2021年7月30日金曜日

「tani*kisako」作品展示のお知らせ

ご近所の「まほろし」2階にて、作品展示をしています++

「きたまちといろ」の宵あかりで使うモザイクランタンと、私の描いた絵の雰囲気が偶然にも似ていて、これからどんどん制作されていくモザイクランタンを保管する小部屋(ランタンファクトリー)の壁面を同じように彩りましょうということで、急遽決まった作品展示。
期間は7/30~8/1ですが、しばらく作品を預かってもらっているので、モザイクランタン保管中に「まほろし」でイベントをされる時にはご覧いただけます。




久しぶりの作品展示。個展は2013年に「HANARART」期間に開催して以来なので、8年ぶりになります。
明日は午前中、明後日はお昼過ぎから、会場にいますので、よかったらお越しくださいね! 
「まほろし」では、明日も明後日も素敵なワークショップや美味しいものが出ます。是非Instagramでチェックしてくださいませ。
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「きたまちといろ」期間中の18:00~19:30頃に、奈良公園バスターミナル屋上で灯される手作りランタン。ボランティア制作やワークショップは、「まほろし」や「初宮御縁市(8/5夕方に初宮神社で開催)」で作ることができます。
写真は夏至の日の夕暮れ時に「バスターミナル」屋上で撮った一枚。

2021年7月29日木曜日

8月のお出かけ情報②〜前半の寺社伝統行事

 8月前半の寺社伝統行事についてご案内します。

◇8/1~8/15 9:00~16:00 大安寺「盂蘭盆精霊会」
期間中、諸大寺の高僧や著名人の染筆の灯篭を掲げお盆施餓鬼供養会を行います。
問合せ:0742-61-6312

◇8/3 天川村「洞川温泉行者祭り
大峯山開祖の役行者が冤罪で島流しになり、後に無罪となって
大峯山に戻った時、熱狂的に村民が出迎えた様子を表したお祭り。
※2021年は神事と花火大会のみ行われます。
問合せ:0747-64-0333(大峰山洞川温泉観光協会)

◇8/4 10:30~  西大寺「本願称徳天皇御忌」
西大寺本願称徳女帝の忌日法要。
問合せ:0742-45-4700

◇8/4 10:00~ 杉箸神社「祭典(箸供養)」
杉箸神社は、箸の神様として知られるシラハシの翁が祀られ、日本でも珍しい箸をご神体とする神社です。昭和25年以来毎年行われているこの祭典では、割箸への感謝と杉箸業界の発展を祈願し、祝詞奏上のあと玉串が奉納されます。
問合せ: 0747-52-0001(下市町役場)

◇8/7 7:30~9:30 東大寺「大仏さま お身拭い」
問合せ:0742-22-5511
新型コロナウィルス感染症拡大防止のために今年も中止。

◇8/7 14:00~ 大神神社「七夕祭」
拝殿にて、学業の向上・技芸の上達と諸願成就を祈願する。
子供達が参加しやすいよう、月遅れで8/7に行われている。
問合せ:0744-42-6633
※今年も「映画鑑賞」「金魚すくい」が中止になります。

◇8/7 19:00~ 大和神社 「戦艦大和みたま祭
問合せ:0743-66-0044

◇8/9 終日 東大寺二月堂「およく」 
この日に二月堂に参詣すると46000回功徳があるといわれています。
問合せ:0742-22-5511
※堂内での法要は厳修し、二月堂への参拝自体は可能。 
※福引きは中止。堂内万灯明の受付あり。出店は縮小予定。 

 ◇8/13 19:00~東大寺大仏殿「万国天災人災物故者慰霊法要」
問合せ:0742-22-5511
※法要形式や参列者数は縮小予定。

◇8/13~8/15 薬師寺「盂蘭盆会」
問合せ:0742-33-6001

◇8/13~8/15 「十津川の大踊り」
新型コロナウィルス感染症拡大防止のために今年も中止。

◇8/14 17:30~ 談山神社「献燈祭」
拝殿の吊灯篭と境内の石灯篭に献灯し、祖霊をおなぐさめする祭。
問合せ:0744-49-0001

◇8/15 19:00~21:30 春日大社中元万燈籠」 
問合せ:0742-22-7788
※8/15のみ非公開で開催。一般の方の参拝はできません。

◇8/15 17:30~21:00 東大寺「万灯供養会」(法要は19:00~)  
大仏殿の観相窓が開けられ大仏様のお顔が灯に照らされ浮かび上がる。
問合せ:0742-22-5511 
※万灯籠の設置は本年中止。堂内での法要は厳修。 
堂内への入場について制限の可能性はあるが、参拝可能。

