2019年7月31日水曜日

8/12~8/14 新薬師寺「灯火会」

今年も、新薬師寺さんで「灯火会(夜間特別拝観)」が開催されます。
昨年、初めて開催された「灯火会」の灯り。
本堂前に灯されたほのかな明かりがとても幻想的で、薬師如来像や十二神将を神々しい光の向こうに拝観できたのが印象的でした。
奈良公園で灯される「燈花会」の明かりから、もう少し南に足を伸ばした高畑エリア。喧騒から離れて静かな佇まいの中で灯される光の中の仏さまを是非お参りにお出かけ下さいませ。
期間:8/12(休日)・8/13(火)・8/14(水)の3日間
開門時間:午後6時から9時まで(点灯は6時半から)
拝観料:大人600円 / 中高校生350円 / 小学生150円
昨年のブログ記事→ 
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トップの画像はリベルテ写真教室のnori先生より拝借。
2枚目の画像は昨年のブログ記事より(スマホカメラで)

2019年7月30日火曜日

8月のお出かけ情報②〜前半の寺社伝統行事

8月は寺社の伝統行事や年中行事、お盆の行事も多く
前半・後半に分けてご案内いたします。
まずは8月前半、お盆までの行事をどうぞ。
◇8/1~8/15 9:00~16:00 大安寺盂蘭盆精霊会
期間中、諸大寺の高僧や著名人の染筆の灯篭を掲げお盆施餓鬼供養会を行います。
問合せ:0742-61-6312

◇8/1~8/7 5:30~ 矢田寺舎利会
問合せ:0743-53-1531

◇8/2~8/3 天川村「洞川温泉行者祭り」
大峯山開祖の役行者が冤罪で島流しになり、後に無罪となって
大峯山に戻った時、熱狂的に村民が出迎えた様子を表したお祭り。
ひょっとこ踊り、鬼踊り行列などがある大峰山随一の奇祭。
問合せ:0747-64-0333(大峰山洞川温泉観光協会)

◇8/4  西大寺「本願称徳天皇御忌」
西大寺本願称徳女帝の忌日法要。
問合せ:0742-45-4700

◇8/4 10:00~ 杉箸神社「祭典(箸供養)」
杉箸神社は、箸の神様として知られるシラハシの翁が祀られ、日本でも珍しい箸をご神体とする神社です。昭和25年以来毎年行われているこの祭典では、割箸への感謝と杉箸業界の発展を祈願し、祝詞奏上のあと玉串が奉納されます。
問合せ: 0747-52-0001(下市町役場)

◇8/4 9:00~ 千光寺「滝祭り火渡り修業」
お滝行と火渡りを参拝者が参加できる。
問合せ:0745-45-0652

◇8/4 11:00~ 金峯山寺「本地堂供養会」
蔵王権現本地堂に於いて、蔵王権現の本地仏釈迦如来、千手観世音菩薩、弥勒菩薩の三尊を供養する法会。
拝観料等:境内無料 参拝無料
問合せ:0746-32-8371

◇8/7 7:30~9:30 東大寺「大仏さま お身拭い」   
東大寺大仏殿にて、年に一度の大仏さまのお身拭い。
お身拭い終了後は大仏殿の消防設備の放水訓練などが行われます。
問合せ:0742-22-5511
ブログ内過去記事→2013年 2018年 
◇8/7 天河大辨財天社七夕祭
毎年旧暦7月7日に開催される七夕祭。
14:00 七夕神事
18:30 七夕供養燈花献灯
問合せ:0747-63-0558

◇8/7 14:00~ 大神神社「七夕祭」
拝殿にて、学業の向上・技芸の上達と諸願成就を祈願する。
子供達が参加しやすいよう、月遅れで8/7に行われている。
問合せ:0744-42-6633

◇8/7 19:00~ 大和神社 戦艦大和みたま祭
問合せ:0743-66-0044

◇8/9 終日 東大寺二月堂「およく」 
この日に二月堂に参詣すると46000回功徳があるといわれています。
問合せ:0742-22-5511
ブログ内過去記事はこちら 2013年 2014年 2015年
2016年←平和の撞鐘についても書いています。

◇8/13 19:00~東大寺大仏殿「万国天災人災物故者慰霊法要」
問合せ:0742-22-5511

◇8/13~8/15 薬師寺盂蘭盆会
問合せ:0742-33-6001

◇8/13~8/15 「十津川の大踊り
小原の大踊りは8/13 20:00~
武蔵の大踊りは8/14 20:00~
西川の大踊りは8/15 19:30~
問合せ:0746-62-0067(十津川村教育委員会)
国の無形民俗文化財に指定されています。

