬の出陳が多く、奈良時代の疫病にも思いを馳せながら興味深く見入っておりました。

施薬院などの施設を作って病人の救済事業に尽力された光明皇后の献納。宝物の献納は光明皇后の主導で行われたと、今まではそのように認識していたのですが、今回の図録の、内藤栄学芸部長による概説を読むと、聖武天皇の意思が大きく関わっていたのではとあり、また驚きでした。(詳細は図録をご覧ください。)

その他に、もちろん今年も、正倉院宝物ならではの美しい工芸品がたくさん出陳されていました。
フェルトの敷物はこちら↑を含めて3点出ていました。
これはユニーク!曲芸や楽人が墨で描かれた弓や
刺繍好きにはたまらない!孔雀の刺繍の幡や
珠や刺繍で飾った帯の残欠。(かなりの好みでした↑)
絞り染めの上着が2点。大胆でモダンな柄の配置が素敵すぎる!
多種多様な材を使って作られた手の込んだ工芸品もすごいです。
こちら↑は、イチイ材の上に菱型に切った黒柿の薄板を貼って石畳状としているのですが、四方の縁には黒檀を貼り、その周囲に薄く切った象牙を嵌めているという手の込んだもの。
もっと手の込んだものもありました。
この碁盤も、蘇芳で染めたヒノキの一枚板の上に桑の薄板を多数貼り寄せて(桑の薄板はそれぞれが美しい同心円状の木目のあるもの)盤面を装飾して、盤面の条線は象牙、花形の星は象牙・黒檀・金線を象嵌しています。また側面は象牙で五区に分け、撥鏤で草花や虫の文様を表したものやヤコウガイに花文を毛彫りしたものを嵌め、それぞれの区画を幾何学文を表した木画で額縁風に縁取っています。脚の表面には金泥で木目風の文様が描かれ、縁には象牙を貼っています。
様々な工芸技法が駆使されて、これでもかというくらいに趣向が凝らしてあって、見ているだけで圧倒されました。
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「前売日時指定券」で観覧という初めての試みでしたが、無事開催していただけて、会場を後にして思うのは、今年も正倉院展を鑑賞できたという満足感と感謝の気持ちです。佳きものはいいですね。
(庭園の方から会場を出ました。)
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入館時間の30分前から入館待ち列に並ぶことができますが、戸外のため意外に冷えますので防寒対策をして並ぶとよいと思います。
入れ替え制ではないので、指定時間内で少し時間をずらして入場するか、第一展示室を最後に鑑賞すると、混雑を避けられると思います。
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会期:10/24~11/9(会期中無休)
開館時間:9:00~18:00(金土日祝は20:00まで)
動画:公式「ならはくチャンネル」→
   読売新聞オンライン正倉院展特設サイト→

2020年10月24日土曜日

「おトクに奈良きたまちめぐり」

第72回正倉院展が始まりました。(10/24~11/9)
正倉院展は奈良国立博物館で開催されていますが、この期間中は「正倉院」もお休みなしで公開されています。(10:00~16:00)

「奈良きたまち」では、『正倉院のあるまち奈良きたまち』と題して、正倉院を見学に来てくださった方々に、きたまちのお店巡りもしていただこうと、このような企画をしました。

まずは、正倉院展出口あたりのチラシ置き場で
このチラシ↓を取って下さい。
このチラシを持って行くと、きたまちの一部のお店で様々なサービスが受けられます!
サービス内容と参加店舗はチラシの左上のQRコードからご覧いただけます。→「きたまちコンセント」のサイトが開きます!
サービス実施参加店舗の場所↑と、サービス内容について↓

奈良倶楽部も参加していますので、是非チラシを持って奈良きたまち巡りを楽しんで、お越しくださいませ!

そして、アンケートも実施しています!
アンケートに回答していただくと、上村恭子さんのオリジナル壁紙がもれなくプレゼントされます。アンケートはこちら

「正倉院、そして聖武天皇陵・光明皇后陵のあるまち奈良きたまち」
是非「おトクに奈良きたまちめぐり」を楽しんでくださいね。

2020年10月23日金曜日

般若寺でコスモスのフォトレッスン

10月21日
コロナ禍で長い間お休みだった写真教室がようやく再開して、ちょうど今が旬のコスモスを撮ろうと般若寺さんで野外レッスンでした。
ポイントは露出オーバー、逆光、寄り引き、前ボケについて。
すでにInstagramにアップした写真ですが、ブログでもご覧ください。

露出オーバー、引きを意識して撮った一枚。
普通に撮ったり↑、逆光と露出オーバーで撮ったり↓。
もう一枚、逆光と露出オーバー
今までと違った味が出て何だか新鮮ですね。 
先日は雨の日のコスモスでしたが、今回は快晴の空の下。
その青空が露出オーバーでも綺麗に表現できればと思うのですが、もう少し数をこなさないと上手くならないですね。

こちらは前ボケを意識して。
ピントを後ろに合わせて前をボケさせるという簡単そうな手法ですが、意外に難しくて難儀しています。
花手水でもこの手法で撮ってみました。




同じ写真ばかりで、会心の一枚を選べないところがまだまだですね。
般若寺さんの花手水はコスモスの配色を考えたり色ガラスを敷いたりしてとても素敵で、皆さんに人気で順番に譲り合って撮影しました。
この前ボケ手法で水滴のキラキラを表現できることを、先に撮影されていた方が教えてくださったりと和気藹々と楽しい撮影会。




境内全体がコスモスの美しさに包まれていた日。
その翌日が大雨でしたので、週末のコスモスの様子が気になるところですが、花自体がまだまだ元気だったので大丈夫かなと思います。