◇8/15 「高円山 大文字送り火」 
※2021年も規模を縮小して執り行われます。
※当日19~21時、飛火野は立入禁止。
※点火時間は非公表。
詳細は奈良市観光協会サイトをご覧ください。
※大雨により中止になりました。

◇8/15 「ほうらんや火祭」
橿原市内 春日神社(12:30頃)と八幡神社(15:20頃)にて。
松明を持って境内を暴れ回り、疫病封じと五穀豊穣を願う
約300年続く伝統ある夏の火祭り。
※今年も非公開の神事のみとし、勇壮な火祭り行事は中止です。

2021年7月28日水曜日

7月終わりの早朝の空の色*

7月27日
今朝も、一か月後の早朝散歩の予行演習で朝早くに出発。
一週間前より日の出時刻が数分遅くなって、出発時刻を10分早くしただけで、空にはお月さまがくっきりと輝き、ブルーアワーの名残も感じられました。

正倉院北側から、塀の中の深い森越しに南西方向の空。
大仏池西のほとりから北東方面の空。
朝焼けしそうかな?どうかな?とヤキモキしながら歩いています。
大仏池南のほとり、まだ薄暗いのにもう起きているの?
大仏殿北側から。
二月堂南から西方向、一瞬とても美しい蒼い色を見せてくれた空。
その後、春日野園地・浮雲園地を抜けて飛火野まで。雲と雲の間に白い月がまだ見えます。時刻は5:26、日の出から20分以上経っていても東の山から太陽が顔を出すのはまだもう少し先なので、朝の新鮮な空気を胸いっぱい吸いこんで、春日さんを門の外からお参りしながら若草山山麓へ。
まだ居眠りしている鹿もいる!
起こさないように横をすり抜け、東大寺境内へ戻ってきました。
6:15、鐘楼あたりでようやくお日さま確認。
今日も暑くなりそうな青空です。

猫段から望む大仏殿に朝陽が煌めいています。
大仏殿前
そしていつもの講堂跡から僧坊跡へ。
陽の光が帯となって柔らかな光芒を見ることができました。
特にドラマティックな朝焼けがあったわけではなく、いつもの朝の風景でしたが、こうして歩いて夏の朝の空の色と光の美しさを目に焼き付けることができる幸せ。有難いことです。

2021年7月27日火曜日

8月のお出かけ情報①~特別公開ご案内

<<公開中の特別公開は・・・>>

◇〜8/15 喜光寺宇賀神特別開帳」9:00~16:00
問合せ:0742-45-4630 

◇〜8/31 安倍文殊院金閣浮御堂 夏の寺宝展」9:00~17:00
問合せ:0744-43-0002

◇〜8/31 おふさ観音秘宝生き人形特別公開
問合せ:0744-22-2212

◇~12/25 松尾寺「日本唯一の舎人親王像公開
問合せ:0743-53-5023

◇〜2022年1/16 薬師寺「特別公開」
平山郁夫画伯奉納「大唐西域壁画」(玄奘三蔵院伽藍)
食堂特別公開
西塔初層特別開扉
問合せ:0742-33-6001

<<今月から始まる特別公開は・・・>>

◇8/1~8/11 9:00~15:00 五劫院「五劫思惟阿弥陀仏」

◇8/1~8/15 極楽寺 「広島大仏」特別開帳
問合せ:0743-57-2231
※8/6  8:00からの法要はYouTubeでも配信されます。
(紫雲山極楽寺ユーチューブで検索してください)

