ラベル 正倉院展 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 正倉院展 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年8月27日水曜日

正倉院展チケット販売は9/5より

 正倉院展の「チケット」と「イベント」の情報が発表になりました。

◆「チケット」情報◆
今年も、事前予約制の「日時指定券」を購入しての観覧になります。
※販売開始は9/5(金)午前10時より
※販売窓口:ローソンチケットやインターネットなど
※観覧料:一般2000円/高大生1500円/小中生500円
※レイト観覧料:一般1500円/高大生1000円/小中生 無料
※日時指定枠に空きがある場合のみ、奈良博敷地内の特設窓口にて、当日の「日時指定券」が販売されます。(発券料1枚に200円必要)
希望する日時指定券が完売の可能性もあるので事前購入推奨
※無料対象者は日時指定券の購入不要
※レイト割引あり→月~木は16時以降 / 金土日祝は17時以降
※詳細は、奈良博サイトを参照してください。

◆「イベント」情報◆
正倉院展公開講座
①10/25「天翔る聖武天皇」(応募期間:9/29~10/14)
②11/1「古代ガラスの復元-瑠璃杯を中心にー」(10/6~10/20)
③11/8「大仏造顕と宝物献納」(10/14~10/27)
※講座の申込先や詳細はこちらをご覧ください。

第77回正倉院展
会期:10月25日(土)~11月10日(月)※期間中無休
時間:8:00~18:00(金土日祝は~20:00/入館は閉館の60分前まで)
会場:奈良国立博物館

2025年7月8日火曜日

今年の正倉院展は10/25~11/10開催

 令和7年の正倉院展の会期が発表になりました。

第77回正倉院展
会期:10月25日(土)~11月10日(月)※期間中無休
時間:8:00~18:00(金土日祝は~20:00/入館は閉館の60分前まで)
会場:奈良国立博物館
観覧方法:今年も日時指定券を販売予定/詳細は8月下旬に発表

::
さて今年の出陳物ですが「黄熟香(蘭奢待)」がお目見えします!
「天平宝物筆」や「鳥毛篆書屏風」「瑠璃坏」「平螺鈿背円鏡」など、先日見に行った「正倉院THE SHOW」で紹介されていた宝物も出陳されるので楽しみです。

関連イベントや観覧情報も8月下旬にお知らせがあるようなのでまたご案内いたします。
先日見に行った「正倉院THE SHOW」のブログ記事はこちら

奈良俱楽部のご予約も、10月11月の2か月分は8月1日から受付いたしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2024年10月26日土曜日

第76回「正倉院展」

奈良の秋を彩る正倉院展が10/26~11/11の会期で始まりました。


早速初日に伺い、今年も正倉院宝物の素晴らしさに触れて眼福なひとときを味わってまいりました。

華やかな天平文化の美と技を堪能できる宝物57件。
今年は特に色彩豊かで可愛いものも多く、初めての人でもとっつきやすい内容かなと思いました。
私もそんな愛らしくて綺麗なものに心を奪われてました。
今年のメインビジュアルの「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう」。ポスターやチラシで見ると大きく感じますが、実物は意外に小さいのです。
出陳物紹介にあります説明文「背面に十二弁の宝相華文が表されている。その花弁は銀の薄板に、黄、緑、深緑という3色の七宝釉薬を焼き付けたもので、さらに文様の区画線には鍍金が施されている。 花弁の入り隅には霰文様を打ち出した三角形の金板が嵌め込まれ、全体として十二稜形をなしている。ガラス質の釉薬が持つしっとりとした艶感。漲る生命力を感じさせる深い緑と金色の対比が類い希な美しさを生み出している。」の通り、七宝釉薬の艶感がとても美しく魅力的でした。

「漆皮八角鏡箱しっぴのはっかくかがみばこ」は「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」を収めていた箱。地味ながらも美しい箱でした。

今回はメインビジュアルの七宝釉薬が掛けられた鏡もそうですが、ガラス製のものに目が惹きつけられます。
「碧瑠璃小尺へきるりのしょうしゃく」「黄瑠璃小尺きるりのしょうしゃく」 目盛りの付いた小さなガラス製のものさし↑と、愛らしいガラス製の魚たち↓
今回の正倉院展では、何点か模造品もつくられて、その制作過程を通しての研究結果などが展示されています。
::
下の3点も心惹かれるものでした。
「鹿草木夾纈屏風しかくさききょうけちのびょうぶ
何度か拝見しているような気がしますが、正倉院宝物らしい図柄だと思います。