◇8/14 17:30~ 談山神社献燈祭
拝殿の吊灯篭と境内の石灯篭に献灯し、祖霊をおなぐさめする祭。
問合せ:0744-49-0001

◇8/14 8/15 19:00~21:30 春日大社「中元万燈籠」 
境内の3000に及ぶ燈籠は、800年の昔より貴族や武士を始め広く一般国民より奉納されたもの。廻廊沿いの釣灯籠の灯影には幻想の世界が現れ、参拝者で賑わいます。
問合せ:0742-22-7788
※台風接近に伴い2019年8/15の開催は中止になっています。

◇8/15 19:00~22:00 東大寺「万灯供養会」  
大仏殿の観相窓が開けられ大仏様のお顔が灯に照らされ浮かび上がる。
問合せ:0742-22-5511 
ブログ内過去記事は2013年  2014年 2015年 
2016年←大文字の送り火についても書いてます。2017年

◇8/15 20:00 点火 「高円山 大文字送り火」 
※台風接近に伴い2019年の開催は中止になっています。
奈良の「大」の字は日本最大級の大きさ!
「一」の部分が109m、「ノ」の部分が164mです。
2009年6月に大文字の火床まで登ったブログ内記事はこちら
2019年は第60回を記念してコンサートやパレードも行われます。
リンク先から詳細をご覧ください。
問合せ:0742-22-5200

◇8/15 「ほうらんや火祭
橿原市内 春日神社(12:30頃)と八幡神社(15:20頃)にて。
松明を持って境内を暴れ回り、疫病封じと五穀豊穣を願う
約300年続く伝統ある夏の火祭り。
問合せ:橿原市観光課(0744-22-4001)

◇8/15 10:30〜 法隆寺西室「夏安居結願法要・求道会」
夏安居最終日 結願法要と法話
問合せ: 0745-75-2555

真夏の奈良はたっぷり暑いのですが、お寺の伽藍の中はひんやりして
奈良公園の木々の葉陰を吹き抜ける風は涼やかです。
夏こそ奈良へ!どうぞお越し下さいませ。

2019年7月29日月曜日

8月のお出かけ情報①〜秘宝秘仏公開

夏場の秘宝秘仏特別公開の数はぐんと少なくなりますが
お盆の行事も含めて寺社の伝統行事や灯りのイベントなど、
夏の奈良旅行の思い出を彩る行事はたくさん開催されます。
どうぞ夏の奈良旅をご堪能くださいませ。
<<公開中の秘宝秘仏>>
◇〜8/18 喜光寺宇賀神特別開帳
問合せ:0742-45-4630 
◇〜8/31 安倍文殊院金閣浮御堂 夏の寺宝展」9:00~17:00
問合せ:0744-43-0002

◇~8/31 おふさ観音「秘宝生き人形」特別公開 9:00~16:00
問合せ:0744-22-2212

◇~11/30 松尾寺日本唯一の舎人親王像」公開
問合せ:0743-53-5023

<<今月から始まる特別公開>>
◇8/1~8/11 9:00~15:00 五劫院「五劫思惟阿弥陀仏」
◇8/1~8/15 極楽寺 「広島大仏」特別開帳
問合せ:0743-57-2231

◇8/5~8/14 18:00~20:00 不空院 夜間特別拝観
「秘仏・宇迦辨財天女」「本尊・不空羂索観音菩薩坐像」特別開帳
問合せ:0742-26-2910

◇8/4 応現寺東鳴川観音講「木造不空羂索観音坐像」特別開帳

◇8/4・8/11・8/18・8/25(8月の日曜日)9:00~16:00
宝山寺獅子閣特別公開
問合せ: 0743-73-2006

◇8/7~8/8 9:00~15:00 室生寺慶雲殿「曝涼展」
一年に一度、立秋の日に室生寺では絵画を虫干しされます。
慶雲殿にて一般公開される絵画の中には胎蔵界・金剛界の両曼荼羅も。
問合せ:0745-93-2003

◇8/8 浄瑠璃寺「三重塔・薬師如来坐像特別公開」 9:00~16:00
※雨天、荒天時は中止
問合せ:0774-76-2390

◇8/13~8/15  8:30~17:00 薬師寺
玄奘三蔵院伽藍 大唐西域壁画公開
西塔初層内陣釈迦四相像特別公開」「食堂特別公開
問合せ:0742-33-6001

