きたまちスイッチ第2回目は、「あじあの薬膳おばんざい藍布」さんを会場に、「鍼灸とりゐ」さんには暑さで消耗した身体の疲れをツボで癒す方法を教えていただき、「藍布」さんには美味しい薬膳ご飯をいただきながら食養生について教えていただくという講座でした。
教えていただいたツボは3つ。
暑さで消耗したエネルギーを補う「合谷」、暑さで余分に取り過ぎた水分を輩出してくれる「陰陵泉」、冷えから身体を守ってくれる腎臓の働きをよくする「湧泉」。それぞれのツボの場所と押し方のポイントなどを具体的に教えていただいて、今の時期にとてもお役立ちな講座になりました。
鳥居さんは、イベント出店で「焙烙灸」をされています。
直近では10/4・10/5の夜に、もちいどのセンター街で開催されるイベント「もいちど夜市」に出店されますので、興味のある方は是非。
続いて「藍布」さんの薬膳おばんざいをいただき、食養生についてのお話をうかがいます。藍布さんのごはんは、薬膳で使われる生薬やレイシ、朝鮮人参などの特殊な食べ物を使うのでなく、食べ物の持つそれぞれの働きを知った上で、食べ物の力を取り入れて調理する普段のごはんだとお話されました。
例えば、この日のごはんから・・左から「茄子の自家製塩麴漬け生姜・陳皮添え」は夏野菜の茄子は身体を冷やす・血の滞りを流す力を持ち、「春雨のスパイシーな炒め物」のキノコ類は気を補う力を持ち、緑豆春雨は解毒余分な熱を取る力を持つ。「具だくさんの沖縄炊き込みごはん」、「豆腐の梅味噌だれ」の梅の酸味も身体にいい。・・・栄養学的にはビタミンだとか栄養成分が重視されますが、漢方的には気を補うというのが重要だということです。
その他に、暑さと湿気で弱った消化機能をパワーアップする食べ物や、秋口の乾燥に対応する食べ物などについて教わりました。
また、秋の初めはまだ夏の余熱が体内に残っているので、よく噛んで口の中の温度を上げることも大事だそうです。
とても美味しいごはんをいただき、お腹も心も身体も満たされたあっという間の2時間でした。
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次回の「きたまちスイッチ」は11月20日です。
テーマは「ちょっと聞いて、きたまちスイッチ」(仮題)
「きたまちコンセント」実行委員が、「きたまちコンセント」と名前が変わって、どんなことを目指し、どんなことをやってきたのか、これからやっていきたいことをお話します。参加無料です。
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