2019年6月30日日曜日

7月のお出かけ情報②~前半の寺社伝統行事

7月前半に行われる寺社の伝統行事や年中行事をご案内致します。
奈良への旅の参考にどうぞ。
◇7/1 天理市氷室神社「献氷祭」
氷室神社は闘鶏つげの氷室といい、朝廷に氷を献上した地であります。氏子らが大勢集まり拝殿で献氷祭が行われます。
問合せ:0743-63-1001(天理市役所)

◇7/1~8/31 7:00~16:30 おふさ観音 「風鈴まつり
問合せ: 0744-22-2212

◇7/2 11:00〜金峯山寺蔵王堂「半夏生・大般若転読法要
問合せ:0746-32-8371

◇7/3 深夜3:00〜 信貴山朝護孫子寺毘沙門天王御出現大祭
問合せ:0745-72-2277

◇7/5 8:00〜 東大寺「俊乗忌」
鎌倉期の復興に尽力した俊乗房重源上人のご遠忌法要
問合せ:0742-22-5511

◇7/6 丹生川上神社上社「夏越大祓式・七夕燈籠祭」
問合せ:0746-52-0733

◇7/7 10:30~22:00 龍田大社風鎮大祭 
祭りの起源は約2100年前。第10代崇神天皇の御代、風水害・凶作・疫病を鎮めるために“風の神”を龍田大社にお祀りしました。以降、豊作を祈願し、丁重にお祭りが斎行されています。午前中は祝詞の奏上。午後には「風神太鼓」、地元氏子による「河内音頭」の奉納。
クライマックスには「風神花火」が打ち上げられ神賑行事が営まれます。(風神花火は21:00頃~ )
2011年に見学したブログ記事はこちら→
問合せ: 0745-73-1138

◇7/7 10:00~ 霊山寺解除会・茅の輪くぐり・象鼻杯
問合せ:0742-45-0081

◇7/7 10:00〜 興福寺弁才天供
興福寺の弁才天は、窪弁才天と称し、弘法大師が天川の弁才天を勧請したと伝えられる。三重塔内に安置してある窪弁才天像は、世尊院からの客仏であるが、古様を伝える像である。
三重塔特別開扉は9:00~16:00
問合せ:0742-22-7755

◇7/7 11:00~11:30 元興寺蛙石供養
大阪城の堀に有った淀君の霊が宿っていると言われる
蛙の形をしている自然石の供養。
問合せ:0742-23-1377

◇7/7 大安寺弁才天夏祭り
問合せ:0742-61-6312

◇7/7 夕刻 法隆寺弁天会
問合せ:0745-75-2555

◇7/7 10:00~12:00 「奥田の蓮とり行事 」 
大和高田市大字奥田には、この日朝暁から多くの修験者が訪れ
捨篠池すてしのいけでは蓮とり船も出て蓮切りが行われます。
ここは、役小角の母、刀良売とらめが住んでいたところです。
役小角が産湯をつかったところともいわれる弁天神社の周囲の蓮池から清浄な蓮の花を特別に集め、蔵王権現にお供えします。
蓮切りが終わると、修験者達は、町内の行者堂、刀良売の墓、弁天神社などに蓮華を献じ、古式にのっとり採燈大護摩供を行ったのち、吉野山へ向かって出発します。
場所 : 大和高田市大字奥田
交通 :近鉄大和高田駅下車、無料臨時バス運行
問合せ:0745-53-8200(大和高田市文化振興課)
2016年に見学したブログ記事はこちら→

◇7/7  金峯山寺蔵王堂「蓮華会・蛙飛び 」
※蛙飛び行事は16:00頃
大和高田市奥田・弁天池の蓮の花を蔵王権現に供える法会。
・大青蛙を乗せた太鼓台が竹林院前を12:30出発
・蓮華会内法要:15:30ごろ
・蛙飛び行事 :16:00ごろ
・採灯大護摩供:17:00ごろ
問合せ: 07463-2-8371
2016年に見学したブログ記事はこちら→

