2023年3月4日土曜日

「奈良、旅もくらしも」に油甕の記事

お水取り本行が始まって4日目。
二月堂へ今度はいつ行こう、いつ行けるかなと、仕事が忙しい中で、幸せなことに半分夢うつつで暮らしている毎日です。
修二会レポのブログをしっかり書く時間がとれないままでいますが、取り急ぎ書いたInstagramの投稿記事を貼っておきます。
(後日、ブログにはもう少し詳しく書きたいと思っていますが)
3/2「生飯さばなげ」「日中・日没」「お松明」
3/2 堂外で聴聞~下堂の動画「チョーズチョーズ」
3/3 参籠見舞いと依水園のひなまつり

そして本日は、ウエブマガジン「奈良、旅もくらしも」に投稿記事が更新されましたことをお知らせします。

『奈良国立博物館「特別陳列 お水取り」に初出陳の油甕について』という文章を書きましたので、お読みいただければ幸甚です。
ブログがちょこっとご縁結びして油甕が奈文研にやってきたお話なのですが、それから7年越しに奈良博で拝見できて感無量でした。
今回は見ることが叶わないという方も、いつか奈文研の収蔵庫でお披露目があるかもしれませんので、その時はまたお知らせいたします。

また、この油甕を研究資料として引き取られた神野先生の研究論文が素晴らしいので、こちらも併せて是非お読みください。→

神野先生の論文から、この奈良倶楽部のある辺りが東大寺の雑務を司り、法会をある一面から支えていたことがわかりますし、論文中の地図に記載されている「油倉」についても、かつてご近所にあった宿泊施設の大和山荘の山門に「油倉山荘」の看板があったことを覚えているので、いつか時間を作って図書館などで調べてみたい気でいます。
図書情報館のサイトにあった写真だったと思いますが、大和山荘の山門に「油倉山荘」の看板が掛けられています。
(大和山荘は奈良倶楽部の前の道を東に、山へ登ったところにあった高級旅館で平成元年2月末に閉館されました)

また、この油甕が仙台から奈良へと運ばれた一端に関わったのは私だけではないことを記しておきます。

「旅もくらしも」の記事にはお名前を書かずにいましたが、その頃、打合せなどで会っていた倉橋みどりさんにも相談し、大学の研究室や奈良文化財研究所(奈文研)などに話をもっていけばというアドバイスを受けて、金田あおいさんを通して金田明大さんから奈文研の神野先生へと繋がりました。
神野先生に繋がってからはパズルのピースがピタっとはまるように事が運んで、なかなか見事なリレーとなり、横で見ているだけでワクワクしていたのを思い出しています。
最後になりましたが、大きな尽力をいただいた故・金田あおいさんに哀悼の意を捧げます。ありがとうございました。