2020年6月30日火曜日

戒壇堂→浮見堂合歓の花→聖武天皇陵の蓮

保存修理および耐震化工事のために、7/1より約3年間の予定で拝観停止となる戒壇堂。しばらくお堂で四天王像を拝観できないとあって、閉堂間際に駆け込んできました。(戒壇堂閉堂中は、東大寺ミュージアムで7/23より四天王像を拝観できます。)
お堂の中では、四天王像は少し高い位置にいらっしゃるので、下から覗き込むように拝見すると、天平時代に造られた当時の鮮やかな赤色や青色が所々に見えるのです。 そしてぐるっと横からも後ろからも拝見できるので、お腹のへこんだスレンダーな体格に思わず羨ましいという気持ちも湧き起こって、1300年の時を超えて、とても身近に感じる四天王さま達。
ミュージアムでは照明の工夫もあって、また違った表情の四天王さま達にお会いできるから、それはそれで大変楽しみです。
戒壇堂横の蓮の花はまだまだこれからでした。
そして、拝観停止となる戒壇堂にかわり、通常非公開の戒壇院千手堂が、7/4(土)より特別に公開されます。
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戒壇堂の後は、浮見堂へ。
お目当ては合歓の花です。
満開の合歓の花。
ピンク色した花びらがふわふわした様子で可愛いですね。
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自転車で出かけたので、もう一カ所、気になる場所へ。
ここ数年、毎年訪れている聖武天皇陵の蓮池です。
こちらは、これからどんどん咲き始めそう。
たくさん蕾がついていたので、今度はわんこのお散歩道中に寄ってみましょう。聖武天皇陵は奈良倶楽部から徒歩15分くらい。朝のお散歩に是非どうぞ。

2020年6月29日月曜日

西大寺の蓮の花*

今年初めて見る蓮の花は、西大寺の蓮鉢から








長かった「ステイホーム」ですっかり出不精が身についてしまって、季節のお花を求めてあちこちと出かける気持ちがまだ強くなく、今日は別用があっての西大寺。そのついでとはいえ、気品ある美しい蓮の花を見れただけで気持ちがほころんでおりました。

2020年6月28日日曜日

「ほうせき箱」かき氷シロップ♬

ほうせき箱&SOUSUKEのWEBショップ」より
ほうせき箱さんのかき氷で使われているシロップが届きました。
お店で使われているシロップと同じものが個人使いできるということにまず惹かれ、かき氷にだけでなく、ソーダ割やミルク割でドリンクとしても楽しめることや、添加物が一切使用されていないことなど、久しぶりに購買欲に火が付いたのです。
また、このシロップを企画された経緯を知って、素晴らしい取り組みに感じ入ってしまいました。

ほうせき箱&SOUSUKEのWEBショップ」にその経緯が書いてありますので、以下、コピペですが・・・

コロナをきっかけによりわれわれの商品を身近においていただき楽しんでいただきたいと新店舗のOPENと差し替えて取り組みました。
ほうせき箱シロップは、ご家庭での時間をよりPOPに優しく彩っていただきたい、そして、自粛等で給食で行き先が滞ってしまっていた牛乳の消費や例年の半分も仕入れさせて いただけなかった奈良の苺、古都華を商品にしたり、使って頂ける方法を知恵を出し合いながら仕上げました。

店頭での販売も視野に入れ冷凍、冷蔵ではなく室温で管理できるようにボトリング専門の株式会社健昇堂、桐村社長には本当に骨を折っていただき弊店で使用しているまんま、ほかのものを一切添加することなく仕上げることが出来ました。

お店と同様安心して召し上がっていただけるよう食材を選んで、お店と同じレシピで添加物等を使用せずに、専門工場に依頼してパックしていただきました。
基本かき氷のシロップですが、お水やソーダ、ミルクで割っていただいても、ジンや焼酎などのお酒で割っていただいても、美味しく召し上がっていただけます。

