2024年9月16日月曜日

県立図書情報館企画展示から源氏物語へ

「東大寺境内早朝散歩」の資料として借りていた東大寺関係の本を返しに県立図書情報館へ行った折に見たのは、県美で開催される「エドワード・ゴーリーを巡る旅」関連図書展示でした。 
ゴーリーの著作や挿画を描いた本をはじめ、ゴーリーが愛したものや影響を与えたとされるものが紹介されているのですが、その中に「源氏物語」がありました。

関連書籍として、何冊か源氏物語が置いてあり、その中の一冊に、私が高校の時に初めて読んだ源氏物語の現代訳をされた円地文子さんの本が展示されていました。
展示本だけれど借りることができるらしく、早速借りてきました。


久しぶりに源氏物語を手に取って思い出したのです。
奈良倶楽部を始めて2〜3年後に橋本治さんの「窯変源氏物語」が発刊されて、夢中になって読んだこと。

実は今も奈良倶楽部の図書室の奥に眠っているのです。 
この本の奥に・・・
1991年から92年にかけてほぼ毎月、刊行されたらすぐに本屋に飛んでいって買って一気読み。
当時JR奈良駅近くにあったスーパーダイエーの本屋さんに買いに行っていたことなどなど懐かしく思い出して、でもなぜか途中で読むのを止めていて(なぜ?)
全巻揃えなければと、最後の12〜14巻を先程Amazonでポチ(笑) 
「光る君へ」に夢中の今だからこそ、また再びあの世界に沼ってみようと思います。
 
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話は飛びますが、この半年ほど、郡山の本屋「とほん」さんが選んだ本を毎月配本してもらうプランを利用して、恥ずかしながら全然知らない作家さんの書いたものを読んでいました。
20代30代40代50代と一世代〜三世代以上若い作家さんの書かれた本の内容が、時には頭に入ってこなかったりもしましたが、読み終えてこの人の他の作品も読んでみたいと思った作家さんもいて、図書館に行ったついでに借りてきました。 
写真の左側が借りた本、右側がとほんさんセレクトの本です。
今月に最後の一冊が届くのと、その後もまた半年かけて本のお届けをされるのでちょこっと楽しみにしているところです。
他人に選んでもらって本を読むというのも新鮮でした。