2020年7月8日水曜日

今年最後の紫陽花*岩船寺

7月8日 奈良も夜半に大雨が降り、日中は雨が降ったりやんだり。
全国各地で大雨による被害が起き、ニュースで目にする光景に胸が痛みます。被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、これ以上被害が大きくなりませんようお祈り申し上げます。

気持ちが沈みがちになりますが、こんな時はお花に囲まれたいと、
先日から行こうかどうしようかと迷ってばかりで重い腰が上がらなかったのですが、どうしても最後に大好きな紫陽花にたっぷり触れたいと、雨上がりの朝、車で20分少々の岩船寺まで行ってきました。
以下写真ばかりですが・・・

































まずは本堂にお参りして、気持ちを鎮めて、そして紫陽花尽くしの境内の隅々まで歩いてカメラに収めて・・・。
ただそれだけなのですが、不思議と気持ちが落ち着きます。
岩船寺は、奈良市内よりも高地にあるので、紫陽花の花が終りかけとはいえ、まだ綺麗に残っていて、あと4~5日は美しい状態が見られると思います。(15日頃には剪定に入りますとおっしゃってました。)
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岩船寺
拝観時間:8:30~17:00(12月~2月は9:00~16:00)

2020年7月7日火曜日

東大寺千手堂特別公開*

ただいま東大寺では、保存修理及び耐震化工事のため拝観停止中の戒壇堂に代り、通常非公開の千手堂が特別に公開されています。
拝観できるのは、厨子入千手観音菩薩立像・四天王立像・鑑真和上坐像・愛染明王坐像(すべて重文)。
立て看板やパンフの写真にあるように、 小さな黒漆塗厨子の中に、小ぶりな千手観音菩薩立像と四天王立像。厨子の扉の内側には 美しい彩色画が描かれて、ご本尊像を荘厳する華麗な空間を久しぶりに拝見拝観でき有難い気持ちでいっぱいです。
(何より、東大寺友の会カードで拝観できるので、これから3年間何度もお参りできると思うと嬉しくなっておりました。)
千手堂は外から見ると小さく見えますが、堂内はかなり広くて、扉を開け放しているために別火坊への繋がりもよくわかり、試別火の時にここで法螺の練習をされているのかなぁと思ったり。


江戸時代に制作された鑑真和上像も、しみじみと美しく素晴らしいと感じ入っておりました。
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「東大寺千手堂特別公開」
期間:2020年7/4より約3年間 ※但し2月中旬~3/1は拝観停止
時間:8:30~16:00 ※但し毎月6日は法要後10時頃より
拝観料:中学生以上600円・小学生300円
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この日は偶然にも、戒壇堂から出発した日通のトラックが超ゆっくりスピードで通り過ぎてゆくのを目撃!
きっとあの中に四天王立像が!?とドキドキしてお見送り。
戒壇堂の四天王立像は
7/23より東大寺ミュージアムにて拝観できます。(9:30~17:30)
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千手堂特別公開のブログ内過去記事→2010年/ 2013年

2020年7月3日金曜日

7/4・7/5「まほろしひらく vol.1」 

奈良きたまち、閑静な住宅街の一角に「まほろし」と名付けられた、大人の秘密基地のような場を作っているメンバー達がいて、Instagramで現場の改装工事の様子がアップされるたびに、ここは一体どこなのだろうと好奇心がくすぐられていたのですが、つい先日、通りすがりに偶然にもこの場を見つけて、中を見学させてもらったのです。
改装工事中ですが、今週末7/4(土)7/5(日)には、その現場感も楽しんでもらいながらのお披露目会が開催されますのでご案内いたします。

「まほろしひらく vol.1」   
2020年 7/4(土)7/5(日)  11:00-19:00 
●to-daiオープニング企画展  
 「あつまれどうぶつのブローチ+アルパカ読書室」
 ham embroidery + neniqri 
●諸国妄想屋台「まほろし幻BAR」まほろし企画課 
会場:奈良市多門町564-1 (近鉄奈良駅より徒歩16分)  
※駐車場はございません。
お車の方はお近くのコインパーキングを 利用ください。 