◇8/16 13:30~15:00  當麻寺中之坊導き観音ご開帳
問合せ:0745-48-2001

◇8/23・8/24 9:00~16:00 唐招提寺「地蔵堂」
弘法大師の作と伝わる秘仏、地蔵菩薩立像(重文)を特別公開。
問合せ:0742-33-7900

2019年7月28日日曜日

ラ・リベルテ*Photo Lesson

奈良きたまちにあるケーキ屋さん「cake&bread cafe La Liberte」で、初心者向けのカメラ教室があると知って、3回目でようやく参加することができました。今までのテーマは①露出②ホワイトバランスについて。そして第3回目は構図についてのレッスン。
恥ずかしながら、私は一眼レフカメラを持っていても、ほとんど自動撮影ばかりでマニュアル使いができずにいました。(ブログ写真のほとんどはスマホカメラだし・・・)
初参加なので、皆さんよりゆっくりめで、まずは第1回目の「露出」についてから教えていただきます。
初心者向けだからと軽い気持ちでしたが、露出補正としぼりについて、普段し慣れないことをするのは結構難しく。でも、わからないことも恥ずかしがらずに聞いていかないと身に付かないと、トライアンドエラーで実践して・・・講師の先生を呆れさせるくらいの初心者でしたが、レッスンが終わる頃には何とかサマになる一枚を撮れるようになって、久しぶりに集中した時間はとても楽しかったです。
美味しいケーキ職人のリベルテオーナーさんとnori先生。
講座と実践の時間の後は、お楽しみのお茶とお菓子の時間。
お菓子をいただきながら、撮影した写真を講評していただきます。
お茶を淹れる動作の撮影も、各人それぞれの構図で決めて、同じ場面を撮影してもそれぞれの違いがまた面白く、大変勉強になりました。
スィーツはショーケースからお好きなものを選べて、それが嬉しかったり♪ とても美味しくて楽しいレッスンでした。
先生方、リベルテオーナーさま、どうもありがとうございました。
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cake&bread cafe La Liberte
FB / Instagram / Twitter
写真教室は2か月に一度(奇数月)の土曜日に開催。
次回レッスン日は Instagram などでお知らせ。
講師の先生のSNSはこちら→nori先生 / お写ん歩先生

2019年7月27日土曜日

「なら燈花会」当日サポーター7/28まで募集中

なら燈花会」開催当日(8/5~8/14)の、主に点灯準備から消灯・カップ回収までのお手伝いをしていただくサポーターの募集締め切りは明日7/28です。
夏休みの思い出に、奈良旅の思い出に・・・。
ご都合の良い日を何日でもお申込みいただけますので是非どうぞ。
詳細は「なら燈花会」のこちらのページをご覧ください。

2019年7月26日金曜日

奈良の夏の夜*イベントご案内

奈良市観光協会主催の夜のイベント2件をご案内します++
◆「夜の奈良 仏像さんぽ
「古寺巡礼」で和辻哲郎がめぐった古寺や名所を再巡礼したり、当時の面影を残す高畑を、「奈良まほろばソムリエの会」ガイドのご案内で巡ります。
夜間特別拝観による夜の仏像さんぽでは・・・
「新薬師寺」では、本堂でご本尊「薬師如来坐像」「十二神将」など計13の国宝を拝観し、普段は非公開の「景清地蔵」「おたま地蔵」も特別拝観します。
「不空院」では「不空羂索観音菩薩坐像」「秘仏・宇賀弁財天女」などを拝観します。
また、和辻哲郎が逗留した当時の姿を残す「奈良ホテル」の見学や高畑地区も散策。当時の雰囲気、歴史を感じてください。
出発日:2019年8月17日(土)31日(土)17:30~20:30頃
旅行代金:奈良3200円(ガイド料・拝観料を含む / 大人子供同額)
行程:破石町バス停17:30集合・受付…高畑周辺…不空院…新薬師寺…奈良ホテル20:30頃 現地解散 (凡例「…」徒歩)
予約締切:7日前まで(7日前が土日祝日の場合は、直前の営業日が予約の締め切りとなります。)
募集人員:20名(最少催行人員5名)
申込み→こちらから
※新薬師寺・不空院・奈良ホテルの写真はサイトより拝借しました。

