2024年8月7日水曜日

大仏様お身拭い

8/7は朝早くから大仏様のお身拭いの日。

仕事をしているといつものことですが、朝イチ7:30に大仏殿に入堂することができず、どんなに急いでも途中の8時20分頃に到着で、ゴンドラ風景は見逃してしまうことになります。

そんな私の状況を、大仏殿でお目にかかった旧知のM永さんに話していたら、ゴンドラに乗っている動画とトップの写真↑を送って下さったのです。どうもありがとうございます。 

ゴンドラの動画を見てみると、ゴンドラは3つ。
東、中、西とあり人力手動で上にあげていくことがわかりました。
ゴンドラの人の持ち場の大仏様のお顔を間近に、目と目が合うとドキドキでしょうか?そっとお肌を撫でてみたくなるのでしょうか? ・・・など妄想してしまいます。

また、大仏様の頭頂部の螺髪の上の人たちは光背から出入りされているようです。 この方達は命綱をつけているようには見えませんが、高所恐怖症の私だったらクラクラして螺髪に抱きついて動けなくなってるかもしれません。

また、トップの画像を見てみると、頭頂部でご奉仕されている方々が退出されているところ、光背のところに出入口があるようですね。

Mさんから聞いた話では、7:30に入堂した時には(今年は随分行列に並んだそうです)まだゴンドラは動いてなかったそうです。

私が入堂できた8:20頃にはゴンドラは下に降りていて、ご奉仕の皆様も休憩タイムに入ろうとされているところでした。 

しばらく休憩の後、9:00頃からはもう一度、拭き清める方に重点を置いたお身拭いの仕上げがおこなわれました。
見えずらいですが、カラフルなハタキに注目↑
これは諸堂の鰐口吊り紐が使われているのですね。
真っ白なお布巾は奈良特産の蚊帳布巾でしょうか。 
この1年間に納められたお写経も、お身拭いの時に大仏様の背中から胎内に納められます。
奈良時代の大仏殿の模型↑も、鎌倉時代と江戸時代に再建された大仏殿模型↓もきれいにお掃除。 
そして、今頃 気が付いたのですが、奈良時代の模型の南大門には立派な築地塀がありました!↓

大仏殿内の売店の屋根も綺麗にされていました。
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お身拭いご奉仕のため、昨晩ご宿泊のお客様をお見かけしたので記念撮影! 
中門に積もった埃もきれいになりました。 

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この後、仕事に戻るために最後まで見学できませんでしたが、大仏様がとてもきれいにさっぱりされたように感じました。 
早朝からお身拭いにご奉仕の皆さま、お疲れ様でした。そしてどうもありがとうございました。