「紫地鳳形錦御軾むらさきじおおとりがたにしきのおんしょく
聖武天皇が使われていた肘おき。肘を置いたあたりが心なしか少しへこんでいるような?実際に使われていたものを目にすると、色々想像が膨らみます。
こちらも制作された模造品が初公開されていました。肘おきの芯はマコモだそうで、おん祭の時にも使われる植物です。

「沈香木画箱じんこうもくがのはこ
菱形や三角形に切った沈香の薄板を貼った石畳文が、現代的なデザインに感じます。床脚の束は紺色に染めた象牙の表面に草花文を彫り表した撥鏤技法で装飾しているとあります。精緻な木画には何種類の材料が使われているのか、華麗に装飾された木画の箱に収めらるものを想像してみるだけで楽しいです。

::
庭園を見ながら呈茶席でお薄を一服
::
その後は、仏像館第13室で展示されている「聖武天皇の大嘗祭木簡」を拝見。
聖武天皇ご即位から1300年。記念すべく年に出土した大嘗祭木簡。
木簡はすべて撮影可でした。
最初の一点は「大嘗贄」と記された唯一の木簡だそうで、大嘗祭に用いる贄にえの押年魚おしあゆを納めた木簡です。

::
奈良俱楽部のラウンジスペースでは、正倉院展の図録や「ならら」の正倉院展特集もご覧いただけます。
::
第76回「正倉院展」
会期:10/26~11/11  会期中無休
開館時間:8:00~18:00(金土日祝は20:00まで)
観覧には事前予約制の「日時指定券」の購入が必要です。
チケットに関する詳細はこちら

2024年7月31日水曜日

今年の正倉院展は10/26~11/11に開催

「第76回正倉院展」の会期が発表になりました。 

会期: 10月26日(土)~11月11日(月)会期中無休
開館時間:8:00~18:00 金土日祝は20:00まで(入館は閉館30分前まで)
会場:奈良国立博物館
観覧料金:一般2000円/高大生1500円/小中生500円/
     キャンパスメンバーズ学生400円
レイト割料金:一般1500円/高大生1000円/小中生無料
      ※レイト割は月~木は16:00以降/金土日祝は17:00以降

そして観覧には、事前予約制の「日時指定券」の購入が必要です!
「日時指定券」販売開始は9/6(金)10:00より、こちらから
※無料対象者は「日時指定券」の購入は不要です。
※チケット購入の詳細や、展覧会の見どころ・出陳品などについては
正倉院展公式ホームページをご覧ください→

尚、奈良倶楽部は正倉院展開催期間中はお休みなしです。
ご予約お待ちしていますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2023年11月14日火曜日

「正倉院展」期間中のご宿泊御礼

11月13日 今年の「正倉院展」も今日で無事終了。
いつものリピーターさん始め、コロナ禍以前によくお泊りのお客様が4年ぶりにご宿泊という方も何組か、また初めましての方もいらっしゃって、会期中の奈良倶楽部は大勢のお客様方で賑わっていました。

スタッフの助けを借りながら、お休みなしで(身体を労わりながら)走り抜けられたことに、心地よい疲労感と共に感謝の気持ちでいっぱいです。ご宿泊いただいた皆さま、どうもありがとうございました。

色鮮やかで美しい装飾のものがたくさん出ていたこともあって、お客様と「今年の正倉院展はよかったですねー」と言い合えるのも楽しかったし、正倉院展を知らずに偶々この時期に奈良に来て、そんなお客様に「是非行ってみてください」と強く勧めて行かれた方から「勧めて下さってありがとう」と喜んでもらえたのも嬉しいできごとでした。初めてご覧の方にも楽しめる内容だったのがよかったですね。

かくいう私ももう一度見たくて、最終日にまた行ってきました。
奈良倶楽部から奈良博までの道中に、今日が最終日という作品展が2ヵ所あり、そちらも一緒に見てきました。
二度目の正倉院展鑑賞と一緒に詳しくは Instagramに上げています。

