2025年11月1日土曜日

「正倉院正倉特別公開」行ってきました*

11/1から11/3まで特別公開の「正倉院正倉」
校倉造りの「正倉」の間近にまで近寄ることができるのです。

朝いちは行列ができていたようですが、お昼の12時半頃に行くと数分程で入場できました。
中に入る前に簡単な荷物検査があって少々時間がかかりましたが、入場すると中は広いし、「正倉」の周りを時計回りの一方通行に自由に見学でき、見学の人は多くても混みあうことはなかったです。

写真撮影もOKで、この位置に撮影スポットが設けられ、随分と近寄ることができました。
「正倉」の南側に小さな校倉造りの建物があります。
こちらは13世紀に建てられた「聖語蔵しょうごぞう」で古写経など5000巻を伝えてきました。そしてその東側に建つのが鉄骨鉄筋コンクリート造り「東宝庫」。
写真を撮り忘れましたが、「正倉」の西側に建つ「西宝庫」が整理済みの宝物を収蔵している勅封倉で、毎年秋季に開封され、宝物の点検、調査などが行われます。
「東宝庫」には現在、染織品を中心とした整理中の宝物と聖語蔵経巻が収納されているということです。
「聖語蔵」の前から北を向いて「正倉」を撮影↑
創建当時の奈良時代から、この前修理された平成までの各時代の瓦も展示されていました。
「正倉」の西南角↑、西側↓
床下も覗き見ることができる近さです。
「正倉」北側より↓

床下の柱(束柱)の整然と並んだ様子が美しい!
「正倉」の北東、鬼門の位置に建てられた鎮守社「杉本神社」
「正倉」北東角↑と、東側正面↓北倉
扉の真ん中に箱のようなものが見えますが、その箱の中に海老錠が入っているのだそうです。

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道中、正倉院北側のナンキンハゼが紅葉していました。
正倉院と大仏殿の間の銀杏も少し黄色くなっています。

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11/1(土)~11/3(月祝)10:00~15:30(最終退場 16:00)
入場無料

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「正倉院正倉整備工事現場見学会」に行ったブログ過去記事です。
第1回 2012年 /   第4回 2013年
海老錠を間近に見たり、北倉の内部も拝見でき、貴重な写真をたくさん載せています。