◆「春日山よるさんぽ
以前にブログでもご案内した「若草山夜景観賞バス」で若草山山頂まで乗車して、夜景を楽しんだ後、バスで下山しないで、春日山の夜さんぽを「BOKUNARA」主宰スギヤマさんのご案内で楽しむコースです。
出発日:2019年8月3日(土)11日(祝)17日(土)19:00~22:00頃
旅行代金:奈良3400円(ガイド料・バス代を含む / 大人子供同額)
予約締切:7日前まで(7日前が土日祝日の場合は、直前の営業日が予約の締め切りとなります。)
募集人員:10名(最少催行人員2名)
申込→こちらから
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日中の暑さも陽が落ちるとぐんと和らぐ奈良の夏。
そんな奈良の夏の夜のイベントをどうぞお楽しみください。

2019年7月25日木曜日

東大寺知足院「地蔵会」

7月24日 東大寺知足院「地蔵会」
この日に限り一年に一度、ご本尊「文使い地蔵」さまがご開扉され、法要後にお参りさせていただけます。
「文使い地蔵」ご開帳をお目当てに、何度かお参りに伺っていますが、朝8時から始まる東大寺一山による法要の最初から参座したことがなかったので、今年こそはと知足院に急ぎます。
午前8時ちょうど。
出仕の鐘が鳴り、僧侶の皆さまが入堂され法要が始まります。
法要は1時間余り。
最初の「九条錫杖」では、少し二月堂修二会を思い出しながら至福のひととき。続いての「理趣経」では、導師を務められた若いお声がお父様そっくりなことにまたまた至福のひととき。
「理趣経」読経の小1時間ほどの間、僧侶の皆様方が堂内を行道されますが、最年長の宗玄長老さまも杖をつきながら最後まで行道されていらっしゃって、お姿を拝見しているだけでも有難い気持ちになっておりました。
法要は1時間15分くらいだったように思います。
その後に参列者は、截金文様が美しく端正なお顔のお地蔵様を間近でお参りさせていただけます。
お地蔵様の美しさも格別ですが、2年前の奈良博「源信展」以来に拝見する御厨子も美しく、まさに眼福のひとときでした。
そして、法要に参列した人たちのお参りが一段落したら御厨子も閉じられるような感じでしたので、ご開扉だけをお目当ての場合は早い目に(9時半までには)行かれることをお奨めします。
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帰り道、ご近所の五劫院さんのお地蔵さまにもお参りして、小さな子供たちの健やかな成長をお願いしました。
帰宅後、近畿地方に梅雨明け宣言が出ていました。
いよいよ夏到来ですね。

2019年7月24日水曜日

「ほうせき箱かき氷プラン」についてお知らせ*

長いお休みをいただいていましたが、奈良に戻っています。
留守中もご予約メールをたくさんいただきありがとうございました。
特に「宿泊者限定 ほうせき箱かき氷プラン」へのご予約メールが多く、その中で「すでに予約済ですが、こちらのプランへの変更は可能でしょうか?」というお問合せも多くいただきましたので、あらためてご案内いたします++
はい!すでにご予約済みの方も「ほうせき箱のかき氷プラン」に変更可能です。
ご宿泊日当日か翌日のお好きな時間帯をお知らせください。
ただ、すでにご案内していますが、木曜日はほうせき箱さん定休日のためご予約不可となります。また、各日12:00~13:00の時間帯は休憩時間中のためお取りできません。
そして、以前のご案内では「ご宿泊前日の夕方までにご連絡ください」としておりましたが、すでに宿泊者枠で満席の時間帯が多くなっていますので(特にお盆休み期間中は)、なるべく早くご希望時間帯をお知らせください。よろしくお願い申し上げます。

2019年7月18日木曜日

暑中お見舞い申し上げます*

梅雨明けが待たれる季節になりました。
酷暑だった昨年に比べると、それほど暑さはひどくない今年の夏ですが、夏本番にはどのような気候となりますでしょうか。

7月も本日より24日までまとまったお休みをいただいています。
お休み期間中もご予約のメールやお電話には対応していますので、お気軽にお問合せ、ご連絡をくださいませ。
Tel:0742-22-3450 / Mail: ktnaraclub@gmail.com
どうぞよろしくお願い申し上げます。

