2025年12月9日火曜日

「天理参考館」と「天理図書館」

施設の方にご案内いただける機会があり「天理参考館」と「天理図書館」に行ってまいりました。

「天理参考館」は今夏に奈良博で、奈良国立博物館開館130年と天理大学創立100周年を記念して、出陳物のほぼすべてが参考館の展示物という特別展「世界探検の旅 ―美と驚異の遺産―」が開催されたばかり。

2回鑑賞しましたが(ブログ内記事 )鑑賞時間2時間では足らないくらいの充実した内容で、奈良博に来ているのは参考館の収集品のほんの一部と伺い、いつか本丸に行かなくてはと思っていました。

こちらもすべて写真撮影OKで、つい撮ってしまいますね。

台湾には天理教の布教で訪れることが多く、昭和初めに収集したものが多く揃っています。


台湾の先住民族の物も多く。
解説を聞いてこそわかる物もあり、興味がそそられます。

右から2つめの大きな壺は唐時代の物。
パプアニューギニアの精霊たちの森
奈良博の展示コーナーを思い出す懐かしい一場面です。
ブラジル移民の方のパスポート↑かつてのパスポートには顔写真がなく、ほくろや身長などの身体特徴が細かく書き込まれているのです。
明治5年、鉄道開業当初の乗車券は日・英・仏・独語で印刷されています。とにかく小さな細かいものまでマニアックな品揃えで、特に鉄道関係のものはほぼすべて揃っているようです。
埴輪や土偶の品揃えも超一級揃いです。

富雄丸山古墳出土の三角縁神獣鏡!

奈良博でもお目にかかりましたね↑↓

中央には正倉院御物にもあるガラス碗↑
何より目を引いたのはこちら↓
これ、何だと思いますか?
頭と四肢を切り取ったヒツジの胴体をふくらませて袋状にし、それを並べて木枠をはめこんだ筏なのです!
黄河上流域に暮らすチベット族が使っていたそうで、動物を浮きとして利用するなんてびっくりでした。

こちら↑は11/26に天理の銀杏並木を見に行った時に撮影したもの。
並木道から建物の向こうに廻ると正面入り口があります。
天理参考館についての詳細は公式サイトをご覧いただくとして
30万点にも及ぶ収集資料の中の3000点の展示、とにかく圧巻でしたので、機会がありましたら是非お訪ね下さい。

参考までに・・・当日ご一緒した、平川理恵さんのVoicyや、友松洋之子さんのチャンネルでも天理参考館について取り上げていらっしゃいます。

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そして「天理図書館」もすごかった!
蔵書約150万冊!このうち国宝6点、重文88点!(詳細
蔵書の内容もすごいのですが、実は建物自体の素晴らしいこと!
図書館内は撮影不可でしたので資料↓掲載の写真からご紹介します。


扉を開けると正面ホール。階段の手すり、出納台、書庫扉の枠などには大理石が使われて重厚な雰囲気を醸し出しています。
天理図書館は開架式ではなく、閲覧したい資料を申請して出してもらいます。資料閲覧についてはこちらをご覧ください。
閲覧室は一般の者も自由に利用できます。何とも素晴らしい閲覧室で、ここには開架書架もあり自由に閲覧できます。
建物を囲む風景もまた素晴らしくて
自然豊かな大学構内を散策するだけでも楽しいでしょうね。
機会があればこちらも是非お訪ね下さい。

2025年12月8日月曜日

「おん祭」12/15~12/18の諸神事と関連情報

 大和一国を挙げての一大祭礼「春日若宮おん祭」。

月日が流れるように過ぎて行き「おん祭」まで一週間となってしまいました。毎年ブログに書いていますが、今年も「おん祭」諸神事のタイムスケジュールを記しておきます。(印が過去記事です)

◇12/15 10:00少し前頃「一の鳥居に御神木かけ」

「おん祭」が終わると、一の鳥居の御神木は北側のみになります。
その顛末についてはブログの過去記事を参照下さい。

◇12/15 10:30 「椎木の薦上げ式しぎのこもあげしき 大宿所出発」

餅飯殿センター街にある「大宿所」を、薦をつくった大和郡山市椎木町の方たちが10:30に出発して、神様がお遷りになられる「お旅所」まで担いで奉納されることを「椎木の薦上げ式」と呼んでいます。
(参考までにお旅所御假殿についてはこちらもご覧下さい。)

◇12/15(餅飯殿センター街 大宿所)
13:00  大宿所詣 渡り神子行列  (12:45~JR奈良駅出発)

14:30  御湯立 
16:30  〃
18:00  〃

17:00  大宿所祭


◇12/16(春日大社若宮神社)
14:00頃 大和士宵宮詣(手向山八幡宮にもお詣り
15:00頃 田楽座宵宮詣
16:00  宵宮祭

◇12/17(お旅所・参道)
0:00  遷幸の儀        
1:00  暁祭(お旅所) 
     暁祭での神饌のこと

9:00  本殿祭(春日大社)
10:00前  田楽奉納(初宮神社)
12:00  お渡り式出発    

12:50~13:50 南大門交名の儀 

13:00~14:30 松の下式 

13:00~ 競馬 

埒明け 

14:30~ 稚児流鏑馬
大名行列 
14:30~お旅所祭
15:30~22:30 
神楽・東遊・田楽・細男・猿楽・舞楽・和舞など神遊   
 
22:30~ 還幸の儀 

◇12/18 
13:00 奉納相撲(お旅所前)

14:00 後宴能(お旅所)


※時間はあくまでも目安です。
早くなったりすることもありますのでご注意下さい。
また、奈良の冬は底冷えが厳しいです。
防寒対策、特に足元などをあたたかくしてお出かけ下さい。

