東大寺友の会講座『法華堂「観音講式」②〜命の糸の結び目〜』
橋村公英管長のお話、前回★に続いて「観音講式」についてですが
今回は第一段の「観音様に帰依の道理を述べる」
ことについて詳しく教えていただきました。
講座の始めに、東大寺の法要の最初に唱えられる「開経偈」を皆で唱えます。
これは、般若心経では長いので開経偈でということでしたが、一緒に声を出すことが新鮮な体験でした。
今回も最初の惣禮の部分の「伽陀」を唱えて下さいました。
その他にも、お経の一節をたくさん唱えて下さったのですが、その殆どが修二会でお馴染みの一節だったりで
その他にも、お経の一節をたくさん唱えて下さったのですが、その殆どが修二会でお馴染みの一節だったりで
修二会では中灯以上の平衆が唱える法華懺法を拝聴することができ、とんでもない贅沢を味わうことができました。この写真の「法華懺法の始めの部分」は、橋村管長が新中灯になった時に書写されたものだそうです。
レジュメの解説もわかりやすく丁寧で、(かといって、普段に慣れていないことなので、しっかり何度も読み込まないと理解が覚束ないのですが)知らない世界を勉強できることの有難さに浸っております。
ところで、ふと気が付いたのですが・・・
今回の副題に〜命の糸の結び目〜とありますが、レジュメにも、上のトップの画像にある会場のスクリーンにもその言葉がないのです。
講義を拝聴中に出てきたのは、『この世に生まれてきた時に糸が結ばれ結び目ができ、この世から亡くなる時にも糸が結ばれる。その結び目と結び目の間、つまり生まれてから死ぬまでの期間を現世こんせいと言う』というようなことをお話されました。
また、惣禮の伽陀の解説で「諦珠」=「帝釈天の宮殿を覆っている網目に結ばれた無数の宝珠」とお話されていました。
「命の糸の結び目」については、よく理解できないでいます。もう少し理解が深まればいいのですが・・・。
講義を拝聴中に出てきたのは、『この世に生まれてきた時に糸が結ばれ結び目ができ、この世から亡くなる時にも糸が結ばれる。その結び目と結び目の間、つまり生まれてから死ぬまでの期間を現世こんせいと言う』というようなことをお話されました。
また、惣禮の伽陀の解説で「諦珠」=「帝釈天の宮殿を覆っている網目に結ばれた無数の宝珠」とお話されていました。
「命の糸の結び目」については、よく理解できないでいます。もう少し理解が深まればいいのですが・・・。