2020年12月9日水曜日

「春日若宮おん祭」ライブ配信のお知らせ

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年は神職や関係者のみで規模を縮小して行う「春日若宮おん祭」。
すべての神事で一般の参拝や見学ができない代わりに、インターネット動画配信で「おん祭」をご覧いただけるようになっています。
インターネット動画配信サービス「ニコニコ生放送」ライブ配信
12/15  16:00~18:00「大宿所祭」
https://live.nicovideo.jp/watch/lv329328760 
12/16  16:00~17:30「宵宮祭」 
12/17  0:00~2:00「暁祭」 

Youtube チャンネル「春日大社チャンネル」ライブ配信 
12/17  13:00~21:30「御旅所祭」

今年で885回目となる「おん祭」
毎年、師走の15~18日と曜日に関係なく行われる祭礼に、来たくても来れなかったという全国の奈良好きさんも多くいらっしゃると思います。長い歴史の中で「ライブ配信」という初めての試みでの拝観になりますが、また違った形でおん祭を感じていただけるのではと思います。是非ご覧くださいませ。

春日大社HPの「おん祭」に関しての詳細はこちら

2020年12月8日火曜日

「華厳唯心 ひとりひとりが華である」

先月のことですが、奈良市医師会主催の健康講座で、東大寺上司永照師の講演会があり、お話を伺いに行ってきました。

講演のテーマは「華厳唯心 ひとりひとりが華であるという考え方~こころの健康を考える~」。

この健康講座は一年に9回の割合で開催され、各方面から多彩な講師を招いて健康に関連した講演をされるそうで、上司師は小学校の同級生だった医師に頼まれて講師を引き受けたものの、健康に関連してということなので、急遽テーマに ”~こころの健康を考える~" を付けたしました・・・という裏話から講演は始まりました。

~こころの健康を考える~とは言ってみたものの、そもそも、こころとは何?健康とは何?心が健康であることとは?
・・・そんな疑問から始まって、実は「仏教の話」とは「心の話」のことであるという流れへ進みます。

まず「仏教」とは何かというと、仏さま(仏陀・覚者・悟った人・真理がわかった人・解脱した人)になるための教えであり、「生き方」の教えである。
また、仏教は「心の科学」であるとも言われていて、人はいかに生きるべきか、その理由や仕組みを解き明かして説き指し示す、そういう心の科学なのであると。
つまり、仏教はこころの健康を指し示すものであると言っても過言ではないとお話されました。

具体的にはどのようなことなのでしょうか。
「七仏通誡偈」「無財の七施」「六波羅蜜」などの仏教の教えについて詳しくお話していただきました。(それぞれの言葉の意味について、ここでは省略しますが、気になる方は検索してくださいね。)
・・・私は特に「無財の七施」を子供の時からきちんと知っていたら、もう少し楽に(楽しく)生きていけるのではと思いました。

そして、聖武天皇が盧舎那仏(大仏様)を造られたのは華厳の教えに出会われたからでは?・・・と、華厳の考え方についても詳しく教えていただきました。
その中で、華厳のエキスとは、心がすべてのものをつくっている。いい心でものを見る。仏さんは自分の心が作っている。・・・など、華厳唯心偈から教えていただきました。

(上司永照師。講演の最後にお写真撮らせていただきました。)

当日のレジュメに書かれている「華厳唯心偈」とその訳文。
最後の部分の「心造諸如来しんぞうしよによらい」(心が諸々の如来を造る)を、肝に銘じて心穏やかに健やかに過ごしていきたいと思いました。
大変実りのあるお話をありがとうございました。

2020年12月4日金曜日

フランス料理「FAON」

 「美味しい記憶と記録」シリーズ、「あまから手帖10月号」からの新規店探訪2軒目は、猿沢池から興福寺五重塔へ向かう角に、今年2月にオープンしたフレンチレストラン「FAON」さん。

こちらのお店は、正倉院展の頃にご宿泊されたお客様から「とても美味しい」とお聞きしていたので、楽しみに伺いました。

奈良公園の子鹿のように愛されるお店にと、フランス語で子鹿を意味する「FAONファン」と名付けられたレストラン。ランチタイムだったら鹿が顔を出しそうなくらい、奈良公園の中にあるお店です。
最初の一口前菜。
冷菜はサバのマリネでとても美味しかった!
温菜はフォアグラの洋風茶碗蒸し。滑らかで口当たりもよく、母に食べさせてあげたい!と思った一品。
お魚もお肉もついたコースディナー。
食材についての説明も忘れてしまうほどおしゃべりが弾んで、お料理について詳しく語ることができませんが、どのお料理も美味しくいただきました。
テラス席からは猿沢池や五重塔も見えるのですね。
次回はランチに行ってみたいと思います。
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フランス料理「FAON」
奈良市高畑町1122-12
tel:0742-25-3009
昼11:30~14:00  夜18:00~20:30
水曜定休(不定休あり)

