3/25の初夜法要から結願の鬼追い式が厳修される3/31までの七日間
薬師寺金堂にて、色とりどりの花々に荘厳された薬師如来様に悔過される法要は、その美しい花々にちなんで「花会式」とも呼ばれています。
奈良俱楽部から車で30分弱の距離があるため、繁忙期に夜ごとの聴聞に訪れることもできなくて、18年ぶり2回目の聴聞となりました。
(2007年の感想→★ 2008年は鬼追い式のみ拝見→★)
そのため、3月とは思えない真夏日のような気温に要領を得ずに何を着て行こうという心配をしながらも(←そこ?)、18時半開門の15分前に着いて、最後尾に並んで開門を待ちます。この時点で20数名ほどの人が並んでいました。
そして結論から申しますと(修二会本来の意味から外れたことですが、聴聞者にとってはこれも大切な情報かと思われますので)、私の前の人までが最前列の椅子に着席できたこと、私は2列目の真ん中よりになりました。
法要に参列させていただきながら、何を考えているのとお𠮟りを受けそうですが、やはり空中をひらりと舞う散華が手元に落ちてほしいと願うものにとっては、最前列でないとちょっとむつかしいと思いました。
さて、余談はこれくらいにして・・・
ほぼ初心者なりの聴聞記を記してみたいと思います。
感動したというか、有り難かったことの一つに「経本」を貸していただけたことがあります。
経本を見ながら、わからないなりにもわかる箇所もあって、練行衆の唱える声明を目で追い、口ずさんだり・・・。 もちろん「南無薬ーナムヤー」は声に出して一緒に唱えさせていただきました。
経本に「真言百八回」とある部分、練行衆の黙誦の合間に、時々漏れ聞こえる「オンコロコロ」のお薬師さまのご真言。
それがどきりとするくらいの低音で堂内の彼方やこちらから、ポッポッと上がる様子に感動してました。
2回目にその場面が来た時に、試しに私も心の中で唱えてみましたが、練行衆が百八回とされる同じ時には30回くらいしか唱えることができませんでしたので、すごい速誦なのでしょうね。
そして大導師作法をされている時に咒師作法が同時に行われていて、これは感動というより驚きでした。
また、お香水を参拝者にふるまっていただけるのも感動したことの一つです。
以前にも思いましたが、練行衆以外の僧侶の方々はじめたくさんの奉仕の皆さんが、いろんな面で参拝者にも優しくサポートしてくださっているのが随所で感じられて、ここにも感動するのです。
散華が3度の行道で撒かれますが、その撒き方の美しいことにも感動でした。 練行衆の手から離れるときの指先の動きの美しさ!
空中に舞い上がって、くるくると回りながら落ちていく様もうっとりするくらい美しいのです。
舞い落ちた散華を目で追いながら、行法中に立ち上がってはいけないので、自分の目の前に落ちてこない限りは拾うことができません。
でも、たくさん撒かれた散華のほとんどは、帰り口で参拝者に分けてくださって、これも有り難いことでした。
経本を見ながら、わからないなりにもわかる箇所もあって、練行衆の唱える声明を目で追い、口ずさんだり・・・。 もちろん「南無薬ーナムヤー」は声に出して一緒に唱えさせていただきました。
経本に「真言百八回」とある部分、練行衆の黙誦の合間に、時々漏れ聞こえる「オンコロコロ」のお薬師さまのご真言。
それがどきりとするくらいの低音で堂内の彼方やこちらから、ポッポッと上がる様子に感動してました。
2回目にその場面が来た時に、試しに私も心の中で唱えてみましたが、練行衆が百八回とされる同じ時には30回くらいしか唱えることができませんでしたので、すごい速誦なのでしょうね。
そして大導師作法をされている時に咒師作法が同時に行われていて、これは感動というより驚きでした。
また、お香水を参拝者にふるまっていただけるのも感動したことの一つです。
以前にも思いましたが、練行衆以外の僧侶の方々はじめたくさんの奉仕の皆さんが、いろんな面で参拝者にも優しくサポートしてくださっているのが随所で感じられて、ここにも感動するのです。
散華が3度の行道で撒かれますが、その撒き方の美しいことにも感動でした。 練行衆の手から離れるときの指先の動きの美しさ!
空中に舞い上がって、くるくると回りながら落ちていく様もうっとりするくらい美しいのです。
舞い落ちた散華を目で追いながら、行法中に立ち上がってはいけないので、自分の目の前に落ちてこない限りは拾うことができません。
でも、たくさん撒かれた散華のほとんどは、帰り口で参拝者に分けてくださって、これも有り難いことでした。
そして何よりの感動は、お供えされた花々の美しいこと!
埋もれるくらいの花々に荘厳された薬師如来像、日光月光両菩薩像を拝観できた喜びもひとしおでした。
埋もれるくらいの花々に荘厳された薬師如来像、日光月光両菩薩像を拝観できた喜びもひとしおでした。
夜の東塔も西塔も灯籠も美しくて、先達の友人知人とご一緒できたのも有り難いことでした。
堂内でご一緒した人たちと、また今回初めて花会式を聴聞した夫とも、あれこれ感想を言い合えるのも楽しいことですね。 感謝。
昨年の花会式★でいただいた散華も一緒に飾っています。