シロップは各300㎖で、今回販売されたのは
写真左より
◆リトマス(バタフライピー)シロップ <原材料:砂糖/バタフライピー>
◆ハイビスカス古都華シロップ <原材料:砂糖/ローゼル/古都華 苺>
◆国産レモンシロップ <原材料:砂糖/愛媛産レモン>
◆アッサムティシロップ<原材料:砂糖/紅茶(アッサム、ウバ)>
これからの暑い季節にぴったりの冷たいソーダ割。写真↑は、ほうせき箱FBページより拝借させていただきました。
ほうせき箱かき氷シロップは、WEB販売開始すぐにSOLD OUTして、次回は7月末に販売予定だそうです。
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さて、奈良倶楽部でも ご好評いただいている「宿泊者限定ほうせき箱かき氷プラン」ですが、その他のプランと合わせてご利用いただけますし、すでにご予約済みのお客様もご連絡いただければ、お席をお取りいたします。
メール(ktnaraclub@gmai.com)やお電話(0742-22-3450)で、ご希望の日時をご連絡下さい。よろしくお願い申し上げます。

2020年6月27日土曜日

7月のお出かけ情報②~前半の寺社伝統行事

7月前半に行われる寺社の伝統行事や年中行事をご案内致します。
奈良への旅の参考にどうぞ。
◇7/1 天理市氷室神社「献氷祭」
氷室神社は闘鶏つげの氷室といい、朝廷に氷を献上した地であります。
※今年は内容を縮小して行われます。
問合せ:0743-63-1001(天理市役所)

◇7/1~8/31 7:00~16:30 おふさ観音 「風鈴まつり
問合せ: 0744-22-2212
※「風鈴まつり」は予定通り開催。
※但し7/17夜の風鈴ライトアップは中止。

◇7/2 11:00〜金峯山寺蔵王堂「半夏生・大般若転読法要
問合せ:0746-32-8371

◇7/3 深夜3:00〜 信貴山朝護孫子寺毘沙門天王御出現大祭
問合せ:0745-72-2277

◇7/4  17:00~ 丹生川上神社上社「夏越大祓式・七夕燈籠祭」
問合せ:0746-52-0733
※神事と茅の輪くぐりのみ開催。

◇7/5 8:00〜 東大寺「俊乗忌」
鎌倉期の復興に尽力した俊乗房重源上人のご遠忌法要
問合せ:0742-22-5511

◇7/5 10:30~22:00 龍田大社風鎮大祭 
祭りの起源は約2100年前。第10代崇神天皇の御代、風水害・凶作・疫病を鎮めるために“風の神”を龍田大社にお祀りしました。以降、豊作を祈願し、丁重にお祭りが斎行されています。午前中は祝詞の奏上。午後には「風神太鼓」、地元氏子による「河内音頭」の奉納。
クライマックスには「風神花火」が打ち上げられ神賑行事が営まれます。(風神花火は21:00頃~例年より規模を縮小して行われます )
2011年に見学したブログ記事はこちら→
問合せ: 0745-73-1138

◇7/5 10:00~ 霊山寺解除会・茅の輪くぐり・象鼻杯
問合せ:0742-45-0081

◇7/7 10:00〜 興福寺弁才天供
※法要の時のみ入場制限、三重塔特別開扉は通常通り(9:00~16:00)
問合せ:0742-22-7755

◇7/7 11:00~11:30 元興寺「蛙石供養」
大阪城の堀に有った淀君の霊が宿っていると言われる
蛙の形をしている自然石の供養。
問合せ:0742-23-1377