改装中の現場の様子をちらりと・・・






まほろし企画課の 立ち上げメンバーは以下の皆さん。
●食堂長  アジアンマーブル
●読書室長  佐藤明子(neniqri)
●工場長  ミジンコブンコ
●ギャラリー長 たかはしみちよ(日+月+星)

築40年ほどの一軒家を少しずつ自分たちで手を加えて、家事室、読書室、食堂、展示室・・・と、じぶんたちの暮らしの中に 「こんな場があったらいいのに」を つくってらっしゃって、とても面白そう!
お披露目会には土日のどこかで遊びに行こうと楽しみにしています。

2020年7月2日木曜日

今年の「なら燈花会」開催について*

今年の「なら燈花会」開催についてお知らせです。 
新型コロナウイルス感染症拡大予防に伴い、今年は例年のような10日間、全10会場での開催は断念されて、新しいかたちで開催されます。
①今年だけの特別な場所にて無観客で行い、その風景をネットで映像配信。
②「#おうちで燈花会」企画。
例えば、過去の燈花会の写真や動画をアップしたり、8/5~8/14は、「おうちで燈花会セット」を買って自宅やお店の周りなどに灯りをともしたり。
21年間開催されて今年で22回目の「なら燈花会」。
今まで灯してこられた灯りを絶やしたくないという苦渋の決断だったと思います。多くの皆様のご協力で「なら燈花会」の優しい景色がSNSを通して広がりますように。
(写真はすべて2018年撮影)

2020年7月1日水曜日

7~8月「奈良県+関西在住限定プラン」

コロナ禍で遠くへの旅が限られている今だからこそ、近くのホテルに泊まって、時間を気にせずに夕景を楽しんだり、朝早くの清々しい空気を味わってみたり・・・。
日々の暮らしの中で、非日常への「旅」を通して、ちょっとした癒しを感じたり、暮らしに彩りを添えたり・・・。
こんな時期だからこその地元再発見!とご用意した「奈良県民限定プラン」。おかげさまで「一度泊まってみたかった」と、初めてお泊りいただく方も多くなりました。

そして県を跨いでの自粛解除後は、「まだ遠出はできないけれど、お隣の奈良だと大丈夫かな」という雰囲気も生まれつつあり、少しずつ近隣府県のお客様方がいらして下さるようになって、本当にありがとうございます。

今回、「奈良県民限定プラン」を関西二府四県にお住まいの方も対象に、範囲を広げました。期間は7月1日から8月31日まで。

夏の朝の煌めく光と木々の間から見える光芒。緑滴る奈良公園へのお散歩は格別に清々しく、心も身体もリフレッシュします。また、黄昏時の刻一刻と変化する空の色。早朝や夕暮れの景色はお泊りしてこそ、ごゆっくりとお楽しみいただけます。

7月~8月「奈良県民+関西二府四県にお住まいの方限定プラン」
ご宿泊料金はすべて税込みです。
シングル利用:朝食付き6000円 /素泊り4500円
ツイン利用の1名様料金:5500円 /素泊り4000円
3~4人部屋の1名様料金:5000円 / 素泊り3500円
但し、7/23~7/25と、8/8~8/15は上記金額より1000円up。

※ご利用につきましては、宿泊者のどなたか1名が関西在住、
または予約者が関西在住でも、このプランをご利用いただけます。

※また、奈良倶楽部の「新型コロナウィルス感染防止対策」については、こちらに詳しく記載しています。

※好評の「宿泊者限定ほうせき箱のかき氷プラン」は、どのプランとも併用してご利用いただけますので、ご予約時にお申し出ください。

ご予約はこちらから、またはお電話(0742-22-3450)でよろしくお願いいたします。皆さまのお越しをお待ちしています。