◇7/7 19:00〜 薬師寺「弁天祭」
問合せ:0742-33-6001

◇7/7 棚機神社「棚機祭り」
「タナバタサン」の地は、有志による保存会が結成され、平成4年に棚機神社として祭祀が復活しました。7/7、この棚機神社において「七夕祭り」がささや かに営まれています。岩橋山を背に、大和平野を見下ろす傾斜地に静かに鎮座する神社ですが、この日は笹飾りで華やかに彩られます。
問合せ:0745-48-2811

◇7/7 地福寺「蓮華祭」
13:00~法要 護摩焚き
問合せ:07472-2-4476

◇7/10 9:00~12:00 阿日寺「恵心忌大法要」
問合せ:0745-76-5561

◇7/13 17:00〜八坂神社「祇園祭り宵宮祭」
奈良きたまちの小さな神社です。
今年も、宵宮にはきたまちのお店が出店します。
どうぞお楽しみに!そしてどうぞお越しくださいませ。
過去記事はこちら→2011年 2015年 2016年

2019年6月29日土曜日

お休み明けの仕事始めはお花の生け替えから

裏庭の紫陽花が美しいまま残っていてくれて、水引草もたくさんの花芽が出て、あれやこれやと館内をお花でいっぱいにしています。
昨晩、久しぶりに奈良に戻って感じたことは、梅雨の湿気を含んでいたせいもあるのでしょうが、奈良の空気には独特の匂いがあって、それをとても懐かしく思えたのでした。
この度はお休み中にも関わらず、たくさんのご予約をいただきありがとうございました。7月も休館日が多い月となっていますが、メールやお電話にてご予約やお問い合わせはお受けしていますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2019年6月24日月曜日

6・7月の奈良倶楽部は・・・*

6・7月の奈良倶楽部は少し休館日が多くなっています。期間中にご宿泊を考えて下さっているお客様には大変申し訳ございません。
本日から28日までもお休みをいただいていますが、ご予約受付やお問合せには対応していますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
6~7月は「梅雨の割引きプラン」で少しお得にご宿泊いただけるのと
行列必至の「ほうせき箱」さんのかき氷が確実に食べられるプランなどもご用意しています。
また夏休みの燈花会期間中(8/5~8/14)は、さっぱり冷たい柚子ジュースを召し上がっていただける「燈花会プラン」もございます。
ご連絡は、お電話(090-9253-5387)やメール(ktnaraclub@gmail.com)でお待ちしています。
::
私事ですが・・・

2019年6月23日日曜日

7月のお出かけ情報①~秘宝秘仏公開


<<公開中の秘宝秘仏>>
◇〜7/31 談山神社秘仏談峯如意輪観音」8:30~16:30
談山神社に残る唯一の仏像。
問合せ:0744-49-0001 

◇〜8/18 喜光寺宇賀神特別開帳
問合せ:0742-45-4630 

◇〜8/31 安倍文殊院金閣浮御堂 夏の寺宝展」9:00~17:00
問合せ:0744-43-0002

<<今月からの特別公開>>
◇7/1~7/5 9:00~16:00 
信貴山朝護孫子寺 「毘沙門天王」秘仏特別開扉 
問合せ:0745-72-2277

◇7/7 応現寺東鳴川観音講「木造不空羂索観音坐像」特別開帳

◇7/7 9:00~16:00 興福寺 「三重塔内陣」特別公開  
興福寺の弁才天は、窪弁才天と称し、弘法大師が天川の弁才天を勧請したと伝えられる。
三重塔内に安置してあるこの窪弁才天像をお祭りするため、
一年に一度法要が営まれこの日に内陣が拝観できます。
興福寺といえば五重塔が有名ですが、三重塔も。
南円堂西側に建ってる現在の塔は、鎌倉時代初期の再建で
内陣四方の板には、薬師如来、釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来が
それぞれ千体ずつ描かれています。
問合せ:0742-22-7755