◇7/7  10:00~ 大安寺「弁才天夏祭り」
問合せ:0742-61-6312

◇7/7 夕刻 法隆寺「弁天会」
問合せ:0745-75-2555

◇7/7 「奥田の蓮とり行事  
※今年は行事としての開催は中止になります。

◇7/7  金峯山寺蔵王堂「蓮華会・蛙飛び 
※今年は寺内及び関係者のみで勤修、一般参拝の受付は中止。

◇7/7 19:00〜 薬師寺弁天祭
問合せ:0742-33-6001
※今年は関係者のみで勤修。

◇7/7 棚機神社「棚機祭り」
問合せ:0745-48-2811
※今年は関係者のみで勤修。

◇7/7 地福寺「蓮華祭」
問合せ:07472-2-4476
※今年は開催中止になっています。

◇7/10 阿日寺「恵心忌大法要」
問合せ:0745-76-5561
※今年は関係者のみで勤修。

◇7/11・7/12  喜光寺盂蘭盆会」 
問合せ: 0742-45-4630

◇7/13 八坂神社「祇園祭り宵宮祭」
奈良きたまちの小さな神社です。
※今年は開催中止になっています。

◇7/15 18:00~ 正蓮寺「大日さん」
問合せ:0744-22-4001
※正蓮寺では7月末までのすべての行事が中止になっています。

2020年6月26日金曜日

7月のお出かけ情報①~秘宝秘仏公開


<<公開中の秘宝秘仏>>

◇〜7/31 談山神社秘仏談峯如意輪観音」8:30~16:30
談山神社に残る唯一の仏像。
問合せ:0744-49-0001 

◇〜8/16 喜光寺宇賀神特別開帳
問合せ:0742-45-4630 

◇〜8/31 安倍文殊院金閣浮御堂 夏の寺宝展」9:00~17:00
問合せ:0744-43-0002

◇~11/30 松尾寺日本唯一の舎人親王像」公開
問合せ:0743-53-5023

<<今月からの特別公開>>
◇7/1~7/5 9:00~16:00 
信貴山朝護孫子寺 「毘沙門天王」秘仏特別開扉 
問合せ:0745-72-2277

◇7/4~  東大寺戒壇院千手堂特別公開
問合せ:0742-22-5511

◇7/7 9:00~16:00 興福寺 「三重塔内陣」特別公開  
興福寺の弁才天は、窪弁才天と称し、弘法大師が天川の弁才天を勧請したと伝えられる。
三重塔内に安置してあるこの窪弁才天像をお祭りするため、
一年に一度法要が営まれこの日に内陣が拝観できます。
興福寺といえば五重塔が有名ですが、三重塔も。
南円堂西側に建ってる現在の塔は、鎌倉時代初期の再建で
内陣四方の板には、薬師如来、釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来が
それぞれ千体ずつ描かれています。
問合せ:0742-22-7755

◇7/8 浄瑠璃寺三重塔内「薬師如来坐像」公開
問合せ:0774-76-2390

◇7/9 福応寺「板仏公開」
14:00~16:00 法要
16:00~20:00 板仏公開
問合せ:0745-79-5570

◇7/10  9:00〜12:00 阿日寺「地獄絵図特別公開」
問合せ:0745-76-5561
※今年はコロナウィルス感染防止のため中止になっています。

◇7/15 14:00~20:00 正蓮寺「大日如来坐像公開」
「大日さん」祭典は18:00〜
※大日如来像は2021年4月まで奈良博国宝修理所で修復のため不在。
※正蓮寺では7月末までのすべての行事が中止になっています。

◇7/16 13:30~15:00 當麻寺中之坊「導き観音ご開帳」
問合せ:0745-48-2001

◇7/23 伝香寺「地蔵菩薩衣更法要」特別公開
問合せ:0742-22-5873
※今年は関係者のみで執り行い、一般に公開はされません。

◇7/23~東大寺ミュージアムにて知足院「地蔵菩薩像」公開 
◇7/23~東大寺ミュージアムにて戒壇堂「四天王像」公開

◇7/24 18:00 法隆寺  「伝法堂」特別開扉
問合せ: 0745-75-2555

2020年6月25日木曜日

あるお休みの一日*

営業再開しながらも、この2日ほどは私用が重なってお休みをいただいています。そのお休みの一日の中で、愛犬ココと一緒に撮った写真を何枚かアップしてみます。
午前中、実家の家庭菜園へ。
2日ほど行かなかったら胡瓜がびっくりするくらい生育しているので、水やりや草引きも兼ねてマメに収穫に行っています。
自粛休館中は、高齢の母の見守りもあって実家で過ごす時間が長く、その間に畑の手入れも頑張っていました。
夏野菜も少しずつですが、たくさんの種類を育てています。
今日は胡瓜を20本収穫。形のヘンテコなのはご愛敬。
帰宅して、味噌漬け、糠漬け、キュウリのQちゃんを仕込みました。
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実家からの帰宅途中、奈良阪町に新しくできたテイクアウト専門店「the UNIT takeaway」へ。

