2019年12月12日木曜日

12月の鹿寄せと名残の紅葉*

毎年12月1日から14日まで飛火野で開催される「鹿寄せ」は、奈良県旅館ホテル組合主催で行われています。
お当番に当たっていた昨日、鹿寄せ会場への行き帰りの景色をカメラを収めるのを楽しみに、朝から自転車であちこち寄り道しながら出かけました。
まずは鹿寄せ会場の飛火野の風景を・・・
そして鹿寄せの様子は・・・
鹿愛護会のお兄さんがホルンを吹き始めてしばらくすると
杜の方からたくさんの鹿たちが隊列をなしてやってきます。

お兄さんに撒いてもらったドングリを一斉にもぐもぐと食べる様子がまた可愛くて、たくさんの見学の方にも喜んでいただけたようです。
鹿寄せの動画はInstagramにアップしています→
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飛火野までの行きかえりのお楽しみは東大寺境内の名残の紅葉♬
もうほとんどが散り終わっているのですが、それでもまだ美しい彩りの木々もあり、その風景の中を走りながら「綺麗なぁ綺麗なぁ」と心の中でつぶやいてはカメラに収めていました。
いつもの、知足院から正倉院東側の道を抜けると向こうに大仏殿。
僧坊跡のまだ北側のエリアの楓は毎年遅くまで残っているのです。
大湯屋の大銀杏。
葉を落としかけていましたが、まだどっしりと晩秋の佇まい。
こちらも紅葉し始めたのが遅かった水谷茶屋のところ。
モミジの赤い絨毯に包まれていました。
そして飛火野からの帰りは、戒壇院を回って

栴檀の実がたわわになっているのを確かめて

 いつもの大仏池の畔の銀杏の絨毯を見ながら帰宅したのでした。
12月中頃になっても、まだ晩秋という雰囲気の、静かな佇まいの風景の中を走ることができて嬉しいことでした。