二月堂修二会2025「油はかり」

2月18日
今年も修二会で使用する菜種油の「油はかり」が、「二月堂百人講」の方々によって行われました。

堂司、処世界、堂童子立ち会いの元、百人講の方が灯明油を計量棒で量って桶に流し入れ、それを真っ黒な油壺に注ぎ込みます。

油壺は3つあり、それぞれ一斗三升、一斗二升、一斗と油の量が決まってます。 油壺に納められると封がされて、油の量が書かれた付札がそれぞれに付けられて、礼堂に置かれます。

写真は、3度目に量られた時の様子と、紙縒りのような付札が付けられた様子。 「一斗」と書いてあるように見えます。

「油はかり」が終わって、南出仕口の扉が閉められるところの動画をX に上げています→★（堂内からは、観音寺役の声明が聞こえます）

二月堂のお寺役が終わって、一山の皆様と山手観音堂へ。般若心経をお唱えして、下に降りる階段から撮った山茶花越しの大仏殿。 

久しぶりにお参りに上がった二月堂。
修二会の準備が着々と進んでおりました。

::

メモ:
「油はかり」は、今年も10:20頃から始まり10:35頃に終了。
その年によりますが、10:00頃到着の私は前から3列目でした。