ここは、タゴール、フール、メローカフェ3店のメニューがテイクアウトでき、アウトドアテラス席もあるので、わんこ連れでもOKなら一緒に入店し、だめならテイクアウトしようと立ち寄ったのです。
わんこ連れでも大丈夫ですよということで、またテーブルとテーブルの間もかなり離れているのでストレスなく過ごすことができました。

写真に撮りそびれましたが、私はメローカフェのパスタを、夫はタゴールのカレーをオーダー。どちらもとてもおいしくいただきました。
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夕方はわんこの散歩に付き合って私も一緒にお散歩です。
思えば、休館中もこうして朝夕一緒によく歩いたのでしたが、近頃は時間がないからと散歩に出かける回数がぐんと少なくなっています。体力つけるためにももっと歩かねば!
二月堂裏参道の途中で「まんなおし地蔵さん」の方へ。
よく歩いている道らしく、私を先導してくれるココ。
二月堂の山手を通って、不動堂へ。
般若心経をあげている間はここでおとなしく待っているのね。
よく来ているのに、不動堂の前にこんなテーブルと椅子があることに今頃 気が付きました。
不動堂から三月堂へ下りて、四月堂、上ノ坊を抜けて大鐘へ。
猫段から大仏殿を見て、それにしても贅沢なお散歩コース!
小1時間の間に3回はこうしてエンストするココ。
数分こうしてまた歩き始めるのですが、この犬だけの癖なのか秋田犬の習性なのか・・・まだ仔犬なのにどうしてかなと思います。
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道中で・・・二月堂お供田に映る大湯屋
二月堂黒板。
大仏殿前に、ちょっとした鹿だまり?
夕方に歩いたので、夜にまた蛍を見に出かけるエネルギーはなく、昨年に続いて今年も蛍狩りをせずに過ごしてしまいそうです。

2020年6月24日水曜日

紫陽花づくしとご宿泊御礼*

今日のブログは、ここ最近の奈良倶楽部の様子を近況報告です。
奈良倶楽部館内には、お客様に喜んでいただきたいと、季節のお花をあちらこちらに飾っています。
休館期間中は、実家の庭や奈良倶楽部の裏庭などの、その時々に咲いているお花で館内を飾ることができ、お客様不在でもお花を絶やすことなく過ごせたのは幸いなことでした。
私の花の好みは多種多様で、お花屋さんで出会った花がその日の一番の花。どの花も最後まで美しく生けてあげたいと思いながら、毎日の水揚げ仕事も厭わず楽しんでいます。
そんな色々な花の中でも、とりわけこの季節の、雨上がりの水気をたっぷり含んだ紫陽花が大好きです。
鉢植えで玄関先を飾った後に地植えしたり、生け終わった後の一輪を挿し木で増やしていったりと、小さな裏庭に数えてみると15本の紫陽花。今年はたくさんの花を付けてくれて、館内のお花がすべて紫陽花だけという紫陽花づくしの日もありました。
6月19日、府県を跨ぐ移動制限が解除になって、この日を境に、近隣府県のお客様方のご宿泊やご予約が少しずつ増えてきました。
と言っても、まだ一日に一組や二組のお客様で貸し切り状態の中、お客様には大変ごゆっくりと過ごしていただいて、私達も久しぶりの仕事に慣れながら・・・という状況です。
お客様もほとんどがリピーターさんで、「お元気でしたか?」「お久しぶりでした」のご挨拶をいただくだけで胸がいっぱい。有難くて嬉しい数日を過ごしています。
皆さん、異口同音におっしゃるには、「奈良の空気はやっぱりいいわ~」「気持ちがすーっと緩んでいく」と。
そして、休館中にブログで発信していた「奈良公園の風景、朝早くや黄昏時の空の色に随分と慰められました」と過分なお言葉をいただき、「でも”奈良の匂い”は奈良に来てこそやね~」と、皆さんほとんどの方が、夜の蛍狩りや早朝散歩を堪能されて、奈良の空気を思いっきり吸ってらっしゃいました。
また「久しぶりの、館内のお花にも慰められます」というお言葉もいただき、お庭の紫陽花がまだ十分綺麗に長持ちして、お客様の目に触れることができてよかったと、ほっとしています。
「新しい生活様式」を取り入れたコロナウィルスとの長い付き合いが始まって、こういう状況を「ウィズコロナ」というのかなと思いながら、奈良倶楽部も、充分に気をつけながらエンジン始動、ゆっくりと動き出しています。
本当に、まだまだゆっくりですが、ご宿泊やご予約をいただき、ただただ感謝です。どうもありがとうございます。


