2021年2月28日日曜日

二月堂修二会2021*「大中臣祓い」とニコ生

「参籠宿所入り」を時間に遅れて拝見できなかったリベンジ、というわけではないのですが、18時からの「大中臣祓い」を拝見してきました。食堂周辺は立入禁止されているから、どういう感じになっているのかそれも見ておきたい気もあって出かけたのですが、こんな様子でした。

食堂周辺や湯屋の前が立入禁止エリアなので、閼伽井屋のところからの見学になります。
NHK撮影クルーは特等席で。13日の放送が楽しみです。
そうこうしているうちに18時ちょうど。「お祓いにござろう、お祓いにござろう」という声とともに 参籠宿所から出てこられた練行衆は細殿の方へ。
「咒師」の上司永照師によって祓詞が黙読され、御幣を振って祓い清めの儀式が行われました。(動画をInstagramに上げています
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閼伽井屋を見上げれば鵜、光煌めく二月堂。
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そして、今日の深夜(日付が変わって3/1の1時頃)にいよいよ始まる「開白法要」。今年は、ニコ生動画が14日間《修二会本行中の東大寺二月堂の外観を生中継》を連日生中継されますので、タイムシフト予約をしてそちらで拝見しようと思っています。
3月1日に日付けの変わった午前0時スタートで、本行中の14日間に渡って屋外から二月堂の様子を連日生中継されます。こちら
楽しみですね!

二月堂修二会2021*諸注意事項と湯屋修祓

練行衆参籠宿所入りの2月末日
まだ朝のうちなら二月堂へお参りに伺えるかと行ってまいりました。

コロナ禍の今年は、お松明見学や堂内聴聞について様々な制限がかかります。二月堂周辺もコーンが設置されていたり、注意事項の張り紙があったりで例年と違う雰囲気でした。


湯屋や食堂周辺も立入り規制されます。
登廊も通行できません。その他、張り紙での注意事項は・・・
お松明前から終了まで、舞台滞在はできません。
3/1~3/11のお松明見学については、竹柵内芝生は17:00開場。
三月堂北門や二月堂南階段エリアはお松明中は立入り禁止。
お松明見学で二月堂下へ行く進路も決められています。
通常、奈良倶楽部からは裏参道を通って二月堂へ向かうのですが、裏参道入り口は閉鎖されています。
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では今朝の二月堂周辺の様子をどうぞ!
例年なら8:30頃に椿の造花の運び入れがあるのですが、今年は遅れて10時前くらい。同じく8:30頃に手向山八幡宮宮司さんによる湯屋お祓いがあるのですが、こちらも遅れて9時回って行われました。

湯屋修祓が終って湯屋の中がわさわさと動き出して、一年ぶりに二月堂周辺に活気が漲ってきました。
仏餉屋のところの椿。
飯道社の上の白梅も満開になって春の訪れを喜んでいます。
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この後、お昼間の用事を済ませて、午後からは参籠宿所入りに伺おうと思っていたのですが・・・。
コロナ禍の今年は例年の時間通りにはいかないことも多く、今年は30分も早く別火坊を出発され、お見送りに間に合わなかったのでした。

・・・というように、例年通りのタイムスケジュールとは違う場面が何度かありましたので、お出かけの場合はよくお気をつけて下さい。

2021年2月27日土曜日

3月のお出かけ情報②~社寺伝統行事

春の訪れが待ち遠しい季節になりましたが、一向に状況が落ち着かないコロナ禍。社寺の伝統行事でも、密を避けるために神職や僧侶のみで執り行い、一般参列をご遠慮いただいたり、オンライン配信されたりと、コロナ禍の状況に対応されて行われています。

奈良に春を呼ぶといわれる東大寺二月堂の「お水取り」も然り。
他の行事についても2月末時点で発表の情報を記載しています。
状況に応じて変更になる場合もありますのでご了解ください。
◇3/1~3/14 東大寺二月堂「修二会(お水取り)」
修二会拝観・お松明見学についてと、行法の配信及び放送については
東大寺公式HPのトップページをご覧ください→
問合せ:0742-22-5511

