2021年12月9日木曜日

春日大社へ

雲一つない青空、穏やかで暖かな小春日和の一日。
コロナ禍になる前に入会させていただいた「十日会」の、今日は久しぶりの例会で春日大社へお参り致しました。
貴賓館に集合して、御本殿中門内で正式参拝をさせていただき、その後は国宝殿にて開催中の「金工の美」展を、千鳥権禰宜の解説で鑑賞という贅沢なひととき。
国宝殿では「金工の美」展と同時開催で、「最強の疫病終息の神ー水谷社に祀る牛頭天王ー」展も開催されていて、水谷神社に納められていた牛頭天王曼荼羅衝立を中心に牛頭天王信仰の歴史と広がりや、水谷神社が元になった茶道や狂言などの文化的側面について展示されています。
牛頭天王といえば、故郷の松尾神社を思い出してしまいますが、展示室には松尾神社の牛頭天王の写真もあって、春日大社との関係をあらためて認識いたしました。
解散の後、水谷神社にお参りしました。
水谷神社そばの水谷茶屋の紅葉はほとんど終わってましたが、初冬の静かな昼下がりの茶屋の趣きに、ゆく秋を惜しみながらも季節の移ろいもまた良きと思うのでした。