2019年7月17日水曜日

奈良博「いのりの世界のどうぶつえん」

奈良国立博物館で開催中の二つの展覧会「いのりの世界のどうぶつえん」と「法徳寺の仏像」を観てきました。
「法徳寺の仏像」展がメインで「いのりの世界のどうぶつえん」は夏休みのお子様向けくらいに思っていましたが、なんのなんの。
工夫を凝らした展覧会場は大変楽しくて、わくわくしながら鑑賞できました。チラシにも書いてありましたが、『博物館・美術館デビューのきっかけや、夏休みの自由研究として、また仏教美術に親しむ第一歩として』存分に楽しめますので、夏休みの家族旅行で奈良にお越しのお客様方も是非行って見て下さい!
仏教美術の中に描かれている動物や想像上の生き物を集めた展覧会。
動物はなぜ、仏や神の世界にさかんに登場するのか?
東大寺の十二神将の展示方法や、「地獄のなかのいきものたち」コーナーの何気なく観たら国宝のすごいのが展示されていたりと、見応え充分の展覧会でした。

会期: 2019年7月13日(土)~9月8日(日)
会場: 奈良国立博物館 東新館
休館日:毎週月曜日(ただし7/15、8/5、8/12は開館)
開館時間:9:30~18:00(金・土曜日は20:00まで)
ただし8/5~8/8と8/11~8/15は19:00まで・8/9・8/10は21:00まで
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ところで、奈良博のこの展覧会と、平城宮跡資料館で開催中の「ならのみやこのしょくぶつえん」とが連携していて、会期中(7/13~9/8)、奈良国立博物館と平城宮跡資料館をつなぐ無料シャトルバスが運行されています。
●発着スケジュール (ご利用無料/整理券が必要です)
平城宮跡資料館10:30発→奈良国立博物館10:50着
平城宮跡資料館14:00発→奈良国立博物館14:20着
奈良国立博物館11:30発→平城宮跡資料館11:50着
奈良国立博物館15:00発→平城宮跡資料館15:20着

どうぶつえん」と「しょくぶつえん
どちらも夏休みの自由研究に使えるようなイベントを開催されています。詳細はそれぞれのリンク先をご覧になってください。

2019年7月16日火曜日

奈良博「法徳寺の仏像」展

奈良国立博物館で開催中の「法徳寺の仏像-近代を旅した仏たち-」展
実は「法徳寺」というお寺がどこにあるのか、この展覧会を観るまで恥ずかしながら、その存在も知らなかったのです。
奈良市十輪院町に位置する融通念仏宗の寺院「法徳寺」。
この展覧会では、近年 法徳寺に寄進された、約30軀の南都伝来の仏像を中心に詳しく紹介しています。
法徳寺の知らぜらる仏像たち・・・
興福寺に伝来したとされる、いわゆる興福寺千体仏20軀をはじめ、明治39年(1906)に興福寺の境内で撮影された古写真のなかに姿が見出される地蔵菩薩立像、さらに鎌倉時代以降、南都を中心に広まりをみせた、いわゆる五髻ごけい文殊の優品である文殊菩薩坐像など、個性豊かな諸像をX線CTスキャン調査をはじめとした最新の調査成果もふまえて、広く紹介しています。
 
会期: 2019年7月13日(土)~9月8日(日)
会場: 奈良国立博物館 西新館
休館日:毎週月曜日(ただし7/15、8/5、8/12は開館)
開館時間:9:30~18:00(金・土曜日は20:00まで)
ただし8/5~8/8と8/11~8/15は19:00まで・8/9・8/10は21:00まで
観覧料金:大人520円/ 大学生260円
※高校生以下および18歳未満の方、満70歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料です。
※団体料金は20名以上で、大人410円 / 大学生210円
※18歳未満の方と一緒に観覧される方は団体料金を適用
※開館時間延長日の午後5時以降に観覧される方は団体料金を適用
※この観覧料金で、同時開催のわくわくびじゅつギャラリー「いのりの世界のどうぶつえん」(東新館)、名品展「珠玉の仏教美術」(西新館)・「珠玉の仏たち」(なら仏像館)・中国古代青銅器[坂本コレクション](青銅器館)もご覧になれます。
※9月1日(日)は関西文化の日プラスのため入館は無料です。