2020年12月3日木曜日

Cafe&Restaurant「POOL」

久しぶりのお食事処ご紹介「美味しい記憶と記録」シリーズ。

「あまから手帖10月号」の奈良特集では、新規オープンのお店や、まだ訪れたことのないお店がたくさん紹介されていました。
コロナ自粛を挟んでかなり長い間、晩御飯を外で食べていなかったので、秋の終わりに2日続きで新しいお店を探訪しました。
まず一軒めは船橋通りの「POOL」さん。
オープンは2年前くらいでしょうか。何度もお店の前はよく通り抜けているのですが、ちょっとイカシタ外観と内装に若い人のお店と勝手に決めてしまって、ちょっと入りづらかったことはたしか。
この日は若い友人達との会食で、ここに行きたいとリクエストして伺いました。
ディナーはアラカルトもありましたが、コースがリーズナブルだったので、スープ・前菜・メイン・デザート&飲物の4品コースでお願いしました。
カジュアルフレンチというかビストロというか、とにかくアットホームで居心地よくてボリュームもたっぷり。
地元奈良産の野菜がてんこ盛りなのも嬉しいですね。
デザートは4種類から選べて、紅茶は大きなポットでサービスされますので、食後にとてもゆっくりと過ごすことができました。
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Cafe&Restaurant「POOL」
奈良市船橋町7(JR・近鉄奈良駅どちらからも徒歩10分)
tel:0742-42-6430
昼11:30-15:00・ 夜17:30-22:00(各30分前L.O)
火・第2水定休

2020年12月2日水曜日

最後の紅葉たより*

鹿寄せ会場に急ぐ道中と帰りのお参り道中に見つけた秋の名残。

正倉院から大仏殿へ抜ける道中


この僧坊跡の北側エリアの紅葉は、いつも一番最後まで残っているので、ゆく秋を惜しむ気持ちを慰めてくれるところなのです。

龍松院と持寶院の間の紅葉もまだ綺麗!

二月堂お供田から
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二月堂さんをお参りした後は、飛火野へ「鹿寄せ」開始間際に滑り込み、その後は春日大さんへもお参りに


御蓋山山頂にも色づく木々を見つけて、ちょっと嬉しくなったり。

ちょうど旬祭の最中、御本殿からの大祓詞を聞きながらお参りして

水谷神社を抜けて、水谷茶屋。

大仏殿、そして講堂跡から僧坊跡


一本だけですが僧坊跡にまだ綺麗な葉っぱの残る木がありました。

今年は楓の色づきが思いのほか早く始まって、そして紅葉している期間も短いようでしたが、それでもこうして秋の名残を見つけては楽しんでいます。

2020年12月1日火曜日

12/1~12/14「冬の鹿寄せ」

 12月、奈良の師走の風物詩「冬の鹿寄せ」が今年も始まりました。

ホルンの音色に、森の奥から鹿達が群れをなして近寄ってくるのですが、久しぶりに開催された鹿寄せの初日は、「ホルンの音色=どんぐりもらえる」と、まだ鹿達にインプットされていないようで、集まって来てくれるのに随分と時間がかかりましたが。

集まり出したら、わさわさとあっという間に百頭近く
鹿愛護会のお兄さんにドングリをもらって一生懸命もぐもぐ。

この「冬の鹿寄せ」は奈良市旅館ホテル組合主催で、ご宿泊の方にはエコバッグのプレゼントもあります。
12/14まで、飛火野にて毎日開催。時間は10時から15分ほどです。
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この日は道中で、秋生まれの小さな子鹿をたくさん見かけました。


寒くなってきたので、身体中の毛をふわふわにして可愛いですね。

2020年11月30日月曜日

當麻寺中之坊「書院特別公開」

今年は、中之坊書院(重文)の4年に一度の特別公開の年。
最終日の11/30に思い立って出かけてきました。

書院には片桐石州作とされる茶室が二席あり、丸窓席では窓越しに庭園「香藕園」を覗いて見ることができます。
もう一つのお茶室「五畳台目席」では
両側から継ぎ合わせるように織る「中継表なかつぎおもて」という貴重な畳が必見なのですが、写真では肝心の畳の様子がわかりませんね。

そして今回の特別公開では、肉筆模写による復元事業が行われている400年前の襖絵の一部が見学できます。
右上部の老松の再現された作品が横に並べてあり
肉筆で描かれたダイナミックな筆使いを間近に拝見できます。
※「書院襖絵肉筆再現模写」についてはこちらをご覧下さい。
第111代 後西院天皇 行幸の間、玉座から見た庭園の様子。
そして、大和三大庭園の一つとされる「香藕園」を散策。
東塔と名残の紅葉
書院を庭園から見るとこんな様子↑

苔も千両も美しいですね。


オキザリス↑と突抜忍冬の変種?↓
ツワブキも満開↓
最後に、中将姫さまの「称讃浄土経」のお写経を。
誘っていただいて2年半前に始めたお写経、友人たちはすでに全15回を終えているようですが、私は今回で7回目。ようやく半分ほどきましたので、時間がかかっても地道にコツコツ続けていこうと思いました。
「称讃浄土経」写経のブログ過去記事→
1回目 2回目 3回目 4・5回目