今年の修二会で奉納した松明竹が、素敵なオブジェに生まれ変わって奈良倶楽部に戻ってきました。
二月堂舞台を走り抜ける お松明の炎をイメージして、竹アーティストの三橋玄さんが作ってくださったのです。夕暮れ時の、灯りが入る頃に壁に映る影もまた美しく感じます。
背たけも高くダイナミックな花入れになったので、若竹の青々しい間はこちらもオブジェ的に置いています。
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今回は10年ぶりの周年記念としての奉納でしたが、松明竹を奉納することでたくさんのご縁もいただき、本当に有難いことでした。お松明が上がることを我がことのように喜んで下さったり、気にかけて下さったり、写真を撮って下さったり・・・多くの方にお世話になりました。ありがとうございました。