2019年7月15日月曜日

第1回「きたまちスイッチ」@お食事処たちばな

きたまちのお店の人達のお話を伺う「きたまちスイッチ」
第一回めは、きたまちエリアの北の端、奈良豆比古神社のすぐそばで「お食事処たちばな」を営む中尾英之さんによる「リピーターを惹きつける5つの理由」でした。
まずは名物のとり天定食をいただいて・・・
とり天定食は写真のお膳にご飯とミニデザート、コーヒーが付きます。普段の定食ではこちらにもう一品の小鉢が付いて1350円(税込)で提供されています。(鶏肉が苦手な方にはお魚や豚肉がメインの日替わり定食や、蕎麦定食もあり)
から揚げグランプリで金賞受賞のとり天定食。塩麴で揉んで一日寝かした鶏もも肉を、葱をまぶした衣で揚げてあります。なるほど名物と言われるだけあって本当に美味しかったです。
そしてお食事の後は・・・
倉橋みどりさんが聞き手となって中尾さんのお話を伺います。
お客様はどのような方が多いのでしょうか?
地元の方3割で、意外にも営業で外回りのビジネスマンや観光客の方が7割。そしてほとんどの方がリピーターに・・・。
事前の打ち合わせで倉橋さんが感じたことから「リピーターを惹きつける5つの理由」をまとめて下さいました。
①誠実で丁寧につくったお料理に愛情を感じる。味がいい。
この秘訣は、いい材料、地元食材を使っている。
②場所の魅力。駅から離れていることで、かえって「自分だけの隠れ家的なお店」と感じてもらってリピーターを惹きつけている。
③居心地の良さ。築80年の民家は「昭和のおばあちゃんの家」という雰囲気が醸し出されて、ほっとできるのです。中尾さん自身も黒電話や柱時計などをしつらいに使っておられます。
④奥様のお客様への対応が細やかで心配りが素晴らしいこと。
高齢のお客様へは、細かく切ったとり天を提供したり、アレルギーや苦手食材への対応も、気配りが細やかとお客様を惹きつけています。
⑤カルチャー教室を開催して、相乗効果も大きいこと。
・・・などなど。
お話の数々は、奈良倶楽部でのおもてなしに通じるものもあり、大いに刺激を受けて、大きな励みになりました。
ありがとうございました。
::
お食事処たちばな
住所:奈良市奈良阪町2340
電話:0742-23-6526
営業時間:11:00~16:00(ラストオーダーは設けていない)
夜は前日までの要予約。
毎年10/8の奈良豆比古神社翁舞の日は予約なしで
18:00~20:00の夜の営業をされています。
Instagram→
::
「きたまちスイッチ」第2回目のお知らせです!
次回は9/23(祝・月)18:00から開催!
『あじあのおばんざい藍布x鍼灸とりゐ』
~夏の疲れを癒す養生ごはんとセルフケア(ツボ押しなど)WS~
場所:あじあのおばんざい藍布
参加費:3000円
申込:info@kita-con.com まで。
今回の講座で、早速2回目を申し込まれた方も複数いらっしゃいましたので、もしピンと来られましたら、お早い目にお申込みをどうぞよろしくお願い申し上げます。

2019年7月14日日曜日

県美「富本憲吉入門」

「富本憲吉入門~彼はなぜ日本近代陶芸の巨匠なのか」
富本憲吉は、ご存知のように奈良県を代表する芸術家として、これまでにも何度も県美で取り上げられています。
ブログで鑑賞記を上げるのも過去に2回あります。
2016年「富本憲吉 憧れのうぶすな」展 
2011年「富本憲吉 模様の世界」展
今回は3年ぶりの企画展。
タイトルにある通り「彼はなぜ日本近代陶芸の巨匠なのか」という切り口から、彼の美の感性がいかにして育まれたのかを理解するための、富本芸術の入門編という構成となっています。また新収蔵品21件のお披露目もあって、富本ファンとしては嬉しい展覧会でした。

展示構成は以下の通りです
1:富本憲吉の生い立ち
2:大和時代―作家としてのスタンスの確立 
3:東京時代―洗練される作風、そして色絵磁器へ
4:京都時代―終わりなき創作への意欲
5:くらしを彩る―日用品の制作と量産の試み

会場には、富本憲吉が残した言葉がパネル展示されていました。
その中の一つですが、印象に残った文章を記しておきます。
「私は前述のように記憶が幾分混入してもやはり直接草花から描くことを今もやり続けている。構成的なもの、幾何的なものも、一切実際のものからやりあげるようにしている。自然からという言葉は一種の合言葉のようにどこでも誰にでもいわれることだが、世上一般の模様を見ると絵の写生で未だ一歩も模様にふみ込んでいないもの、便化とか応用とか雲をつかむような言葉にかくれて自然の美しい均衡を破ればあるいは特別に曲げて左右相称にしたものが模様であると心得ている者が多いようである。一体模様とは如何なるものかということさえ充分論議されずにただ天平を楽浪を何時まで繰りかえすつもりだろうかと思う。」