◇8/1・8/8・8/15・8/22・8/29  9:00~16:00
宝山寺獅子閣特別公開
問合せ: 0743-73-2006

※コロナ感染拡大により中止になりました。

◇8/8 浄瑠璃寺「三重塔・薬師如来坐像特別公開」 9:00~16:00
※雨天、荒天時は中止
問合せ:0774-76-2390

◇8/16 13:30~15:00  當麻寺中之坊導き観音ご開帳
問合せ:0745-48-2001

◇8/23・8/24 9:00~16:00 唐招提寺「地蔵堂」
弘法大師の作と伝わる秘仏、地蔵菩薩立像(重文)を特別公開。
問合せ:0742-33-7900

2021年7月26日月曜日

夕方散歩と奈良倶楽部のSNS*

今日は旅館ホテル組合青年部主催の勉強会に参加しました。講師は、いつもかき氷でお世話になっている「ほうせき箱」の平井宗助さんで、SNSの活用について伺いました。
平井さんのお話は、すべてが簡潔でわかりやすくて 的を得ていて、最後までふむふむと頷きながら拝聴しておりました。
ここでは勉強会の詳しい内容については割愛しますが・・・

奈良倶楽部もインスタグラム・フェイスブック・ツイッターという3つのSNSを使い、そしてブログも発信しているので、改めてそれぞれの運用について考えてみました。

まずは、14年前の2007年7月に始めたブログ。
50歳を過ぎてのネットデビューは恐る恐るでしたが、長く続けてきた中で愛読者となって下さったお客様方から「奈良には中々出かけられないけれど、今も毎日ブログを読むのを楽しみにしています」というお便りをいただくこともあり、奈良倶楽部とお客様を結ぶ大切なツールになっていると実感しています。

ブログのデビュー投稿を読み返してみて、そこに書いてある『奈良をもっとよく知っていただき、奈良をもっと好きになってほしい』という想いは、今もブログ発信の根底にあることなので、これからも私なりの視点でこの想いを発信していこうと思います。

ただ、パソコン前に座る時間の余裕がないとブログ発信がさっとできず、SNSはスマホで簡単にできるので、近頃はインスタグラムに投稿することが多くなっています。
(フェイスブックはインスタと連携、ツイッターは奈良関連の情報をリツーイトするツールとして使うことが多く、奈良倶楽部のSNSはインスタグラムが中心です。)

できるだけ、ブログとインスタグラムの内容が重ならないようにしているのですが、ブログ「奈良倶楽部通信」を知らないインスタのフォロワーさんもいたり、ブログは読んでいるけれどSNSはしていないという方もいたりで、素敵な写真が撮れた時はどちらにも投稿できればと思います。

・・・・相変わらず前置きというか前振りが長いのですが、ということで、昨日、インスタにポストした夕方散歩の写真をこちらにも。
(これで、脈絡のないブログタイトルがやっと繋がりました)

4連休最後の日の夕暮れ時、人も鹿もいない静かな講堂跡から大仏池周辺、そして転害門あたり。
夕空が仄かに染まって、とても美しい空でした。
ほぼ一か月後の「早朝散歩」のイベントを控えて脚力をつけておかねばと、わんこの散歩にに付き合ったのでしたが、正倉院北側の坂道では息が上がって自分でもびっくり。もう少し体力脚力をつけておきますね。

SNS活用で集客や売上げアップではなく、これからもこんな調子で、奈良に住む暮らしの中の日常と、時々の非日常をお伝えしていきますのでよろしくお願いします。
最後になりましたが、いつもブログをご覧いただいている皆様、ありがとうございます。

2021年7月25日日曜日

「きたまち といろ」朝歩きツアー募集開始

8/23~8/29に奈良きたまち一帯で開催される「きたまち といろ」
期間中は、奈良の朝を楽しんでいただこうと「といろ朝市」や「朝ごはんマップ」や「朝歩き」などが企画されています。
先日ご案内した奈良倶楽部独自イベントの「お泊りなしでも朝食を召し上がっていただける」イベントや、「宿泊者限定*奈良公園早朝散歩」も、奈良の朝にフォーカスしたもの。
(「宿泊者限定*奈良公園早朝散歩」は早々に満室になりました。お申込みいただいた皆様、どうもありがとうございます。)