◇3/2 10:00〜 喜光寺行基会大祭」 
中風除・ガン封じの祈祷・住職の法話や、おぜんざいの接待
14:30~柴燈大護摩会 ・火渡り
問合せ:0742-45-4630

◇3/5 10:00~ 興福寺本坊北客殿「三蔵会
問合せ:0742-22-7755

◇3/9 14:00~15:30頃 正暦寺人形供養
問合せ:0742-62-9569 
※3/9の日以外でも人形供養を受付されています。詳しくはこちら

◇3/11 慈眼寺「二の午厄除祈願法要」
問合せ:0742-26-2936

◇3/11 大安寺「馬頭観音厄除法要」
馬が牧草を食むように諸々の悪を食いつくし災厄を除く厄除の仏様として信仰されている馬頭観音像。法要では護摩が焚かれ災厄除けの「秘文神符」が授与される。
問合せ:0742-61-6312

◇3/13 9:00~ 春日大社「春日祭(申祭)」 
王朝絵巻さながらの春日大社の例祭。
※拝観不可です。
問合せ:0742-22-7788

◇3/14 宝山寺般若窟柴燈大護摩供
問合せ:0743-73-2006

◇3/15 11:00~ 春日大社「御田植神事」
※拝観不可です。
問合せ:0742-22-7788

◇3/20 菅原天満宮筆まつり」 
※神事のみ関係者で催行されます。
問合せ:0742-45-3576

◇3/22~3/24 13:00~ 法隆寺お会式
※堂内での参拝はできません。
問合せ:0745-75-2555
ブログ内過去記事

◇3/23 13:00~ 薬師寺金堂「お身ぬぐい」
問合せ:0742-33-6001

◇3/25・3/26 安部文殊院「文殊お会式」
問合せ:0744-43-0002

◇3/25~3/31 薬師寺金堂「修二会 花会式
奉納行事・稚児行列・聞香席・拝服席・野点席・参籠を中止
金堂入堂に際し、検温、マスク着用、連絡先記入の協力
結願法要は僧侶のみで厳修(参拝は金堂堂外正面より)
詳細についてはこちらを参照してください。

◇3/31 20:30頃〜花会式結願を飾る「鬼追い式」

2021年2月26日金曜日

「祈りの回廊」春夏号

いつもブログの中の「お出かけ情報~秘宝秘仏公開」でお世話になっている冊子「祈りの回廊」。3~9月号が新しく発刊されました。

わずか十数ページながら、とても充実した内容で

巻頭は「祈りのかたちと仏教建築」専門的なお話がたいへんわかりやすく書かれていて興味深かったです。
また聖徳太子が通った「筋違道」を訪ねてでは、1400年御遠忌の今年、聖徳太子の通勤路だった太子道周辺のゆかりの地を紹介。
中将姫ゆかりのお寺も訪ねてみたいし、長く奈良に住んでいながらまだまだ知らないところもあって、あらためて「奈良はおもしろいなぁ」と思いました。
そして、興味深い取り組みも紹介されていました。
祈りの回廊アプリ「スマホで巡礼」3/1~9/30
スマホでアプリを無料ダウンロードしてご利用いただくのですが、配信が2月末のようで、このブログを書いている時点ではまだ配信されていませんでした。
「スマホで巡礼」で検索して是非チャレンジしてみたいと思います。
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「祈りの回廊」紙版をご希望の方はご連絡いただければお送りしますので、ご遠慮なくどうぞ!またデジタル版( )もそのうちに更新されると思いますのでご覧ください。

