2024年2月18日日曜日

二月堂修二会2024「油はかり」

 2/18は修二会で灯明に使用する菜種油の「油はかり」が行われる日。

「百人講」の方によって桶や計量棒が入った箱が運ばれます。
「油はかり」は南出仕口で午前10時過ぎ頃から行われるとありますが、例年(今年も)10時より遅れること20分程して始まりました。
「油はかり」では堂司が正面に座り、処世界、堂童子が立ち会いますが、今年も新入の処世界さんと新堂司さんのお二人が初のお務めとあって、たくさんの方々が見学に来られていました。

「二月堂百人講」の方が桶に灯明油を計量棒で量って流し入れ
それを二月堂常住の真っ黒な油壺に注ぎ込みます。
油壺は3つあり、それぞれ一斗三升、一斗二升、一斗の油を量り納めることになっていて、油が壺に納めれられると封がされ さらに油の量を書いた付け札がそれぞれに付けられ 本行がはじまるまで礼堂に置かれるのだそうです。
堂童子さんが持っている白いものが付け札でしょうか。

「油はかり」は15分ほどで終わり、南出仕口の扉も閉まりました。

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今年もブログでの修二会レポがスタートしました。
仕事との兼ね合いもあるのでどこまでレポできるかわかりませんが、よろしくお付き合いくださいませ。