2019年12月18日水曜日

春日若宮おん祭2019*「暁祭」

今年もお客様方と「遷幸の儀」から「暁祭」までご一緒することができました。「遷幸の儀」については、ほぼ毎年ブログに様子を書いていますので、今年は「暁祭」について書いてみます。
まず、奈良倶楽部をお客様方と出発する時間ですが、今年は思い切って22時にいたしました。(タクシー利用で22時10分に到着)
30分ほど早いだけで、二の鳥居近くの列の前の方に位置することができました。夜になっても暖かな日でしたので、2時間弱を立って待っていても大丈夫でしたが。
その後、深夜24時(17日0時)からの「遷幸の儀」については過去ブログ(→        )をご覧いただくとして・・・
御旅所に入るのに偶然が重なって、一番最前列に行くことができました。御旅所に入っても「暁祭」の様子が何も見えなかった今までと違って、神事の様子をしっかり拝見することができたこと、私自身も感動しましたが、ご一緒のお客様方にも大変喜んでいただけてご案内した甲斐があったとほっとしています。
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若宮様が御假殿に鎮座されて、灯りが一斉に灯されると、なんとも言えない美しい空気がその場を包んだように感じてまず感動。
それから、若宮様へ朝の御饌をお供えされます。
神饌は大勢の神官たちの手送りで運ばれます。


その後、大きな御幣を奉幣し、宮司の祝詞奏上があって、巫女みかんこによる社伝神楽が舞われます。





社伝神楽の舞と神饌を撤饌される様子は、Instagramに動画でアップしています。(→ 
午前1時40分頃、暁祭が終わりました。最後に若宮様にお参りして
帰りは東大寺境内を抜けて奈良倶楽部まで
月の明るい暖かな夜、厳かで美しいものに触れることができ、満ち足りて帰途に就いたのでした。