2020年3月5日木曜日

二月堂修二会2020*舞台の下からお松明

3月3日 初夜上堂松明を舞台の下から見学。
今年はかなり空いているので、18時回っても竹矢来の中に入れて
18:15着で、前から2列目、登廊横辺りに位置することができました。
暮れゆく西の空を見ると、大仏殿の遥か上空に金星が輝き、刻一刻と変化する空の色を楽しみながら待つ時間も楽しいひととき。
18:30頃 「三度の案内」の最初の案内、「時香の案内」で加供奉行がチョロ松明をもって登廊を駆け上がります。二月堂北出仕口で「じこうのあんな~い」と叫ばれる声が聞こえました。これに対して処世界さんが答える「三寸」は耳を澄ましていても聞こえず。
そして19:00になり、大鐘のご~んという低い音が響き聞こえると、二度目の「用事の案内」が聞こえ、これに対する処世界さんの「おう」という声はしっかりキャッチ。 
三度目の「出仕の案内」、これに答えるのは処世界童子の「承って候」。こちらもはっきりと聞こえました。処世界さんは礼堂の鐘を鳴らし、しばし大鐘との共演を楽しめました。
さて、登廊を大きな松明が上って行きます。
パチパチと杉葉の爆ぜる音、懐かしい匂い!
お松明を持った童子さんに続く、上堂する練行衆の方々の写真はありませんが、皆様とても厳しく凛々しいお顔付で、行に臨む静かな決意のようなものを感じました。
今回も新しいカメラでマニュアル撮影に挑戦しましたが
やっぱり動くお松明は難しいです。
写真を選ぶのもどれがいいかわからなくなってしまって、取りあえずは、何枚かアップしますので雰囲気だけでも楽しんで下さい。












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最後にスマホカメラの一枚もどうぞ。