2021年2月25日木曜日

3月のお出かけ情報①〜秘宝秘仏公開

春まだ浅き奈良大和路の寺社特別拝観のご案内です。
奈良への旅のご参考にどうぞ++

◇3/1~3/14 法華寺「古代ひな人形展」
問合せ:0742-33-2261

◇3/1~3/31 大安寺馬頭観音立像特別公開」 
天平時代の秘仏 日本最古の馬頭観音立像を特別開扉。
問合せ:0742-61-6312

◇3/1~4/18 壺阪寺大雛曼荼羅公開
問合せ:0744-52-2016

◇3/1~5/31 不退寺春季特別公開
在原業平画像や伊勢物語、古今和歌集などが公開される。
問合せ:0742-22-5278

◇3/1~5/31 安倍文殊院 「春の寺宝展
問合せ:0744-43-0002

◇3/1~6/30 長谷寺本尊大観音尊像
◇3/1~6/30 長谷寺本坊大講堂特別拝観
問合せ:0744-47-7001

◇3/1〜2022年1/16 薬師寺「特別公開」
平山郁夫画伯奉納「大唐西域壁画」(玄奘三蔵院伽藍)
食堂特別公開
西塔初層特別開扉
問合せ:0742-33-6001

◇3/6~3/13 帯解寺秘仏特別公開
安産祈願の古寺で、本尊の地蔵菩薩(重文)はじめ、三面六臂大黒天蔵や虚空蔵菩薩坐像などの秘仏、春日赤童子画像などの仏画が特別公開されます。
問合せ:0742-61-3861

◇3/8 浄瑠璃寺国宝三重塔初層開扉日
※好天の日に限ります。
問合せ:0774-76-2390

◇3/11 慈眼寺「聖観世音菩薩特別公開」(但し祈祷者のみ)
問合せ:0742-26-2936

◇3/12  伝香寺
 「本尊釈迦如来・南無仏二歳像と地蔵菩薩像納入品特別公開」
奈良の三大名椿のひとつ散り椿で著名なお寺。 
「はだか地蔵尊」と愛称される地蔵菩薩像(重文)は月曜日以外拝観できます。 
問合せ:0742-22-1120

◇3/13~3/23  安養寺「阿弥陀如来立像」

◇3/16 13:30~15:00 當麻寺中之坊導き観音ご開帳
問合せ:0745-48-2001

◇3/17〜3/23  福智院「宝冠の十一面観音像」
問合せ:0742-22-1358

◇3/17~3/23 興善寺「観経曼陀羅拝観」
問合せ:0742-23-7007(要予約)

◇3/20~4/7 法華寺「国宝十一面観音立像特別開扉」
光明皇后の姿を彫り上げた伝わる平安初期の仏像です。
問合せ:0742-33-2261

◇3/20~5/31 法隆寺大宝蔵殿での秘宝展
国宝・重文指定される宝物が2300点余りある法隆寺で、通常拝観できない寺宝が春と秋の年2回特別公開されます。
問合せ:0745-75-2555

◇3/21~5/20 浄瑠璃寺秘仏吉祥天女像特別公開
吉祥天女像厨子の扉絵も一見の価値ありです。
問合せ:0774-76-2390

◇3/23~4/7 海龍王寺十一面観音特別開帳
錐金文様の美しい仏様です。
問合せ:0742-33-5765

◇3/27〜5/5 金峯山寺金剛蔵王大権現特別開帳
問合せ:0746-32-8371
※令和3年2月23日~令和10年頃まで 奈良国立博物館にて
金峯山寺仁王門金剛力士立像が特別公開されています。詳細

