2025年2月23日日曜日

二月堂修二会期間中の奈良倶楽部では*

 二月堂修二会本行期間中の奈良倶楽部について++

奈良倶楽部は、二月堂まで歩いて15分という距離にあるため
練行衆上堂のお松明の見学だけではなく
深夜の行を聴聞されるお客さまも多くお泊まりいただいています。
また、初めての方にはできるだけのサポートを心がけています。

◇深夜の聴聞にお出かけのお客様のために門限フリーにしています。
(ただし、22:00までにチェックインをお済ませ下さい。)
◇お部屋に電気ポットやお茶のご用意の他に
この期間だけ、身体がほっと暖まる「生姜湯」をサービス。
◇夕食に「お食事処たちばな」(火・水休み)と「だいどころ飛鳥」(3/1・3/8・3/12にのみ配達)のお弁当を手配致します。
◇ふだんの朝食の時間は午前8:00頃ですが、
3/1、3/12、13、14日にご宿泊の方の翌朝食は8:00~8:30と
少しごゆっくりめにも対応致します。素泊まりでも承っています。
◇修二会関係の写真集や解説書などたくさん揃えております。
期間中の行法のタイムスケジュール表などもご用意しております。

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奈良倶楽部通信内の修二会についての過去記事と注意事項など。

◇まずは「お松明」について・・・
舞台下の斜面で(竹柵の中に入って)見学するには、人数制限がありますので早い時間に行かないと中に入れません。
目安として平日は17時までに、週末はもっと早い時間に竹柵の中に入れなくなるようです。ただ、戸外で長時間待機するのが難しい場合は、竹柵の外の見やすいポイントを、チェックイン後にご案内していますので、お松明見学をメインにされている方はなるべく17時までにチェックインをお済ませ下さい。
※参考までに、昨年(2024年)は参拝者が大変多く、17:10には竹矢来の中に入れなくなったそうです。

お松明の上がる時間と本数
3/1~3/11と 3/13は毎夜7時(19:00~)から10本/約20分
3/12は夜7時半(19:30~)から11本/約45分 ※移動しながらの拝観になります。
3/14は夜6時半(18:30~)から10本/約10分

※注意事項
・フラッシュ・ストロボや三脚・一脚を使用しての撮影は禁止です。
・二月堂周辺は段差が多く、転倒など足元にご注意ください。
・お松明は、二月堂に上堂する練行衆の足元を照らす灯りで、観光イベントで行われているものではありません。マナーを守って安全にご覧いただくようお願い申し上げます。

◇お松明についての過去記事
・竹柵の中の登廊近くで見学したお松明  2016
・3/12の籠松明見学 2012
・籠松明の部品作り 2010
・3/14の尻焦がし松明見学 2012
・奉納の竹がお松明に 2014 2024

◇お昼間の二月堂の様子についての過去記事
・3/1お昼の二月堂点描 2013
・3/1「惣神所そうのじんしょ2012 /2020
・食堂作法について 20082012
・生飯なげ 20202021
・お昼の二月堂で 20102014
・参籠お見舞いに伺う 20152016
・「数取懺悔」 2017
・お昼の法要 20202020202120222022

◇夜の聴聞についての過去記事
・「一徳火」と「開白法要」2017
・「称揚」 2008/2017
・「法華懺法 ほっけせんぽう」を聴く 20122013
・「過去帳」聴聞 2011/2017
・「大導師作法」聴聞 20142020
・「 咒師作法」聴聞 2015
・「上七日」3/5の「後誓と勧請」2016
・「下七日」に唱えられる「教化きょうけ2016/2017
・「小観音」さんのお松明 2010
・「小観音後入」2011/2016
・「蜘蛛の巣払い」2024
・3/11深夜の聴聞 20132014
・「お水取り」 2012
・「達陀だったん」の様子 2008 /2024
・ 「名残の晨朝」2009/2016
・「深夜の満行下堂」2013
・3/14「服喪中(ブク)」の年の聴聞 2018/2019
・3/15「修二会満行」2010/2012/2019/2020/2021/2022/2023/2024
・その他 2015年 3/143/20
・コロナ禍の夜の聴聞 2020 /2020 /2020 /2020/20212022/2023
・3年ぶり「局での聴聞」2024 /2024 


今年も、練行衆や参籠衆と拝観者の距離が近いところは立入禁止区域になってますが、登廊や北茶所など一部時間帯を除き規制緩和されたところもあります。
またお松明の時間帯は二月堂周辺への立入りが禁止されています。
注意事項の詳細は東大寺HPをご参照ください。
(ブログにも詳細をまとめています→ )

3/1~3/14の間、二月堂遠景を定点撮影し、インターネットの「ニコニコ動画」にてライブ配信が行われます。お松明の様子もこの映像配信でみることができます。→