◇7/8 浄瑠璃寺三重塔内「薬師如来坐像」公開
問合せ:0774-76-2390

◇7/9 福応寺「板仏公開」
14:00~16:00 法要
16:00~21:00 板仏公開
問合せ:0745-79-5570

◇7/10  9:00〜12:00 阿日寺「地獄絵図特別公開」
問合せ:0745-76-5561

◇7/15 14:00~20:00 正蓮寺「大日如来坐像公開」
「大日さん」祭典は18:00〜

◇7/16 13:30~15:00 當麻寺中之坊「導き観音ご開帳」
問合せ:0745-48-2001

◇7/23 伝香寺「地蔵菩薩衣更法要」特別公開
お地蔵さんの着せかえ法要は16:00〜
問合せ:0742-22-1120

◇7/24 東大寺知足院「地蔵菩薩像」特別公開 
過去記事より、年々拝観時間短くなっています。
8:00より法要の後、10:00過ぎまで拝観可能。

◇7/24 18:00 法隆寺  「伝法堂」特別開扉
問合せ: 0745-75-2555

特別公開される日付順に記載しています。
特別公開の時間や拝観料、寺社の場所などは各サイトでお調べ下さい。

2019年6月22日土曜日

岩船寺の紫陽花*

京都と奈良の県境の木津川市当尾の里にある、「関西 花の寺」岩船寺は紫陽花の名所として知られています。
京都府といえども、奈良倶楽部から車で20分という近さ。しばらく季節の旬の花を追いかけていないので、今日こそは近くの紫陽花寺に行ってみようと気分転換を兼ねて出かけてきました。
お花でリフレッシュも一つの目的でしたが、実はもう一つ
「七段花シチダンカ」という珍しい紫陽花があると聞いて、どうしても見たくなったのです。ネットで検索すると「幻の紫陽花」だそうで、石塔のそばに咲いていました。
シチダンカがなぜ幻の紫陽花と言われるようになったのか?答えは岩船寺のインスタグラムに書かれていました→こちら
その他にも、ガクアジサイやヤマアジサイなどたくさんの種類の紫陽花が境内を埋め尽くしています。




百花繚乱という感じで、境内の山肌に沿っての小径も紫陽花の壁が

こちらにも「カメヤマローソク」のベンチがあり、思わず「ピンクのベンチ」も探しましたが、それはなかったようです。
三重塔と紫陽花と・・・


邪鬼さんもお久しぶりです。
 白い紫陽花。これから少し色を変えていくのかな?

 睡蓮や夏椿も咲きほこって、境内の散策を堪能したのでした。
岩船寺についての詳細は公式HPをご覧ください。
::
さて、実はもう一つ目的がありまして・・・
浄瑠璃寺門前の「吉祥庵」さんで
 お蕎麦と葛きりをいただくこと。
久しぶりにお訪ねできて、ほっこり口福なひととき。
そして、ブログをご覧になってお出かけ下さったお客様も多かった、銀座での個展の貴重なお話も伺って、楽しいひとときでした。

2019年6月21日金曜日

キトラと高松塚*古墳壁画申込締切は6/23

国宝高松塚古墳壁画修理作業室の公開」(7/20~7/26)と
キトラ古墳壁画・朱雀公開」(7/20~8/18)の応募について
どちらも申込締切は6/23になっています++
国宝高松塚古墳壁画修理作業室の公開
公開日時:令和元年7月20日(土)~7月26日(金)9:00~16:30
場所:国宝高松塚古墳壁画仮設修理施設
公開する壁画:西壁女子群像・東壁女子群像・東壁青龍・北壁玄武
入場料:無料(事前申込制)
第一次応募の受付:
インターネット :6月23(日)23時59分まで
往復はがき:6月23日(日)当日消印まで有効
応募方法の詳細はこちら

キトラ古墳壁画・朱雀公開
公開日時:令和元年7月20日(土)~8月18日(日)9:30~16:30
※但し、7月31日(水)と8月14日(水)は閉室日です。
場所:キトラ古墳壁画体験館「四神の館」内保存管理施設
公開する壁画:南壁(朱雀)
入場料:無料(事前申込制)
第一次応募の受付:
インターネット:6月23日(日)23時59分まで
往復はがき:6月23日(日)当日消印まで有
応募方法の詳細はこちら

