奈良倶楽部から北へ15分くらい、奈良阪にある奈良豆比古神社。
こちらは毎年10/8の「翁舞」が有名ですが、翌日の夜に行われる「神事相撲」は、写真家の野本さんから教えていただくまで知らず、今年初めて拝見させていただきました。
19:00頃よりと聞いていましたが、実際に始まったのは19:30。
拝殿にて相撲を取り組むのを想像していたのですが、そうではなく力士役の二人がまず本殿前にてお祓いお浄めを受けて始まります。
力士役は榊を頭上に掲げて左右に分かれて拝殿を廻ります。 この様子をInstagramに動画投稿★していますのでよろしければご覧ください。
3周廻って神事が終わると、氏子さんの今年生まれた赤ちゃんを力士が抱っこします。抱っこしてもらう赤ちゃんは、かつては男の子だけだったそうですが、昨年より女の子も神事に参加できることになったということでした。
最後に「スモノモチ」という神饌を授けてもらって記念撮影。
「スモノモチ」は三角錐の形をした珍しいお餅で、後で関係者の方から、型に入れて作って取り出すときに形が崩れやすく難しいという苦労話もお聞きしました。
赤ちゃんは始終にこにこ可愛くて、子供達の健やかな成長を願わずにはいられない、ほのぼのとあたたかな雰囲気に包まれた神事でした。