2021年2月23日火曜日

県立図書情報館へ*

奈良県立図書情報館で開催の写真展『ともに、暮らす』。
ブログ繋がりで知り合った方たちが関わっている里親制度。
この里親制度をもっと知ってもらおうと、何組かの里親家庭の日常を撮影した写真展。
撮影をした方もSNSで繋がっていて、久しぶりにお目にかかることができ、少しお話も伺えて、血の繋がりはないけれど家族として暮らす里親について、少しですが知るきっかけになったように思います。
写真展は2/28まで開催です。
さて、写真展のチラシの下に見えるのは、ゼンリンの地図。
1970年代の奈良市内の商店街や奈良公園のページのコピーです。
実はこれ、先日アップされました「奈良、旅もくらしも」の連載第2回めの資料なのです。
わたしと奈良「第1回 幼き日の思い出」の2回目は、中学高校大学時代の奈良の思い出を書こうと思って(・・・まだ一字も書けてないのですが)、あの頃うろうろしていた商店街のあのお店の名前はなんだっけ?と調べに行ったという次第。
こういう地図を隅から隅まで見ていると本当に面白いですね。
何十年経っても奈良は変わっていないとよく言われますが、大きな変化はなくても、前はこうだったんだと地図から知ることができ、想像するだけで楽しいです。わたしの知っている思い出の中の奈良をぼちぼち書いていきますね。(こぼれ話も書きますと言いながらまだですが、そのうちぼちぼちと・・・)

2021年2月21日日曜日

二月堂修二会2021*「社参」

毎年、修二会の追っかけや聴聞をして感動したできごとをブログに綴っていますが、コロナ禍の今年は過度な参拝は控えようと思っています。それ故ブログも例年ほどの熱量はないと思いますが、まず今年初めて修二会のことを書くにあたって、タイトルに『二月堂修二会2021』と、今年の2021を記せたことに感謝して・・・。
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今日は、練行衆が行中の無事を祈願して境内諸堂を参拝して回る「社参」がある日。拝見するのも戸外だし、練行衆の方に近づくわけではないから、遠目にお参りさせていただこうと出かけました。

別火坊出発が13:00ちょうど。先に二月堂さんへお参りしてから、密を避けて大仏殿西側で待機。カメラのレンズを望遠にして、カメラ越しに練行衆の方々に手を合わせます。
今回は諸堂で参拝されるすべてを追っかけたのではなく、所々の広い場所で待機して練行衆の皆様を撮影させていただきました。
21日の社参の全体の流れは、最初から最後まで追いかけた2015年の過去記事を参照してください。
大仏殿西側まで来られたところで練行衆のお顔がよくわかりました。

大仏殿参拝
NHKさんが取材に入ってます。昨日からNHK担当プロデューサーによる「お水取り日記」も始まったみたいで、更新が楽しみです。→
大仏殿参拝の後は天皇殿参拝のため南大門の方へ
ここから私は先回りして、梅の花越しに練行衆を撮りたいと上ノ坊の前で待機。(Instagramに動画をアップしています→
練行衆の皆様は開山堂をお参りして、湯屋へ向かいます。
練行衆はここで参籠の意思を確認する「試みの湯」に入ります。
約半時間近く。練行衆が「試みの湯」に入っている間、この鹿ちゃんはずっとここで待機していました。
湯屋から出て、二月堂舞台から聖武天皇陵を遥拝。
今年はもう菱灯籠が掛けられていました。(過去記事には菱灯籠は見当たらず)この後、南の石段を通って興成社の前を通り、食堂南の広場で解散されるのですが、私はここで失礼いたしました。
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その後、堂童子さんによる注連撒きが行われるのですが、注連輪を取り合う童子さん達の密を避けるため、今年は三つの束にして3人にほぼ手渡し状態的に投げて、取り損なうことなくキャッチされる流れになったと、最後まで残って見学の友人より、その様子の写真をいただきました。
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おまけの画像>>
大仏殿東側の猫段あたりに馬酔木
僧坊跡北側の資材置き場に満開の白梅
大仏池西側の奈良公園事務所の庭に河津桜も咲いていました。
あちらこちらに春の訪れを感じて、今年も始まった春を呼ぶ修二会の無事満行を祈るのでした。

2021年2月20日土曜日

旅に出たい!

