2023年10月5日木曜日

転害会「御鳳輦」渡御と舞楽奉納

令和5年 手向山八幡宮例大祭「転害会」
曇り空の下、少々お天気が危ぶまれる中を、2019年の転害会で60数年ぶりの渡御のあと、長いコロナ禍を経て、4年ぶりに「御鳳輦ごほうれん」が転害門までお渡りされました。

奈良倶楽部を出るのが遅くなって、到着したのは大仏殿中門を出発されるところでした。

「御鳳輦」渡御については2019年のブログに詳しく書いています。
この後のルートでは、大仏池の畔で休憩されますので、その間に、一年に一度特別公開される勧進所の中の八幡殿「僧形八幡神坐像」 阿弥陀堂「五劫思惟阿弥陀如来坐像」 公慶堂「公慶上人坐像」をお参りに寄りました。


そして大仏池畔で休憩されているところへ追いつき
ここから転害門へ向かわれるのをまた追っかけていきます。


来年創立150周年を迎える鼓阪小学校の前を通って転害門へ。
神事の後は、舞楽奉納。
昨晩の宵宮での相撲の勝敗で、右舞の納曽利なそりが先に舞われます。

そして左舞の蘭陵王らんりょうおうの奉納。


2019年のブログを見ると、その年の舞楽奉納は子どもさんによる「抜頭」だったようで、その年によって奉納の演目が違うようですね。
渡御の間は雨も降らずによかったのですが、神事中は雨降り。でも舞楽奉納が始まるとお天気になって、良き転害会となりました。
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Instagramに「御鳳輦」渡御と舞楽奉納の様子を動画で上げています→