法然上人二十五霊場第十一番「東大寺指図堂」
昨年1月より修理工事が行われていましたが、昨日落慶を迎え、本日よりお披露目となりました。
(撮影は許可を得ています)
以前は週末のみ開けておられましたが、今はいつでも拝観可能(季節によって変わるかもしれませんが拝観時間は8:30~16:00、拝観無料)で、お堂の横の写経場では予約なしにお写経もできます。
写経場やお茶室も見学させていただきました。
茶室「遣迎庵けんごうあん」
かつてここに「遣迎庵」とよばれる茶室があったそうで、その古材を使って新たな茶室がつくられました。
上の写真↑の奥に見える赤色の腰張には修二会の造花に用いる紅花染の和紙が利用されています。そして畳の下には保管されていた大仏殿の屋根下地材が再利用されているということです。
かつてここに「遣迎庵」とよばれる茶室があったそうで、その古材を使って新たな茶室がつくられました。
上の写真↑の奥に見える赤色の腰張には修二会の造花に用いる紅花染の和紙が利用されています。そして畳の下には保管されていた大仏殿の屋根下地材が再利用されているということです。
驚いたのは、点在する庭石のほどんどが礎石のようで、たくさんの伽藍石を見るとつい東大寺の長い歴史に想いを馳せてしまいます。
お庭には東大寺ゆかりの草木たちが植えられていて、上の写真の手前の大きな礎石の横には糊こぼし。知足院のナラノヤエザクラも植えられているそうで来年の春が楽しみです。
中田文花さん制作の指図堂修理落慶法要の記念散華。
特別御朱印もいただきました。
::
帰り道に戒壇院の方へ回って栴檀の花
戒壇院の修理も少しずつ進んでいるようです。(工事の覆いが少し取れてきているような気がしますが・・・)
三面僧坊北側の資材置き場でも栴檀の花が芳香を放っていました。