2025年11月20日木曜日

「里中満智子展」と「かがみ展」

奈良県図書情報館』へ、11/30まで会期延長の「里中満智子展」を観に行く途中に 『奈良市埋蔵文化財調査センター』があることを初めて知り、そういえば先日お泊まりの方がここで開催中の「かがみー含水居蔵鏡と銅鏡史ー」展を観てきてよかったとおっしゃってたのを思い出して立ち寄りました。 


「かがみ展」の副題にある「含水居蔵鏡がんすいきょぞうきょう」とは?
元帝塚山大学短期大学部名誉教授の大伴公馬氏が蒐集された中国鏡コレクションで、氏の雅号にちなみ「含水居蔵鏡」と呼ばれています。

奈良市内の古墳は陵墓や平城京造営で破壊されたものが多くあり、副葬品の明らかな古墳はわずかで、奈良市教育委員会が保管する古墳時代の銅鏡は、弥勒寺より寄託を受けた三角縁神獣鏡1面があるのみでした。
しかし、富雄丸山古墳から鼉龍文盾形銅鏡および三角縁神獣鏡・虺龍文鏡・画像鏡の合計5面が出土したこと、時を同じくして「含水居蔵鏡」が寄託されたことなどから、奈良市と銅鏡の結びつきが強まり、今回の展示が企画されたということです。

私自身は、実家のある木津川市山城町にある椿井大塚山古墳のことから、小学生のころから鏡のことは授業で習っていたのに、あまり興味が持てずにいました。(多分地味だから?)

つい最近、京都の泉屋博古館で青銅器コレクションを見て、そこから少しだけ銅鏡に興味が湧いてきたところに、今回まとまったたくさんの銅鏡コレクションを拝見して、鏡の模様を丁寧に見てみると何と素晴らしいデザインだ!と、遅まきながら気がついた次第で、銅鏡初心者には大変わかりやすい展示内容でした。
※富雄丸山古墳から出土の銅鏡は、クリーニングや保存処置中であるためパネル展示になっています。

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勿論、図書情報館の「里中満智子展」も見応えあって、飛鳥藤原時代の古代史をもう一度学びたいと思うのでした。

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◆図書情報館の「里中満智子展」は11/30まで開催。
 開館時間:9:00~20:00
 本日以降の閉館日は11/25(火)と 11/28(金)

◆奈良市埋蔵文化財調査センターの「かがみ展」は12/26まで。
 開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
 休館日:土曜・祝日 / 日曜日は開館