2020年7月18日土曜日

大神神社から檜原神社へ*

最近ちょっと「気」が滞っているような気がして・・・というような時、私は迷わずこちらへ。清々しい気をいただきたい時には、大神神社へお参りに伺うのです。
参道の緑が濃く深くなって、セミの鳴き声も聞こえて、いつのまにか夏になっている!と、びっくりしながらお久しぶりの境内へ・・・。
大神神社、狭井神社とお参りして、この最近の運動不足解消も兼ねて、山の辺の道を歩いて檜原神社まで行ってみることにしました。
このルートは、奈良に来た当初の30年前程に何度か歩いたように思うのですが、すっかり記憶が飛んでいて、初めて歩くような気持ちで道中の至る所で寄り道しながら行きました。
土曜日のみの開館のようですが「月山日本刀鍛錬道場記念館」↑
(12~2月と8月も休館のようです)
そのまま進むと、右手に鳥居が見え「八大龍王弁財天大神」の看板があります。鳥居をくぐって、木漏れ日が降り注ぐ小径をずっと行くと
二の鳥居があり、その向こうの池の奥に鎮まる龍神神社が見えました。青楓に光が煌めいて、お社も神々しい雰囲気に包まれています。
また最初の鳥居に戻ると、目の前には「茅原ハスロード」と手作りの看板が掲げられた蓮田が広がっています。

地元の方達が丹精込めて育てていらっしゃるようです。
檜原神社まで徒歩20分の道のりを、あちこちの寄り道で、その倍近い時間を使ってしまいましたが、檜原神社手前には「玄賓庵げんぴあん
こちらは、世阿弥作と伝わる謡曲「三輪」の舞台としても知られています。境内のお花に誘われて、中に入らさせていただきました。
ここから檜原神社までは、あと少し。
頑張って歩いて、ようやく到着。
西の向こうに二上山がくっきりと見えます。
お参りをして、帰りのルートもまた来た道を歩きます。
実は、行きの道中に見つけてた「花もり」という茶店。帰り道がちょうどお昼時になるので、こちらでランチをいただくことに。
三輪素麺と野菜の天ぷら、煮物のセットを美味しくいただきながら、ふっと昔の記憶が甦ったのです。「このお店に来たことがある!」
かつて「かやの木茶屋」という店前でバナナケーキが有名で(イラストレーターの西村玲子さんが雑誌でお薦めされていたので)それを目当てに来たことがあったのです!
かつてのお店の名前も、一緒に来た友人も思い出して、あまりの懐かしさにお店の方にお尋ねしたら、今は甥御さん夫妻がなさっているということで、お庭一面を覆う大木が白木蓮なことも知って、また木蓮が咲く季節に再訪できればと思ったのでした。
その後、狭井川沿いに「ささゆり園」を抜けて久延彦神社お参り↑
大美和の杜から三輪山遥拝↓
そして大神神社に戻ってご祈祷をお願いして、心身ともに浄化したような清々しい気をいただいたのでした。