東大寺観音院「空っぽ法師」篠原勝之さんの作品展↑
ギャラリー五風舎「前田浩幸 奈良一刀彫作品展」↓
どちらも個性的で力強い作品が並び、見応えある作品展でした。

そして最終日の今日は、東向商店街「千代乃舎本家竹村」で、正倉院展期間しか販売されないという「火打ち焼き」も購入。 
それにしても、何故正倉院展期間中しか販売されないのか?
お店の方にお尋ねしましたが、ご存知なく、どなたかご存知の方、教えてください。

::

先週までの真夏日から、今日はお昼間もダウンコートが必要なくらいの寒さで、いきなり冬がやってきたような一日でした。

写真は昨日(11/12)撮影の大仏池周辺の様子ですが

まだまだ青かった銀杏もようやく黄色く染まってきていました。

楓もほんのり赤くなって

大銀杏が黄葉してきたと思ったら、もう銀杏の絨毯が!
まだ青い葉もあるのに、落葉しつつあって
今年の紅葉はどんな感じなのか気になるところですし、爽やかな秋らしさをあまり感じずに、このまま初冬へと季節がゆくのでしょうか。

2023年10月30日月曜日

「第75回正倉院展」観てきました*

第75回正倉院展」が開幕しました。(10/28~11/13)
秋空のもと、初日のお昼の時間帯に観に行ってきました。

パンフレットやポスターを見ていると、メインビジュアルの宝物が一つではないような気がする今年の正倉院展。
奈良博に入るなり鮮やかな色が目に飛び込んできて

このカラフルな色に象徴されるように、今年は色鮮やかで美しい装飾のものがたくさん出陳されていました。

正倉院宝物の天平時代独特のデザインや天然染料の色合い配色が好き、そして布もの好きな私にとって見応えある今年の正倉院展。
特に印象に残ったものを図録の写真とともに紹介致します。 

布もの好きの理由に「後補があまりない」という点があるのですが、それだけに朽ちていくばかりのものが多かったりします。
でも今年は状態のいいものが多く、特にこの「国家珍宝帳」の筆頭に記載されている「九条刺納樹皮色袈裟くじょうしのうじゅひしょくのけさ」は
刺し子の縫い目がとても細かくて、裸眼では刺し子されているのがようやく確認できる程度にしかわかりませんでしたが、帰宅して図録の写真を見ると、針目の揃い具合が特に整然としているようではないように思え、正倉院宝物の中でも屈指の名宝と言われるこの袈裟に、かえって人の手のぬくもりを感じてしまいました。
この袈裟の包みである「御袈裟幞袷おんけさのつつみのあわせ
同色の糸で織られた文様。裸眼では気がつかないくらいで、こちらも図録で確認して溜息をついてます。

全体に刺繍が施された美しい帯「刺繍羅帯ししゅうらのおび
色あいも文様も素晴らしすぎます。
幡の下端にとりつけた飾りの「幡脚端飾ばんのきゃくたんかざり」もそれぞれ文様が素晴らしく
綾織のカーテン「白綾帳しろあやのとばり」など、布好きには堪らないものがたくさんありました。 
螺鈿飾りの四弦琵琶「楓蘇芳染螺鈿槽琵琶かえですおうぞめらでんのそうのびわ
槽(背面)はきらびやかな螺鈿、弦が張られた面の撥受け部分には、白象の上で楽器を演奏し舞い踊る人々が描かれていて、ユニークなデザインに驚きます。
「刻彫梧桐金銀絵花形合子こくちょうごとうきんぎんえのはながたごうす」は、宝相華を立体的に表現している蓋つきの容器。
「密陀彩絵箱みつださいえのはこ」の花鳥紋様は、まるで天平時代のウィリアムモリスのようだし
石製のスッポン形の蓋もの容器「青斑石鼈合子せいはんせきのべつごうす」は本物の亀のようだし。

自分の好みのものを紹介してばかりですが、その他にも、象牙のものさしの目盛りの正確さや、布作面のくすっと笑ってしまいそうなところ、犀の角の如意や、「磁皿じざら」という名称の実は陶器のお椀や、今年1250年御遠忌の良弁僧正の署名などなど・・・出陳品すべてが素晴らしく、その豊富なラインナップにも楽しませてもらいました。 
::
正倉院展は11/13まで、会期中はお休みなしです。
そして観覧は事前予約制の日時指定券をローソン(近鉄奈良駅、JR奈良駅にあり)で購入して会場にお出かけください。 

