ブログではできるだけコロナ以外の話題をと、奈良の季節の風景や行事を中心に綴ってまいりましたが、一年の最後に、この話題は避けて通れないのではとも思い、記録も兼ねて振り返ってみます。
春先、修二会期間中にご予約のお客様方のキャンセル続出で始まった奈良倶楽部のコロナ禍。
やむを得ずキャンセルされた修二会リピーターさん達から、できるだけ様子を知らせてほしいという要望もあり、感染対策に気をつけて聴聞に伺ってはブログに綴る日々。
「翌朝にブログを見るのが楽しみでした」というメールや「時導師さんの声が浮かんできます」というお電話までいただいて、修二会に来たくても来れない方達に「奈良の旬をお届けする」というブログ開設当初の役割を、お客様たちとの間でやり取りできたのは大きな励みでした。
そして桜の季節に緊急事態宣言が出されて、すべての予約がキャンセルになり、こちらも腹を決めて自主的に自粛休館としました。やむを得ずキャンセルされた修二会リピーターさん達から、できるだけ様子を知らせてほしいという要望もあり、感染対策に気をつけて聴聞に伺ってはブログに綴る日々。
「翌朝にブログを見るのが楽しみでした」というメールや「時導師さんの声が浮かんできます」というお電話までいただいて、修二会に来たくても来れない方達に「奈良の旬をお届けする」というブログ開設当初の役割を、お客様たちとの間でやり取りできたのは大きな励みでした。
約一か月半にも及ぶ休館。今までにも改修工事で2~3週間の休館はありましたが、今回は営業再開後に果たして予約が入るのかという不安のある休館でした。
でも、仕事のない不安とは裏腹に、ちょうど桜や新緑の季節と重なって、その頃に飼い始めた犬との毎日の散歩や、母の見守りがてら実家の家庭菜園で土いじりや草むしりをする日々に、リタイアしたら時間の流れがこんなにゆっくりになるのだなと、いつか来るその日を想像しながら、これからの生き方や暮らし方を見直すこともできました。
自粛期間中には、たくさんのお便りやメールもいただきました。
ずっと昔に泊まって下さった方や、何度も来てくださる方も、奈良倶楽部をふっと思い出して心に留めて下さったという、そのことにすごく励まされて心が温かいもので満たされました。
実際にコンタクトを取るという形にならなくても、たくさんの方が想って下さっているというお気づかいを感じることができて嬉しかったです。どうもありがとうございました。
ずっと昔に泊まって下さった方や、何度も来てくださる方も、奈良倶楽部をふっと思い出して心に留めて下さったという、そのことにすごく励まされて心が温かいもので満たされました。
実際にコンタクトを取るという形にならなくても、たくさんの方が想って下さっているというお気づかいを感じることができて嬉しかったです。どうもありがとうございました。