1月15日 東京へ出発前にこの日から特別公開が始まった 奈良博仏像館での「元三大師像」を拝観してきました。(会期は3/16まで)
奈良博に来ると必ず御蓋山を撮ってしまいます。つい6日前にあのお山に登拝させていただいたところなのに、もう遥か昔の出来事のように感じます。
::
写真↑は「奈良国立博物館だより」より
コロナ禍の大変な時期に延暦寺横川にお参りして、元三大師が自分のお姿を写し撮られたという疫病退散の護符「角大師」を求めました。
その時に、元三大師が鬼の姿になられた伝承を知ってびっくりしながらも、ものすごく有難い気持ちになって、いつかもう一度しっかりお参りしたいと思っていたところ、今年の4/26~6/2に東京調布の深大寺で、50年に一度しか開帳されない秘仏・元三大師像の大開帳があると知りました。
写真↑は「奈良国立博物館だより」より
ご命日が正月3日から「元三大師がんざんだいし」とも呼ばれ、延暦寺中興の祖としても知られる第18代天台座主・慈恵大師良源。
コロナ禍の大変な時期に延暦寺横川にお参りして、元三大師が自分のお姿を写し撮られたという疫病退散の護符「角大師」を求めました。
その時に、元三大師が鬼の姿になられた伝承を知ってびっくりしながらも、ものすごく有難い気持ちになって、いつかもう一度しっかりお参りしたいと思っていたところ、今年の4/26~6/2に東京調布の深大寺で、50年に一度しか開帳されない秘仏・元三大師像の大開帳があると知りました。
これは是非とも行かなければと思っていた矢先に、奈良博で3/16まで特別公開されるというニュースが入って、深大寺での公開期間が繁忙期と重なるために出かけられないかもしれないので、博物館でゆっくりと拝観させていただくことにしました。
前置きが長くなってしまいましたが、奈良博での公開は、文化財保存修理所で実施されていた本格修理が完成した記念に行われるもので、日本最大の肖像彫刻の迫力ある姿を間近で拝観できる機会となります。是非ご覧になってみてください。
元三大師が鬼の姿になられた伝承については、和楽の記事に詳しく書かれています→★
横川で護符をいただいた時にこの伝承を知って、もっとがりがりに痩せておられると想像していましたが、中々恰幅がよくて坐像で高さ2m、肖像彫刻としては日本最大の大きさということです。
横川で護符をいただいた時にこの伝承を知って、もっとがりがりに痩せておられると想像していましたが、中々恰幅がよくて坐像で高さ2m、肖像彫刻としては日本最大の大きさということです。
この後、東京へ出かけて帰りの日に深大寺に寄ろうと思っていたのですが、他用ができて叶わず、またの機会に訪れたいと思っています。
この写真↑の右下に見えるのが疫病退散の護符「角大師つのだいし」
今も奈良倶楽部の勝手口に貼って守っていただいています。
今も奈良倶楽部の勝手口に貼って守っていただいています。