2020年6月21日日曜日

奈良県美「熱い絵画」展

2/28からコロナウィルス感染防止のために臨時休館中だった奈良県立美術館。感染防止策を講じて先月 5/19より開館されています。
開館されてしばらく経ちましたが、会期中の特別展「熱い絵画 大橋コレクションに見る戦後日本美術の力」を観に行ってきました。
副題にある「大橋コレクション」とは・・・以下HPより抜粋ですが
関西の企業家・大橋嘉一氏(1896~1978)が、1950年代後半から1970年代初めにかけて日本の現代美術を支援したプライベートコレクションのこと。
約2000点にのぼる大橋コレクションは、氏の没後、奈良県立美術館と国立国際美術館そして氏の母校である京都工芸繊維大学美術工芸資料館に分割して寄贈されました。3館に分散した大橋コレクション。そのうちの一部、90点が今回初めて一堂に会します。
第二次世界大戦終了後の荒廃と混乱の中から再出発をした日本の美術は、特に1950年代以降、古い価値観から脱却して新しい表現を求める模索や実験が続き、美術界全体が大きく揺れ動きました。そのような1950~60年代の《熱さ》を本展の作品群から感じとっていただきたいと思います。
確かに、展覧会を鑑賞しながら「時代のエネルギー」のようなものを熱く感じ、それは今、コロナ禍で自粛していた3~4か月程でエネルギーを消失した世界にいる私たちに、ちょっとした元気を感じさせてくれるものでもありました。
50~60年代というと、戦後数年から20年。それくらいの時間が経たないと、世界はまたエネルギーを取り戻すことができないのだろうか・・・そんなことも頭の隅によぎらせ乍ら鑑賞したのでした。
館内で写真撮影可の第5展示室。
こちらには白髪一雄氏と元永定正氏の作品が展示されています。



出品作家=赤穴宏/磯辺行久/今井俊満/今中クミ子/岩崎巴人/上田臥牛/江見絹子/大野俶嵩/小野忠弘/小山田二郎/桂ゆき/川端実/菊畑茂久馬/工藤哲巳/草間彌生/久野真/下村良之介/白髪一雄/杉全直/須田剋太/田中田鶴子/津高和一/鶴岡政男/堂本尚郎/長崎莫人/難波田龍起/野村耕/古沢岩美/前田常作/水谷勇夫/宮脇愛子/元永定正/湯田寛(50音順)

個人的には、東大寺や元興寺とご縁のある須田剋太氏の作品が、かなりの抽象絵画でよかったこと、難波田龍起や初期の草間彌生の作品を見ることができてよかったこと、松本秋美、久保晃、田中敦子など奈良県ゆかりの現代作家の作品(それも旧知の先生方の懐かしい作品)を見ることができてよかったことなどが上げられます。

特別展「熱い絵画 大橋コレクションに見る戦後日本美術の力」
会場:奈良県立美術館
会期:7/5(日)まで
開館時間:9時~17時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
※尚、会期中のイベント(講演会、美術講座、ギャラリートーク及びミュージアムコンサート)は、コロナウイルス感染拡大防止のため、すべて中止になっています。