2019年6月20日木曜日

7/26・27・8/2・3「真夏の元興寺寄席」

世界遺産元興寺 国宝禅室で落語と講談をお楽しみいただけます。
毎年、ブログでご紹介しようと思った時にはすでに満席になっている人気の企画です。今年は受付がまだ始まったばかりで、残席◎も確認していますので、ご予約はお早い目に!
「真夏の元興寺寄席」
<日時・演者>
7/26(金)笑福亭 純瓶(落語)旭堂 小南陵(講談)桂 小留(落語)
7/27(土)桂 坊枝(落語)旭堂 南龍(講談)桂 米輝(落語)
8/2(金)笑福亭 生喬(落語)旭堂 南湖(講談)桂 りょうば(落語)
8/3(土)笑福亭 純瓶(落語)旭堂 南海(講談)笑福亭 生寿 (落語)
<会場>
世界遺産元興寺 国宝禅室(奈良市中院町11番地)
<時間>
午後6時半~8時(開場午後5時半)
※開演までのお時間で元興寺極楽坊本堂(国宝)を拝観できます。
<入場料>
大人1500円(中学生以上)小人1000円(小学生)
※小学2年生以下はご入場出来ません。ご了承ください。 
<定員>
各日100名 ※要予約
<お申込み及び予約状況照会> 
事前申込はこちらからお申し込みください。
予約状況照会も可能です。
当日は自由席です。(座敷となります。)
<お問い合わせ>
奈良市 観光経済部 奈良町にぎわい課 TEL:0742-24-8936

2019年6月19日水曜日

「#鹿活」テレビ放映!

NHK奈良放送局から取材が入ったそうで、「鹿をとりまく男たち」と題して、いつもカッコいい鹿の写真をSNSで発信されている「#鹿活」のヒライさんがテレビに登場します。
放送日は・・・
奈良県内:6/19(水)18:30~「ならナビ」20:45~「なら845」
関西全域:6/21(金)11:30~「ぐるっと関西おひるまえ」
全国放送ではないのですが、視聴できる地域の皆様、是非ご覧になって下さい。
::
ヒライさんの「#鹿活」は、今年1月に毎日新聞夕刊一面に大きく取り上げられ(インスタに写真をアップしています→)、その中で、宿泊業の立場からコメントさせていただいた記事をご覧になって、奈良倶楽部をご予約いただいた方もあり。ご縁に感謝です。
::
また、奈良市では「プラごみ」から鹿守る条例が検討中
これは、奈良公園の鹿がレジ袋などのプラスチックごみを誤って食べて死んでいる問題を受けて、奈良公園周辺の店舗などでレジ袋の配布を禁止する条例を制定するか検討することになったということです。
奈良公園周辺の店舗を、どこからどこまでとするのか知りませんが、いっそのこと奈良市全域でレジ袋禁止にしてもと思います。
「鹿を守るためにプラごみ禁止」って、奈良らしくていいですよね。
(トップの画像はヒライさんよりお借りしました。)

2019年6月18日火曜日

7/6「奈良、時の雫~保山耕一作品上映会」

「奈良、時の雫」映像作家・保山耕一さんの作品上映会が
奈良公園バスターミナル「レクチャーホール」を会場に
7月6日土曜日に開催されます。(14:00開演、15:30終演予定)
上映会の内容は・・・

1部:春日大社をテーマにした映像上映と生演奏
    出演:野上朝生さん(ピアノ)平岩雅子さん(ソプラノ)すみかおりさん(ピアノ)
2部:生蓮寺の蓮の映像上映と、「奈良まほろばソムリエの会」の松森重博さんに、蓮で有名な奈良県五條市の生蓮寺についてお話をいただきます。生物学博士で、蓮を育てている、生蓮寺ご住職・高畑公紀師のお話も楽しみです。
松森さんのブログ「鹿鳴人のつぶやき」の生蓮寺についての記事→

奈良公園バスターミナル「レクチャーホール」での上映会は
申込み不要、参加無料です。
今後も、保山さんの映像「奈良、時の雫」と「奈良まほろばソムリエの会」が協力して、奈良の魅力を発信していこうと、これから毎月第1土曜日に定期的に開催されるということです。楽しみですね!

