2022年3月30日水曜日

東大寺境内*桜散歩

3月29日 お昼の休憩時間に2時間ほど桜散歩に出かけました。
2日前の「早朝散歩」でもう間もなく満開になりそうな桜が気になってほぼ同じコースを、そして「早朝散歩」が無事に事故もなく開催できたことのお礼参りも兼ねての桜散歩でした。

奈良倶楽部から一番近い桜の名所といえばここ!
ここから正倉院の塀に沿って大仏殿の裏へ。

三面僧坊跡や講堂跡にはたくさん桜の木があり、大仏殿を背景に何枚もシャッターを押して、毎年同じ場所からの桜便りをスタートです。

三面僧坊跡から大湯屋方面へ
一昨年まではもっとボリュームがあってまるで「桜の緞帳」のように思えたのでしたが、昨年からはちょっと風通しがよくなってしまいました。
楓の新芽も!
大湯屋の前に白い桜。
大湯屋とお供田のところに今年も木瓜、レンギョウが咲いていて、二月堂からも桜の海が見えます。
不動堂の木蓮は一昨日よりもっと咲き進んでました。
木蓮、そして遠くに大仏殿。

手向山さんにもお参りして、「早朝散歩」では歩かなかったのですが、私が勝手に「桜の園」と名付けている東塔跡へ。

東塔跡はこれからしばらく基壇の整備工事に入るので、かなり広範囲に囲いがされています。
東塔跡といえば、ナラノココノエザクラとソメイヨシノのコラボ。ナラノココノエザクラは濃いピンクの蕾で、コラボはまもなくですね。
南大門と大仏殿の間の桜も満開でした!
南大門からは、こちらも「早朝散歩」と違うコースになりますが、真言院を通って西塔跡の方へ向かいました。
真言院の塀の中から丸い形の桜が顔を出しています。
西塔跡には大きな桜の木が二本あって、そのうちの一本が満開です。
いつもの大仏殿を背景についシャッターを押してしまいます。
西塔跡を通り抜けて、戒壇院エリアへ
戒壇院の門前から見る大仏殿。春らしくて好きな風景。
今年の修二会で結界となった注連輪が木にかけてあります。
昨年の古いのはよく見かけるのですが、今年のはお初です。
戒壇院の中の千手堂を通り抜けて、大仏殿裏の道へ。
東大寺幼稚園から大仏殿裏の道に沿って桜並木が続きます。
真ん中に大仏殿の鴟尾を入れて撮った一枚↑
最後は「おかっぱ桜」の様子をチェックして
固い蕾が出ているのを確認して一安心。
::
おまけの画像>>
その①
講堂跡の西側に南北に延びる道があって、このあたり一帯の整備工事ではこの道をなくすようでしたが、なぜかこんな風なちょっと違和感のあるのっぺりとした道が出来上がってました。(三面僧坊などの整備のための工事車両が通る道になるのかな?その工事が終わったら道はなくなるのかな?とも思っていますが。)

その②
これは、東大寺総合文化センターの中のショップで売っていた「南大門北側の石獅子」の置物。「南大門北側の石獅子」には雌雄があり、この置物にもそれがわかるようになっていました。そこまでちゃんと写していてびっくりでした。