チケット一覧を見てみると、当日でもまだまだ購入できると思います。奈良博会場では購入できませんので、ご注意くださいませ。 

2023年7月26日水曜日

今年の正倉院展は10/28~11/13開催

今年の正倉院展の発表がありました。
開催期間は10/28~11/13で会期中無休。
開館時間は例年より1時間早く8:00~18:00(金土日祝は20:00まで)

観覧券は事前予約制の「日時指定券」が必要で
観覧券の販売開始時刻は10/5(木)10:00より
今年も奈良博会場観覧券売り場での販売はありません。
無料対象の方は日時指定券の購入は不要で、証明書提示で入館。

コロナ禍で厳しい入場制限があり、観覧は時間指定の完全予約制に移行しました。今年もそれは変わらずですが、当日の各時間枠開始時間まで販売はされているのと(でも奈良博では販売されていませんので、駅前のローソンなどで発券という形になります)、プレミアムカード会員などの無料対象者は日時指定券を購入しなくても好きな時間に観覧できることなど、随分と融通がきいています。
各時間枠内の人数も少し多めになっているのでしょうね。コロナ初年度のように即日完売という状況ではないと思います。(昨年も平日は当日まで指定券を買えました)
各時間枠の人数が増えても、コロナ前のような人数ではないのでストレスなく観覧できますので、是非お越しくださいませ。

※HPでは空室情報をまだオープンにしていませんがご予約は承っています。奈良倶楽部は正倉院展期間中はお休みなしで営業していますのでどうぞよろしくお願いいたします。

※観覧に必要な情報のみのご案内になりましたが、肝心の出陳品についてはこちらを参照してください。

2022年10月29日土曜日

第74回「正倉院展」

10/29より11/14まで開催の第74回「正倉院展」。
美しい工芸品に鳥や動物たちがあしらわれたデザインが可愛いだけでなく何て粋でセンスがいいのだろうと、今年も天平時代の美意識の世界にどっぷりと浸ってまいりました。

個人的好みのものばかりになりますが、奈良倶楽部通信流「正倉院展」鑑賞記を、図録より撮った写真と一緒に綴っていきますね。
まず、「紫檀木画箱」のキャプションに書いてあった『蓋のみが当初で、身と床脚はすべて後補である』という文言を読んで、一つの箱の蓋とそれ以外のものが千年以上の年月の違いがあるのに違和感を感じさせない、後補の仕事ぶりの素晴らしさに甚く感動しました。
そして『当初』という言葉にも。軽く「当初」と書いてあるけれど、千年以上前のものがこのように美しいままで残っている奇跡にも感動したのです。
::
布ものが大好きなので、今年も染織品の数々にときめいております。
「刺繍飾方形天蓋残欠」大きな天蓋の残欠。
「華鬘残欠」
「竹帙じす」(経巻のつつみ)
などなど、割と大きくてしっかりと残っているものが多く、少し褪せた配色のものでも、当初の鮮やかな彩色が想像できるくらいの、いいものがたくさん出ていました。

そして、会場の最後には染織品の断片がたくさん!
「錦繍綾絁等雑張にしきしゅうあやあしぎぬなどざっちょう
これらは、江戸時代に染織品断片を整理して屏風に貼り付けていたもの(「東大寺屏風」という)を、戦後(昭和26~29年)屏風からはがして別々に保存されるようになったもの。
その「東大寺屏風」に貼り交ぜられた染織品23片
どれも図柄や配色が素敵で、一枚の布として見てみたかったですね。

今回、伎楽を紹介するところに出ていた楽器が「呉竹笙くれたけのしょう
内覧会に来られる折には度々奈良倶楽部にご宿泊下さっていた田島和枝さんを思い出し、今年の正倉院展をご覧になっていらっしゃったらどれほど喜ばれただろうと、亡き人を偲び合掌していました。
「鸚鵡﨟纈屛風おうむろうけちのびょうぶ」には笙を吹く女性の姿が!
::
コロナ禍以降、当日券のない「正倉院展」ですが、今年はまだ空きがあって、その空き枠の時間帯のみ、前売券の当日購入が可能です。
と言っても、奈良博では購入できず、ローソン・ミニストップ店舗のLoppiで購入をします。(発券してレジで支払いを終える)
ローソンは近鉄奈良駅やJR奈良駅あたりにも店舗がありますので、奈良に着いてから前売券の当日購入をされてもと思います。

第74回「正倉院展」の詳細はこちら