2019年6月17日月曜日

宿泊者限定「ほうせき箱」かき氷プラン*

昨年、一昨年と、大好評だった「ほうせき箱のかき氷プラン」。
今年も「ほうせき箱」さんよりお声がけいただいて
奈良倶楽部にご宿泊のお客様には、当日整理券取得なしで
ご希望の時間にかき氷を召し上がっていただけるようになりました。 
期間は、6/29(土)より8/25(日)までの
土・日・月曜日は10:00〜19:00LO(12:00~13:00除く)
火・水・金曜日は10:00~17:30LO(12:00~13:00除く)
入店時間は毎時 0分と30分になります。
ご宿泊当日でも、翌チェックアウト後でも召し上がっていただけますが、奈良倶楽部からお席の予約を入れますので、ご希望の日時を奈良倶楽部まで、お電話(0742-22-3450 )
または 090-9253-5387までショートメッセージ、
または ktnaraclub@gmail.com までメールでご連絡下さい。

◆「ほうせき箱」のかき氷が確実に食べられる宿泊プラン◆ 
期間:6月29日(土)から8月25日(日)にご宿泊の方限定
※「ほうせき箱」定休日の木曜日はご利用いただけません。
入店時間:宿泊日と翌日の
土・日・月曜日は10:00〜19:00LO(12:00~13:00除く)
火・水・金曜日は10:00~17:30LO(12:00~13:00除く)
料金:かき氷代金は直接お店にお支払い下さい。 
(ご宿泊料金には含まれておりません)
 人数:奈良倶楽部宿泊のお客様で一日5席限定。 
※奈良倶楽部からお席の予約を入れますので、ご希望の日時をご連絡を下さい。

尚、ほうせき箱さんの宿泊者限定かき氷プランは
ホテルサンルート奈良」さん「旅館松前」さん「むさし野」さんと「小さなホテル奈良倶楽部」の4館でお取り扱いさせていただいています。 どうぞよろしくお願い申し上げます。

2019年6月16日日曜日

6/21「ことのまあかり」で甘葛煎の講座

古代甘味料・甘葛煎あまづらせん~薫物への利用も含めて
古代に、日本オリジナルの甘味料として甘葛煎というとっても美味しいシロップがありました。
グルメでしられる長屋王邸にもあった「甘葛」。
奈良の都では天皇や貴族が食べていたのでしょう。
来週の金曜日6/21に「ことのまあかり」さんで、古代甘味料・甘葛煎あまづらせんについて研究をされている奈良女子大学・前川佳代先生に、最新の研究成果をお話いただく講座が開催されます。

甘葛煎には、さまざまな使われ方があり、今回は、甘味料としての甘葛煎だけでなく、 平安時代に重宝された薫物への利用についてもお話があり、甘葛入りのお香も焚かれます。
また、今回特別に少しだけ甘葛煎の味見もさせていただけるということで、この機会に是非ご参加よろしくお願いします。
会場:「ことのまあかり
日時:2019年6月21日(金)19時~20時半
参加費:2500円(ミニかき氷付※シロップは甘葛ではありません)
申込み:こちら

2019年6月15日土曜日

「元興寺地蔵会行燈絵画」名品展

元興寺で開催中の「地蔵会行燈絵画名品展」を見に行ってきました。
元興寺で毎年8月に行われる「地蔵会万灯供養」。
この時に、極楽堂内を荘厳する行燈のために奉納された行燈絵の中から、選りすぐりの名品が法輪館に展示されています。(6/30まで)
昭和31年からこれまでに奉納された一万点を超える行燈絵の中から、選りすぐりの百数十点が展示されていて、超有名な方から、今も活躍中の方や、奈良にお住いの旧知の作家さんなど、その方の世界が小さな作品から感じられて、大変見応えのある展覧会でした。
 境内にはハルシャギクが咲き誇り
紫陽花とのコラボも楽しめたり

咲き始めの蓮の花や、桔梗も蕾が膨らみかけで、これからも境内の花々を楽しむことができます。

そうそう、カメヤマローソクの「幸せのピンクのベンチ」も!
::
「元興寺地蔵会行燈絵画」名品展
期間:6/30まで 9:00~17:00(入門は16:30まで)
会場:元興寺法輪館
料金:通常の拝観券で入場できます。(大人500円)