「旅」の定義は人それぞれ。
遠くへ出かけなくても日常の中にもたくさんの「旅」めいたことを見つけることはできるし、コロナ禍の昨年には、Gotoトラベルでお得にお泊りしたり、地元住民向け割引クーポンで地域を再発見したりと、今まで以上に多種多様な「旅」の提案がありました。
でも、その人それぞれの一番の旅をちょっと我慢しているというのも、このコロナ禍の一年だったように思います。

旅の紀行文を読んだり、テレビの旅番組やSNSで見た誰かの写真で「行きたい!」と旅心を大いに刺激されて、いつかコロナが終息したら旅に出るぞ!と、何とか今はそういう気持ちを温めることで旅心を落ち着かせているのも正直な話。
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旅心を刺激されると言えば、先日とても素敵な絵本をいただいたのです。登場人物とそのホテルが私と奈良倶楽部みたいと、お客様が送って下さった「ぼくのたび」という絵本。

「ぼくのたび」(著者:みやこしあきこ/出版社:ブロンズ新社)

小さな町で小さいけれど居心地のいいホテルを経営する「ぼく」。
毎日世界中からたくさんのお客さんがやってきて、お客さんを迎えるだけのぼくも、いつか世界中を旅したいと、夢の中で遠くへ旅する自分を想像する。

ページをめくるたびに旅への憧れが募り、そして何より、ホテルマンのぼくの仕事ぶりから、お客様を迎える側のこの醍醐味をもっと味わいたい!という気持ちになりました。

奈良倶楽部の朝の一コマ?と思ったページ。
ぼくはお客さんから知らない国の話を聞く。そしてぼくの町について話す。この小さな町のことなら何でも知っているからね。
朝食の席での、お客様とのこのようなやりとりや、ホテルの一日の仕事のながれ。
朝が来る。いつもと変わらない一日の始まり。
さぁ、もうすぐお客さんがやってくる。
ホテルの仕事が一段落したらいつもの場所でゆっくりと手紙を読む。
前にここに泊まっていったお客さんからだ。
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どこか遠くへ行きたいという旅への憧れ、まだ見ぬ旅への想いもさることながら、小さな町で小さなホテルを経営する主人公が自分自身にも重なって、ホテルでの一日の仕事のあれこれを、いつかホテルを閉めた時に懐かしく思い出すのではと、そんなことまで思ってしまいました。
遠い世界、知らない土地をまた旅したいなぁと思いながら、コロナが終息する頃にはすっかりおばあさんになっていて、世界を股にかけて旅するなんてできるのかしら?とも考えてしまいそう・・・いやいやいや、絶対また出かける!そして絶対またたくさんの旅人を迎える!
モチベーションを持って、想像の翼も羽ばたかせて、しばし旅を思うひととき。素敵な絵本をありがとうございました。

2021年2月19日金曜日

3/13「修二会」がNHKで生配信!

コロナ禍の今年の二月堂修二会は局での聴聞ができませんが
NHKBSプレミアムでテレビ放映(それも生中継!)されます!!

番組ホームページより(画像↑もサイトより拝借)

コロナ禍の今年、感染症対策のため非公開で行われる東大寺修二会「お水取り」を、特別な許可を得て衛星3波同時に生放送する。
奈良時代から連綿と受け継がれてきた深夜の秘儀を生中継するのは、史上初めて。
秘儀の中でもインドやペルシャの影響があるといわれる聖なる炎の儀式「達陀だったん」は衝撃的だ。
二度と見られない貴重な映像を8Kの高精細画像で届けるため、クルーの一部は1か月の隔離生活に入っている。
国宝二月堂の堂内を照らすのは、灯明や松明の揺らめく炎のみ。
奈良時代と変わらぬ闇と光の合間に「見えざる世界」への扉が開く。
天下泰安・万民快楽・五穀豊穣・疫病退散を祈り、大仏開眼と同じ年に創始されて以来1270回目の今年。
特別な年の特別な祈りを、ぜひ生放送で同時に体験してください。