「朝歩きツアー」では、倉橋みどりさん主催の「朝あるき」5コースの参加募集が始まりましたのでご案内いたします。

5コース中のDコースでは奈良倶楽部も朝食付きでコラボしています
「宿泊者限定*奈良公園早朝散歩」よりも遅い時間に出発で、お泊りなしで受け付けていますが、これに宿泊付きをプラスして下さってもOKです。「早朝散歩」を迷っているうちに申込みそびれてしまった皆様、よろしければこちらのコースもご検討ください。

では、Aコースから順番にご紹介します。

A きたまちの天平時代を歩く~正倉院を中心に~
開催日:8/24(火)8/25(水)
案内役:谷口具徳さん(観光ガイド)
集合場所:奈良公園バスターミナル1階インフォメーション前
集合時間:朝8時半(所要時間は2時間半の予定)
定員:15名(先着順・最低催行人数5名)
参加費:おひとり一回1000円(資料代・保険代込み)
平城京の二条大路、大仏建立を発願した聖武天皇陵・光明皇后陵、奈良時代の姿を今に伝える国宝・転害門、聖武天皇遺愛の品々を守った正倉院正倉などをめぐります。

B きたまちの戦国時代を歩く~多聞城跡を中心に~
開催日:8/24(火)8/25(水)
案内役:北村雅昭さん(元若草中学校教員)
集合場所:奈良公園バスターミナル1階インフォメーション前
集合時間:朝8時半(所要時間は2時間半の予定)
定員:15名(先着順・最低催行人数5名)
参加費:おひとり一回1000円(資料代・保険代込み)
松永久秀が築いた多聞城の跡を中心に、茶会記「松屋会記」を残した松屋歴代が暮らした京街道筋、多聞城の歴史に触れる称名寺と西方寺などをめぐります。

C きたまちの近現代を歩く
開催日:8/24(火)般若寺周辺・8/25(水)奈良女子大学周辺
案内役:倉橋みどり(編集者・奈良市観光大使)
集合場所:奈良公園バスターミナル1階インフォメーション前
集合時間:朝8時半(所要時間は2時間半の予定)
定員:15名(先着順・最低催行人数5名)
参加費:おひとり一回1000円(資料代・保険代込み)  
人気のお店もいっしょにご案内します。24日は般若寺、奈良豆比古神社、植村牧場、北山十八間戸周辺、25日は東向北商店街・花芝商店街から奈良女子大学、天平橋あたりをめぐります。

D 東大寺の朝さんぽ X 奈良倶楽部の朝ごはん
開催日:8/28(土)
案内役:倉橋みどり(編集者・奈良市観光大使)
集合場所:小さなホテル奈良倶楽部
集合時間:朝6時半
定員:10名(先着順・最低催行人数5名)
参加費:おひとり2500円(資料代・保険代・朝ごはん代込み)
朝の東大寺へ。歴史エピソードや撮影ポイントなどをたどり、二月堂まで歩きます。さんぽの後に野菜たっぷりの特製朝ごはんタイムを奈良倶楽部にて。 宿泊希望の方も大歓迎です(ご宿泊の申込は奈良倶楽部まで)

E 奈良阪の朝さんぽ X お食事処たちばなの特製茶粥定食 開催日:8/29(日)
案内役:倉橋みどり(編集者・奈良市観光大使)
集合場所:国宝転害門前
集合時間:朝6時半
定員:12名(先着順・最低催行人数5名)
参加費:おひとり2500円(資料代・保険代・朝ごはん代込み)
転害門から北へ。朝の空気を深呼吸しながら、奈良市内で一番古い牧場・植村牧場を目指します。続いて般若寺、奈良豆比古神社を静かに参拝したあと、樹齢約千年のクスノキに会いに行きましょう。朝ごはんは、落ち着いた空間でできたての茶粥とおそうざいの定食を。

※5コースとも申込先は「文化創造アルカ」まで
Fax:0742-22-9081 メール:arcainfo@arca-nara.jp
①日にちとコース名 ②参加者全員の氏名 ③年齢
④連絡先(代表者のメールと電話番号)申込フォームはこちら 
詳細はこちらをご覧ください。

