2015年の過去記事★に、最初から最後までカメラを持って追いかけた様子を載せています。また昨年2021年の過去記事★にはコロナ禍の注連撒きの様子を載せていますので参照ください。「二月堂修二會別火坊」の文字を見ただけで「今年もよろしくお願いします」という気持ちに・・・。
修復工事のために足場が組まれた戒壇堂を背景に写真を撮りたかったので、今年の出待ちはこの場所で。
勧進所までの途中、東大寺幼稚園年長組さんのお見送りを受けて、園長先生でもある上野周真師が振り返りながら応えてらっしゃる微笑ましい一場面も。
八幡殿参拝。
大仏殿参拝。
この後は参道を南大門の方に進んで天皇殿を参拝されて、また元に戻って猫段を上るルートになりますが、この時にすでに息が上がっている私は先回りして猫段下で待つことに。
猫段を上がってこられたところ。猫段の途中で平衆が法螺貝を吹かれます。(こちら★に動画を上げています)
法螺貝はその他に、鐘楼の南側、四月堂側の階段のところ、閼伽井屋のところ、それから「試みの湯」の後に二月堂登廊の下でも吹かれます。
美しく整然とした参列に手を合わせながらも足早に追いかけます。
開山堂参拝を終えて
湯屋に向かい「試みの湯」に入られます。
練行衆の方はここで参籠の意思を確認するのですが、硯と文巻を持参した小綱が、湯屋の外で再び入室の合図を待っています。
コロナ以前は「試みの湯」の間、湯屋の外では童子さんたちも色々なことをされていましたが、昨年より密を避けるためにだと思いますが、外で待つのは仲間ちゅうげんの方のみになっているようです。
仕事に戻る時間が迫ってきましたのでここまでの追っかけになりますが、この後は。湯屋から出られた練行衆は登廊から二月堂舞台へ上がって聖武天皇陵を遥拝されます。
そして、注連撒きや注連縄張りと続きます。
::
注連撒きを見学していると注連輪をいただけることがあるのですが、もらわれたお泊りのお客様が「他のお客様にも見せてあげてください」と、奈良倶楽部に注連輪をくださいました。
早速、修二会コーナーを作っておかせていただきました。どうもありがとうございました。