2019年6月14日金曜日

6/17~7/31「梅雨の割引きプラン」

梅雨の季節の奈良は、観光客も少なくなって
緑豊かな中に緩やかな奈良らしい時間が流れています。
この季節こそ ごゆっくりめの奈良じかんを楽しんでいただけるのではと、今年も、期間限定で少しお得にご宿泊いただける「梅雨の割引きプラン」をご用意しています。
期間は、6/17(月)より7/31(水)のご宿泊まで。
平日は通常料金の1080円割引き、休前日は平日料金になります。
この機会に、是非ご利用くださいませ。
具体的に宿泊料金(税込み)を記しますと・・・
◆お一人様でご宿泊の場合
平日の朝食付き:7020円/素泊まり:5400円
休前日の朝食付き:8100円/素泊まり:6480円
◆ツイン利用の1名様料金
平日の朝食付き:6480円/素泊まり:4860円
休前日の朝食付き:7560円/素泊まり:5940円
◆トリプル・フォース利用の1名様料金
平日の朝食付き:5940円/素泊まり:4320円
休前日の朝食付き:7020円/素泊まり:5400円
◆小人料金
平日の朝食付き:5940円/素泊まり:4320円
休前日の朝食付き:6480円/素泊まり:4860円
(朝食付きプランの場合は、ご宿泊当日の午前中までのご予約になります。ご了承下さいませ。) 

ご予約はこちらから、またはお電話(0742-22-3450)でよろしくお願いいたします。皆さまのお越しをお待ちしています。

2019年6月13日木曜日

吉野へ*

同じ年度に開業の、同業の仲間たちとの同期会。
今年は奈良倶楽部が幹事役で、奈良で開催することとなり
半年ほど前から、どこへ行こうかと色々思案して
少し遠くなるけれど、吉野山がいいかなと会場のお宿を決めました。
::
今回は「竹林院群芳園」さんにお世話になりました。
2016年に「奥田の蓮取り行事」と「金峯山寺蓮華会式」に伺った折に、ランチをいただいたことがあり、それ以来の再訪です。
歴史を感じる趣のあるお宿。
よく見ると、太閤秀吉公が吉野山で大花見の会を催した際に使われた屏風や弁当箱など、とんでもないお宝がさりげなく飾られています。
といった一面もあれば、ツバメが館内に巣作り中なために
ビニール傘で汚物を受け止めたりの、大らかな一場面も。
お部屋の窓から見えるのは桜の木々。
桜の季節はさぞかし美しいことでしょうね。
お食事をいただいたお部屋もまた素晴らしく。
夕食↑朝食↓共に大変おいしくいただきました。

本館の大正硝子の風合いもノスタルジックな雰囲気を醸し出して、雨に濡れた庭の緑を見ているだけで、ほっと寛いだ気分になりますね。
吉野山に夕方に到着してからがすごい雨で、散策に出かけることもできず、それだけにゆっくりと寛げたのはよかったです。
翌朝は快晴。
朝6時半から始まる「金峯山寺の朝座勤行に参加」を皆さんにお奨めして、集合時間までの少しの間を、お宿の庭園を散策。
こちらは大和三庭園の一つだそうで、千利休作庭の回遊式庭園。
晴れていれば蔵王堂も見えるのですが、雲海のような雲が出ています。
皆さんが集合できたので、朝6時10分出発。
少し急ぎ足で金峯山寺に向かいます。
不思議だったのは、どこからともなく現れたこのわんちゃん。
付かず離れずで私たちを金峯山寺まで案内してくれるのです。
 朝早くの吉野山、雲の上に山が顔を出してとても神々しい。
近づく蔵王堂の大きさに皆さん驚いて(何しろ初吉野の方ばかり)
朝の勤行は、宿泊した者だけの特別な時間ですね。素晴らしい体験をさせていただけて、皆さんに喜んでいただけて何よりでした。

帰りの道中も幽玄の世界。
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この後、宿に戻って美味しい朝食をいただき、チェックアウト後の行程をどうすべきか?・・・幹事として一番悩んだのが翌日の半日。
遠方から数時間以上かけてお越しいただいているので、ランチの後には解散してというスケジュール。ランチもなるべくインターに近いところがいいなぁと、あれこれ悩んで、こんな行程に→こちら
::
同業の皆さんといっても、もう引退された方や2代目の方もいるのですが、開業以来、この同期会だけは途切れることなく31回目を迎え、帰る頃には次の幹事役さんが「来年はどこがいいかなぁ」と、早一年後を楽しみにしているのです。
「こんな機会でもないと、ここまで来れなかったけれど、吉野に来られてよかったー」と、奈良市内だけでない奈良の魅力を少しですが堪能していただけてよかったです。