富本憲吉入門~彼はなぜ日本近代陶芸の巨匠なのか
会場:奈良県立美術館
会期:2019年6/29(土)~9/1(日)9:00~17:00
休館日:毎週月曜日(7/15と8/12は開館)と7/16・8/13
会期中の催し:
◆7/21  14:00~15:30
講演会「富本憲吉の遺品写真からみる、制作と暮らし」 
講師:森谷美保氏(実践女子大学・学習院大学非常勤講師)
場所:1Fレクチャールーム(80席・先着順)
◆8/18  14:00~15:30
美術講座「富本憲吉の模様と形」 
講師:飯島礼子氏(県美主任学芸員)
場所:1Fレクチャールーム(80席・先着順)
◆学芸員によるギャラリートーク 
日時:7/6・7/20・8/3・8/17・8/31   14時~

2019年7月13日土曜日

「ライトアップ」「夏の鹿寄せ」始まります*

今年も「ライトアッププロムナード2019」が始まりました。
期間は7/13(土)~9/29(日)19:00~22:00(9月は18:00~22:00)
奈良倶楽部から徒歩15分の東大寺大仏殿。
大仏殿、中門、南大門のライトアップは期間中(7/13~9/29)のみ行われますので、夕暮れからのお散歩にどうぞお出かけ下さいませ。


ライトアップされる、その他の場所~●興福寺五重塔●春日大社一の鳥居●浮見堂●奈良国立博物館本館●仏教美術資料研究センター●猿沢池●平城宮朱雀門大極殿●薬師寺~は、期間限定ではなく通年期間ライトアップされています。
仏教美術資料研究センター↑と奈良国立博物館本館↓はこんな感じ。
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そして「夏の鹿寄せ」は
7/14(日)~9/22(日)の期間中のすべての日曜日に実施されます。
時間は9:30から15分程。場所は飛火野にて。
ナチュラルホルンの音色に誘われて集まってくる鹿達。
夏の鹿寄せでは、今年生まれたばかりの子鹿ちゃんたちの可愛らしい姿も見ることができますよ!

若草山夜景観賞バスのご案内

若草山山頂から一望する奈良の夜景は「新日本三大夜景」のひとつだそうで、今年も夏季限定の「夜景観賞バス」が運行されます。 
車がないと山頂まで行くのが不便な旅の人には、このバスはリーズナブルで便利かなと思います。夏の間の週末限定で運行されますので、この機会に是非どうぞ! 
若草山夜景観賞バス
運行期間:7/13(土)~9/22(日)の土・日曜日と8/12(月)
※7/15・9/16の祝日は運行しません。
行程表:JR奈良駅前(19:30発)⇒近鉄奈良駅前(19:35発)⇒若草山山頂(20:00着~約30分間)⇒県庁前(20:53着)⇒近鉄奈良駅前(20:55着)⇒JR 奈良駅前(21:00着)
乗車場所:JR 奈良駅東口④番のりば/近鉄奈良駅前⑳番のりば
料金:大人往復600円/小人往復300円
問合せ:奈良交通お客様サービスセンター(TEL.0742-20-3100)
※路線バスでの運行のため多客時にはご乗車になれない場合があります。 また荒天時は運休する場合があります。
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ちなみに、新日本三大夜景は・・・
夜景倶楽部の有志によって組織された非営利団体「新日本三大夜景・夜景100選事務局」が選定した、日本で特に美しい3か所の夜景で、2003年4月に発表されたもの。
皿倉山から望む、福岡県北九州市の夜景
若草山から望む、奈良県奈良市の夜景
山梨県笛吹川フルーツ公園から望む、山梨県甲府盆地の夜景
・・・だそうです。

2019年7月12日金曜日

7月のお出かけ情報③~後半の寺社伝統行事

7月後半の寺社伝統行事のご案内です。
夏の奈良旅のご参考にどうぞ。
◇7/15 18:00~ 正蓮寺「大日さん」
問合せ:0744-22-4001

◇7/16 19:00頃  鴨都波神社 夏祭り「すすき提灯献灯献灯行事
問合せ: 0745-62-2176

◇7/16~7/17 天河大辨財天社例大祭」   
7/16 19:00〜宵宮祭 
7/17 10:00〜神楽奉納 採燈護摩 能楽奉納
問合わせ:0747-63-0558
◇7/17 17:00〜 法華寺「蓮華会式」  
本堂前の茅の輪をくぐり、夏の厄除け祈願をする法要。
2009年7月に訪れた様子はこちら→
17:00より拝観無料となります
18:30頃より行燈に火がともされ
19:00に茅の輪の開眼、本堂にて蓮華会式が厳修されます。
※台風等の場合は18日に順延。
問合せ:0742-33-2261

