奈良倶楽部の「土鍋の会」でお馴染みの福森道歩さんのお父様の作品展にお邪魔してきました。
龍光院の空間の中に福森さんの作品が見事に溶け合って、帰宅後も翌日も、その情景を思い出しては余韻に浸る素晴らしい展覧会でした。
作品展の様子は、当日いただいた図録から雰囲気をご覧ください。私はこの織部の小鉢と最初に目が合って、一巡してから拝見しても気になって・・・。この日この空間に出現した小宇宙の何か名残になるものを連れて帰りたい衝動もあって、作品を求めて帰りました。
最後に「壺陰こいん」という名の隠れ部屋のようなお茶室で、全て福森さんの作品になるお道具で薄茶を点てていただき、至福のひとときも味わって来ました。