7月24日
友人に誘ってもらって祇園祭後祭の山鉾巡行を見に行ってきました。
「南観音山」出発です。動画はこちらふと見ると、すぐそばでスケッチしている人、なんと!奈良倶楽部のご近所の「ぶらりあとりえスケッチ」の竹居さん!こんなところでお会いしてびっくりでした。
新町通りを出発した「南観音山」に続くのは「大船鉾」
この通りだけでも4基の山鉾があるので、御池通りに出るまでに随分と時間がかかります。その間に、同じご町内の「八竹庵」さんへ見学に上がらせていただけることになりました。
大正時代に当時の贅を尽くして建てられた旧川崎家住宅「八竹庵」
上の写真↑の2階の窓の外に見えるのは山鉾巡行を見学できるように作られたベランダ(鉾御台)で、外壁は旧帝国ホテルと同じタイルが使われているとか。
この鉾御台から粽を手渡しで受け取っていたこともあったそうです。
「八竹庵」についてはInstagramにたくさん写真を上げていますのでよかったらご覧ください→★
「八竹庵」をゆっくり見学させてもらって御池通りへ出ると、すでに烏丸御池を「南観音山」は出発していたようでしたが、大船鉾の巡行には間に合いました。
京都で過ごした学生時代は毎年祇園祭に行っていても宵山や宵々山ばかりで、お昼に山鉾巡行をしっかりと見学したのは実は初めてで、間近で見る山鉾のカッコよさに見惚れてばかりでした。
河原町通りから四条通りへは、人通りを避けて寺町通りを下ったので、四条河原町での辻回しは見ずに、四条寺町の御旅所前へ。
御旅所では巡行を停めてお祓いを受けておられます。
長刀鉾のところでお茶の接待を受けながら、しばし小休止。
そして出発!
「南観音山」間近に見るとすごい迫力でカッコいいです!
四条烏丸を越えた辺りで、町内に戻るための順番調整でしょうか?随分長い間待機しているような状態でした。(11:00から13:00頃まで)
四条通りから新町通りへの「辻回し」も見たかったのですが、あまりの暑さに熱中症対策もあって、路上で待つのでなく一旦友人宅へ戻ります。
山鉾町の旧家でもある友人宅。
祇園祭の間、屏風や調度品などを飾って鑑賞してもらえるようにされていて、待機の長い時間を目の保養で楽しませていただきました。
さて、そろそろ戻ってくると連絡が入り、表で待つことに。
巡行を終えて戻ってくる南観音山が近づいてくると、町内総出で拍手でお迎えして最後は三本締めにて終了となりました。動画はこちら
厄除け粽と柳の枝。
南観音山は楊柳観音様をお祀りしているので、山の後ろの右側に柳を飾りつけてあり、巡行が終わったらそれぞれ由縁の方々に授与されるようで、そのお福わけをいただきました。
真夏の京都で久しぶりに祇園祭を楽しむことができ、ありがとうございました。