◇7/17 17:00~21:00 おふさ観音夏祭り
問合せ:0744-22-2212

◇7/20  13:00~19:00 往馬大社「銀河祭」
問合せ: 0743-77-8001
(※今年から夏休み最初の土曜日に変更)

◇7/18~19 13:00〜 元山上 千光寺「きゅうり加持」
問合せ: 0745-45-0652

◇7/20 14:00〜 西大寺「饒益坊忌にょうやくぼうき
問合せ:0742-45-4700

◇7/20・7/21 喜光寺盂蘭盆会」 
問合せ: 0742-45-4630

◇7/23 15:00~  西大寺「奥の院 地蔵会式」
問合せ:0742-45-4700

◇7/23 16:00~ 伝香寺「地蔵会 着せ替え法要」  
裸のお地蔵さんとして知られる秘仏地蔵菩薩立像が本堂内で特別公開されます。衣の着せ替えは何よりの供えとして興福寺の妙法尼が母の菩提を弔うため1228年より始められました。
問合せ: 0742-22-1120

◇7/23 17:30~21:00 福智院地蔵盆夏祭り
問合せ:0742-22-1358

◇7/23 18:00~20:00 十輪院地蔵盆
本堂の軒下に多数の提灯を吊るし堂内を照らします。
問合せ:0742-26-6635

◇7/23 14:00~ 當麻寺蓮華法会と写仏会 」
中将姫が當麻曼荼羅を織り上げた日に因み、曼荼羅完成を祝う行事。
中之坊写仏道場の當麻曼荼羅の前で、伝統の法会が営まれます。
美しい絵天井の下で、蓮華法会のゆるやかな声明・読経の声を聞きながら写仏をすることができます。
問合せ: 0745-48-2001

◇7/23・7/24  帯解寺子安地蔵会」 
7/23のみ 19:00〜紅白の岩田帯を持って町中を練り歩き、本尊にその帯をお供えして安産や求子を祈願する岩田帯練供養が行われます。
7/23・24 19:30〜大法要厳修
本尊の子安地蔵は鎌倉時代の寄木造。(重要文化財)
問合せ:0742-61-3861

◇7/24 8:00~ 東大寺知足院「地蔵会 」
毎年7/24の朝に一般公開されるのみ。
8:00から1時間程の法要の後にお参りさせていただけます。
2016年の様子はこちら→

◇7/24 18:00~ 法隆寺東院地蔵会
伝法堂が特別開扉されて法要が行われます。
問合せ:0745-75-2555

◇7/28 東大寺「解除会げじょえ 
大仏様の前に茅草で作った約2mもの茅の輪が設けられ
東大寺の僧侶がこれをくぐって 
盧舎那仏に夏越しを祈る法要が行われる。
法要は8:00~9:00
茅の輪くぐりは8:00~、一般参拝者9:00〜15:00
問合せ:0742-22-5511
2014年の様子はこちら→ 

◇7/28  10:00〜 円成寺「不動尊護摩供養」
問合せ:0742-93-0353

◇7/28 11:00〜 元興寺肘塚不動尊供養
問合せ: 0742-23-1377

◇7/28 畝傍山口神社でんそそ祭
10:00〜祭典 
問合せ:0744-22-4960

◇7/30・7/31 綱越神社 「おんぱら祭」
7/30 16:30〜宵宮祭 7/31 10:00〜例祭 19:30〜奉納花火大会
問合せ:0744-42-6633

◇7/31 17:00~ 吉野神宮「茅の輪くぐり」
問合せ:0746-32-3088

◇7/31 19:00〜 高鴨神社夏越の大祓い
問合せ:0745-66-0609

2019年7月11日木曜日

文月の花巡り*

蓮の花・紫陽花・百日紅・合歓の花・柘榴の実・桔梗・紫式部
この季節の花をさがして廻ってみました。

聖武天皇陵
たくさんの蓮が花開いて見頃を迎えています。

春日野園地の片隅に紫陽花が咲いているところがあるのですが、まだまだ綺麗に咲いていました。
浮見堂では、百日紅と合歓の花。

百日紅はこれから、合歓の花は終わりかけでしょうか。


二月堂の柘榴の花は、いつの間にか大きな実になっていました。
そして、二月堂のあるところに桔梗の花が咲いていますよ。
三月堂前の百日紅は、割と早くから咲き始めます。

そして最後に、奈良倶楽部の看板のところに
今年も忘れずに、紫式部が花が咲き始めました。
(撮影は7/9午前中)