3/2の初夜上堂松明を見に行ってきました。
できるなら二月堂下の広場で見学したいけれど、あまり早くから行って長い時間待つのも・・・ということで
そうしているうちにブルーアワーの空の色。
18時前後は雨が降ったり止んだりの安定しないお天気でしたが、お松明が上がる頃にはすっかり雨も上がって、三度の案内が始まり、奈良太郎の鐘の音、処世界さんが撞く礼堂の鐘の音、明かりが消されて真っ暗な中でパチパチと杉の葉が燃えていく匂いや煙が燻される匂い。登廊間近で拝見するお松明は、大きくて、長くて、やっぱりすごい。
昨年は竹矢来の傍で見学できたのですが、今年は階段通路は空けておかなければならず、柵越しの写真になります。
最後は和上さまの松明。
静かに一歩一歩ふみしめて上って行かれました。
::
Instagramにお松明の動画を3本上げています。→★
実は、不思議な出会いがありました。
お昼間に二月堂で聴聞していた時もずっとお隣にいらした方と、お松明見学の時に偶然隣り合わせの位置になりました。
待っている間に話が弾んで、その方は東京から通っていることや私は東大寺の近くで奈良倶楽部という宿をしていることを話したところ・・・
実は、不思議な出会いがありました。
お昼間に二月堂で聴聞していた時もずっとお隣にいらした方と、お松明見学の時に偶然隣り合わせの位置になりました。
待っている間に話が弾んで、その方は東京から通っていることや私は東大寺の近くで奈良倶楽部という宿をしていることを話したところ・・・
十数年ほど前のお水取りの頃に二月堂で、私の父と話をしたことがあり、その時も東京から来たと話したら「うちの娘がこの近くで宿屋をやっていて、いつか機会があったら泊まってあげて」とパンフまでいただいたとおっしゃるのです。
確かに父はカメラ仲間と二月堂に撮影にきていたことがあったなぁと懐かしく思い出し(私も一度父と会ったことがあるのです)、食堂の前で会ったということは生飯なげを撮りに来ていたのだろうかと・・・。
もう亡くなって今年で5年になる父の、十数年前の出来事を聞いて本当にびっくりしました。うまく言い表すことができないけれど、いつでも今でも傍に居てくれているように感じました。
確かに父はカメラ仲間と二月堂に撮影にきていたことがあったなぁと懐かしく思い出し(私も一度父と会ったことがあるのです)、食堂の前で会ったということは生飯なげを撮りに来ていたのだろうかと・・・。
もう亡くなって今年で5年になる父の、十数年前の出来事を聞いて本当にびっくりしました。うまく言い表すことができないけれど、いつでも今でも傍に居てくれているように感じました。