2019年12月2日月曜日

晩秋の紅葉散歩*

師走に入ったとは思えないくらいのぽかぽか陽気でスタートした12月。忙しかった秋のシーズンを心地良く振り返りながら、少々疲れた身体を紅葉巡りで癒していきます。
まずは大仏池の畔へ。銀杏の絨毯はもう色褪せているのではと思いながらも、今年はまだ黄色の絨毯にくるまれる鹿ショットを撮っていないことが心残りで、やはりこちらに。
ちょうど一頭ずつ向こうからやってきたところ。途中で立ち止まって「何してるの?」と不思議そうに覗き込む様子がおかしいですね。
この後は猫段を通って東塔跡の方へ。
猫段の紅葉はもう終わりかけでしたが、東塔跡あたりはあちらこちら美しい紅葉を見ることができました。
日当たりの加減でまだ青かったり真っ赤になっていたり
美しい色のグラデーションが目を楽しませてくれます。





今年はイチョウが黄色くなるのが遅かったのと、モミジが意外に早く赤くなって、11月中頃からは黄色と紅色の両方を一緒に楽しめた奈良の秋。天候的には夏の暑さが長引き、今年の紅葉はどうかなぁと心配していましたが、これも杞憂に終わって、錦繍の秋を充分楽しませていただけました。
それにしても、美しい色や彩りを目で追いながら澄んだ空気の中を歩くだけで気持ちがリフレッシュして不思議ですね。
朝の紅葉散歩にお出かけのお客様方にも「綺麗、綺麗」と満足していただけたようで良かったなぁと喜んでいます。 この秋のシーズンにご宿泊いただきました皆様、どうもありがとうございました。