<<放送日時>>
BSプレミアム 第1部 3/13(土)18:30~19:30 
BSプレミアム 第2部 3/13(土)22:30~3/14(日)1:15

なんと!なんと!
このニュースを知ってドキドキワクワクしています。
その他に、ニコニコ動画にて遠景から二月堂をライブ配信されるようです。(3/1~3/14)

2021年2月16日火曜日

WEBメディア「奈良、旅もくらしも」

WEBメディア「奈良、旅もくらしも」に連載ページをいただくことになり、第一回めが公開されました。
【連載】わたしと奈良「第1回 幼き日の思い出」

文中にも書いていますが・・・
今回は、自己紹介も兼ねた奈良倶楽部を始める前の32年間、特に「奈良」との思い出を記憶の底から掬い上げ、昭和30年代から昭和の終わりまでの「私の見た奈良」を書いていきます。個人的な思い出話で恐縮ですが、ちょっと昔の半世紀から四半世紀前の奈良を旅する気持ちで楽しんでいただければと思っています。

まだブログではWEBメディア「奈良、旅もくらしも」についてお知らせしていませんでしたが・・・

「奈良、旅もくらしも」は、「旅」と「くらし」を分け隔てない奈良のwebメディアで、日常を離れて特別な体験をする「旅」は、地域に日々暮らしている方の仕事があって成り立っています。 誰がどこで何をしてきたのか、しているのか 外から訪れる旅の人にも、住んでいる地元の人にも 更に奈良を楽むための情報を伝えて発信をしていくwebメディアです。

コンテンツも充実していて
「あの人とお話」では、「編集者・徳永祐巳子のふむふむ人訪記」や、インタビューなどの特集記事。
今回は、以前に浮遊代理店というギャラリーカフェをされていた奥田エイメイさんと、ホテル尾花の中野聖子さん。お二人ともよく存じ上げている方なので、とても楽しく拝読しました。
ちなみに、2000~2006年まで奈良倶楽部もギャラリー展示をしていて(カフェも)、展示してくださる作家さんを探しに浮遊代理店へ行って、紹介してもらったこともありました。懐かしい思い出です。

「たびくらレポ」は、イベント行事や展覧会などのレポートで
今回は「奈良蚤の市」レポでした。

「Pickup店&場所」は、新規店や、既存のお店の新規メニュー、施設、場所などの紹介記事。元・奈良の地域情報誌の編集者セレクトのお店はとても参考になります!

「読む旅、読むくらし」はコラムや連載記事。
ここに私も連載ページを持つことになったわけですが、私はさておき、連載執筆メンバーのお話は、知らなかったことも多く、それだけに知る楽しみもあり興味が尽きません。


あとは、倉橋みどりさんの小説が公開待ちかなと思います。

今日のブログでは、WEBメディア「奈良、旅もくらしも」をご紹介いたしましたが、次回は、わたしと奈良「第1回 幼き日の思い出」のこぼれ話などを・・・(続く)

2021年2月15日月曜日

長谷寺「だだおし」追いかけ再生

長谷寺の「修二会結願だだおし法要」のライブ配信
ただ今、YouTubeで追いかけ再生できます→
昨日のライブ配信を見逃した方、是非是非ご覧ください!

「やまとびと」岡下さん達がカメラ5台を駆使して渾身の映像配信
臨場感がすごくて、視聴しながら気分も高揚して見入っていました。
最後に行われる松明行事もさることながら
法要中のお声明も素晴らしく、またこんな角度から、目の前に誰もいなくて独り占め状態で拝見できて、そして見守ってくださっている観音様の神々しいお姿も美しくて、何とも有難い法要中継でした。
何より、リモート配信参詣の各位にもご宝印を押して下さるという宝印授興では、合掌しておでこをパソコン画面に向けておりました。

コロナ禍での法要の配信、去年までは考えられなかったことでしたが、本当にありがたいです。ありがとうございました。