2025年12月6日土曜日

京都へ「南座顔見世興行」

京の師走を彩る南座の顔見世興行
そして八代目尾上菊五郎・六代目尾上菊之助襲名披露。 


20年も前に一度だけ歌舞伎を見たことがあるという、ほぼほぼ初心者の私。 あまり事前に頭に詰め込まないで楽しみたいなぁとワクワクしながら夜の部に伺いました。
でもせっかくならと、チケット発売初日に割といいお席も取って気合いは入っているのです。 

花道の横のお席!テレビでしか見たことがない役者さんをこんな近くで拝見できるなんて!とそれだけでも感動しておりました。

「襲名披露」は、もっとかしこまったものなのかと思いきや、皆々様の口上があたたかでユーモアに満ちた楽しいものだったのでちょっと驚きました。

他の演目も賑々しく祝祭に満ちた様子で、古典芸能というよりはエンターテイメントという印象で、とてもとても楽しく観劇しました。
菊五郎さんの弁天小僧は惚れ惚れするし、勘九郎さんはやっぱりいいなぁ、最後の演目「三人形」の艶やかな踊りも夢中で見てました。(隼人さんはつい長谷川様ーと呼んでしまいそう!) 

そして幕間にいただくお弁当も美味しく、お隣に席の方ともお話が弾み、よき歌舞伎観劇デビューとなりました。

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夜は、娘夫婦が「父の日・母の日」にとプレゼントしてくれたホテルオークラの宿泊券をこの日に使って京都でゆっくり楽しみ

東山に陽が昇る夜明けの空を見ながら朝食をいただき、一晩お留守番をさせてる愛犬が気になり早々に奈良に戻ったのでした。(わんこはおとなしくお留守番していてホッとでした) 

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ちなみに、20年前に初めて見た歌舞伎の中で、襲名されたばかりの坂田藤十郎さんの八百屋お七を拝見して、どうしても十七八の若い女性にしか見えない様子にびっくりしたことがあり、役者さんてすごいなぁと、それが今でも印象にのこっています。

2025年12月5日金曜日

「文化財保存修理所特別公開」のご案内

「文化財保存修理所特別公開」のご案内です。

本日12/5(金)より申込受付が開始されました!
抽選に当選するのは割と狭き門ですが、普段は見ることのできない修理の現場を見学できる絶好のチャンスです。

日時:令和8年1月16日(金)10時・13時・15時30分 各回約90分 
募集人数:各回40名(抽選)
申込期間:12/5~12/19まで
申込み→

ブログ内過去記事→

2025年12月4日木曜日

「路地ぶら ならまち・きたまち2026」詳細発表

1月2月に開催される「ならまち」と「きたまち」の路地をぶらっと巡る冬の奈良の観光キャンペーン「路地ぶら」。

通常は拝観要予約の寺院を、観光ボランティアガイドの会の案内付きで拝観できたり(詳細→

興味をそそる特別関連企画などもあり。(詳細→

その特別関連企画の中で、今年は空海寺の森川真雅師による「お水取りこぼればなし」が企画されています。

開催日時:2/8(日)と2/15(日)11:00~12:00
場所:空海寺
参加費:無料
事前要予約・申込はこちら

お水取りファンにとっては嬉しい企画ですね。

その他にも、この期間だけの「特別御朱印授与」や「ガイドツアー」や「お守り作りWS」、「奈良いちごまみれ」キャンペーンなどもあり。
サイトから是非チェックしてみてくださいね。

ちなみに「路地ぶら ならまち・きたまち」のブログ過去記事です。
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2025年12月2日火曜日

12月の鹿寄せ

12/1から12/13まで、今年も「旅館ホテル組合」主催の「鹿寄せ」が飛火野で行われています。


鹿寄せは10:00から15分ほど。
「旅館ホテル組合」加盟施設にご宿泊のお客様には、「粗品引換券」で素敵なエコバッグがプレゼントされます!
ホルンを吹く様子を描いた限定エコバッグ↑素敵ですよね!

そして鹿寄せが終わったら、ガイド付きの「春日大社参道の朝のお散歩」が今年も実施されますので是非ご参加ください。
時間は10:15から30分ほど。その後、当日限りですが拝観割引券で国宝殿にも入館していただけます。(※12/13は国宝殿休館日)

「粗品引換券」と「お散歩参加&春日大社国宝殿拝観割引券」は、チェックイン時にお渡しします。

昨年の様子のブログ記事→
春日大社参道でガイドさんに案内していただいた内容なども書いています。知らなかったことも多く、大変勉強になりました。
ちなみに旅館ホテル組合から私がお当番に立つのは12/10です。

2025年12月1日月曜日

12/1より 2月3月のご予約受付いたします*

奈良俱楽部のご予約は通常2か月前からの受付になりますが
3月、11月、12月分のみ3か月前から受付開始しております。

本日12月1日より2月と3月のご予約受付を承りますので
どうぞよろしくお願い申し上げます。

12月の奈良は、やはり「春日若宮おん祭」
そして個人的には、16日の東大寺開山忌に発表される来年の修二会練行衆配役・・・参籠される方々のお名前をうかがうと修二会モードに気持ちのスイッチが一気に入ってしまいます。

水島太郎さんの「なむ」
先日の作品展で気になってお尋ねしたら、新作で私の実家の雨戸に描いた作品があるということで、奈良俱楽部にお迎えいたしました。
(※実家の雨戸についてはこちらに詳細を書いています)
走りの行法で和上さんの「南無頂上」が聞えてくるようで
作品を見ながら一人で悦に入ってます。

二月堂修二会に思いを馳せながら、2月3月のご予約お待ちしています。
どうぞよろしくお願いいたします。