2021年7月23日金曜日

「奈良博三昧」鑑賞記*

奈良国立博物館で開催中の特別展「奈良博三昧」を観てきました。
この展覧会に出陳されているのは全て奈良博のコレクション。
展示物すべて写真撮影OKで(撮影OKでもSNSへのアップは不可のものあり。また注意事項はこちら)カメラ撮影に夢中になりすぎてしまうかなと思いきや、そんなことはなく、お気に入りの展示をカメラに収めながら、奈良博ならではの最高の展示空間を味わってきました。

奈良博のコレクションは2000件にものぼるそうで、多くが仏像・仏画・古写経・仏教工芸の優品。今回はその中でも特に選りすぐりの245件が出陳、国宝13件、重文100件のすごいラインナップで、仏教美術1400年の歴史を辿って見せてくれます。

全10章からなる展示構成
第一章は『ブッダの造形』

「出山釈迦如来立像」
苦行で瘦せこけたお釈迦さまの姿。頭頂部は悟りを開く前だから、螺髪が盛り上がっていないのだとか。
国宝「刺繍釈迦如来説法図」
飛鳥時代の作でとても綺麗に刺繍が残っているのです。チェーンステッチもよくわかって、刺繍好きには堪りません!

第二章『飛鳥・白鳳・天平の古代寺院』
浜松市で出土した「瓦塔」 素焼きの五重塔。

第三章『写経に込められた祈り』
重文「絵因果経」
釈迦の伝記を説く経典に絵を加えたもので、奈良時代の色彩がこれほど美しくいることに驚きます。
国宝「金光明最勝王経」
天平写経の白眉と称されるのも納得の美しさ。

その他に、気になったものや美しいなと思って、カメラの収めたマイコレクションをこちらに陳列してみます。
「瓦経げきょう
粘土板に法華経を箆書きして焼いて経塚に埋められたもの。

第四章『密教の聖教とみほとけ』
国宝「尺牘せきとく」最澄筆
重文「両界曼荼羅」

第五章『仏教儀礼の荘厳』
重文「大般若経厨子」
国宝「牛皮華鬘」
「菊牡丹文彩色華鬘」
華鬘の保存状態の美しさにも感動してしまいます。

第六章『地獄極楽と浄土教の美術』
「阿弥陀如来坐像」
こちらの展示室では、2017年に開催された「源信」展で拝見したものも多く出ていて、懐かしく思い出しながら鑑賞しました。
国宝「地獄草紙」の一部分。こちらは前期展示のみです。
「泣不動縁起」祈祷する陰陽師・安倍晴明の場面。

第七章『神と仏が織りなす美』
「伽藍神立像」かつては手に釘と槌を持っていて、修行を怠る者には釘を刺して懲らしめるという恐ろしい神様ですが、何ともユーモアのある造形です。
「春日神鹿舎利厨子」

第八章『高僧の姿』
「南無仏太子立像」2歳の聖徳太子像の向こうに「親鸞聖人像」

第九章『南都ゆかりの仏教美術』
重文「兜跋毘沙門天立像」東大寺大仏殿中門にもいらっしゃいますが、こちらは興福寺伝来のもの。
重文「愛染明王坐像」鎌倉時代の大仏殿再建に関係する木材を用いて制作された、興福寺伝来の像。
国宝「十一面観音像」法隆寺鎮守・龍田新宮伝来。平安仏画を代表する名品で前期展示のみ。
「東大寺曼荼羅」の一部分。八角灯篭の傍で鹿せんべい?を持つ人を目掛けて走って来る鹿の様子が今と変わらないけれど、大仏殿回廊内に今は鹿は入れないですね。

第十章『奈良博コレクション三昧』


仏教美術以外のものをメインに、最後の章も見どころたっぷり。

「奈良博三昧」
会期:前期展示 7/17~8/15 後期展示 8/17~9/12
休館日:毎週月曜日(ただし8/9は開館)
開館時間:9:30~18:00(土曜日は19:00まで)