霜月晦日。
先日開催した「早朝散歩」の御礼参り方々、明るくなってからの紅葉散歩に行ってまいりました。
「早朝散歩」の時は真っ暗で気が付かなかったのですが、大仏殿北側と正倉院を結ぶ南北の道路がこんな風になっていて驚いています。
桜の木も切られていて、造成工事の目的に「東大寺境内と宮内庁御料地を一体的な伽藍跡として捉えるため、地区を東西に分断している南北道路を撤去し、整備を行う。」とあります。随分風景が変わることでしょうね。
::二月堂では「仏名会」で数取りに使われる山茶花が満開。
::
手向山八幡宮さんにもお礼参りをして、若草山山麓を抜けて
::
水谷茶屋の方へ。紅葉の名所だけあってカメラマンさん達が大勢!
ここまで来たら、もう少し。頑張って春日大社まで歩きました。
久しぶりの春日さん。
祓戸神社の銀杏もまだ美しく、清々しい気をいただきました。
石灯籠にコシコシとこすり付けている鹿あり。
::
この後は、春日野フォーラム甍を抜けて吉城川沿いに南大門まで。
吉城川の紅葉もまだ綺麗に残っていました。
::
大仏殿西側に大きな栴檀の木を発見。
たくさんの実がなってようやく気がつく栴檀の木。
ここにあるのは知りませんでした。
大仏殿北西側にまだ綺麗なモミジがあって、早朝散歩の皆さんと写真を撮っていたのは、このモミジです。
帰りしな、いつもの散歩道を振り返って、境内にいらっしゃるご神仏様にもう一度お礼をお伝えしました。
天候にも恵まれ、私自身もしっかり歩けて、皆さんに喜んでいただけて有難いことでした。ありがとうございました。