2021年10月7日木曜日

正倉院「開封の儀・閉封の儀」

正倉院「開封の儀・閉封の儀」の貴重な儀式の様子が動画で公開されています。→https://shosoin-ten.jp/articles/detail/000099.html

1300年にわたって宝物を守り伝えてきた正倉院。勅封によって厳重に管理されてきた扉は、年に2か月だけ開けられます。
その2か月の間に宝物が出されて奈良博で「正倉院展」が行われたり、宝物の調査や研究や修復などが行われます。
普段は見ることができない「開封の儀」と、2か月後に行われる「閉封の儀」に、カメラが密着して、勅使が臨席し勅封が解かれる様子や勅封を結んでいく様子などが動画で公開されています。
貴重な映像だと思いますので是非ご覧ください。
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今年の開封の儀は10/7でした。(その年によって日程は違います)
当日、10時頃に正倉院正面あたりにいると、勅使一行が歩いて行かれるところを見ることができます。

ちなみに、こちらは2016年10/4の朝に遭遇した様子です。

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そして動画を見て、海老錠に勅封が結んである様子に、藍寧舎・金田あおいさんが作った正倉院の封筒と海老錠シールを思い出しました。
金田さんの拘りが感じられる、海老錠の結び方の芸の細かさ!
これを受け取った時に勅封の独特の結び方などを教えてもらったことを懐かしく思い出しています。