2025年3月10日月曜日

二月堂修二会2025*聴聞も佳境に

令和7年3月10日 下七日3日目
走りのない常の日にしか唱えられない「法華懺法」と、下七日にのみ唱えられる「教化」を聴きに出かけました。

今宵も美しい気配を纏う二月堂。
以前のような連日の聴聞が身体に堪えるような年齢になり、毎晩「お参りに行こうか、今日は休もうか」と逡巡して、それでも10日の内、短時間聴聞も入れると6日ほどは二月堂に上がらせていただけて本当に有難いことです。
二月堂の局に入ったら何故か元気になって(きっと気持ちもハイテンションになるからかもしれませんが)いいお声明を今日も聞かせていただけたと感謝の気持ちでいっぱいになります。

下堂まで聴聞して、外へ出ればちょうど司と平衆の皆様の「チョーズチョーズ」

ゆっくり下って行かれるので、今日は動画でなく写真で・・・。


行法を終えた練行衆の皆様に手を合わせ、日付が変わって3月11日。
もう一度正面より観音様へ、36年間の感謝とこれからもお守りくださいとお願いして二月堂を後に。
裏参道で奈良太郎の鐘の音を聞きながら、最後までいらっしゃったお客様方と一緒に帰って来ました。